JP3713109B2 - ドア錠装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はドア体の両側面部に取付けるハンドル軸の受座体を備えたドア錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のドア錠装置としては、たとえば、複数の取付孔を有するドア体の厚さ方向の一側面に当接する一方側の受座体と、前記ドア体の厚さ方向の他側面に当接する他方側の受座体とを具備し、前記一方側の受座体には前記ドア体の複数の取付孔に嵌合する複数の嵌合突体を突設し、この複数の嵌合突体に軸挿入孔をそれぞれ形成し、前記他方側の受座体には前記一方側の受座体の複数の嵌合突体の軸挿入孔内にそれぞれ嵌着する複数の嵌着軸を突設する構成が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のドア錠装置では、ドア体の複数の取付孔には一方側の受座体の複数の嵌合突体を嵌合するだけで他方側の受座体の複数の嵌着軸はドア体の複数の取付孔には嵌合されないため、他方側の受座体の保持力が弱くなる傾向があり、他方側の受座体の複数の嵌着軸は一方側の受座体の複数の嵌合突体の軸挿入孔内に嵌着する細い形状のため、他方側の受座体の複数の嵌着軸は一方側の受座体の複数の嵌合突体に比べて強度が弱くなり易い、という問題がある。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、ドア体の両側に当接する受座体を強い保持力で確実に保持することができ、強度的にもすぐれたドア錠装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のドア錠装置は、ドア体の厚さ方向の一側面に当接する一方側の受座体と、前記ドア体の厚さ方向の他側面に当接する他方側の受座体と、前記ドア体内に設けられこのドア体の戸当り端面に出没するラッチ及び取付部を有する錠本体とを具備し、前記一方側の受座体は、前記他方側の受座体に向かって突設され前記ドア体に形成されたハンドル軸挿通孔の前記ドア体の幅方向に沿った両側に貫通された挿通孔の一方側の開口端から前記錠本体の取付部に嵌合するとともに、基端部に位置し前記挿通孔に挿通されて圧着される大径基部を備えた嵌合突体を有し、前記他方側の受座体は、前記一方側の受座体に向かって突設され前記挿通孔の他方側の開口端から前記錠本体の取付部に嵌合するとともに、基端部に位置し前記挿通孔に挿通されて圧着される大径基部を備えた嵌合突体を有するものである。
【0006】
そして、一方側の受座体に突設された嵌合突体をドア体の挿通孔の一方側の開口端から錠本体の取付部に嵌合してこの一方側の受座体をドア体の厚さ方向の一側面に当接する。また、他方側の受座体に突設された嵌合突体をドア体の挿通孔の他方側の開口端から錠本体の取付部に嵌合してこの他方側の受座体をドア体の厚さ方向の他側面に当接する。したがって、ドア体を両側部から挟持する状態で錠本体の取付部に一方側の受座体及び他方側の受座体が簡単に取付けられる。
【0007】
請求項2記載のドア錠装置は、請求項1記載のドア錠装置において、一方側の受座体の嵌合突体及び他方側の受座体の嵌合突体は、互いに相手側に向かって突設された軸方向の筒状体と、この筒状体の外周面に間隔をおいて突設され錠本体の取付部に圧着する軸方向の複数条の係合突条とを有するものである。
【0008】
そして、一方側の受座体の嵌合突体及び他方側の受座体の嵌合突体は、それぞれの筒状体に突設された複数条の係合突条により錠本体の取付部に圧着され、この両側の受座体の嵌合突体にて両側の受座体がドア体を両側部に確実に取付けられる。
【0009】
請求項3記載のドア錠装置は、請求項1または2記載のドア錠装置において、大径基部は、外周面に間隔をおいて突設されドア体の挿通孔に圧着する軸方向の複数条の係合突条を有するものである。
【0010】
そして、一方側の受座体は複数条の係合突条を有する大径基部がドア体の挿通孔の一方側に圧着することによりドア体の厚さ方向の一側面に当接して確実に支持され、他方側の受座体は複数条の係合突条を有する大径基部がドア体の挿通孔の他方側に圧着することによりドア体の厚さ方向の他側面に当接して確実に支持される。すなわち、ドア体の厚さ方向の両側面に当接された一方側の受座体及び他方側の受座体は錠本体の取付部に圧着された嵌合突体及びドア体に圧着された大径基部にて確実に支持される。
【0011】
請求項4記載のドア錠装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載のドア錠装置において、一方側の受座体及び他方側の受座体は、互いに相手側に向かって突設されドア体の挿通孔に嵌合する係合突体をそれぞれ有するものである。
【0012】
そして、一方側の受座体及び他方側の受座体は、それぞれの係合突体がドア体の挿通孔に嵌合されることによりドア体の厚さ方向の両側面に当接された状態で更に確実に支持される。
【0013】
請求項5記載のドア錠装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載のドア錠装置において、一方側の受座体及び他方側の受座体は、複数の嵌合突体及び係合突体を有しドア体の厚さ方向の側面に当接する合成樹脂製の受座板と、この受座板に嵌合した化粧カバーとを有するものである。
【0014】
そして、一方側の受座板の複数の嵌合突体及び他方側の受座板の複数の嵌合突体が合成樹脂の変形を利用して錠本体の取付部に圧着されて確実に支持され、この両側部の受座板は化粧カバーにて被覆され外観性が高められる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0016】
1はドア体で、このドア体1にはこのドア体1の幅方向に戸当り端面2に開口した錠収容孔3が形成されている。また、前記戸当り端面2の近傍に位置して前記錠収容孔3を貫通した前記ドア体1の厚さ方向のハンドル軸挿通孔4が形成され、このハンドル軸挿通孔4の両側部すなわちハンドル軸挿通孔4を中心として前記ドア体1の幅方向の左右部には前記錠収容孔3を貫通したドア体1の厚さ方向の挿通孔5がそれぞれ形成されている。また、前記ハンドル軸挿通孔4の上方に位置して前記ドア体1にはこのドア体1の厚さ方向の挿通孔6が貫通して形成されている。
【0017】
また、前記錠収容孔3内にはラッチ出没機構(図示せず)を内蔵した錠本体7が嵌合されている。この錠本体7は、前記ドア体1の幅方向に沿って横長に形成され、その長さ方向の中間部より一方側に偏位して前記ドア体1のハンドル軸挿通孔4に連通する多角形孔8が貫通して形成され、この多角形孔8を中心としてこの多角形孔8の両側部には前記ドア体1の両側部の挿通孔5に連通して対向する取付部としての取付孔9がそれぞれ貫通して形成されている。
【0018】
また、前記錠本体7の一端部には前記錠収容孔3の戸当り端面2に開口した開口縁部の取付段部10に取付ける縦長矩形状の取付板11が一体に固着され、この取付板11の中間部には前記ラッチ出没機構にて戸当り端面2に出没されるラッチ12を設けたラッチ案内孔13が形成されている。そして、前記錠本体7は、前記錠収容孔3内に嵌合された状態で前記取付板11が前記取付段部10に固着されることにより、前記ドア体1に一体に固定されている。
【0019】
つぎに、14は前記ドア体1の厚さ方向の一側面に当接する一方側の受座体で、この一方側の受座体14は上下方向に長い略小判形状に形成されている。この一方側の受座体14は、内側下部に位置して前記錠本体7の多角形孔8に連通する円筒状の軸挿通孔15と、この軸挿通孔15の両側部に位置して前記ドア体1に当接する内側下部に突設され前記ドア体1の両側部の挿通孔5の一方側の開口端から前記錠本体7の両側部の取付孔9にそれぞれ嵌合する嵌合突体16と、この両側部の嵌合突体16間の上方に位置して前記ドア体1に当接する内側上部に突設され前記ドア体1の挿通孔6に一方側の開口端から嵌合する係合突体17とを有している。
【0020】
また、18は前記ドア体1の厚さ方向の他側面に当接する他方側の受座体で、この他方側の受座体18は前記一方側の受座体14と同形状で上下方向に長い略小判形状に形成されている。この他方側の受座体18は、内側下部に位置して前記錠本体7の多角形孔8に連通する円筒状の軸挿通孔19と、この軸挿通孔19の両側部に位置して前記ドア体1に当接する内側下部に突設され前記ドア体1の両側部の挿通孔5の他方側の開口端から前記錠本体7の両側部の取付孔9にそれぞれ嵌合する嵌合突体20と、この両側部の嵌合突体20間の上方に位置して前記ドア体1に当接する内側上部に突設され前記ドア体1の挿通孔6に他方側の開口端から嵌合する係合突体21とを有している。
【0021】
前記一方側の受座体14及び他方側の受座体18は、上下方向に長い略小判形状に形成された合成樹脂製の受座板14a ,18a と、この受座板14a ,18a に嵌合した金属製の化粧カバー14b ,18b とをそれぞれ有している。
【0022】
そして、前記受座板14a ,18a には前記錠本体7の多角形孔8に連通する前記円筒状の軸挿通孔15,19を構成する一方の軸孔15a ,19a がそれぞれ形成され、前記化粧カバー14b ,18b には前記円筒状の軸挿通孔15,19を構成する他方の軸孔15b ,19b がそれぞれ形成されている。また、前記受座板14a ,18a には前記複数の嵌合突体16,20及び係合突体17,21がそれぞれ互いに相手側に向かって軸方向に一体に突設されている。
【0023】
前記複数の嵌合突体16,20は、互いに相手側に向かって軸方向に一体に突設された中実または中空の筒状体16a ,20a と、この筒状体16a ,20a の外周面に間隔をおいて突設され前記錠本体7の両側部の取付孔9に圧着する軸方向の複数条の係合突条16b ,20b とを有している。
【0024】
また、前記筒状体16a ,20a は前記受座板14a ,18a 側の基端部に前記ドア体1の両側部の挿通孔5に挿通する大径基部16c ,20c と、この大径基部16b ,20b の外周面に間隔をおいて突設され前記ドア体1の各挿通孔5に圧着する軸方向の複数条の係合突条16d ,20d とを有している。
【0025】
さらに、前記各係合突体17,21は、互いに相手側に向かって軸方向に一体に突設された中実または中空の筒状体17a ,21a と、この筒状体17a ,21a の外周面に間隔をおいて突設され前記ドア体1の上部の挿通孔6に圧着する軸方向の複数条の係合突条17b ,21b とを有している。
【0026】
なお、22は前記化粧カバー14b ,18b 側に位置して前記受座板14a ,18a に一体に形成された補強リブであり、22a は受座板14a ,18a の両側に形成された嵌合凹部であり、22b は前記化粧カバー14b ,18b の両側に形成され前記嵌合凹部22a に嵌合する挟持突部である。
【0027】
つぎに、前記実施の形態の作用を説明する。
【0028】
一方側の受座体14に突設された両側の嵌合突体16をドア体1の両側の挿通孔5の一方側の開口端から錠本体7の両側の取付孔9にそれぞれ嵌合すると同時に、この一方側の受座体14に突設された上部の係合突体17をドア体1の上部の挿通孔6に嵌合することにより、この一方側の受座体14はドア体1の厚さ方向の一側面に当接した状態で錠本体7に固定される。
【0029】
また、他方側の受座体18に突設された両側の嵌合突体20をドア体1の両側の挿通孔5の他方側の開口端から錠本体7の両側の取付孔9にそれぞれ嵌合すると同時に、この他方側の受座体18に突設された上部の係合突体21をドア体1の上部の挿通孔6に嵌合することにより、この他方側の受座体18はドア体1の厚さ方向の他側面に当接した状態で錠本体7に固定される。
【0030】
この際、一方側の受座体14の各嵌合突体16及び他方側の受座体18の各嵌合突体20は、互いに相手側に向かって突設された軸方向の筒状体16a ,20a と、この筒状体16a ,20a の外周面に間隔をおいて突設され錠本体7の両側の取付孔9に圧着する軸方向の複数条の係合突条16b ,20b とを有するので、一方側の受座体14の各嵌合突体16及び他方側の受座体18の各嵌合突体20は、それぞれの筒状体16a ,20a の複数条の係合突条16b ,20b により錠本体7の両側の取付孔9に圧着され、この各嵌合突体16,20にて両側の受座体14,18はドア体1を介して錠本体7に確実に固定される。
【0031】
また、各嵌合突体16,20の筒状体16a ,20a は、それぞれの受座体14,18側の基端部にドア体1の両側部の挿通孔5に挿通する大径基部16c ,20c と、この大径基部16c ,20c の外周面に間隔をおいて突設されドア体1の挿通孔5に圧着する軸方向の複数条の係合突条16d ,20d とを有するので、一方側の受座体14は複数条の係合突条16d を有する大径基部16c がドア体1の挿通孔5の一方側に圧着することにより、一方側の受座体14はドア体1の厚さ方向の一側面に当接した状態で更に確実に固定される。
【0032】
また、他方側の受座体18は複数条の係合突条20d を有する大径基部20c がドア体1の挿通孔5の他方側に圧着することにより、他方側の受座体18はドア体1の厚さ方向の他側面に当接した状態で更に確実に固定される。すなわち、ドア体1の厚さ方向の両側面に当接された一方側の受座体14及び他方側の受座体18は、錠本体7の取付孔9に圧着された各嵌合突体16,20及びドア体1に圧着された大径基部16c ,20c にて確実に固定される。
【0033】
さらに、一方側の受座体14及び他方側の受座体18は、互いに相手側に向かって突設されドア体1の挿通孔6に嵌合する係合突体17,21をそれぞれ有し、この係合突体17,21は筒状体17a ,21a の外周面に複数条の係合突条17b ,21b をそれぞれ有するので、一方側の受座体14及び他方側の受座体18は、それぞれの係合突体17,21の筒状体17a ,21a が複数条の係合突条17b ,21b にてドア体1の挿通孔6に嵌合して圧着されることにより、ドア体1の厚さ方向の両側面に当接された状態で更に確実に固定支持される。
【0034】
また、一方側の受座体14及び他方側の受座体18は、複数の嵌合突体16,20及び係合突体17,21を有しドア体1の厚さ方向の側面に当接する合成樹脂製の受座板14a ,18a と、この受座板14a ,18a に嵌合した化粧カバー14b ,18b とを有するので、一方側の受座板14a の複数の嵌合突体16及び他方側の受座板18a の複数の嵌合突体20がそれぞれ合成樹脂の変形を利用して錠本体7の各取付孔9に圧着されかつその復元力にて確実に固定支持される。また、一方側の受座板14a の係合突体17及び他方側の受座板18a の係合突体21がそれぞれ合成樹脂の変形を利用してドア体1の挿通孔6に圧着されかつその復元力にて確実に固定支持される。さらに、両側部の受座板14a ,18a は化粧カバー14b ,18b にて被覆され外観性が高められる。
【0035】
したがって、ドア体1を両側部から挟持する状態で錠本体7の両側の取付孔9に一方側の受座体14及び他方側の受座体18が簡単にかつ確実に取付けられる。
【0036】
また、一方側の受座体14の軸挿通孔15、錠本体7の多角形孔8及び他方側の受座体18の軸挿通孔19にハンドルAを有するハンドル軸Bを嵌合する。そして、ハンドルAにてハンドル軸Bを回動することにより、このハンドル軸Bにてラッチ出没機構が作動され、このラッチ出没機構にてラッチ12が戸当り端面2に出没されるようになっている。
【0037】
つぎに、前記実施の形態では、一方側の受座体14の両側部の嵌合突体16及び他方側の受座体18の両側部の嵌合突体20は、錠本体7の両側部の取付孔9にそれぞれ嵌合して圧着する場合について説明したが、これに限らず、両受座体14,18の嵌合突体16,20は、たとえば、図5及び図6に示す嵌合手段にて錠本体7に嵌合して固定するようにしてもよい。
【0038】
この実施の形態では、錠本体7は両側部の取付孔9の略中間部に円盤状の軸支体23がそれぞれ一体に固定され、この両側部の軸支体23に前記錠本体7の幅方向の固定軸24がそれぞれ一体に固着され、この両側部の固定軸24の両端部を前記両側部の取付孔9内の両側(錠本体7の幅方向)にそれぞれ突出して取付部としての取付軸部25としたものである。
【0039】
また、一方側の受座体14の両側部の嵌合突体16及び他方側の受座体18の嵌合突体20には前記固定軸24の両端部の取付軸部25をそれぞれ嵌合して圧着する軸方向の嵌合孔26がそれぞれ形成されているものである。その他の構成は前記実施の形態の場合同様であるから説明を省略する。
【0040】
このように構成することにより、一方側の受座体14の各嵌合突体16及び他方側の受座体18の各嵌合突体20は、それぞれの嵌合孔26内に錠本体7の固定軸24の両端部の取付軸部25が嵌合して圧着されることにより、この各嵌合突体16,20及び取付軸部25にて両側の受座体14,18はドア体1を介して錠本体7に確実に固定される。
【0041】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、一方側の受座体は、他方側の受座体に向かって突設されドア体に貫通された挿通孔の一方側の開口端から錠本体の取付部に嵌合する嵌合突体を有し、前記他方側の受座体は、前記一方側の受座体に向かって突設され前記ドア体の挿通孔の他方側の開口端から前記錠本体の取付部に嵌合する嵌合突体を有するので、一方側の受座体の嵌合突体及び他方側の受座体の嵌合突体を錠本体の取付部にそれぞれ嵌合することにより、ドア体の両側面に当接する両受座体を錠本体に強い保持力で確実に保持させることができる。
【0042】
また、両受座体の複数の嵌合突体は同形状に形成することができるので、一方側の嵌合突体と他方側の嵌合突体とは一方に対して他方が強度的に弱くなるようなことがなく、両受座体を同じ形態に形成することができるので取扱い上及び部品管理上等において極めて好ましいものである。
【0043】
また、両受座体は錠本体の取付部に嵌合する嵌合突体を有し、この嵌合突体を取付部に嵌合するだけでドア体の両側に両受座体を簡単に取付けることができ、現場作業が容易である。したがって、全体的に構成が簡単でローコストで強度的にもすぐれたドア錠装置を提供することができる。
【0044】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、一方側の受座体の嵌合突体及び他方側の受座体の嵌合突体は、互いに相手側に向かって突設された軸方向の筒状体と、この筒状体の外周面に間隔をおいて突設され錠本体の取付部に圧着する軸方向の複数条の係合突条とを有するので、一方側の受座体及び他方側の受座体は錠本体の取付部に圧着する複数条の係合突条を有する筒状体にて錠本体に更に強い保持力で確実に保持させることができる。また、複数条の係合突条は筒状体の外周面にこの筒状体の嵌合方向の軸方向に形成されていることにより、筒状体の嵌合操作が容易である。
【0045】
請求項3の発明によれば、請求項1または2の発明の効果に加え、大径基部の外周面に間隔をおいて突設されドア体の挿通孔に圧着する軸方向の複数条の係合突条を有するので、この複数条の係合突条を有する大径基部をドア体の挿通孔にがたつくことなく確実に圧着保持させることができ、したがって、一方側の受座体及び他方側の受座体は錠本体のみならずドア体に対しても確実に保持させることができる。
【0046】
請求項4の発明によれば、請求項1乃至3のいずれかの発明の効果に加え、一方側の受座体及び他方側の受座体は、互いに相手側に向かって突設されドア体の挿通孔に嵌合する係合突体をそれぞれ有するので、この両係合突体にて両受座体を更に確実に保持させることができ、この係合突体及び嵌合突体にて両受座体を取付け位置に長期に亘って確実に保持させることができる。
【0047】
請求項5の発明によれば、請求項1乃至4のいずれかの発明の効果に加え、一方側の受座体及び他方側の受座体は、複数の嵌合突体及び係合突体を有しドア体の厚さ方向の側面に当接する合成樹脂製の受座板と、この受座板に嵌合した化粧カバーとを有するので、合成樹脂にて受座板に複数の嵌合突体及び係合突体を簡単に一体に形成することができ、この複数の嵌合突体及び係合突体を変形させながら複数の嵌合突体は錠本体の取付部に、係合突体はドア体の挿通孔にそれぞれ容易に嵌合することができるとともに確実に圧着させることができる。また、一方側の受座体及び他方側の受座体は化粧カバーにて被覆することにより、両受座体を保護することができるとともに両受座体の外観性を高めて商品価値を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すドア錠装置の分解斜視図である。
【図2】同上ドア体に対する取付け状態を示す斜視図である。
【図3】同上受座体の分解斜視図である。
【図4】同上ドア体に取付けた状態の一部の断面図である。
【図5】他の実施の形態の分解斜視図である。
【図6】同上ドア体に取付けた状態の一部の断面図である。
【符号の説明】
1 ドア体
2 戸当り端面
ハンドル軸挿通孔
5,6 挿通孔
7 錠本体
9,25 取付部
12 ラッチ
14 一方側の受座体
16,20 嵌合突体
17,21 係合突体
18 他方側の受座体
14a ,18a 受座板
14b ,18b 化粧カバー
16a ,20a 筒状体
16b ,20b 係合突条
16c ,20c 大径基部
16d ,20d 係合突条

Claims (5)

  1. ドア体の厚さ方向の一側面に当接する一方側の受座体と、前記ドア体の厚さ方向の他側面に当接する他方側の受座体と、前記ドア体内に設けられこのドア体の戸当り端面に出没するラッチ及び取付部を有する錠本体とを具備し、
    前記一方側の受座体は、前記他方側の受座体に向かって突設され前記ドア体に形成されたハンドル軸挿通孔の前記ドア体の幅方向に沿った両側に貫通された挿通孔の一方側の開口端から前記錠本体の取付部に嵌合するとともに、基端部に位置し前記挿通孔に挿通されて圧着される大径基部を備えた嵌合突体を有し、
    前記他方側の受座体は、前記一方側の受座体に向かって突設され前記挿通孔の他方側の開口端から前記錠本体の取付部に嵌合するとともに、基端部に位置し前記挿通孔に挿通されて圧着される大径基部を備えた嵌合突体を有する
    ことを特徴とするドア錠装置。
  2. 一方側の受座体の嵌合突体及び他方側の受座体の嵌合突体は、互いに相手側に向かって突設された軸方向の筒状体と、この筒状体の外周面に間隔をおいて突設され錠本体の取付部に圧着する軸方向の複数条の係合突条とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のドア錠装置。
  3. 大径基部は、外周面に間隔をおいて突設されドア体の挿通孔に圧着する軸方向の複数条の係合突条を有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のドア錠装置。
  4. 一方側の受座体及び他方側の受座体は、互いに相手側に向かって突設されドア体の挿通孔に嵌合する係合突体をそれぞれ有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のドア錠装置。
  5. 一方側の受座体及び他方側の受座体は、複数の嵌合突体及び係合突体を有しドア体の厚さ方向の側面に当接する合成樹脂製の受座板と、この受座板に嵌合した化粧カバーとを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のドア錠装置。
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