JP2535519Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2535519Y2
JP2535519Y2 JP1992007672U JP767292U JP2535519Y2 JP 2535519 Y2 JP2535519 Y2 JP 2535519Y2 JP 1992007672 U JP1992007672 U JP 1992007672U JP 767292 U JP767292 U JP 767292U JP 2535519 Y2 JP2535519 Y2 JP 2535519Y2
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JP
Japan
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connector
locking
terminal
rear holder
connector housing
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JP1992007672U
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JPH0568080U (ja
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重三 稲葉
智 山田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コネクタハウジングの
後部側開口にホルダーを係止して、端子収容室内からの
端子金具の抜けを二重に阻止するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は、実開平1−13436
9号公報に記載された雄型コネクタコネクタ1を示す。
これらの図において、雄型コネクタ1は、コネクタハウ
ジング3に図示しない複数個の端子収容室が形成され、
これらの端子収容室内には、電線5の端部に加締め接続
された図示しない端子金具が収容されている。なお、こ
れらの端子金具は、端子収容室に形成された可撓性係止
腕の係止段部が端子金具の係止孔に係止されることによ
り、端子収容室内に保持されている。
【0003】また、電線5の引き出し側の開口部7の両
端部には、係止孔9を構成する係止枠11がそれぞれ形
成されている。リヤーホルダー13は、略コ字型で、一
端に係止切欠部15が形成され、他端に係止突起17を
有する可撓性の係止板19が一対のスリット16を介し
て形成されている。さらに可撓性の係止板19の上部に
は、リヤーホルダー13の長手方向に伸びる押圧部21
が形成されている。
【0004】上記した雄型コネクタ1にリヤーホルダー
13を装着する場合には、図5(a)に示すように、電
線引出し開口部7の一方の係止孔9に複数の電線5をリ
ヤホルダー9の対向辺部9a、9a間に挿入しながら一
端部(係止切欠部15)を係止させ、かつ図5(b)に
示すように、この一端部(係止切欠部15)を支点とし
て回動させて、押圧部21を押圧することにより、他端
部(係止突起17)を開口部7の他方の係止孔9に嵌め
込んで係止する。この状態では、端子金具は、不図示の
可撓性係止腕とリヤーホルダー13とにより、端子収容
室内からの抜けが二重に防止されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述したリ
ヤーホルダー13が装着される雄型コネクタ1は、係止
孔9を形成する係止枠11やリヤーホルダー13の押圧
部21が、コネクタハウジング3の側面3aから突出し
ている。このため、雄型コネクタ1が大型化するという
問題がある。さらに、複数個の雄型コネクタ1を並列に
配置する場合、側面3aからの係止枠11やリヤーホル
ダー13の押圧部21の突出量によって、その間隔が制
限を受ける。このため、相手方コネクタ(雌型コネク
タ)も大型化するという問題がある。
【0006】本考案は、上記事情を考慮し、コネクタハ
ウジングの側面から、リヤーホルダー係止用の係止部及
びリヤーホルダーの端部が突出することがないコネクタ
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案では、コネクタハウジングの前記端子収容室の配
列方向の一方の側壁にこの側壁と面一あるいは内部に位
置する可撓性を有する可撓性係止片部を形成し、前記可
撓性係止片部に貫通孔を設け、前記貫通孔に挿入・係止
された状態で前記コネクタハウジングの一方の側壁より
内部に位置する係止枠部を前記リヤーホルダーの前記他
端部に設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本考案によれば、リヤーホルダーの一端部を端
子収容室の開口部に係止させた後に、この一端部を支点
として回動させ、リヤーホルダーの他端に形成した係止
枠部を、コネクタハウジングの可撓性係止片部に係止す
る。こにより、リヤーホルダーをコネクタハウジングに
装着することができる。
【0009】またリヤーホルダーはコネクタハウジング
に装着した状態では、リヤーホルダーの係止枠部は、コ
ネクタハウジングの側壁より内側に位置している。さら
に、コネクタハウジングの側壁に形成された可撓性係止
片部は、コネクタハウジングの側壁と面一あるいは内側
に形成されている。これにより、コネクタの小型化が可
能となる。また、端子収容室の配列方向に隣接するコネ
クタ間を最小にすることができる。さらに、コネクタハ
ウジングの端子収容室の配列方向の側壁に可撓性係止片
部を設けたことで、所定数を一段として多段に端子収容
室を形成することができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案に係るコネクタの実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0011】図1及び図3は、本考案が適用されたコネ
クタ23を示す。このコネクタ23は、いわゆる雄型コ
ネクタで、図示しない雌型コネクタの嵌合フード部内に
嵌合される。コネクタ23は、複数の端子収容室33が
形成されたコネクタハウジング25と、これらの端子収
容室33内にそれぞれ収容される端子金具29とからな
り、端子金具29は、端子収容室33に突設された可撓
性係止腕35の係止段部37に端子金具29の係止孔が
係止されることにより端子収容室27内に保持される。
また、コネクタハウジング25の一方の側壁25aには
矩形の貫通孔45が形成され、他方の側壁25aには側
壁25aと面一あるいは内部に位置すると共に貫通孔4
1が形成された可撓性係止片部39が形成されている。
可撓性係止片部39は、側面25aに直交する両側面に
スリット41を形成することにより、側面25aの開口
部31側が可撓性を有している。
【0012】一方、コネクタハウジング25の後端部側
の開口部31に装着されるリヤーホルダー43は、一対
の端子金具押え部47、47と、これらの端子金具押え
部47、47の一端部同士を連結する係止部49とから
なり、端子金具押え部47、47には、端子収容室27
に対応した複数の凸部51がそれぞれ形成され、先端部
には、係止突起59がそれぞれ突設されている。さら
に、係止部49は、上下の係止枠部53、55で形成さ
れており、これらの係止枠部53、55間に係止孔部5
7が形成されている。これらの係止枠部53、55は、
コネクタハウジング25の係止片部39に係止された状
態、すなわち、係止枠部55が貫通孔41に嵌合され、
係止孔部57内に係止片部39の先端部39aが嵌合さ
れた状態では、コネクタハウジング25の側面25aと
面一あるいは若干内部に位置するようになっている。
【0013】次に、リヤーホルダー43をコネクタハウ
ジング25に装着する装着方法について説明する。図2
(a)に示すように、一対の端子金具押え部47、47
の係止突起59を貫通孔45内にそれぞれ挿入した後
に、この係止突起59を支点としてリヤーホルダー43
を回動させて、係止枠部55をコネクタハウジング25
の係止片部39に当接させる。そして、さらにリヤーホ
ルダー43を回動させると、係止片部39が外側に若干
撓み、係止枠部55が貫通孔41内に挿入される。この
状態では係止片部39の先端部39aが、係止枠部5
5、53間に嵌合されている。これにより、リヤーホル
ダー43を開口部31に装着することが出来る。この状
態では、図2(b)に示すように、凸部51がそれぞれ
端子収容室27に対応して、これらの端子収容室27内
に収容された端子金具29の後端部と当接して、端子収
容室27内からの端子金具29の抜けを、可撓性係止腕
35の係止段部37と共に二重に防止している。
【0014】また、リヤーホルダー43がコネクタハウ
ジング25の開口部31に装着された状態では、コネク
タハウジング25の側面25aから、係止片部39、係
止枠部53、55が突出することがない。従って、コネ
クタ23の小型化が可能となる。また、係止片部39を
端子収容室の配列方向の一方の側壁25aに設けたこと
により、所定数を一段として多段に端子収容室を形成す
ることができる。
【0015】また、図3に示すように、相手方コネクタ
である雌型コネクタ33に複数個のコネクタ23を並列
に嵌合させる場合、コネクタハウジング25の側面25
aから、係止片部39、係止枠部53、55が突出して
いないので、隣接するコネクタ23間の隙間Lを最小に
することが出来、雌型コネクタ33を小型化することが
出来る。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係るコネク
タによれば、コネクタハウジングの側面より内側に可撓
性を有する係止片部を形成し、係止片部に係止された状
態でコネクタハウジングの側壁より内部に位置する係止
部をホルダーの他方の端部に形成したので、コネクタハ
ウジングの側面からのリヤーホルダー係止用の係止部及
び、リヤーホルダーの端部が突出することがない。よっ
て、コネクタを小型化することが出来ると共に、相手方
コネクタに並列に嵌合した場合に隣接するコネクタ間を
最小にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコネクタの実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】(a)はコネクタハウジングにリヤーホルダー
の一端を係止した状態を示す断面図、(b)はコネクタ
にリヤーホルダーを装着した状態を示す断面図である。
【図3】相手方コネクタに並列に嵌合した状態を示す平
面図である。
【図4】従来のコネクタを示す斜視図である。
【図5】(a)は従来のコネクタのコネクタハウジング
にリヤーホルダーの一端を係止した状態を示す側面図、
(b)はリヤーホルダーの他端を従来のコネクタのコネ
クタハウジングに係止しようとする状態を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
23 コネクタ 25 コネクタハウジング 27 端子収容室 31 開口部 39 係止片部 41 貫通孔 43 リヤーホルダー 45 貫通孔 53、55 係止枠部 57 係止孔部 59 係止突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の端子金具がそれぞれ収容される
    複数の端子収容室が並列に配列された所定数を一段とし
    て多段に形成されたコネクタハウジングと、前記端子収
    容室の一方に開口部に一端部を係止させかつこの一端部
    を支点として回動させて他端部を前記開口縁部に嵌め込
    むことで前記端子金具の開口部側端部と当接し一方の開
    口部からの前記端子金具の抜けを阻止するリヤーホルダ
    ーとを有し、前記端子収容室の配列方向に複数個隣接配
    置されるコネクタにおいて、前記コネクタハウジングの
    前記端子収容室の配列方向の一方の側壁にこの側壁と面
    一あるいは内部に位置する可撓性を有する可撓性係止片
    部を形成し、前記可撓性係止片部に貫通孔を設け、前記
    貫通孔に挿入・係止された状態で前記コネクタハウジン
    グの一方の側壁より内部に位置する係止枠部を前記リヤ
    ーホルダーの前記他端部に設けたことを特徴とするコネ
    クタ。
JP1992007672U 1992-02-21 1992-02-21 コネクタ Expired - Lifetime JP2535519Y2 (ja)

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JPH0568080U JPH0568080U (ja) 1993-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH043413Y2 (ja) * 1988-03-08 1992-02-03
JPH048268U (ja) * 1990-05-07 1992-01-24

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JPH0568080U (ja) 1993-09-10

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