JPH0735418Y2 - 台足付き装置の固定構造 - Google Patents
台足付き装置の固定構造Info
- Publication number
- JPH0735418Y2 JPH0735418Y2 JP4061190U JP4061190U JPH0735418Y2 JP H0735418 Y2 JPH0735418 Y2 JP H0735418Y2 JP 4061190 U JP4061190 U JP 4061190U JP 4061190 U JP4061190 U JP 4061190U JP H0735418 Y2 JPH0735418 Y2 JP H0735418Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- housing
- foot
- pedestal
- large number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 複数の小型装置を共通の筐体の内部に収容して構成され
る交換機等の電子機器に関し、特に、筐体内部の棚へ台
足付きの小型装置を固定する構造に関し、 簡単な機構で台足を筐体内部の棚板上に位置決め可能な
固定構造を提供することを目的とし、 整然と行及び列をなして配置されたスリット状の多数の
冷却用通風孔を全面に有する底板と整然と高さ方向に配
置された多数のねじ孔を有する横柱を具えた筐体の内部
に、台足を具えた小型装置を固定するための構造であっ
て、;固定されるべき小型装置の台足を受入れ可能な孔
を具えた天壁と、台足に相当する高さを有し、下縁に前
記通風孔に遊合可能な脚を具えた左右両側壁とで構成さ
れた逆U字型断面を有する一対の台座金具と;前記底板
に対応するサイズを有し整然と行及び列をなして配置さ
れたスリット状の多数の冷却用通風孔を全面に有する天
壁と、その両側から直角に折れ曲がり高さ方向に延在す
る長孔を具えた両側壁とで構成されたU字型断面の押さ
え金具とで構成される。
る交換機等の電子機器に関し、特に、筐体内部の棚へ台
足付きの小型装置を固定する構造に関し、 簡単な機構で台足を筐体内部の棚板上に位置決め可能な
固定構造を提供することを目的とし、 整然と行及び列をなして配置されたスリット状の多数の
冷却用通風孔を全面に有する底板と整然と高さ方向に配
置された多数のねじ孔を有する横柱を具えた筐体の内部
に、台足を具えた小型装置を固定するための構造であっ
て、;固定されるべき小型装置の台足を受入れ可能な孔
を具えた天壁と、台足に相当する高さを有し、下縁に前
記通風孔に遊合可能な脚を具えた左右両側壁とで構成さ
れた逆U字型断面を有する一対の台座金具と;前記底板
に対応するサイズを有し整然と行及び列をなして配置さ
れたスリット状の多数の冷却用通風孔を全面に有する天
壁と、その両側から直角に折れ曲がり高さ方向に延在す
る長孔を具えた両側壁とで構成されたU字型断面の押さ
え金具とで構成される。
本考案は、複数の小型装置を共通の筐体の内部に収容し
て構成される交換機等の電子機器に関し、特に、筐体内
部の棚へ台足付きの小型装置を固定する構造に関する。
て構成される交換機等の電子機器に関し、特に、筐体内
部の棚へ台足付きの小型装置を固定する構造に関する。
本考案が対象とする交換機においては、筐体の内部にモ
デム等の小型装置を何段かに収容して構成される場合が
ある。
デム等の小型装置を何段かに収容して構成される場合が
ある。
こうした場合、従来は、小型装置の底面の四隅に取付け
られているゴム製の台足を単に棚板の上に載せるのみ
で、特に固定手段は設けられていなかったので、地震等
によって、これがずれて床に落下する等の危険があっ
た。
られているゴム製の台足を単に棚板の上に載せるのみ
で、特に固定手段は設けられていなかったので、地震等
によって、これがずれて床に落下する等の危険があっ
た。
本考案は、このような従来技術の問題点を解決し、簡単
な機構で台足を筐体内部の棚板上に位置決め可能な固定
構造を提供することを目的とする。
な機構で台足を筐体内部の棚板上に位置決め可能な固定
構造を提供することを目的とする。
この目的は、整然と行及び列をなして配置されたスリッ
ト状の多数の冷却用通風孔を全面に有する底板と整然と
高さ方向に配置された多数のねじ孔を有する横柱を具え
た筐体の内部に、台足を具えた小型装置を固定するため
の構造であって;固定されるべき小型装置の台足を受入
れ可能な孔を具えた天壁と、台足に相当する高さを有
し、下縁に前記通風孔に遊合可能な脚を具えた左右両側
壁とで構成された逆U字型断面を有する一対の台座金具
と;前記底板に対応するサイズを有し整然と行及び列を
なして配置されたスリット状の多数の冷却用通風孔を全
面に有する天壁と、その両側から直角に折れ曲がり高さ
方向に延在する長孔を具えた両側壁とで構成されたU字
型断面の押さえ金具とからなる台足付き装置の固定構造
によって達成される。
ト状の多数の冷却用通風孔を全面に有する底板と整然と
高さ方向に配置された多数のねじ孔を有する横柱を具え
た筐体の内部に、台足を具えた小型装置を固定するため
の構造であって;固定されるべき小型装置の台足を受入
れ可能な孔を具えた天壁と、台足に相当する高さを有
し、下縁に前記通風孔に遊合可能な脚を具えた左右両側
壁とで構成された逆U字型断面を有する一対の台座金具
と;前記底板に対応するサイズを有し整然と行及び列を
なして配置されたスリット状の多数の冷却用通風孔を全
面に有する天壁と、その両側から直角に折れ曲がり高さ
方向に延在する長孔を具えた両側壁とで構成されたU字
型断面の押さえ金具とからなる台足付き装置の固定構造
によって達成される。
小型装置を固定する際には、先ず前記台座金具の脚を底
板の所定位置の通風孔に遊合させて位置決めし、その上
に小型装置を載せて孔に台足を遊合させて位置決めす
る。更に前記押さえ金具をこれに重ねてその天壁によっ
て小型装置を押さえると共に、側壁の長孔を通じて筐体
の横柱のねじ孔にねじ止めして該押さえ金具を固定す
る。その結果、小型装置は台座金具によって台足の前後
左右の動きを規制され、押さえ金具の天壁によって上方
向の動きを規制されて筐体内に完全に位置決め・固定さ
れる。
板の所定位置の通風孔に遊合させて位置決めし、その上
に小型装置を載せて孔に台足を遊合させて位置決めす
る。更に前記押さえ金具をこれに重ねてその天壁によっ
て小型装置を押さえると共に、側壁の長孔を通じて筐体
の横柱のねじ孔にねじ止めして該押さえ金具を固定す
る。その結果、小型装置は台座金具によって台足の前後
左右の動きを規制され、押さえ金具の天壁によって上方
向の動きを規制されて筐体内に完全に位置決め・固定さ
れる。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本考案を更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は、本考案の固定構造が適用される筐体1の全体
を示す斜視図であり、3本ずつ一組の左右の横柱2を含
む直方体状の骨格と、底面をカバーする底板3とを一体
的に組み合わせて構成されている。
を示す斜視図であり、3本ずつ一組の左右の横柱2を含
む直方体状の骨格と、底面をカバーする底板3とを一体
的に組み合わせて構成されている。
底板3には、筐体内部に収容される電子装置を冷却する
ためのスリット状の多数の通風孔4が、整然と行及び列
をなして全面に配置されている。一方、横柱2には、筐
体内部に対面した側面に、高さ方向に一定のピッチで部
品取付け用のねじ孔5が設けられている。
ためのスリット状の多数の通風孔4が、整然と行及び列
をなして全面に配置されている。一方、横柱2には、筐
体内部に対面した側面に、高さ方向に一定のピッチで部
品取付け用のねじ孔5が設けられている。
本考案は、筐体1の内面側に規則性を以て多数設けられ
ているこれら通風孔4とねじ孔5を利用して、小型装置
例えばモデム6を筐体内部に収容・固定するものであ
る。このモデム6は、第2図に示すように、その底面の
四隅に位置安定用のゴム製の円柱型台足7を有する。
ているこれら通風孔4とねじ孔5を利用して、小型装置
例えばモデム6を筐体内部に収容・固定するものであ
る。このモデム6は、第2図に示すように、その底面の
四隅に位置安定用のゴム製の円柱型台足7を有する。
本考案の固定構造は、モデム6を搭載するための左右一
対の台座金具8とモデム6を上から押さえるための押さ
え金具10とからなる。
対の台座金具8とモデム6を上から押さえるための押さ
え金具10とからなる。
台座金具8は、第2図に示すように、モデム6の左右各
側の台足7の領域をカバー可能に奥行き方向に延びた逆
U字型断面を有する一対のチャンネルであり、その天壁
8aには前記台足7を受入れ可能な孔9がこれと対応する
位置に設けられている。又、その側壁8bの高さHは台足
7の高さに対応している。そして、側壁8bの下縁には前
記通風孔4に遊合可能な脚8cが凸設されている。
側の台足7の領域をカバー可能に奥行き方向に延びた逆
U字型断面を有する一対のチャンネルであり、その天壁
8aには前記台足7を受入れ可能な孔9がこれと対応する
位置に設けられている。又、その側壁8bの高さHは台足
7の高さに対応している。そして、側壁8bの下縁には前
記通風孔4に遊合可能な脚8cが凸設されている。
押さえ金具10は、第3図に示すように、筐体の底板3に
対応するサイズを有する天壁10aと左右両側壁10bからな
るU字型断面を有する板材であり、前記側壁10bには筐
体の横柱2のねじ孔に対応する位置に縦方向の長孔11が
設けられている。又、天壁10aには、前記底板3と同様
に通風孔4が全面に設けられている。
対応するサイズを有する天壁10aと左右両側壁10bからな
るU字型断面を有する板材であり、前記側壁10bには筐
体の横柱2のねじ孔に対応する位置に縦方向の長孔11が
設けられている。又、天壁10aには、前記底板3と同様
に通風孔4が全面に設けられている。
モデム6を筐体1の内部に収容する場合には、先ず前記
台座金具8の底板3の所定位置に配置し、その箇所の通
風孔4に脚8cを挿入して位置決めする。次にモデム6を
台座金具8の上に載せ、その台足7を天壁8aの孔9に遊
合させて、位置決めする。これによって、モデム6の前
後左右方向の動きは規制される。
台座金具8の底板3の所定位置に配置し、その箇所の通
風孔4に脚8cを挿入して位置決めする。次にモデム6を
台座金具8の上に載せ、その台足7を天壁8aの孔9に遊
合させて、位置決めする。これによって、モデム6の前
後左右方向の動きは規制される。
次に、押さえ金具10をモデム6の上に載せ、その天壁10
aでモデム6の頂部を押さえるように位置決めする。そ
して、その側壁10bの長孔11を横柱2のねじ孔5の中の
適当な位置にあるものと一致させ、これにねじを挿通し
てねじ止めする。これによって、モデム6は上方への動
きを規制されて、完全に位置を固定される。
aでモデム6の頂部を押さえるように位置決めする。そ
して、その側壁10bの長孔11を横柱2のねじ孔5の中の
適当な位置にあるものと一致させ、これにねじを挿通し
てねじ止めする。これによって、モデム6は上方への動
きを規制されて、完全に位置を固定される。
この構成により、モデム6は筐体1の内部に安定して位
置決めされると共に、冷却風は押さえ金具10の天壁の通
風孔4を通じて流通可能となる。
置決めされると共に、冷却風は押さえ金具10の天壁の通
風孔4を通じて流通可能となる。
第4図は本考案の押さえ金具の別の例を示す。この例に
おいては、押さえ金具20の天壁20aが二重になり、外部
部材22と内部部材21で構成され、両者の間隙hは台座金
具8の脚8cの高さより僅かに大きく設定されている。
おいては、押さえ金具20の天壁20aが二重になり、外部
部材22と内部部材21で構成され、両者の間隙hは台座金
具8の脚8cの高さより僅かに大きく設定されている。
この押さえ金具20を使用すれば、第5図に示すように、
その上に更にモデム6′を積層することが可能となり、
この場合、内外両部材21,22の間の間隙に、2段目の台
座金具8′の脚8cが入り、下段のモデムとの干渉が避け
られる。
その上に更にモデム6′を積層することが可能となり、
この場合、内外両部材21,22の間の間隙に、2段目の台
座金具8′の脚8cが入り、下段のモデムとの干渉が避け
られる。
以上述べたように、本考案によれば、筐体に予め設けら
れている通風孔と部品取付け用のねじ孔を利用したの
で、少ない部品点数と工数で既存の筐体にモデム等を固
定することができる。又、必要に応じて複数段に積層す
ることも可能である。
れている通風孔と部品取付け用のねじ孔を利用したの
で、少ない部品点数と工数で既存の筐体にモデム等を固
定することができる。又、必要に応じて複数段に積層す
ることも可能である。
第1図は、本考案が適用される筐体の斜視図、 第2図は、本考案の固定構造に使用される台座金具の斜
視図、 第3図は、同じく押さえ金具の斜視図、 第4図は、押さえ金具の別の例の斜視図、 第5図は、筐体内に積層して収容されたモデムの状態を
示す正面図である。 1…筐体 2…横柱 3…底板 4…通風孔 5…ねじ孔 6…モデム 7…台足 8…台座金具 8a…天壁 8b…側壁 8c…脚 9…孔 10…押さえ金具 10a…天壁 10b…側壁 11…長孔
視図、 第3図は、同じく押さえ金具の斜視図、 第4図は、押さえ金具の別の例の斜視図、 第5図は、筐体内に積層して収容されたモデムの状態を
示す正面図である。 1…筐体 2…横柱 3…底板 4…通風孔 5…ねじ孔 6…モデム 7…台足 8…台座金具 8a…天壁 8b…側壁 8c…脚 9…孔 10…押さえ金具 10a…天壁 10b…側壁 11…長孔
Claims (2)
- 【請求項1】整然と行及び列をなして配置されたスリッ
ト状の多数の冷却用通風孔(4)を全面に有する底板
(3)と整然と高さ方向に配置された多数のねじ孔
(5)を有する横柱(2)を具えた筐体(1)の内部
に、台足(7)を具えた小型装置(6)を固定するため
の構造であって;固定されるべき小型装置(6)の台足
(7)を受入れ可能な孔(9)を具えた天壁(8a)と、
台足(7)に相当する高さを有し、下縁に前記通風孔
(4)に遊合可能な脚(8c)を具えた左右両側壁(8b)
とで構成された逆U字型断面を有する一対の台座金具
(8)と;前記筐体(1)の底板(3)に対応するサイ
ズを有し整然と行及び列をなして配置されたスリット状
の多数の冷却用通風孔(4)を全面に有する天壁(10
a)と、その両側から直角に折れ曲がり高さ方向に延在
する長孔(11)を具えた両側壁(10b)とで構成された
U字型断面の押さえ金具(10)とからなる台足付き装置
の固定構造。 - 【請求項2】前記押さえ金具(20)の天壁(20a)が上
下2枚の部材(21,22)からなり、両部材(21,22)の間
には前記台座金具(8)の脚(8c)の高さに相当する間
隔が空けられている請求項1に記載された固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4061190U JPH0735418Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 台足付き装置の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4061190U JPH0735418Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 台足付き装置の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04783U JPH04783U (ja) | 1992-01-07 |
JPH0735418Y2 true JPH0735418Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31550547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4061190U Expired - Lifetime JPH0735418Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 台足付き装置の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735418Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS532483U (ja) * | 1976-06-18 | 1978-01-11 | ||
JP6322512B2 (ja) * | 2014-07-26 | 2018-05-09 | シンクレイヤ株式会社 | ヘッドエンド機器 |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP4061190U patent/JPH0735418Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04783U (ja) | 1992-01-07 |
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