JPH0217418Y2 - - Google Patents

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JPH0217418Y2
JPH0217418Y2 JP12356385U JP12356385U JPH0217418Y2 JP H0217418 Y2 JPH0217418 Y2 JP H0217418Y2 JP 12356385 U JP12356385 U JP 12356385U JP 12356385 U JP12356385 U JP 12356385U JP H0217418 Y2 JPH0217418 Y2 JP H0217418Y2
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JP
Japan
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terminal
locking
spacer
housing
connector
Prior art date
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JP12356385U
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JPS6231875U (ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気接続用のコネクタに関し、特に端
子を確実に固定するためのコネクタハウジングに
関する。
従来の技術 電気接続用端子をハウジング内の端子収容室に
後方から挿入し、端子収容室の前端附近に設けた
端子ストツパによつて端子の前進を止めると共に
端子収容室の側壁面から前方に向けて斜に突設し
た可撓性係止アームによつて端子の後退を止める
ようにしたコネクタの構造は、たとえば特公昭51
−30270号などにより公知である。
かかるコネクタは第5図に示すように構成され
ており、組立が簡単であるという利点を有する。
図において、1はハウジング、2は端子、3は端
子2が圧着固定してある電線であり、1aは端子
ストツパ、1bは係止アームである。端子2をハ
ウジング1の後方から挿入すると、係止アーム1
bは上方に押されて撓み、端子2がストツパ1a
に当接すると同時に係止アーム1bが弾性で下方
に戻り、端子2の後肩2aを支えるようになつて
いる。
しかし、このような係止構造は、挿入された端
子が完全に係止されたか否かの確認が容易ではな
いから、一旦不完全挿入のまま装置等に組み付け
てしまうと、使用中に端子の脱落などの故障を生
ずるおそれがあるばかりでなく、故障個所を探す
のが大変であつた。
そこで、ハウジングに端子を挿入したとき、た
とえ不完全係止であつても端子が容易に脱落する
ことのないように、二重係止構造を設けることが
種々提案されている。しかしこれらはいづれも構
造が複雑となり、部品コストや組立コストが嵩む
という欠点があつた。
解決しようとする問題点 上述のような事情に着目して、本考案は構造が
複雑でなくて組立が簡単で、かつ不完全係止が発
生しないコネクタハウジング構造を提供すること
を目的としたものである。
問題を解決するための手段 上述の本考案の目的は、コネクタ端子に対する
仮係止部と本係止部とを有する端子係止アームが
端子収容室内に突設されたハウジング本体と、該
係止アームの背面側たわみ代空間内に挿入できか
つ該たわみ代より大きな厚さを持つスペーサとを
備え、該スペーサを該空間内の挿入位置に固定で
きる係止手段を設けたコネクタハウジングによつ
て達成される。
実施例 本考案のコネクタハウジングの例を第1図ない
し第4図によつて説明する。
1はハウジング本体であり、端子収容室11と
12とが背中合せに重ねて設けてあつて、その中
間の隔壁13から可撓性の端子係止アーム14お
よび15がそれぞれ斜に突設されている。
3はタブ形の接触片31を有する端子であつ
て、その後端部には電線4が圧着固定してある。
また、接触片31には係止アーム14または15
の先端の係止爪aおよびbまたはa′およびb′に係
合できる係止孔32が設けてある。そして、端子
3が端子収容室11または12に挿入されると
き、係止アーム14または15はタブ31の先端
に押されて撓み、端子3の挿入の完了と同時に係
止爪aまたはa′の前面が係止孔32の前縁と係合
するようになつている。
一方、係止アーム14および15の背面側には
共通のたわみ代空間16が形成されていて、ここ
にはスペーサ2を挿入することができる。そして
挿入されたスペーサ2を挿入位置に固定するため
の係止爪cおよびc′が、係止アーム14および1
5の背面に突設してある。スペーサ2は、たわみ
代空間の形状とほぼ同じ外形を持つているが、そ
の厚さXは、たわみ代である係止アーム14と1
5の背面間の距離Yよりも大きくしてある。従つ
てスペーサ2がたわみ代空間16に挿入されたと
きは、係止アーム14と15とは同時に外方に押
し拡げられることになる。21および22は、ス
ペーサ2をたわみ代空間16内に固定するため
の、係止爪cおよびc′に係合する係止穴である。
このように構成されたコネクタハウジングに端
子を挿入するとき、先ず端子の係止孔32に係止
爪aが掛つて係止されるが、係止の深さは僅かで
ある(第2図)。次に、スペーサ2をたわみ代空
間16内に挿入すると、係止アーム14と15が
外方に押し拡げられるために、係止爪bの部分ま
でが係止孔32の中に嵌まり込む。それと同時に
スペーサ2の係止穴21および22には係止爪c
およびc′が係合するから、スペーサ2は係止アー
ム14と15とに挾まれたまま固定され、容易に
離脱できない。
このようにして組立てられたコネクタは、端子
に過大な力が掛つても係止アームが撓むことがで
きない状態にあるので、端子を脱落を生ずること
がない。また端子の挿入が完全でないとスペーサ
を挿入することができないから、端子が半嵌合の
まま組立てられることがない。
本例では、2個の端子を取付けるコネクタハウ
ジングについて説明したが、端子の数は1個以上
いくつであつても同様である。
考案の効果 本考案のコネクタハウジングは、以上説明した
ように構成されているので、係止アームの弾性が
弱く撓み易いものとすることができる。また仮係
止のための撓み量は少ともよいから、弱い挿入力
でも端子を完全嵌合位置まで挿入でき、半嵌合の
場合は組立ができないことと相俟つて、組立作業
性が著しく良好となつた。
さらに、係止アームの強度によつて端子の係止
を維持するものではなく、スペーサの剛性によつ
て係止を維持するので、端子抜けなどの故障の発
生が格段に減少した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクタハウジングの組立状
態の断面図、第2図は同じく組立前の断面図、第
3図はハウジング本体の正面図、第4図はスペー
サの斜視図である。第5図は従来技術のコネクタ
の断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コネクタ端子に対する仮係止部と本係止部とを
    有する端子係止アームが端子収容室内に突設され
    たハウジング本体と、該係止アームの背面側たわ
    み代空間内に挿入できかつ該たわみ代より大きな
    厚さを持つスペーサとを備え、該スペーサを該空
    間内の挿入位置に固定できる係止手段を設けてな
    るコネクタハウジング。
JP12356385U 1985-08-13 1985-08-13 Expired JPH0217418Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12356385U JPH0217418Y2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12356385U JPH0217418Y2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6231875U JPS6231875U (ja) 1987-02-25
JPH0217418Y2 true JPH0217418Y2 (ja) 1990-05-15

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ID=31014780

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JP12356385U Expired JPH0217418Y2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH082931Y2 (ja) * 1988-08-03 1996-01-29 株式会社東海理化電機製作所 コネクタ
JP2007141753A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールドコネクタ

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Publication number Publication date
JPS6231875U (ja) 1987-02-25

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