JPH0644142Y2 - コントロールユニットにおける基板固定構造 - Google Patents

コントロールユニットにおける基板固定構造

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JPH0644142Y2
JPH0644142Y2 JP1989000538U JP53889U JPH0644142Y2 JP H0644142 Y2 JPH0644142 Y2 JP H0644142Y2 JP 1989000538 U JP1989000538 U JP 1989000538U JP 53889 U JP53889 U JP 53889U JP H0644142 Y2 JPH0644142 Y2 JP H0644142Y2
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substrate
cover
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fixed
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JP1989000538U
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JPH0292986U (ja
Inventor
俊之 山崎
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、車載電子機器等に使用されるコントロールユ
ニットに関し、特に、ユニット本体容器内に配設される
基板の固定構造に関する。
〈従来の技術〉 この種コントロールユニットは、第3図に示すように、
略板状のべース1と該べース1に固定される下面開放の
箱状カバー2とからなる本体容器3と、該本体容器3内
に配設されて前記べース1上面の載置部に載置固定され
る基板5と、を備えて構成される。
前記基板5には各種の電子部品6が実装される。
かかるコントロールユニットにおいて、第4図に示すよ
うに、前記基板5はべース1の載置部4に載置され、ね
じ止めされる。
即ち、べース1の周部には上方に立設される周板部1aが
一体成形されており、この周板部1aの上縁部の複数箇所
には基板載置部としての複数の方形の板部4が内側に水
平に折曲形成されている。この板部4には、夫々ねじ孔
4aが形成されている。そして、板部4に載置された基板
5の周部にねじ込んだ止めねじ7を前記ねじ孔4aにねじ
込むことにより、基板5を板部4に固定取付するように
なっている。
尚、カバー2は、その周壁と前記べース1の周板部1aと
をねじ8で固定するようにしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の基板固定構造にあって
は、基板5を複数の止めねじ7を使用してべース1に固
定する構成であるため、多大な工数が必要であり、作業
性に劣るという欠点がある。
又、止めねじ7の価格も高く、コスト的に不利である。
更に、止めねじ7によって基板5に傷等を付けてしまう
虞もあり、品質の低下を来すという欠点もある。
そこで、本考案は以上のような従来の問題点に鑑み、従
来の止めねじを使用した基板の固定構造を廃止、その代
わりべースに位置決めされた基板を該べースとカバーと
で挟持して固定する構成とすることにより、工数の低減
と品質の向上とを図ることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案のコントロールユニットにおける基板
固定構造は、略板状のべースと該べースに固定される下
面開放の箱状カバーとからなる本体容器と、該本体容器
内に配設されて前記べース上面の載置部に載置固定され
る基板と、を備えてなるコントロールユニットにおい
て、前記べースの載置部から上方に突出して前記基板の
周部に形成された複数の位置決め用係合孔が夫々係合さ
れる複数の位置決め用係合突起部を、前記べースの載置
部に一体成形して設けると共に、前記カバーの側壁内面
から夫々内方に突出して前記基板の載置部と重合可能な
複数の押さえ板部を、前記カバーに一体成形して設け、
カバーとべースの固定時に、載置部と押さえ板部との重
合面間に、該載置部に位置決めされた基板の周部を挟持
するように構成した。
〈作用〉 上記の構成においては、基板をべースの載置部上に載置
させ、該基板の係合孔を載置部の係合突起部に係合させ
ることにより、基板の位置決めを行う。
次に、べースにカバーを組み付けると、該カバーの押さ
え板部が基板の周部に載置される。ここで、カバーとべ
ースとを固定すると、押さえ板部と載置部との重合面間
に前記載置部に位置決めされた基板の周部が挟持固定さ
れる。
かかる構成の基板の固定構造によると、カバーとべース
の固定によって基板が固定される構成であるため、基板
を複数の止めねじを使用してべースに固定する従来の構
成に比して、工数が少なくて済み、工数の低減を図れ、
作業性の向上を図れる。又、基板を横板部と板部で挟持
するだけであるから、基板に傷等を付けてしまう虞もな
く、品質の向上も図ることが可能となる。更に、係合突
起部と押さえ板部を、夫々べースの載置部とカバーに一
体成形するようにしたから、部品数の低減及び製作性の
向上を図れる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、コントロールユニットは、
略板状のべース10と該べース10に固定される下面開放の
箱状カバー11とからなる本体容器12と、該本体容器12内
に配設されて前記べース10上面の載置部に載置固定され
る基板13と、を備えた構成は従来と同様である。
前記基板13には各種の電子部品14が実装される。
そして、前記べース10の周部には上方に立設される周板
部10aが一体成形されており、この周板部10aの上縁部の
複数箇所には基板載置部としての複数の方形の板部15が
内側に水平に折曲形成されている。この板部15には、そ
の先端縁部から上方に突出する板状の位置決め用係合突
起部16が折曲形成されている。この係合突起部16は、夫
々前記基板13の周部に形成された複数のスリット状の位
置決め用係合孔17が夫々係合可能である。一方、前記カ
バー11の側壁には、該側壁内面から夫々内方に突出して
前記基板13の載置部である板部15と重合可能な複数の押
さえ板部18が設けられている。
この押さえ板部18は、カバー11の側壁に形成された縦方
向の2条の切り溝18a間部分を内側に押し出すことによ
り形成され、略く字形状に屈曲された突起部18Aの横板
部により構成される。
次に、基板13の固定方法について説明する。
まず、基板13をべース10の板部15上に載置させ、該基板
13の係合孔17を板部15の係合突起部16に係合させること
により、基板13の位置決めを行う。
次に、べース10にカバー11を組み付けると、該カバー11
の押さえ板部18が基板の周部に載置される。ここで、カ
バー11の周壁と前記べース10の周板部10aとをねじ19で
固定すると、板部15と押さえ板部18との重合面間に該板
部15に位置決めされた基板13の周部が挟持固定される。
かかる構成の基板13の固定構造によると、カバー11とべ
ース10の固定によって基板13が固定される構成であるた
め、基板を複数の止めねじを使用してべースに固定する
従来の構成に比して、工数が少なくて済み、工数の低減
を図れ、作業性の向上を図れると共に、止めねじの廃止
により、コストを安価に抑えることができる。
又、基板13を押さえ板部18と板部15で挟持するだけであ
るから、基材13に傷等を付けてしまう虞もなく、品質の
向上も図ることが可能となる。
更に、係合突起部16と押さえ板部18とを、夫々べース10
の板部15とカバー11に一体成形するようにしたから、部
品数の低減及び製作性の向上を図れる。特に、押さえ板
部18はカバー11側壁の押し出しによって形成するように
したから、製作が簡単で、より製作費を安価に抑えるこ
とができる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、べースとカバー
の固定時に、べースの基板載置部とカバー側の押さえ板
部との重合面間に載置部に位置決めされた基板の周部を
挟持するようにして、基板の固定を行う構成としたか
ら、固定に係わる工数の低減を図れ、作業性の向上を図
れると共に、基板に傷等を付けてしまう虞もなく、品質
の向上も図ることが可能となり、又、位置決め用の係合
突起部と押さえ板部を、夫々べースの載置部とカバーに
一体成形するようにしたから、部品数の低減及び製作性
の向上を図れる実用的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコントロールユニットにおける基
板固定構造の一実施例を示す斜視図、第2図は同上実施
例の要部縦断面図、第3図は従来の基板固定構造の一例
を示す斜視図、第4図は同上従来例の要部縦断面図であ
る。 10……べース、11……カバー、12……本体容器、13……
基板、15……板部、16……位置決め用係合突起部、17…
…位置決め用係合孔、18……押さえ板部、19……ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略板状のべースと該べースに固定される下
    面開放の箱状カバーとからなる本体容器と、該本体容器
    内に配設されて前記べース上面の載置部に載置固定され
    る基板と、を備えてなるコントロールユニットにおい
    て、前記べースの載置部から上方に突出して前記基板の
    周部に形成された複数の位置決め用係合孔が夫々係合さ
    れる複数の位置決め用係合突起部を、前記べースの載置
    部に一体成形して設けると共に、前記カバーの側壁内面
    から夫々内方に突出して前記基板の載置部と重合可能な
    複数の押さえ板部を、前記カバーに一体成形して設け、
    カバーとべースの固定時に、載置部と押さえ板部との重
    合面間に、該載置部に位置決めされた基板の周部を挟持
    するようにしたことを特徴とするコントロールユニット
    における基板固定構造。
JP1989000538U 1989-01-09 1989-01-09 コントロールユニットにおける基板固定構造 Expired - Lifetime JPH0644142Y2 (ja)

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JPH0292986U JPH0292986U (ja) 1990-07-24
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JP2561513Y2 (ja) * 1990-08-24 1998-01-28 株式会社竹中工務店 クリーンルーム用ファンユニット
JP5445009B2 (ja) * 2009-10-08 2014-03-19 富士通株式会社 電子機器

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