JPH0136309Y2 - - Google Patents

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JPH0136309Y2
JPH0136309Y2 JP7794584U JP7794584U JPH0136309Y2 JP H0136309 Y2 JPH0136309 Y2 JP H0136309Y2 JP 7794584 U JP7794584 U JP 7794584U JP 7794584 U JP7794584 U JP 7794584U JP H0136309 Y2 JPH0136309 Y2 JP H0136309Y2
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JP
Japan
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terminal
chamber
connector
slit
locking arm
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JP7794584U
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JPS60189968U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案はコネクタに関し、電線サイズの異なる
端子が挿入されたコネクタにおいても、端子の不
完全挿入及び後抜けを確実に防止するようにした
ものである。
従来の技術 端子の不完全挿入及び後抜けを防止するための
コネクタとして、従来第3図のようなものが提案
されている(実開昭58−14684)。
これは、雌端子aの後方電線接続部a1における
導体加締片b、絶縁体加締片cの後方に更に抱合
状態のスタビライザdを形成しておき、この雌端
子aをコネクタハウジングeの端子収容室fに挿
着した後、その後方から複数の突起hを有する端
子押え板gを挿入して、スタビライザdと突起h
との係合により端子の後抜け及び不完全挿入を回
避するようにしたものである。なお、iは端子収
容室fの隔壁jに開設された端子押え板gの挿入
用のスリツト、kはロツキングアーム、lはその
ロツク室である。
考案が解決しようとする問題点 このように、従来のコネクタでは、使用する端
子の後部にスタビライザdを別途に形成し、これ
をハウジング後部から端子押え板gにより係止す
る構成となつているため、 (1) 雌端子aを別のコネクタに使用する場合、ス
タビライザdが障害となり、作業効率が低下す
る。
(2) 端子押え板gの挿入位置はスリツトiに規制
され、雌端子aに接続される電線wのサイズに
よるスタビライザdの高低変化に追随できず、
コネクタに収容される雌端子及び電線サイズが
限定され、互換性が乏しい。
という問題点があつた。
本考案はかかる問題点を解決するためになされ
たもので、端子及び電線サイズによらず、端子の
不完全挿入及び後方抜けを確実に防止することが
できる互換性のあるコネクタを提供することを目
的とする。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 本考案は、端子押え板の端縁に、先端に端子に
対する絶縁被覆押え部を有する可撓性係止腕を突
設し、電線サイズの変化に対応して該係止腕が上
下に変位し、電線を適確に押圧すると共に、端子
の後方抜けに対しては絶縁被覆押え部が端子の絶
縁体加締片cに係合してこれを防止するようにし
たものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面と共に説明する
と、Aは雌端子、Bはコネクタハウジング、Cは
端子押え板であつて、雌端子Aは底板部1の前部
に電気接触部A1、後部に電線接続部A2を連成し
た通常の型であり、電線接続部A2の導体加締片
2、絶縁体加締片3により電線wが接続されてい
る。
コネクタハウジングBにおいて、複数の端子収
容室4が上下二段に並列して設けられ、該収容室
4の内部前方には、雌端子Aの底板部1の係止孔
1aに係入する突起5を有する可撓性係止腕6が
設けられている。ハウジングBの外周壁後半部は
膨出成形され、この膨出壁7と端子収容室4の隔
壁8との間には、端子押え板Cが挿入されるスリ
ツト9が開設されると共に、膨出壁7の両側には
ロツク穴11を有するロツク室10が形成されて
いる。
端子押え板Cは、押え板本体12の両側に前記
ロツク穴11と係合する突起14を有するロツキ
ングアーム13が設けられている。また、押え板
本体12の端縁には、前記各端子収容室に対応し
てのびる可撓性係止腕15が設けられている。こ
の可撓性係止腕15は押え板本体12に対して稍
下降して設けると共に、先端に馬締形状の絶縁被
覆押え部16が設けてある。即ち、絶縁被覆押え
部16は、雌端子Aの絶縁体加締片3に衝合し、
接続された電線の絶縁被覆を上部から押え付ける
如く構成する。
作 用 上記構成において、第2図に示すように、コネ
クタハウジングBの上、下の端子収容室4,4に
それぞれ異なるサイズの電線w1,w2(w1>w2
を接続した雌端子Aを挿着した後、端子押え板C
をスリツト9から挿圧し、ロツキングアーム1
3、ロツク室10によつてロツクする。然るとき
は、雌端子Aが不完全挿入状態にあつても、可撓
性係止腕15の絶縁被覆押え部16が電線w1
w2を押え付けるようにして雌端子Aを前方に押
しやり、遂には絶縁体加締片3に衝合して、雌端
子Aは正規位置に挿着される。また、電線w1
w2のサイズが異なつても、可撓性係止腕15が
押え板本体12に対して斜下方に突設してあるた
め、その絶縁体押え部16が常に電線w1,w2
圧接した状態にあり、確実に後抜けを防止するこ
とができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した如く、従来のようなスタ
ビライザを有しない通常の端子を使用した場合で
も、その不完全挿入及び後ぬけを確実に防止する
ことができると共に、ハウジングに挿着する端子
及び電線サイズが異なつても、そのまま使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案コネクタの分離した状態の斜視
図、第2図はその組立状態の断面図、第3図は従
来例を示す斜視図である。 A……雌端子、B……コネクタハウジング、C
……端子押え板、4……端子収容室、8……隔
壁、9……スリツト、10……ロツク室、13…
…ロツキングアーム、15……可撓性係止腕、1
6……絶縁被覆押え部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コネクタハウジングの内部に複数の端子収容室
    を並列して設け、各端子収容室間の隔壁後半部に
    スリツトを開設すると共に、このスリツトに面す
    るハウジングの外周壁に係止孔を有するロツク室
    を設ける一方、このスリツトを介して前記ロツク
    室に係合するロツキングアームを有する端子押え
    板を挿着し、端子収容室に挿着された端子を係止
    するようにしたコネクタにおいて、前記端子押え
    板の端縁には各端子収容室に対応して先端に端子
    に対する絶縁被覆押え部を有する可撓性係止腕を
    突設して成ることを特徴とするコネクタ。
JP7794584U 1984-05-29 1984-05-29 コネクタ Granted JPS60189968U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7794584U JPS60189968U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7794584U JPS60189968U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60189968U JPS60189968U (ja) 1985-12-16
JPH0136309Y2 true JPH0136309Y2 (ja) 1989-11-06

Family

ID=30621474

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JP7794584U Granted JPS60189968U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 コネクタ

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6454677A (en) * 1987-08-26 1989-03-02 Yazaki Corp Connector
WO2000038279A1 (fr) * 1998-12-18 2000-06-29 Ryosei Electro-Circuit Systems, Ltd. Connecteur electrique
TWD202845S (zh) 2019-01-31 2020-02-21 美商莫仕有限公司 電連接器之部分
CN209217300U (zh) 2019-01-31 2019-08-06 上海莫仕连接器有限公司 电连接器

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JPS60189968U (ja) 1985-12-16

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