JPH11354204A - カバー付きコネクタ - Google Patents

カバー付きコネクタ

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Publication number
JPH11354204A
JPH11354204A JP15928798A JP15928798A JPH11354204A JP H11354204 A JPH11354204 A JP H11354204A JP 15928798 A JP15928798 A JP 15928798A JP 15928798 A JP15928798 A JP 15928798A JP H11354204 A JPH11354204 A JP H11354204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
connector housing
connector
terminal
cavities
Prior art date
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Pending
Application number
JP15928798A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Nanko
勇一 南光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP15928798A priority Critical patent/JPH11354204A/ja
Publication of JPH11354204A publication Critical patent/JPH11354204A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバー付きコネクタの小型化を図る。 【解決手段】 コネクタハウジング5に、端子金具8を
収容するための複数のキャビティ7が設けられ、各キャ
ビティ7に、前記端子金具8を抜け止めするための端子
係止部10を備えたものにおいて、前記コネクタハウジ
ング5のうち前記端子金具8に固着された電線12の導
出部分を覆うカバー6が設けられ、そのカバー6には、
前記コネクタハウジング5の空きキャビティ7に挿入さ
れて、前記端子係止部10に係合する係止アーム16が
設けられている構成とした。カバー6は、その係止アー
ム16をキャビティ7内の端子係止部10に係合するこ
とで取付け状態に保持される。カバー6とコネクタハウ
ジング5の係合手段をコネクタハウジング5の内部に設
けたので、小型化することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カバー付きコネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のカバー付きコネクタを示
す。これは、図示しない機器に直結されるコネクタハウ
ジングaにその後面に開口する複数のキャビティbを形
成し、各キャビティbに図示しない端子金具を挿入して
その端子金具に固着した電線cを後面の開口から外部へ
導出させ、さらに、この電線の導出面を覆うようにカバ
ーdをコネクタハウジングaに取り付けた構造になる。
カバーdはコネクタハウジングaの上面及び側面を囲む
ように嵌合され、カバーdの側面のロック孔eをコネク
タハウジングaの外側面のロック突起fに係合させるこ
とで、カバーdがコネクタハウジングaに固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のカバー付
きコネクタは、カバーdをコネクタハウジングaの外面
を覆うように取り付けられるため、そのカバーdの板厚
分だけコネクタが大型になるという問題があった。本願
発明は上記事情に鑑みて創案され、小型化を図ることを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングに、端子金具を収容するための複数のキ
ャビティが設けられ、各キャビティに、前記端子金具を
抜け止めするための端子係止部を備えたものにおいて、
前記コネクタハウジングのうち前記端子金具に固着され
た電線の導出部分を覆うカバーが設けられ、そのカバー
には、前記コネクタハウジングの空きキャビティに挿入
されて、前記端子係止部に係合する係止アームが設けら
れている構成とした。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記係止アームの長さが、その係止アームが前記端
子係止部に係合した状態で、前記カバーの前端面が前記
コネクタハウジングの後端面に突き当てられるように設
定されている構成とした。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>コネクタハ
ウジングに取り付けたカバーは、その係止アームをキャ
ビティ内の端子係止部に係合することで取付け状態に保
持される。カバーとコネクタハウジングの係合手段をコ
ネクタハウジングの内部に設けたので、コネクタハウジ
ングの外面にカバーを被せることで係合手段を構成する
ものに比べて、小型化することが可能である。
【0007】<請求項2の発明>コネクタハウジングに
対するカバーの前止まりは、コネクタハウジングとカバ
ーの端面同士の当接によって行われるので、コネクタハ
ウジングの外側面に前止まり部を突成してここにカバー
を当接させるものに比べて、小型化を図ることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】<実施形態1>以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図3を参照して説明す
る。図1において、1は機器直結コネクタであり、前面
に嵌合孔2が3つ設けられている。各嵌合孔2にはそれ
ぞれカバー付きコネクタ3が嵌合されるようになってい
る。各カバー付きコネクタ3は、嵌合孔2に略緊密に嵌
合されるコネクタハウジング5とその後端に取付けられ
るカバー6とで構成されている。
【0009】コネクタハウジング5には、端子金具8を
収容するための複数のキャビティ7が形成されている。
各キャビティ7はコネクタハウジング5の後端面5aに
開口しており、この開口から端子金具8を挿入するよう
になっている。各キャビティ7には、端子金具8を抜け
止めするための端子係止部10が形成されている。端子
係止部10は図3に示すように、弾性撓み片11の自由
端部に形成されており、端子金具8の挿入時にその先端
下部と係合するテーパ面10aを有している。そして、
端子金具8を挿入すると、その先端下部とテーパ面10
aとの係合によって弾性撓み片11が弾性変形し、端子
金具8が奥端部まで挿入されると弾性撓み片11の弾性
復元により端子係止部10が端子金具8の係止部(図示
せず)に係合することで、端子金具8が抜け止めされた
状態で保持される。端子金具8の後端部には電線12が
圧着されており、電線12はコネクタハウジング5の後
面の開口から外部へ導出されている。
【0010】なお、コネクタハウジング5の上面には係
合突起14aを有するロック片14が設けられており、
コネクタハウジング5を機器直結コネクタ1の嵌合孔2
に嵌合させたとき、嵌合孔2の上内面に形成されたロッ
ク孔(図示せず)にロック片14の係合突起14aが係合
することで、コネクタハウジング5の抜け止めがなされ
るようになっている。コネクタハウジング5に取付けら
れる上記カバー6は、コネクタハウジング5と同一幅を
有するとともに、前端面6aの外縁がコネクタハウジン
グ5の後端面5aの外縁と整合し、コネクタハウジング
5から導出された電線12の下方部を除く周囲を覆う形
状をなしている。カバー6の後端カバー面6bの内側に
は、先端が前端面6aに達する2本の柱状突起15が突
成され、各柱状突起15の先端にはそれぞれ、コネクタ
ハウジング5の空きキャビティ7内に嵌入可能な係止ア
ーム16が突設されている。ここで、空きキャビティ7
とは、コネクタハウジング5のキャビティ7のうち、端
子金具8が嵌入されておらず空きの状態になっているキ
ャビティ7のことをいう。
【0011】係止アーム16の先端部には係合部17が
形成されており、係合部17には係止アーム16を空き
キャビティ7に挿入するときに端子係止部10のテーパ
面10aに係合するテーパ面17aが形成されている。
そして、カバー6をコネクタハウジング5に取付けるに
際し、両係止アーム16をそれぞれ空きキャビティ7に
嵌入すると、先端の係合部17のテーパ面17aと端子
係止部10のテーパ面10aとの係合によって端子係止
部10の弾性撓み片11が弾性変形する。これによって
係合部17が端子係止部10を乗り越え、係合部17が
端子係止部10に係止されて、カバー6は抜け止めされ
た状態でコネクタハウジング5に取り付けられることと
なる。この係合部17が端子係止部10に係止された状
態においては、図3に示すように、カバー6の前端面6
aがコネクタハウジング5の後端面5aに突き当たって
いる。このようにコネクタハウジング5にカバー6を取
り付けることで、コネクタハウジング5から導出されて
いる各電線12は、カバー6の後端カバー面6bの内面
によって下向きに偏向されることとなる。なお、本実施
形態においてはカバー6の後端カバー面6bの下端部が
両側面の下端部とともにコネクタハウジング5の下端面
よりも下方へ突出されているが、これは必須要件ではな
く、例えばカバー6の下端部をコネクタハウジング5の
下端面と面一状としてもよい。このようにすると、コネ
クタハウジング5とカバー6とが同じ高さ寸法となる。
【0012】本実施形態は上記構成になり、コネクタハ
ウジング5に取り付けたカバー6は、その係止アーム1
6を空きキャビティ7内の端子係止部10に係合するこ
とで取付け状態に保持されるのであって、カバー6とコ
ネクタハウジング5の係合手段をコネクタハウジング5
の内部に設けたので、コネクタハウジングの外面にカバ
ーを被せることで係合手段を構成する従来のものに比べ
て、小型化することが可能である。また、コネクタハウ
ジング5に対するカバー6の前止まりは、コネクタハウ
ジング5とカバー6の端面5a,6a同士の当接によっ
て行われるので、コネクタハウジングの外側面に前止ま
り部を突成してここにカバーを係合させる従来のものに
比べて、小型化を図ることができる。
【0013】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では機器直結コネクタに3個のコネ
クタハウジングが取り付けられる場合について説明した
が、本発明によれば、機器直結コネクタに取り付けられ
るコネクタハウジングの数は2個以下でも4個以上でよ
い。
【0014】(2)本発明は、コネクタハウジングが機
器に取り付けられるものでなく、いわゆるワイヤーハー
ネス同士を接続するワイヤ・ツー・ワイヤタイプのコネ
クタハウジングである場合にも適用することができる。 (3)上記実施形態では係止アームが2本である場合に
ついて説明したが、本発明によれば、係止アームは1本
でも、3本以上でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係るカバー付きコネクタの使用状
態を示す斜視図
【図2】実施形態1に係るカバー付きコネクタの分解斜
視図
【図3】実施形態1に係るカバー付きコネクタの縦断面
【図4】従来例の分解斜視図
【符号の説明】
3…カバー付きコネクタ 5…コネクタハウジング 5a…コネクタハウジングの後端面 6…カバー 6a…カバーの前端面 7…キャビティ 8…端子金具 10…端子係止部 12…電線 16…係止アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに、端子金具を収容
    するための複数のキャビティが設けられ、各キャビティ
    に、前記端子金具を抜け止めするための端子係止部を備
    えたものにおいて、 前記コネクタハウジングのうち前記端子金具に固着され
    た電線の導出部分を覆うカバーが設けられ、そのカバー
    には、前記コネクタハウジングの空きキャビティに挿入
    されて、前記端子係止部に係合する係止アームが設けら
    れていることを特徴とするカバー付きコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記係止アームの長さが、その係止アー
    ムが前記端子係止部に係合した状態で、前記カバーの前
    端面が前記コネクタハウジングの後端面に突き当てられ
    るように設定されていることを特徴とする請求項1記載
    のカバー付きコネクタ。
JP15928798A 1998-06-08 1998-06-08 カバー付きコネクタ Pending JPH11354204A (ja)

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JP15928798A JPH11354204A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 カバー付きコネクタ

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JP15928798A JPH11354204A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 カバー付きコネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH11354204A true JPH11354204A (ja) 1999-12-24

Family

ID=15690508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15928798A Pending JPH11354204A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 カバー付きコネクタ

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JP (1) JPH11354204A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010092687A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
JP2016066516A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ付電線
JP2018198192A (ja) * 2017-05-24 2018-12-13 矢崎総業株式会社 コネクタ用保護カバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010092687A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
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