JP2529960Y2 - 金属収納家具への棚板取付構造 - Google Patents

金属収納家具への棚板取付構造

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JP2529960Y2
JP2529960Y2 JP10730790U JP10730790U JP2529960Y2 JP 2529960 Y2 JP2529960 Y2 JP 2529960Y2 JP 10730790 U JP10730790 U JP 10730790U JP 10730790 U JP10730790 U JP 10730790U JP 2529960 Y2 JP2529960 Y2 JP 2529960Y2
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Inventor
洋介 牛越
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光葉スチール株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、金属製収納家具における棚板の取付構造に
関するものである。
従来技術 金属板製のロッカーや履物入れなどのように、前面に
開口部を有する金属箱体中を、1以上の仕切板によって
仕切ることにより、複数の互に隣り合う収納室を区画形
成し、この各収納室内に金属板から成る棚板を設けるこ
とにより、靴などをのせる載置台としたり、或は、収納
室内を、更に、上下に細かく分画して、夫々を互に上下
に隣り合う収納室とすることが行なわれている。
このような棚板(横仕切板)の従来の装着方法におい
て、特に、棚板の材質と本体の材質とが異なっており、
熔接等が行えない場合においては、例えば、第3図に示
すように、天板2、右側板3、左側板4、底板5、背板
6から成る金属箱体1中を、仕切板7、…で仕切ること
により、収納室8、…を区画形成し、この前面に、開口
部を有する箱体1の左右側板の前端縁付近を断面がL状
をなすように折り曲げることにより、L状屈曲部9、9
を形成する。又、仕切板7、…の前端縁付近を同様に折
り曲げることにより、L状屈曲部10、…を設けて、これ
らのL状屈曲部9、10の側板3、4、或は、仕切板7に
平行な部分をなす折返縁9a、10aに、コ状切欠部11、12
を設けておく。一方、棚板20は、第4図に示すように、
前端縁にL状屈曲縁21を設け、左右幅lがほぼ、収納室
8の横幅に等しくなるように、左右端縁を直角に折り曲
げて折曲部2、2が形成してある。このような棚板20の
前縁の一隅を前記コ状切欠部に嵌入し、前記折曲部2、
2…を仕切板7や側板の内面に突設した支持片7aに係止
することにより、棚板を装着している。このような方法
によって取付けられた棚板20は、第3図において、右側
の収納室3の場合のように、L状屈曲部10と9とが、左
右に一対あて存在する場合は、棚板20の前縁左右端部21
a、21bが、夫々、前記L状屈曲部10、9に設けたコ状の
切欠部中に嵌入して保持されるので、堅固に固定される
が、他の収納室の場合は、一側(図では左側)にしかL
状屈曲部がないので、棚板20の前縁右端部21bは、何
等、支持されることなく縦仕切板7に接触若しくは近接
した状態で取り付けられている。
問題点 このような状態で装着されている棚板は、前述のよう
に、熔接固定がなされて得ないので、棚板前縁に力が加
わると変形しやすく、特に下からの僅かな力によって外
れてしまったり、学校などで児童用のロッカーとして用
いた場合は、いたずらをして、棚板20のL状屈曲部21の
部分を手前にこじって変形させてしまうことが、しばし
ばあり、これを修理したり、新しい棚板と交換する必要
が生じ保守管理が煩雑化する欠点があった。
考案の構成 本考案は、金属収納家具のこのような問題点を解決す
ることを目的とするものであって、その要旨は、前面に
開口部を有する金属箱体中を、縦仕切板によって仕切る
ことにより形成された複数の互に左右に隣りあって設け
られた収納室の各々に、棚板(横仕切板)を装着するに
際し、前記開口部の左右側縁と前記縦仕切板の前縁と
に、夫々、断面がL状をなす屈曲部を形成し、このL状
の屈曲部に前記棚板の前縁に形成した断面がL状のL状
屈曲縁が嵌入可能な切欠部を設けると共に、前記縦仕切
板の、前記切欠部に対面する位置に、前記L状屈曲縁の
左右いずれか一側の端部を若干延設して設けた嵌入突起
が嵌入可能な嵌合孔を突設し、前記棚板に設けた前記嵌
入突起を前記嵌入孔に嵌入し、棚板の前縁以外の他の縁
辺の適所を金属箱体の側壁内面若しくは、仕切板に設け
たプレス突起や係止片等の棚板支持部によって支持する
ことにより、棚板を収納室内に装着固定する取付構造に
ある。以下、一実施例に基ずいて図面を参照しながら詳
細に説明する。尚、図において、従来技術と同一の機能
を有するものについては、同一の番号を付して説明す
る。
第1図は、本考案の一実施例を示すもので、金属収納
家具は、天板を除去した状態でその一部が示されてい
る。6は、背板で、これに一端で固着する縦仕切板7、
7によって、金属収納家具内が仕切られて、互に隣り合
う収納室8、8…が画成されている。仕切板7、7の前
縁は、L状に折り返されてL状屈曲部10、10…が形成さ
れている。このような仕切板7、の折返縁10aに、第2
図に示すような棚板30の前縁に設けたL状屈曲縁31が嵌
入可能なコ状切欠部12、…を形成すると共に、仕切板7
の、コ状切欠部12、…と対面する位置に、嵌入孔7a、…
が穿設されている。一方、前記棚板30は、方形金属板の
一辺をL状に折り返すことにより、前記L状屈曲縁31を
形成すると共に、該L状屈曲縁の左右両端のうち、前記
嵌合孔に直面する側の端部31aを、若干延設した状態
で、略長方形の嵌入突起33が設けられている。又、この
嵌入突起33と反対側の端部付近は、該嵌入突起33の横方
向への突出長さに略相当する長さ分だけ、L状屈曲縁31
の前面端部付近が切除された切除部31bとなっており、
装着した際に、嵌入突起と干渉しあうことのないように
配慮されている。32、32及び34は、夫々、棚板補強用の
折曲部である。このような構成から成る棚板30を、仕切
板7、7間に取付けるに際しては、先ず、嵌入突起33を
嵌合孔7aに嵌入し、ついで他側(31b)をコ状切欠部12
に嵌入する。そして、折曲部34を、背面板6に上方を含
む三方をプレス切断して、収納室8内に突出せしめて成
る方形の棚板支持部6aで受けて、これを支持せしめるこ
とにより、棚板30は3点で強固に支持固定される。6b
は、該棚板支持部の直上に、折曲部の幅だけの間隔をお
いて、背面板6に設けたプレス突起で、折曲部34を、棚
板支持部と共に上下からはさんで、固定するためのもの
である。
棚板に設けられた切除部31bは、前述のように、隣り
合う棚板の嵌入突起との干渉を避けるためのもので、嵌
入突起の位置或は形状を変えれば、必ずしも必要ない。
又、嵌合孔の形状を棚板取付け、或は取外しを可能にす
る自由度が保証されていればいかなる形状のものでもよ
い。
効果 本願考案は、棚板の表面材質と本体の表面材質が異な
る場合など、例えば、本体を塗装した後に、棚板を固定
する必要があるとか、本体がプラスチック化粧鋼板で構
成されている場合などのように、棚板と本体とを、熔接
固定できない場合等に、特に有効であって、棚板を、仕
上がり状態の本体に、極めて簡単に取付ることができる
と共に、取付け後の状態は、その前縁の両端付近で、特
に強固に支持固定されるので、殆ど半固定状態で保持さ
れるので、従来のように、棚板が外れたり、変形するこ
とがなく、乱暴に取り扱かわれても損傷が極めて少な
く、維持管理が容易で、製品寿命を延長する効果があ
る。又、前縁以外の支持は、背面板において支持すれ
ば、三点支持となるので、従来のように仕切板面に、左
右一対あて支持部を設けたり、ねじ止め、リベット止
め、熔接等のように、新たな部品の取り付け、加工用の
機械装置、取付器具等が一切不要で、製作が簡素化され
製作コストが低減される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の要部を示す説明図であ
る。 第2図は、棚板の構成を示す斜視図である。 第3図は、従来技術の一例を示す説明図である。 第4図は、従来の棚板を示す斜視図である。 第5図は、棚板の従来の支持状態を示す説明図である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に開口部を有する金属箱体中を縦仕切
    板によって仕切ることにより形成された複数の収納室の
    各々に棚板を取付けるに際し、前記開口部の左右側縁と
    前記縦仕切板前縁とに、夫々L状屈曲部を形成し、該L
    状屈曲部に前記棚板の前縁に形成したL状屈曲縁が嵌入
    可能な切欠部を設けると共に、前記縦仕切板の前記切欠
    部に対面する位置に前記L状屈曲縁の左右いずれか一側
    端部を若干延設して成る嵌入突起が嵌入可能な嵌合孔を
    設け、前記棚板のL状屈曲縁の他側端部を、前記切欠部
    に嵌入せしめると共に、該棚板に設けた前記嵌入突起を
    前記嵌入孔に嵌入し、該棚板の前面を除く他の周縁部の
    適所を、金属箱体の左右側板、縦仕切板及び背面の中の
    1カ所以上に設けた棚板支持部によって支持することを
    特徴とする金属収納家具における棚板取付構造。
JP10730790U 1990-10-13 1990-10-13 金属収納家具への棚板取付構造 Expired - Lifetime JP2529960Y2 (ja)

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JPH0464236U JPH0464236U (ja) 1992-06-02
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JP2016036414A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 株式会社岡村製作所 収納家具、およびその組み立て方法

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