JP2007141753A - シールドコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタの小型化の要求に応えると共に、内導体端子の誘電体への係止力に優れ、かつ、誘電体に内導体端子を挿入しやすくしたシールドコネクタを提供すること。
【解決手段】信号が送受信される内導体端子12と、内部に保持された内導体端子12を係止する係止片14dを有する誘電体14と、内導体端子12を保持した誘電体14を収容する外導体端子16とを備えると共に、誘電体14の係止片14dは、外導体端子16と誘電体14との間に、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30が嵌入されるに伴い、内導体端子12側に弾性変形するシールドコネクタ10とする。この場合、係止片14dの先端部14eには、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30の先端部30bを案内するテーパ面が形成されていることが好ましい。
【選択図】図3

Description

本発明は、シールドコネクタに関し、さらに詳しくは、自動車などの車両に搭載される電子部品に接続されるシールドコネクタに関するものである。
近年、自動車などの車両には、車両の電子制御を司る各種ECU(Electronic Control Unit)等、多数の電子部品が搭載されている。そして、車両、とりわけ自動車において、その電子制御システム等のシステムの増大や高機能化の動向に伴い、これら電子部品の小型化が要望されており、これら電子部品に接続されるシールドコネクタにも、小型化が要求されている。
シールドコネクタは、一般に、信号が送受信される内導体端子と、この内導体端子を内部に保持する誘電体と、内導体端子を保持した誘電体を収容する外導体端子とから構成される。この場合、通常、内導体端子の外周には金属製の係止片が設けられ、誘電体の内部には開口部が設けられている。そして、内導体端子を誘電体内部に収容すると、金属製の係止片が開口部に係止されるようになっている。
ここで、シールドコネクタの小型化に伴い、内導体端子が小型化されると、金属製の係止片は非常に小さくなる。この係止片が非常に小さくなると、例えば、内導体端子を取り扱う時に、異物等との接触により塑性変形しやすくなる。つまり、内導体端子の小型化によって、金属製の係止片を備える内導体端子は、取り扱いにくくなる。
そこで、上記問題を解決すべく、内導体端子を誘電体内部に係止させるものが提案されている。例えば、特許文献1には、樹脂製である誘電体側(内部)に係止片を設け、内導体端子側に開口部を設け、この樹脂製の係止片を開口部に係止させるシールドコネクタが開示されている。
図4によりその構造を示すと、シールドコネクタ40は、シールド電線42の内導体44に接続された内導体端子48と、内導体端子48を収容した誘電体50と、誘電体50の外側を覆い、かつ、シールド電線42の編組46に接続された外導体端子52とから構成される。内導体端子48には開口部48aが設けられ、誘電体50には樹脂製の係止片50aが設けられ、係止片50aを開口部48aに係止させることにより、内導体端子48は誘電体50の内部に保持される。
特開平7−22107号公報
ここで、電子部品の小型化の要望に伴いコネクタを小型化しようとすると、誘電体50と内導体端子48との間の係止構造も小さくなる。そのため、誘電体50の内導体端子48への係止力を高くするには、係止片50aの開口部48aへの係り代を大きくしなければならない。
しかしながら、係り代を大きくすると、内導体端子48の大型化に繋がり、コネクタの小型化の要望に反することになる。そして、特許文献1に示すもののように係り代を大きくすると、内導体端子48の誘電体50への挿入の際、挿入力が大きくなって、挿入しにくくなるという問題が生じる。
また、コネクタの小型化に伴い、シールド電線42も非常に細くなっているため、挿入力が大きくなると、挿入時にシールド電線42が折れ曲がりやすくなるという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、コネクタの小型化の要求に応えると共に、内導体端子の誘電体への係止力に優れ、かつ、誘電体に内導体端子を挿入しやすくしたシールドコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るシールドコネクタは、信号が送受信される内導体端子と、内部に保持された前記内導体端子を係止する係止片を有する誘電体と、前記内導体端子を保持した誘電体を収容する外導体端子とを備えたシールドコネクタであって、前記誘電体の係止片は、前記外導体端子と前記誘電体との間に、相手側シールドコネクタの外導体端子が嵌入されるに伴い、前記内導体端子側に弾性変形することを要旨とする。
この場合、前記係止片の先端部には、前記相手側シールドコネクタの外導体端子の先端部を案内するテーパ面が形成されていることが望ましい。
本発明に係るシールドコネクタによれば、外導体端子と誘電体との間に、相手側シールドコネクタの外導体端子が嵌入されるに伴い、誘電体に形成された内導体端子を係止する係止片が内導体端子側に弾性変形する。そのため、シールドコネクタを小型化した時にも、係止片の内導体端子への係り代を大きくして、内導体端子の誘電体への係止力を高くすることができる。これは、相手側シールドコネクタの嵌入前から係り代を大きくするものではないため、係り代を大きくすることにより、シールドコネクタが大型化されることはない。
また、上述のように、相手側シールドコネクタをシールドコネクタに嵌入させることによって、内導体端子と誘電体との間の係止力を高めることができる。そのため、嵌入前においては、係り代を小さくすることができる。そして、係止片の内導体端子への係り代を小さくすることによって、誘電体に内導体端子を挿入しやすくすることができる。
さらに、コネクタの小型化に伴い、シールド電線が非常に細くなったときにも、内導体端子の誘電体への挿入力が小さくなるため、挿入時にシールド電線を折れ曲がりにくくすることができる。
この場合、係止片の先端部に、相手側シールドコネクタの外導体端子の先端部を案内するテーパ面が形成されていると、上記係止片を内導体端子側に弾性変形させやすくすることができる。
以下に、本発明の一実施形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態においては、同軸ケーブルに接続されるシールドコネクタを例にして説明するが、同軸ケーブルへの適用に限定されるものではない。また、シールドコネクタ10は、内導体端子の形状がいわゆるメス型のものを例として説明する。そして、シールドコネクタ10においては、相手側シールドコネクタとの接続方向を前として説明する。
図1は、本発明に係るシールドコネクタの一実施形態を表す断面図である。本実施形態に係るシールドコネクタ10は、内導体端子12と、誘電体14と、外導体端子16とで構成される。このシールドコネクタ10は、同軸ケーブル18に接続されている。
同軸ケーブル18は、信号線としての内導体20と、内導体を覆う絶縁体22と、絶縁体を覆う編組(外導体)24と、編組を覆うシース26とから構成され、断面が略同心円状になっている。また、同軸ケーブル18は、絶縁体22と編組24との間等に金属テープなどを追加し、同軸ケーブル18を擬似的なセミリジッドケーブルとすることもできる。このようにした場合には、編組24の表面凹凸に起因する微小なインピーダンス変動を減らして同軸ケーブル18に伝送される信号の反射損失を低減することができる。
同軸ケーブル18は、段階的に皮剥ぎされた内導体20と編組24とが剥き出しになった状態で、内導体20に内導体端子12が接続され、編組24に外導体端子16が接続される。
内導体端子12は、同軸ケーブル18の内導体20に接続されて、高周波信号を伝達するものである。この内導体端子12は、導電性板材の折り曲げ加工やプレス加工により前後に開口した円筒形状の本体部12aを備えており、その本体部12aの先端側から相手側シールドコネクタの内導体端子(オス型)が挿入される。
本体部12aの下部には、後述する誘電体14の係止片14dを係止するための係止穴12bが形成されている。この係止穴12bは、係止片14dを係止できる構造であれば良く、開口していても良いし、凹部等とされていても良い。本体部12aは、後方に延設された圧着部12cを備えており、露出された内導体20にかしめ加工されて、電気的に接続される。
内導体端子12を収容する誘電体14は、内導体端子12と外導体端子16の導体端子間を絶縁状態にするためのもので、所定の誘電率を有する樹脂製の絶縁部材により成形されており、後方から内導体端子12が挿入されて固定される。誘電体14は、前側に、相手側シールドコネクタの内導体端子(オス型)が挿入される誘い込み部14aを備えている。
この誘い込み部14aは、相手側シールドコネクタの内導体端子を挿入しやすくするため、内側にいくにつれて径が小さくなる形状の大きなテーパ面を形成している。また、下部には切欠部14bが形成されている。これは、金型により誘電体14を製造する際、係止片14dを形成する金型ピンが前方の誘い込み部14aから入ってくるからである。
誘電体14は、その内部に、内導体端子12を収容する収容部14cを備える。また、収容部14cの下部中央付近には、内導体端子12の本体部12aの下部中央付近に形成された係止穴12bに係止する係止片14dが設けられている。
この係止片14dは、その先端部14eに、相手側シールドコネクタの外導体端子の先端部を案内するテーパ面が形成されている。テーパ面の形成方向は、相手側シールドコネクタの外導体端子の先端部を係止片14dの下側に案内することから、前方から見て、奥へ下り傾斜状にすることが好ましい。
そして、相手側シールドコネクタの外導体端子が誘電体14の係止片14dを持ち上げるようにするには、相手側シールドコネクタの外導体端子が嵌入される嵌入通路32に、係止片14dの先端部14eを位置させると良い。
係止片14dの基端には、外導体端子16が備える金属係止片(後述)と係合し、誘電体14が外導体端子16の前側から抜けるのを防止する係合片14fを備えている。一方、誘電体14の後方上部には、凸部14gが形成されており、誘電体14が外導体端子16の後側から抜けるのを防止することができる。
この内導体端子12を誘電体14の収容部14cに収容すると、誘電体14の係止片14dが内導体端子12の係止穴12bに入り込み、内導体端子12が誘電体14に係止される。この場合、係止片14dの係止穴12bへの係り代は、小さいほうが好ましい。
例えば、図示するもののように、係止片14dの先端部14eが、内導体端子12の係止穴12bよりその内部に入り込まず、内導体端子12の外周の金属板12dの肉厚程度、係止穴14bに係った状態にすることなどを示すことができる。このような状態であれば、相手側シールドコネクタの嵌入前において、その係り代を大きくすることなく、そして、内導体端子12を誘電体14内に保持するだけの係り代が確保される。
外導体端子16は、同軸ケーブル18の編組24に接続されて、内導体の周囲を覆って電磁的にシールドするものである。この外導体端子16は、内導体端子12と同様、導電性板材の折り曲げ加工やプレス加工により前後に開口した円筒形状の本体部16aを備えており、その本体部16a内には、誘電体14が収容可能になっている。
本体部16aの下部後側には、誘電体14の係合片14fと係合し誘電体14を本体部16a内に保持するための金属係止片16bを備える。本体部16aの基端上部には、収容した誘電体14が後側から抜けないようにするストッパー16cを備える。そして、このストッパー16cと金属係止片16bとにより、外導体端子16は、その内部に誘電体14を保持する。そして、本体部16aは、後方に延設された圧着部16dを備えており、露出された編組24及びシース26にかしめ加工されて、外導体端子16は編組24と電気的に接続される。
このような構成のシールドコネクタ10の完成図(外観斜視図)を、図2に示す。同軸ケーブル18の先端に、シールドコネクタ10が接続されたものとして示されている。
次に、作用について説明する。本実施形態に係るシールドコネクタは、外導体端子と誘電体との間に、相手側シールドコネクタの外導体端子が嵌入されるに伴い、誘電体の係止片が内導体端子側に弾性変形することを特徴としている。
ここでいう「内導体端子側に弾性変形する」とは、内導体端子への係止が強くなる方向に弾性変形することであり、例えば、内導体端子に係止穴が設けられているものであれば、係止片がその係止穴により深く入り込むような変形をいう。
具体的に、図3を用いて、このシールドコネクタ10に、相手側シールドコネクタ28を嵌入するときの係止片14dの動作について説明する。なお、シールドコネクタ10の外導体端子16の本体部16aの内径は、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30の本体部30aの外径よりも太径に形成されており、嵌入の際には、シールドコネクタ10の外導体端子16の本体部16aの内側に相手側シールドコネクタ28の外導体端子30の本体部30aが嵌まり込むようになっている。
図3(a)は、シールドコネクタ10の誘電体14と外導体端子16との間に相手側シールドコネクタ28の外導体端子30を嵌入し始めた時の状態を表している。図中左から右に向かって、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30がシールドコネクタ10に嵌入される。
図示するものは、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30の先端部30bが、誘電体14の係止片14dの先端部14eとちょうど接触するところであり、係止片14dが弾性変形する前の状態である。このまま嵌入を続けると、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30の先端部30bが、誘電体14の係止片14dの下に入り込み、係止片14dが内導体端子12側に持ち上げられるように弾性変形し、係止穴12bに入り込んで、図3(b)に示す状態になる。
図3(b)は、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30により誘電体14の係止片14dが弾性変形した(持ち上げられた)状態を表している。
図3(a)の状態と比べると、図3(b)に示すものは、係止片14dの先端部14eが、内導体端子12の係止穴12bよりその内部に大きく入り込んでいる。そして、係止片14dの係止穴12bへの係り代が大きくなっているので、係止片14dと係止穴12bとの間の係止力が大きくなっている。
つまり、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30が嵌入される前は、内導体端子12を誘電体14内に保持するだけの係り代とし、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30が誘電体14と外導体端子16との間に嵌入され、係止片14dを弾性変形させる(持ち上げる)ことにより、係止片14dを内導体端子12の係止穴12b内に深く入り込ませて、係止片14dと係止穴12bとの間の係止力を高めている。
なお、この時、相手側シールドコネクタ28の内導体端子(図示せず)が内導体端子12と接触する前に、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30が係止片14dに接触することが好ましい。係止片14dが持ち上げられていない状態では、係止片14dの係止穴12bへの係り代が小さいため、この状態で相手側シールドコネクタ28の内導体端子(図示せず)が内導体端子12に接触してしまうと、内導体端子12が誘電体14から抜けるおそれがあるからである。
このような構成のシールドコネクタ10とすることにより、外導体端子16と誘電体14との間に、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30が嵌入されるに伴い、誘電体14に形成された内導体端子12を係止する係止片14dが内導体端子12側に弾性変形する(持ち上げられる)。
そのため、シールドコネクタ10を小型化した時にも、係止片14dの内導体端子12への係り代を大きくして、内導体端子12の誘電体14への係止力を高くすることができる。これは、相手側シールドコネクタ28の嵌入前から係り代を大きくするものではないため、係り代を大きくすることにより、シールドコネクタ10が大型化されることはない。
また、上述のように、相手側シールドコネクタ28をシールドコネクタ10に嵌入させることによって、内導体端子12と誘電体14との間の係止力を高めることができる。そのため、嵌入前においては、内導体端子12を誘電体14に保持するだけの係り代まで係り代を小さくすることができる。そして、係止片14dの内導体端子12への係り代を小さくすることによって、誘電体14に内導体端子12を挿入しやすくすることができる。
また、コネクタの小型化に伴い、シールド電線18が非常に細くなったときにも、内導体端子12の誘電体14への挿入力が小さくなるため、挿入時にシールド電線18を折れ曲がりにくくすることができる。
さらに、係止片14dの先端部14eに、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30の先端部30bを案内するテーパ面が形成されていると、相手側シールドコネクタ28の外導体端子30が、係止片14dの下側に案内されやすくなる。そして、係止片14dを内導体端子12側に弾性変形させやすくすることができる。
なお、シールドコネクタが、同軸ケーブルに接続されるコネクタであるとすると、誘電体には、内導体端子を保持する役割や、内導体端子と外導体端子との間の絶縁を図る役割の他に、シールドコネクタ内におけるインピーダンス整合を図る役割もある。また、同軸ケーブルは高周波信号の伝送を行うため、インピーダンス整合は非常に重要な役割となる。
そして、インピーダンス整合を図るためには、相手側シールドコネクタの内導体端子を挿入する時に誘い込みやすくする誘い込み部のインピーダンスを上げると良い。この部分の嵌合面はインピーダンスが低下するので、インピーダンスを上げるため、誘い込み部に、誘電率が最も低い空気層を大きく設けると良い。
本実施形態に示すものは、誘い込み部14aのテーパを大きくしているので、相手側の内導体端子を誘い込みやすくすると共に、空気層を大きくすることができる。そして、これにより、誘い込み部14aのインピーダンスが上がるため、インピーダンス整合に寄与することができる。
また、本実施形態に示すものは、誘い込み部14aの下部に切欠部14bが形成されている。そのため、誘い込み部14aにおける空気層を大きくしていることから、誘い込み部14aのインピーダンスをさらに上げることができる。そして、インピーダンス整合に寄与することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、シールドコネクタ10の内導体端子12の形状は、いわゆるメス型であり、相手側シールドコネクタ28の内導体端子の形状は、いわゆるオス型のピン形状であるが、シールドコネクタ10の内導体端子12の形状がオス型であっても良い。この場合には、相手側シールドコネクタ28の内導体端子の形状がメス型となる。
また、図には、シールドコネクタ10において、係止穴12bに係止片14dを係止させるものを示しているが、同様にして、相手側シールドコネクタ(オス型)28においても、内導体端子に係止穴を設け、誘電体に係止片を設け、係止穴に係止片を係止させるものであっても良い。
さらに、シールドコネクタ10の内導体端子12に形成される係止穴12bの位置は、本体部12aの中心付近ではなく、内導体20と接続される本体部12a基端側であっても良い。外導体端子16は、円筒形状のものに限られず、角形形状であっても良い。
本発明に係るシールドコネクタは、例えば、自動車などの車両に搭載される電子部品に接続されるシールドコネクタとして使用することができる。
本発明に係るシールドコネクタの一実施形態を表す断面図である。 本発明に係るシールドコネクタの完成斜視図である。 本発明に係るシールドコネクタが相手側シールドコネクタと嵌合するときの状態を表す断面図であり、図3(a)は嵌入し始めの状態を、図3(b)は嵌入により係止片が持ち上げられた状態を、それぞれ示している。 内導体端子が誘電体の係止片により係止された、従来のシールドコネクタの構造を表す断面図である。
符号の説明
10 シールドコネクタ
12 内導体端子
12a (内導体端子)本体部
12b 係止穴
14 誘電体
14a 誘い込み部
14d 係止片
14e 先端部
16 外導体端子
16a (外導体端子)本体部
18 同軸ケーブル
28 相手側シールドコネクタ
30 (相手側シールドコネクタの)外導体端子
30a (相手側シールドコネクタの外導体端子の)本体部
30b (相手側シールドコネクタの外導体端子の)先端部

Claims (2)

  1. 信号が送受信される内導体端子と、
    内部に保持された前記内導体端子を係止する係止片を有する誘電体と、
    前記内導体端子を保持した誘電体を収容する外導体端子とを備えたシールドコネクタであって、
    前記誘電体の係止片は、前記外導体端子と前記誘電体との間に、相手側シールドコネクタの外導体端子が嵌入されるに伴い、前記内導体端子側に弾性変形することを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記係止片の先端部には、前記相手側シールドコネクタの外導体端子の先端部を案内するテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
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