JPH043413Y2 - - Google Patents

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JPH043413Y2
JPH043413Y2 JP2983888U JP2983888U JPH043413Y2 JP H043413 Y2 JPH043413 Y2 JP H043413Y2 JP 2983888 U JP2983888 U JP 2983888U JP 2983888 U JP2983888 U JP 2983888U JP H043413 Y2 JPH043413 Y2 JP H043413Y2
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locking
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、端子が抜け出るのを防止するホル
ダーを装備したコネクタハウジングに関するもの
である。
(従来の技術) 従来より、コネクタハウジングでは、端子収容
室内に端子に係止して端子が端子収納室から抜け
出るのを防止する手段を設けているが、これを更
に確実なものとするため、コネクタハウジングの
一端側の開口部内に同じく端子に係止して端子が
抜け出るのを防止するホルダーを装着している。
すなわち、二重に端子抜け出し防止を行つてい
る。
第5図は、上記コネクタハウジングの一例を示
している。これによれば、コネクタハウジング本
体100の電線200が引き出される一端開口部
110にホルダー300が嵌め込まれている。こ
のホルダー300は、第6図に示すように互いに
平行な二本の係止片310,310により全体と
してほぼコ字状に形成され、長手方向一端にそれ
ぞれ係止切欠部330が設けられ、また二本のホ
ルダー片310,310が互いに連結された他端
連結部320背面に係止突起340が設けられて
いる。ホルダー300を一端開口部110に嵌め
込むには、各端子収容室(図示せず)内に端子
(図示せず)をそれぞれ収容し、この端子に接続
された電線200を一端開口部110から引き出
した状態において、まずホルダー片310,31
0間に電線200が配置するようにして係止切欠
部330を一端開口部110内の幅方向一端の被
係止部110aに係止させ、次いでこの状態を維
持しながら係止切欠部330を支点として他端連
結部320側を回動して一端開口部110内に嵌
め込み、係止突起340を一端開口部110内の
幅方向他端の被係止部110bに係止させる。こ
れにより、リード線200を引つ張つても端子が
ホルダー片310,310に引つ掛かつて抜け出
るのが防止される。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記コネクタハウジングでは、
ホルダー300の嵌め込みに非常に手間がかかる
問題があつた。すなわち、一端開口部110から
は電線200が引き出されていて、一端開口部1
10内でのホルダー300の自由度が少ないた
め、他端連結部320を一端開口部110内に嵌
め込んで係止突起340を被係止部110bに係
止させる際、ホルダー片310,310を無理に
撓ませなければならない問題があつた。換言する
と、ホルダー300を嵌め込むのに大きな押圧力
を必要とした。
この考案は上記従来技術の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、
大きな押圧力を必要とすることなくホルダーの嵌
め込みが容易に行えるコネクタハウジングを提供
することである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、この考案では、端子
収容室を有したコネクタハウジング本体と、この
コネクタハウジング本体の一端開口部に、一方の
端部を係止させかつこの一方の端部を支点として
回動させて他方の端部を嵌め込んで係止するホル
ダーとを具備し、このホルダーによつて端子収容
室から端子が抜け出るのを防止するコネクタハウ
ジングにおいて、前記ホルダーの他方の端部に長
手方向に延びる押圧部を設けたことを特徴として
いる。
(作用) ホルダーをコネクタハウジング本体の一端開口
部内に嵌め込むには、まずホルダーの一端を一端
開口部内に係止した状態でこの一端を支点として
押圧部を押圧し、一端開口部内に嵌め込んで係止
する。このとき、回動支点(ホルダーの一端)か
ら押圧力が作用する位置までの距離(腕の長さ)
は従来の場合に比して押圧部の分だけ長くなつて
おり、押圧力は少なくて済む。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図乃至第3図はこの考案のコネクタハウジ
ングの一例を示している。図中符号10はコネク
タハウジング本体、20は電線、30はホルダー
である。コネクタハウジング本体10には図示し
ないが端子収容室が設けられ、そして各端子収容
室内には端子が収容されていて、各端子に接続さ
れた電線20が一端開口部11から引き出されて
いる。また、ホルダー30は互いに平行な二本の
係止片31,31によつて全体としてほぼコ字状
に形成されており、長手方向一端にそれぞれ係止
切欠部33が設けられ、また二本のホルダー片3
1,31が互いに連結された他端連結部32背面
に係止突起34が設けられている。これらの点に
ついては従来と同じである。ここで重要な点は、
電線20が引き出されているために自由度が少な
くなつた一端開口部11内においてホルダー30
を容易に嵌め込むことが出来るようにした点であ
る。
すなわち、この実施例では、第4図a〜cに示
すように、ホルダー30の他端連結部32に長手
方向に延長するように逆L字状の押圧部35を連
設している。ここで、ホルダー30の一端の係止
切欠部33を一端開口部11の一方の被係止部1
1aに係止した状態を維持しつつ、この係止切欠
部33を回動支点として押圧部35を力Fで押圧
したとき、押圧力Fと他端連結部32に作用する
力(嵌め込み力)Pとの間には、 F×L1=P×L2 なる関係がある。なお、L1は一端から押圧部3
5までの距離(腕の長さ)、L2は一端から他端連
結部32までの距離で、L1>L2である(第3図
参照)。したがつて、押圧力Fは、 F=P×L2/L1 となり、他端連結部320(第5図参照)を押圧
する従来の場合(他端連結部320を押圧するこ
とから力Fと力Pは等しい)に比して小さな力で
済む。換言すると、押圧部35の分だけ腕の長さ
を長く設定することにより、押圧力Fを小さくし
ている。
また、この実施例では、他端連結部32の係止
突起34両側位置にスリツト36を設けて、係止
突起34が容易に撓むようになつている(第4図
c参照)。従つて、他端連結部32を一端開口部
11内に嵌め込む際、一端開口部11の内壁に押
されて他端連結部32の内側に撓み、嵌め込み力
Pが小さくても済む。
このように腕の長さを長くし、しかも嵌め込み
力Pが小さくて済むことから、ホルダー片31を
無理に撓ませなくても済み、僅かな押圧力Fでホ
ルダー30を一端開口部11内に嵌め込むことが
出来る。
他端連結部32を一端開口部11内に嵌め込む
と、係止突起34がその復元弾撥力で一端開口部
11の他方の被係止部11bに係止する。これに
より、ホルダー30が一端開口部11内に装着さ
れ、リード線20を引つ張つても端子がホルダー
片31,31に引つ掛かつて抜け出るのが防止さ
れる。
上記実施例では、係止突起34の両側にスリツ
ト36を設けた場合を示したが、何れか一方のみ
でもよい。要は一端開口部11への嵌め込みに際
し、係止突起34が撓めばよい。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、ホルダ
ーの他方の端部に長手方向に延びる押圧部を設け
たので、大きな押圧力を必要とすることなくホル
ダーの嵌め込みが容易に行える。このため、コネ
クタハウジングの組立て作業能率を向上すること
ができる。
また、従来ホルダー挿入時には、電線を押し分
けて作業をしなければならなかつたが、本考案に
おいては上述したように、ホルダーの端部を長手
方向に延ばし、ここに押圧部を設けたから、従来
のように電線を押し分ける必要がなく、作業性を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図a,b,cはこの考案の一実
施例を示すもので、第1図は斜視図、第2図及び
第3図はホルダーの嵌め込み過程を説明するため
の正面図、第4図aはホルダーの斜視図、同図b
は他端側から見た側面図、同図cは係止部(係止
突起)の係止状態を説明する説明図であり、また
第5図及び第6図は従来技術を示すもので、第5
図はホルダーの嵌め込み過程を説明するための正
面図、第6図はホルダーの斜視図である。 10……コネクタハウジング本体、20……電
線、30……ホルダー、32……他端連結部、3
3……一端(係止切欠部)、34……係止部(係
止突起)、35……押圧部、36……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 端子収容室を有したコネクタハウジング本体
    と、このコネクタハウジング本体の一端開口部
    に、一方の端部を係止させかつこの一方の端部を
    支点として回動させて他方の端部を嵌め込んで係
    止するホルダーとを具備し、このホルダーによつ
    て端子収容室から端子が抜け出るのを防止するコ
    ネクタハウジングにおいて、 前記ホルダーの他方の端部に長手方向に延びる
    押圧部を設けたことを特徴とするコネクタハウジ
    ング。
JP2983888U 1988-03-08 1988-03-08 Expired JPH043413Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2983888U JPH043413Y2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2983888U JPH043413Y2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01134369U JPH01134369U (ja) 1989-09-13
JPH043413Y2 true JPH043413Y2 (ja) 1992-02-03

Family

ID=31254398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2983888U Expired JPH043413Y2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08

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JP (1) JPH043413Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535519Y2 (ja) * 1992-02-21 1997-05-14 矢崎総業株式会社 コネクタ

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Publication number Publication date
JPH01134369U (ja) 1989-09-13

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