JPH0719866Y2 - エアアウトレットガーニッシュのダクト取付構造 - Google Patents

エアアウトレットガーニッシュのダクト取付構造

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JPH0719866Y2
JPH0719866Y2 JP7516988U JP7516988U JPH0719866Y2 JP H0719866 Y2 JPH0719866 Y2 JP H0719866Y2 JP 7516988 U JP7516988 U JP 7516988U JP 7516988 U JP7516988 U JP 7516988U JP H0719866 Y2 JPH0719866 Y2 JP H0719866Y2
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JP
Japan
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air outlet
garnish
duct
mounting structure
frame
Prior art date
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JP7516988U
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栄一 小澤
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両のエアアウトレットガーニッシュのダクト
取付構造に関する。
〔従来の技術〕
車両のデフロスターのエア吹き出し口に配設されるエア
アウトレットガーニッシュの一種に、第5図に示すよう
に、エアアウトレットガーニッシュ1のエア吹き出し口
Aを形成する枠体1aが、エア吹き出し方向aに沿って傾
斜して形成されたものがある。
この種のエアアウトレットガーニッシュ1は、主に、車
両のドアトリム4の上面などに配設されている。
このエアアウトレットガーニッシュ1に対するデフロス
タのエア給送用のダクト2のダクト取付構造は、従来、
ダクト2のガーニッシュ取付部が傾斜形成されたエアア
ウトレットガーニッシュ1の枠体1aに沿うように傾斜形
成されており、この傾斜形成されたダクト2のガーニッ
シュ取付部をエアアウトレットガーニッシュ1の枠体1a
の傾斜に合わせて嵌合させる構造となっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来のダクト取付構では、エアアウトレ
ットガーニッシュ1の枠体1aに対して、ダクト2のガー
ニッシュ取付部2aが傾斜されて嵌合していたため、その
組付時の嵌合のずれなどによって枠体1aとガーニッシュ
取付部2aとの間に隙間が生じ易く、エア漏れを起こす不
具合があった。この不具合を解消するために、従来のダ
クト取付構造では、枠体1aとガーニッシュ取付部2aとの
隙間にパッキン3を配設するようにしていたが、これに
より、組立て工数や部品点数が増加し、コストアップと
なるなどの新たな課題を生じている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上述の課題を解決するために、上記エア吹き出
し面に対して略垂直に延出させたリブで上記エアアウト
レットガーニッシュのダクト取付部を形成するととも
に、上記ダクトのガーニッシュ取付部に上記リブの延出
方向に沿って嵌合する枠部を形成した構造とする。
〔作用〕
本考案によるエアアウトレットガーニッシュのダクト取
付構造は、エアアウトレットガーニッシュの枠体に対す
るダクトの嵌合方向が、上記リブおよび枠部を形成する
ことにより、エア吹き出し面に対して略垂直となるの
で、ダクト取付時およびダクト取付後の枠体とガーニッ
シュ取付部との間の隙間の発生が防止される。
〔実施例〕
本考案によるエアアウトレットガーニッシュのダクト取
付構造は、第1図乃至第4図に示すようにエアアウトレ
ットガーニッシュ1の枠体1aにリブ1bを形成するととも
に、ダクト2のガーニッシュ取付部2aに枠部2bを形成し
て構成されている。
リブ1bは、エアアウトレットガーニッシュ1のエア吹き
出し口Aのエア吹き出し面Bに対して略垂直に延出する
ように形成されている。すなわち、このリブ1bは、エア
アウトレットガーニッシュ1のエア吹き出し方向aに沿
って傾斜して形成された枠体1aの傾斜に関係なく、この
枠体1aを囲むように形成されて、ダクト2の取付部を形
成している。
一方、ダクト2の枠部2bは、リブ1bの延出方向、すなわ
ち、エアアウトレットガーニッシュ1のエア吹き出し面
Bに対して略垂直となるように形成されている。
このダクト2は、第1図および第3図に示すように、ド
アトリム4の側面の開口4aに嵌合されたサイドデフロス
タジョイント5と、ドアインナパネル6とに挟持された
状態で、タッピング7が螺着されることにより固定され
る。このダクト2とサイドデフロスタジョイント5と
は、タッピング7による固定に先立って、サイドデフロ
スタジョイント5に形成されたピン5aを、ドアトリム4
の小孔4bおよびダクト2の小孔2cに挿通し、このピン5a
にプッシュオンスプリングナット8を挿着させることに
より反り止めされる。エアアウトレットガーニッシュ1
とダクト2とは、上述のようにダクト2を反り止めした
状態で、ドアトリム4の上面の開口4cを通して嵌合され
る。このエアアウトレットガーニッシュ1とダクト2と
は、エアアウトレットガーニッシュ1に形成されたピン
1cおよびクリック片1dを、ダクト2の小孔2dおよび係止
溝2eに係合させ、ピン1cにプッシュオンスプリングナッ
ト8を挿着することにより固定される。
上述のように構成されたダクト取付構造は、エアアウト
レットガーニッシュ1のエア吹き出し面Bに対して略垂
直な方向にダクト2の枠部2bが嵌合されるので、ダクト
2の嵌合位置に多少のずれが生じても、リブ1bと枠部2b
との間に隙間が生じることがなく、パッキン3などの充
填物を使用せずにダクト2の枠部2bの周囲からのエア漏
れを防止することができる。
〔考案の効果〕
本考案によるエアアウトレットガーニッシュのダクト取
付構造は、エア漏れに対する信頼性が高く、部品点数お
よび組立工数を減少させてコストダウンを図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2図は上記
実施例のエアアウトレットガーニッシュの斜視図、第3
図は上記実施例の縦断面図、第4図は上記実施例の要部
断面図、第5図は従来のエアアウトレットガーニッシュ
のダクト取付構造の要部断面図である。 1……エアアウトレットガーニッシュ、1a……枠体、1b
……リブ、2……ダクト、2a……ガーニッシュ取付部、
2b……枠部、A……エア吹き出し部、B……エア吹き出
し面、a……エア吹き出し方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のデフロスターのエア吹き出し口に配
    設されたエア吹き出し部の枠体がエア吹き出し方向に沿
    って傾斜して形成されているエアアウトレットガーニッ
    シュに、上記デフロスターのエア給送用のダクトを取り
    付ける構造であって、上記エア吹き出し口のエア吹き出
    し面に対して略垂直に延出させたリブで上記エアアウト
    レットガーニッシュのダクト取付部を形成するととも
    に、上記ダクトのガーニッシュ取付部に上記リブの延出
    方向に沿って嵌合する枠部を形成したことを特徴とする
    エアアウトレットガーニッシュのダクト取付構造。
JP7516988U 1988-06-06 1988-06-06 エアアウトレットガーニッシュのダクト取付構造 Expired - Lifetime JPH0719866Y2 (ja)

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JPH01178118U JPH01178118U (ja) 1989-12-20
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