JPH0248345Y2 - - Google Patents

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JPH0248345Y2
JPH0248345Y2 JP1985125084U JP12508485U JPH0248345Y2 JP H0248345 Y2 JPH0248345 Y2 JP H0248345Y2 JP 1985125084 U JP1985125084 U JP 1985125084U JP 12508485 U JP12508485 U JP 12508485U JP H0248345 Y2 JPH0248345 Y2 JP H0248345Y2
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JP1985125084U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、製品を輸送あるいは搬送する際に
使用するコンテナに関する。
【従来技術】
実開昭56−72724号公報に示す従来のコンテナ
は、箱形に折曲された容器の各側板上端部に縦断
面が逆U字状の補強枠を嵌合した後、該補強枠が
取付けられた各側板の端部を平面がL字形の隅部
ブロツクを取付けて連結している。そしてこれら
の各側板、補強枠に対し固定ボルトを補強枠の外
方から挿入した後、該補強枠の内面から突出した
固定ボルトにナツトを螺着して該コンテナを箱形
に形成している。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のコンテナは、各
側板の端部を連結してコンテナを形成するため、
所要のコンテナ強度を得る必要上、補強枠を不可
欠な構成部品とし、コンテナの部品点数が多くな
つていた。このため、コンテナの組立作業性が悪
かつた。 また、補強枠の内面には固定ボルトの軸端部お
よびナツトが突出した状態でコンテナが組立てら
れるため、該コンテナ内に製品あるいは該コンテ
ナ内を多段状に区画する段紙を収納する際に製品
あるいは段紙が固定ボルトの軸端部およびナツト
に引掛かり易く、製品の収納作業を円滑に行えな
かつた。 本考案は、上記した従来の欠点を解決するため
に考案されたものであり、その目的とするところ
は、少ない部品点数で高いコンテナ強度を得ると
ともに製品等が収容されるコンテナの内側面をほ
ぼ面一状にして製品等の収容作業を効率的に行い
得るコンテナを提供することにある。
【問題点を解決するための手段】
このため本考案は、各隅部が切り欠かれたほぼ
四角形状の樹脂段ボール板の側縁を、形成される
箱の深さに応じて起立するように折り曲げるとと
もにその上部に長手方向へ所定の間隔をおいて透
孔が形成された箱体と、前記箱体と同一の樹脂か
らなり、前記箱体に応じた四角枠形状で、側縁の
透孔と一致する箇所に第1の貫通孔および貫通孔
の周囲内面に凹所が形成された内側壁と、側縁の
透孔と一致する箇所にて垂下し、透孔および第1
の貫通孔と一致する第2の貫通孔が形成された係
止壁とを有したフレームと、前記箱体およびフレ
ームと同一の樹脂からなり、軸部が係止壁の第2
の貫通孔、該係止壁と内側壁との間に係止された
箱体側縁の透孔および内側壁の第1の貫通孔を挿
通するとともに軸部に係止壁の内面と係合する係
合部が形成されるとともに前記凹所に位置する軸
部の先端が、前記内側壁の内面と面一状となるよ
うに変形された固定ピンとを備えたコンテナから
なることを特徴としている。
【考案の作用】
本考案は上記のように構成されるため、箱体の
側縁上部をフレームの内側壁と係止壁との間に差
し込んだとき、係止壁の第2の貫通孔と側縁の透
孔および内側壁の第1の貫通孔が一致される。こ
れら係止壁の外側から第2の貫通孔と透孔および
第1の貫通孔内に固定ピンが挿入されると、軸部
の係合部が係止壁の内面に係止されるとともに軸
部の先端が内側壁の内面から箱体の内方へ若干突
出される。そして内側壁の内面から突出した軸部
の先端がかしめられると、その変形部分が内側壁
の凹所内に位置し、軸部の先端と内側壁の内面と
がほぼ面一状にされる。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。 本考案に係るコンテナの概略を示す第1図、第
1図のA−A線縦断面を示す第2図、固定ピンの
概略を示す第3図および箱体の展開状態を示す第
4図において、コンテナ1はフレーム3と箱体5
と固定ピン7とから構成され、これらフレーム
3、箱体5および固定ピン7は例えばポリプロピ
レン樹脂、ABS樹脂等の同一合成樹脂により形
成される。 前記フレーム3は四角枠形状からなり、各枠辺
の支持段部9の上部にはフランジ部11が、外方
へ所要の幅にて平面状に延びるように一体形成さ
れる。また、各支持段部9の内側には内側壁13
が一体形成され、各内側壁13には多数の第1の
貫通孔15が横方向へ所要の間隔をおいて形成さ
れる。そして前記内側壁13の内側面には凹所1
6が前記第1の貫通孔15の周囲に形成される。
また、前記支持段部9の外側には多数の係止壁1
7が前記第1の貫通孔15に対応し、かつ前記内
側壁13に対して所要の間隔をおいて一体形成さ
れる。そして各係止壁17には第2の貫通孔19
が前記第1の貫通孔15とほぼ一致するように形
成される。 前記箱体5は第4図に示すように、各隅部が切
り欠かれた四角形状の樹脂段ボール板からなり、
該樹脂段ボール板の各側縁を、形成される箱容器
の深さに応じた箇所にて起立するように折り曲げ
て底板5eと対向する二対の側板5a〜5dの箱
形状に形成される。各側板5a〜5dの上端部に
は多数の透孔21が前記第1の貫通孔15および
第2の貫通孔19と一致して形成される。該透孔
21はプレス装置(図示せず)などにより一体的
に打抜き形成される。 上記のように箱形に折曲された箱体5は固定ピ
ン7により前記フレーム3に固定される。固定ピ
ン7の軸部7aには係止壁17の第2の貫通孔1
9より若干大径状の係合部7bが、係止壁17の
内面に位置する箇所に一体形成されている。 また、係合部7bの外方に応じた軸部7aには
小径部7cが形成され、この小径部7cにより係
合部7bの弾性変形を可能にしている。さらに軸
部7aの外端には頭部7dが、係止壁17の外面
に当接するように形成されている。そして前記固
定ピン7が前記第2の貫通孔19、透孔21およ
び第1の貫通孔15内に挿入されたとき、内側壁
13の内側面から突出した軸部7aの先端部は凹
所16に応じて塑性変形され、その軸先端が内側
壁13の内面とほぼ面一状にされる。 上記のように構成されたコンテナ1の組立方法
を第2図、第4図および第5図に従つて説明す
る。 第4図において、隅部が切り欠かれた樹脂段ボ
ール板を、夫々の対向する側板5a〜5dが起立
するように折り曲げて箱体5を形成した後、これ
ら各側板5a〜5dの上端部を各内側壁13と係
止壁17との間隙内に嵌合し、フレーム3に箱体
5を仮止めする。この状態にて各第2の貫通孔1
9・透孔21および第1の貫通孔15とがほぼ一
致している。 第2図および内側壁13に対する固定ピン7の
支持状態を拡大して示す第5図において、上記の
ように仮とめされたフレーム3と箱体5に対し、
係止壁17の外方から固定ピン7を、第2の貫通
孔19・透孔21および第1の貫通孔15内に前
記係止壁17の外側面に7dが当接するまで挿入
する。このとき、係合部7bは第2の貫通孔19
内への圧入に伴つて小径部7cにより弾性変形し
ながら該第2の貫通孔19を通過した後に弾性復
帰して前記係止壁17の内側面に係合し、フレー
ム3から固定ピン7の抜けが規制される。このと
き、固定ピン7の軸部7a端部は内側壁13の内
側面から突出している。そしてこの状態にて内側
壁13の内側面から突出した軸部7aの端部を、
その端部が凹所16内にて前記内側壁13の内側
面より若干外側に位置するようにかしめて変形さ
せる。これにより軸部7aの端部は第2図および
第5図破線に示すように凹所16内にて内側壁1
3の内側面とほぼ面一状に係合し固定ピン7が抜
け止めされる。これによりフレーム3と箱体5と
が一体化し、コンテナ1が箱形に形成される。 このように本実施例は、第1の貫通孔15の周
囲に応じた内側壁13に凹所16を形成すること
により挿入された固定ピン7の軸部7a端部を、
該凹所16内に位置するようにかしめて内側壁1
3の内側面をほぼ面一状に形成しながらコンテナ
1を組立てることが可能であり、コンテナ1内に
製品あるいは段紙を収容する際にフレーム3の内
側面に対する製品あるいは段紙の引つかかりを回
避してこれらの収容作業を効率的に行い得る。 上記説明は、係止壁17の外方から第2の貫通
孔19・透孔21および第1の貫通孔15内に挿
入され、内側壁13の内側面から突出した固定ピ
ン7の軸端部を凹所16内にてかしめることによ
り内側壁13の内側面をほぼ面一状とするものと
したが、第6図に示すように内側壁13の内側か
ら挿入された固定ピン7の頭部7dを、凹所16
内にて内側壁13に内側面より若干外側に位置し
て内側壁13の内側面をほぼ面一状にするととも
に係止壁17の外側面から突出した軸部7aの端
部をかしめることによりフレーム3と箱体5とを
一体化して形成されたコンテナ1であつてもよ
い。 上記説明は、固定ピン7の端部が凹所16内に
て内側壁13の内側面より若干外側に位置するこ
とにより内側壁13の内側面をほぼ面一状に形成
するものとしたが、固定ピン7の端部が凹所16
内にて内側壁13の内側面と一致することにより
内側壁13の内側面を面一状に形成するものであ
つてもよい。
【考案の効果】
このため本考案は、少ない部品点数で高いコン
テナ強度を得るとともに製品等が収容されるコン
テナの内側面をほぼ面一状にして製品等の収容作
業を効率的に行い得るコンテナを提供することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンテナの概略を示す斜視図、第2図
は第1図のA−A線縦断面を示す断面図、第3図
は固定ピンの概略を示す斜視図、第4図は樹脂段
ボール板の展開状態を示す斜視図、第5図は垂下
部に対する固定ピンの支持状態を拡大して示す斜
視図、第6図は本考案の変更実施例を示す断面図
である。 図中1はコンテナ、3はフレーム、5は箱体、
5a〜5dは側板、7は固定ピン、13は内側
壁、15は第1の貫通孔、16は凹所である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各隅部が切り欠かれたほぼ四角形状の樹脂段ボ
    ール板の側縁を、形成される箱の深さに応じて起
    立するように折り曲げるとともにその上部に長手
    方向へ所定の間隔をおいて透孔が形成された箱体
    と、 前記箱体と同一の樹脂からなり、前記箱体に応
    じた四角枠形状で、側縁の透孔と一致する箇所に
    第1の貫通孔および貫通孔の周囲内面に凹所が形
    成された内側壁と、側縁の透孔と一致する箇所に
    て垂下し、透孔および第1の貫通孔と一致する第
    2の貫通孔が形成された係止壁とを有したフレー
    ムと、 前記箱体およびフレームと同一の樹脂からな
    り、軸部が係止壁の第2の貫通孔、該係止壁と内
    側壁との間に係止された箱体側縁の透孔および内
    側壁の第1の貫通孔を挿通するとともに軸部に係
    止壁の内面と係合する係合部が形成されるととも
    に前記凹所に位置する軸部の先端が、前記内側壁
    の内面と面一状となるように変形された固定ピン
    と、 を備えたことを特徴とするコンテナ。
JP1985125084U 1985-08-13 1985-08-13 Expired JPH0248345Y2 (ja)

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JPS6233521U JPS6233521U (ja) 1987-02-27
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JP2016134487A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 新電元工業株式会社 トランスの巻線接続構造及びトランスの製造方法

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