JPH1080205A - 鎮圧具 - Google Patents

鎮圧具

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Publication number
JPH1080205A
JPH1080205A JP23823696A JP23823696A JPH1080205A JP H1080205 A JPH1080205 A JP H1080205A JP 23823696 A JP23823696 A JP 23823696A JP 23823696 A JP23823696 A JP 23823696A JP H1080205 A JPH1080205 A JP H1080205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
depth
pressure
adjusting plate
protrusions
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23823696A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Komai
浩一郎 駒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication of JPH1080205A publication Critical patent/JPH1080205A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鎮圧具に突起の高さを簡便に調節できる機構
を付設することによって、播種穴の深度を容易に調整で
きる鎮圧具を提供することを目的とする。 【解決手段】 略円錐状の突起が多数突設された板状体
において、これら突起が設けられた突起付き面の側に、
突起付き面に略平行な部分を備える深度調節板を設け、
この深度調節板が突起に干渉することなく突起付き面に
垂直な方向に適宜距離移動して固定されるようにする深
度調節板の位置調節可能な離隔手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、養土の整地された
面に突起を押し付けて穴を形成することで播種の便に供
する鎮圧具に関するものであり、特に、その穴の深度を
調節する機構を備えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鎮圧具は、その板部分と突起との
位置関係が固定されていた。例えば、145mm×30
0mmの鉄板に、径23mm高さ14mmのプラスティ
ック製円錐状突起が、特定の位置に4行8列植え込まれ
たものであった。これを128穴のトレイに4回押し付
けて用いていた。これによると、穴の深度が、突起の高
さに依存してしまうので、覆土の深度を調整したい場
合、逐一別個の鎮圧具を使用しなければならず効率が芳
しくなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は上記問
題点に鑑みて創出されたものであり、その目的は、鎮圧
具に突起の高さを簡便に調節できる機構を付設すること
によって、播種穴の深度を容易に調整できる鎮圧具を提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の鎮圧具は次の構成を備える。すなわち、略
円錐状の突起が多数突設された板状体において、これら
突起が設けられた突起付き面の側に、突起付き面に略平
行な部分を備える深度調節板を設け、この深度調節板が
突起に干渉することなく突起付き面に垂直な方向に適宜
距離移動して固定されるようにする深度調節板の位置調
節可能な離隔手段を設ける。ここで、離隔手段を用い
て、深度調節板と突起付き面との間隔を適宜調節するこ
とによって、深度調節板と突起の先端との間隔が簡便自
在に調節可能となり、播種穴の深度が容易に調整できる
ようになる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面の例に
基づいて説明する。図1は、本発明の鎮圧具を示す斜視
図であり、図2は、その裏面の一部を示す斜視図であ
り、図3は、要部断面図である。鎮圧板(20)の底面
部(21)は、ほぼ正方形の板状をした板状体であり、
その下面(21a)すなわち突起付き面にはほぼ円錐形
の多数の突起(23)が突設されている。鎮圧板底面部
(21)の側縁には、対向する一対の鎮圧板側面部(2
2)が、突起(23)の突設方向とは逆向きに立設され
ている。鎮圧板側面部(22)に設けられた孔(22
a)を介して、鎮圧板(20)の外側に深度調節板(3
0)が配設される。
【0006】深度調節板(30)は、鎮圧板(20)の
作用を補助するためのものであり、次のような構造をし
ている。深度調節板(30)は、ほぼL字形をしてい
て、鎮圧板底面部(21)と平行に深度調節板底面部
(31)、鎮圧板側面部(22)と平行に深度調節板側
面部(32)を備える。そして、鎮圧板側面部(22)
の孔(22a)に呼応する位置に設けられた深度調節板
側面部(32)の孔(32a)とネジ(33)を介し
て、鎮圧板(20)と結合されている。ここで、2個の
孔(22a)、(32a)のうち少なくとも一方は長孔
をなし、鎮圧板(20)に対して、深度調節板(30)
が、鎮圧板底面部(21)と垂直な方向に移動できるよ
うになっている。深度調節板底面部(31)の側縁は、
切り欠けの設けられた櫛状をなし、深度調節板底面部
(31)を鎮圧板底面部(21)に接する位置まで近づ
けても、深度調節板底面部(31)が突起(23)に衝
突しない構造になっている。なお、深度調節板(30)
を、突起(23)に干渉することなく鎮圧板底面部下面
(21a)に対して垂直な方向に適宜距離移動させ固定
する深度調節板(30)の位置調節可能な離隔手段は、
上例のように長孔とネジ(33)との組み合わせが簡便
で効率的であるが、必ずしもこれには限定されず、例え
ば深度調節板底面部(31)の中央位置にボールネジ等
を配設してもよい。
【0007】以上のように構成された鎮圧具は、次のよ
うに利用される。図4は、養土(10)の充填されたト
レイ(11)に浅めの播種穴(12)を形成する形態を
示す断面説明図であり、図5は同じく深めの播種穴(1
2)を形成する場合の説明図である。図4では、深度調
節板底面部(31)が鎮圧板底面部(21)に接して設
置され、鎮圧板(20)と深度調節板(30)とが一体
的になっている。そのため、深度調節板底面部(31)
がトレイの入口部(11a)に接するのと、鎮圧板底面
部(21)がトレイの入口部(11a)に接するのとに
は大差なく、鎮圧板底面部下面(21a)に設けられた
突起(23)の形状にそのまま応じて、播種穴(12)
が養土(10)の上面に形成される。
【0008】それに対し、図5では、深度調節板底面部
(31)が鎮圧板底面部(21)と間隔をあけて設置さ
れている。そのため、深度調節板底面部(31)がトレ
イの入口部(11a)に達したとき、鎮圧板底面部(2
1)はそれ以上降下できず、鎮圧板底面部下面(21
a)の突起(23)は、養土(10)に十分進入しな
い。従って、播種穴(12)は、突起(23)の先端部
の形状に応じたものとなり、浅めの穴が形成される。こ
のように、深度調節板(30)を鎮圧板(20)に固定
する位置を調節することによって、播種穴(12)の深
浅を容易に調整することが可能になる。
【0009】本例では、鎮圧板底面部(21)の上面
に、板状の取手(24)が2基所定間隔をおいて平行に
立設されている。取手(24)の長辺方向は、深度調節
板(30)の長辺方向と一致している。この取手(2
4)によって、押圧の配分を均一に調節し易くなるの
で、鎮圧作業が安定化する。また、鎮圧板底面部(2
1)を正方形にし得るので、例えば、300mm×30
0mmの大きさにして突起(23)を8行8列植え込め
ば、従来では、128穴のトレイに4回押し付けて作業
していたのを2回に減らして作業の効率化を図ることが
可能になる。
【0010】上例では、深度調節板底面部(31)の側
縁が櫛状になっているが、突起(23)の位置や、深度
調節板(30)と鎮圧板(20)との位置関係等によっ
ては、この櫛状部位(31a)は必ずしも必要ない。例
えば、図6に示すようなL字状の深度調節板(30)で
あってもよい。また、図7は、深度調節板底面部(3
1)の面積を鎮圧板底面部(21)の面積とほぼ等しく
して、鎮圧板底面部(21)の下側全面に深度調節板
(30)が備わるようにしたものである。鎮圧板底面部
(21)に設けられた突起(23)に呼応する位置の深
度調節板底面部(31)には全て孔(31b)が設けら
れている。このような構成にすることで、トレイ(1
1)に限らず一般の圃場にも適宜適用することが可能に
なる。このように、深度調節板底面部(31)は、鎮圧
板底面部(21)にほぼ平行な部分を備え、それが突起
(23)に干渉することなく鎮圧板底面部(21)に垂
直に移動し得ればよく、その面積は特に限定されるもの
ではない。上例では、正方形或いは長方形の面になって
いるが、例えば、鎮圧板底面部(21)に呼応するその
4隅の4点でもよいし、中央部に設けられた任意の曲平
面でもよい。なお、本発明の構成は、本発明の主旨から
逸脱しない限り適宜設計変更可能なものである。
【0011】
【発明の効果】本発明の鎮圧具は、以上の構成をしてい
るために以下の効果を奏する。すなわち、鎮圧板の所定
位置に深度調節板を適宜付設することで、鎮圧板底面に
設けられた突起の高さを簡便に調節することができる。
これによって、播種穴の深度が容易に調整できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鎮圧具の斜視図
【図2】図1における鎮圧具の裏面を示す斜視図
【図3】図1における鎮圧具の断面図
【図4】浅めの播種穴を形成する形態の断面説明図
【図5】深めの播種穴を形成する形態の断面説明図
【図6】別例の深度調節板を示す斜視図
【図7】別例の深度調節板を示す斜視図
【符号の説明】
10 養土 11 トレイ 11a トレイの入口部 12 播種穴 20 鎮圧板 21 鎮圧板の底面部 21a 鎮圧板の底面部の下面 22 鎮圧板の側面部 22a 鎮圧板の側面部の孔 23 突起 24 取手 30 深度調節板 31 深度調節板の底面部 31a 深度調節板の底面部の櫛状部位 31b 深度調節板の底面部の孔 32 深度調節板の側面部 32a 深度調節板の側面部の孔 33 ネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円錐状の突起が多数突設された板状体
    において、これら突起が設けられた突起付き面の側に、
    突起付き面に略平行な部分を備える深度調節板を設け、
    この深度調節板が突起に干渉することなく突起付き面に
    垂直な方向に適宜距離移動して固定されるようにする深
    度調節板の位置調節可能な離隔手段を設けることを特徴
    とする鎮圧具。
JP23823696A 1996-09-09 1996-09-09 鎮圧具 Withdrawn JPH1080205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23823696A JPH1080205A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 鎮圧具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23823696A JPH1080205A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 鎮圧具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1080205A true JPH1080205A (ja) 1998-03-31

Family

ID=17027175

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23823696A Withdrawn JPH1080205A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 鎮圧具

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JP (1) JPH1080205A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100970995B1 (ko) * 2009-04-01 2010-07-20 김수영 모종홀 형성 장치 및 모종홀 형성 방법

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Effective date: 20031202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040814