JPH0226821Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226821Y2 JPH0226821Y2 JP1985121101U JP12110185U JPH0226821Y2 JP H0226821 Y2 JPH0226821 Y2 JP H0226821Y2 JP 1985121101 U JP1985121101 U JP 1985121101U JP 12110185 U JP12110185 U JP 12110185U JP H0226821 Y2 JPH0226821 Y2 JP H0226821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- wall
- fixing pin
- frame
- box body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 8
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 7
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、製品を輸送或いは搬送する際に使
用するコンテナにに関する。
用するコンテナにに関する。
[従来技術]
従来、実開昭56−72724号公報及び実開昭56−
38037号公報等に示すコンテナが一搬に知られて
いる。その内、実開昭56−72724号公報に示すコ
ンテナは、箱形に折曲された容器の上端部に、断
面がコ字形の補強枠を取付けた後、互いに当接し
合う側板の端部に隅部ブロツクを、前記補強枠を
介して取付けていた。そしてこれら側板、補強枠
及び隅部ブロツクに対して固定ピン(ボルト)を
挿入してコンテナを箱形に形成している。また、
実開昭56−38037号公報に示すコンテナは、対向
する2対の側板上端部に補強用のフレームを取付
けるとともに、側板端部に応じた補強用フレーム
に係合片及び係合部材を取付け、これら相互を係
合することにより側板を連結してコンテナを箱形
状に形成している。
38037号公報等に示すコンテナが一搬に知られて
いる。その内、実開昭56−72724号公報に示すコ
ンテナは、箱形に折曲された容器の上端部に、断
面がコ字形の補強枠を取付けた後、互いに当接し
合う側板の端部に隅部ブロツクを、前記補強枠を
介して取付けていた。そしてこれら側板、補強枠
及び隅部ブロツクに対して固定ピン(ボルト)を
挿入してコンテナを箱形に形成している。また、
実開昭56−38037号公報に示すコンテナは、対向
する2対の側板上端部に補強用のフレームを取付
けるとともに、側板端部に応じた補強用フレーム
に係合片及び係合部材を取付け、これら相互を係
合することにより側板を連結してコンテナを箱形
状に形成している。
[考案が解決しようとする問題点]
然し乍、上記した従来のコンテナは、何れも側
板の上端部に補強用の枠或いはフレームを取付け
るとともにこれら側板相互を連結するための隅部
ブロツク或いは係合片と係合部材を不可欠な構成
とするものであり、コンテナの構成部品点数が多
くなつていた。このため、コンテナの組立作業性
が悪かつた。また、実開昭56−72724号公報に示
すコンテナにあつては側板、補強枠及び隅部ブロ
ツクに固定ピンを挿入するための透孔を形成しな
ければならず、コンテナの成形工程数が増加する
とともに、組立てられたコンテナは透孔に挿入さ
れたボルトの先端部をねじ止めするナツトが側板
の上端部内面に突出して、コンテナに製品を収容
する際に邪魔になつたり、あるいは収容した製品
を傷つけたりする問題を有していた。
板の上端部に補強用の枠或いはフレームを取付け
るとともにこれら側板相互を連結するための隅部
ブロツク或いは係合片と係合部材を不可欠な構成
とするものであり、コンテナの構成部品点数が多
くなつていた。このため、コンテナの組立作業性
が悪かつた。また、実開昭56−72724号公報に示
すコンテナにあつては側板、補強枠及び隅部ブロ
ツクに固定ピンを挿入するための透孔を形成しな
ければならず、コンテナの成形工程数が増加する
とともに、組立てられたコンテナは透孔に挿入さ
れたボルトの先端部をねじ止めするナツトが側板
の上端部内面に突出して、コンテナに製品を収容
する際に邪魔になつたり、あるいは収容した製品
を傷つけたりする問題を有していた。
[考案の目的]
本考案の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、
組立作業が極めて容易にでき、収容した製品が傷
つくのを防止することが可能なコンテナを提供す
ることにある。
組立作業が極めて容易にでき、収容した製品が傷
つくのを防止することが可能なコンテナを提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段]
このため本考案は、四角枠形状で、内側壁およ
び係止部を有した縦断面がほぼh字状で、前記内
側壁の外面に軸部および先端部に先割溝を有して
弾性変形可能なフツク部を有した固定ピンが長手
方向へ所要の間隔をおいて一体成形されたフレー
ムと、各隅部に切欠きを有した四角形状の樹脂段
ボール板からなり、夫々の側縁が形成される箱の
深さに応じた位置にて上方へ起立し、その上部が
前記内側壁と係止部との間に係合されるととも
に、弾性変形しながら挿通した固定ピンの軸部が
挿嵌される透孔が形成された箱体とからコンテナ
を構成することを特徴とする。
び係止部を有した縦断面がほぼh字状で、前記内
側壁の外面に軸部および先端部に先割溝を有して
弾性変形可能なフツク部を有した固定ピンが長手
方向へ所要の間隔をおいて一体成形されたフレー
ムと、各隅部に切欠きを有した四角形状の樹脂段
ボール板からなり、夫々の側縁が形成される箱の
深さに応じた位置にて上方へ起立し、その上部が
前記内側壁と係止部との間に係合されるととも
に、弾性変形しながら挿通した固定ピンの軸部が
挿嵌される透孔が形成された箱体とからコンテナ
を構成することを特徴とする。
[考案の作用]
内側壁の外側壁面に一体形成された固定ピンが
箱体における側縁の透孔内に挿入されると、該固
定ピンのフツク部は先割溝により弾性変形しなや
ら該透孔を通過した後、その弾性復帰により側縁
の外側面に係合される。このため、コンテナの組
立作業を極めて容易に行うことができるととも
に、その係合状態を確実に保持し、高い組立強度
を得ている。また、固定ピンが内側壁の外側壁面
に設けられるため、コンテナ内に製品を収容する
降に邪魔になつたり、製品が傷付くことを回避し
ている。
箱体における側縁の透孔内に挿入されると、該固
定ピンのフツク部は先割溝により弾性変形しなや
ら該透孔を通過した後、その弾性復帰により側縁
の外側面に係合される。このため、コンテナの組
立作業を極めて容易に行うことができるととも
に、その係合状態を確実に保持し、高い組立強度
を得ている。また、固定ピンが内側壁の外側壁面
に設けられるため、コンテナ内に製品を収容する
降に邪魔になつたり、製品が傷付くことを回避し
ている。
[実施例]
以下、本考案を実施例に従つて説明する。
本考案に係るコンテナの概略を示す第1図、フ
レームに対する固定ピンの取付状態を示す第2
図、組立てられたコンテナの縦断面を示す第3図
及び樹脂段ボール板の展開状態を示す第4図にお
いて、コンテナ1はフレーム3と箱体5と固定ピ
ン7とから構成され、これらフレーム3と箱体5
と固定ピン7とは、例えばポリプロピレン樹脂、
ABS樹脂等の同一の合成樹脂により形成される。
レームに対する固定ピンの取付状態を示す第2
図、組立てられたコンテナの縦断面を示す第3図
及び樹脂段ボール板の展開状態を示す第4図にお
いて、コンテナ1はフレーム3と箱体5と固定ピ
ン7とから構成され、これらフレーム3と箱体5
と固定ピン7とは、例えばポリプロピレン樹脂、
ABS樹脂等の同一の合成樹脂により形成される。
前記フレーム3は四角枠形状で縦断面がh形に
一体成形される。即ち、フレーム3の支持段部9
の上部にはフランジ部11が外方へ平面状に所要
の幅で延びるように一体成形される。また、各枠
辺の前記支持段部9の内側には内側壁としての垂
下部13が一体成形され、該垂下部13の外側面
には多数の固定ピン7が横方向へ所要の間隔をお
いて一体成形される。また、前記支持段部9の外
側には係止部としての係止壁14が前記垂下部1
3より短い幅で各枠片に一体成形される。該固定
ピン7は箱体5を固定するための軸部7aと、該
軸部7aの先端部にて切込み7bを介して対向す
る一対の爪部7cとから構成される。
一体成形される。即ち、フレーム3の支持段部9
の上部にはフランジ部11が外方へ平面状に所要
の幅で延びるように一体成形される。また、各枠
辺の前記支持段部9の内側には内側壁としての垂
下部13が一体成形され、該垂下部13の外側面
には多数の固定ピン7が横方向へ所要の間隔をお
いて一体成形される。また、前記支持段部9の外
側には係止部としての係止壁14が前記垂下部1
3より短い幅で各枠片に一体成形される。該固定
ピン7は箱体5を固定するための軸部7aと、該
軸部7aの先端部にて切込み7bを介して対向す
る一対の爪部7cとから構成される。
箱体5は第4図に示すように、各隅部が形成さ
れる箱形の高さに応じて切欠かれたほぼ四角形状
の樹脂段ボール板からなり、該樹脂段ボール板を
第3図に示す破線位置にて折曲することにより対
向する2対の側板5a,5b,5c,5dと底板
5eとからなる箱体5形成される。各側板5a,
5b、5c,5dの上端部には多数の透光15が
前記固定ピン7に応じて形成される。そして該透
孔15はプレス装置(図示せず)により一体に打
ち抜き形成される。
れる箱形の高さに応じて切欠かれたほぼ四角形状
の樹脂段ボール板からなり、該樹脂段ボール板を
第3図に示す破線位置にて折曲することにより対
向する2対の側板5a,5b,5c,5dと底板
5eとからなる箱体5形成される。各側板5a,
5b、5c,5dの上端部には多数の透光15が
前記固定ピン7に応じて形成される。そして該透
孔15はプレス装置(図示せず)により一体に打
ち抜き形成される。
次に上記のように構成されるコンテナの組立方
法を第3図及び第4図に従つて説明する。
法を第3図及び第4図に従つて説明する。
第3図及び第4図において、隅部が切欠かれ、
ほぼ四角形状からなる樹脂段ボール板を同図破線
位置にて折曲し、対向する2対の側板5a,5
b、5c,5d及び底板5eの箱体5に形成され
る。そして各側板5a,5b、5c,5d上端が
前記垂下部13と係止壁14との間に掛止した状
態で透孔15内に垂下部13に一体成形された固
定ピン7を圧入すると、爪部7cは切込み7bに
より弾性変形しながら透孔15内を通過した後に
弾性復帰して爪部7cが前記側板5a,5b、5
c,5dの外側面に掛止される。これによりフレ
ーム3から箱体5が抜け止めされ、コンテナ1が
箱形状に形成される。
ほぼ四角形状からなる樹脂段ボール板を同図破線
位置にて折曲し、対向する2対の側板5a,5
b、5c,5d及び底板5eの箱体5に形成され
る。そして各側板5a,5b、5c,5d上端が
前記垂下部13と係止壁14との間に掛止した状
態で透孔15内に垂下部13に一体成形された固
定ピン7を圧入すると、爪部7cは切込み7bに
より弾性変形しながら透孔15内を通過した後に
弾性復帰して爪部7cが前記側板5a,5b、5
c,5dの外側面に掛止される。これによりフレ
ーム3から箱体5が抜け止めされ、コンテナ1が
箱形状に形成される。
このように本実施例は、少ない構成部品でコン
テナ1を構成することが可能であり、組立作業を
効率的に行い得る。また、垂下部13の外側面に
組立てられたコンテナ1の内側面に固定ピンの一
部が突出することを回避し、製品の収容・取出し
作業が効率的にできるとともに、製品が傷付くこ
とを防止し、製品を安全に収容し得ることが出来
る。
テナ1を構成することが可能であり、組立作業を
効率的に行い得る。また、垂下部13の外側面に
組立てられたコンテナ1の内側面に固定ピンの一
部が突出することを回避し、製品の収容・取出し
作業が効率的にできるとともに、製品が傷付くこ
とを防止し、製品を安全に収容し得ることが出来
る。
[考案の効果]
このように本考案は、組立て作業性を向上する
ことが可能であり、収容した製品を傷つけるのを
防止することが可能なコンテナである。
ことが可能であり、収容した製品を傷つけるのを
防止することが可能なコンテナである。
第1図はコンテナの概略を示す斜視図、第2図
はフレームに対する固定ピンの成形状態を示す斜
視図、第3図は組立てられたコンテナの縦断面を
示す断面図、第4図は樹脂段ボール板の展開状態
を示す斜視図である。 図中1はコンテナ、3はフレーム、5は箱体、
7は固定ピン、13は垂下部、15は透孔であ
る。
はフレームに対する固定ピンの成形状態を示す斜
視図、第3図は組立てられたコンテナの縦断面を
示す断面図、第4図は樹脂段ボール板の展開状態
を示す斜視図である。 図中1はコンテナ、3はフレーム、5は箱体、
7は固定ピン、13は垂下部、15は透孔であ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 四角枠形状で、内側壁および係止部を有した縦
断面がほぼh字状で、前記内側壁の外面に軸部お
よび先端部に先割溝を有して弾性変形可能なフツ
ク部を有した固定ピンが長手方向へ所要の間隔を
おいて一体成形されたフレームと、 各隅部に切欠きを有した四角形状の樹脂段ボー
ル板からなり、夫々の側縁が形成される箱の深さ
に応じた位置にて上方へ起立し、その上部が前記
内側壁と係止部との間に係合されるとともに、弾
性変形しながら挿通した固定ピンの軸部が挿嵌さ
れる透孔が形成された箱体と、 からなることを特徴とするコンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985121101U JPH0226821Y2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985121101U JPH0226821Y2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228733U JPS6228733U (ja) | 1987-02-21 |
JPH0226821Y2 true JPH0226821Y2 (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=31010047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985121101U Expired JPH0226821Y2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0226821Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5672724U (ja) * | 1979-11-07 | 1981-06-15 |
-
1985
- 1985-08-06 JP JP1985121101U patent/JPH0226821Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6228733U (ja) | 1987-02-21 |
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