JP2575042Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2575042Y2
JP2575042Y2 JP1990114060U JP11406090U JP2575042Y2 JP 2575042 Y2 JP2575042 Y2 JP 2575042Y2 JP 1990114060 U JP1990114060 U JP 1990114060U JP 11406090 U JP11406090 U JP 11406090U JP 2575042 Y2 JP2575042 Y2 JP 2575042Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、接続箱本体に、ジャンクションブロックや
リレーブロック等の電気接続ブロックをボルト締めによ
り固定する電気接続箱に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は、実開平1−143232号公報に記載された従来
の電気接続箱21を示す分解斜視図である。
図で、22は、接続箱本体を示し、該接続箱本体22の内
部にはリレーブロック23を設けると共に、該リレーブロ
ック23のコネクタ24と、ワイヤハーネス25から分岐接続
したコネクタ26とを底壁27に固定してある。さらに、該
底壁27には、該コネクタ24,26の中央位置に、ナット28
を有する支柱29を立設してある。
30は、前記接続箱本体22に組み付けるジャンクション
ブロックを示し、ブロック本体31には、前記支柱29に係
合する筒部32を設けてあり、該筒部32にボルト33を挿通
して前記ナット28に螺合させ、ジャンクションブロック
30の図示しないコネクタと前記コネクタ24,26との接合
を行うのである。
しかしながら、上記構造にあっては、ジャンクション
ブロック30を接続箱本体22に仮セット(ボルトは締めな
い)する際に、位置決めが面倒で、しかもボルト締付け
不足により、ジャンクションブロック30とコネクタ24,2
6との嵌合不完全を起こすといった問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記した点に鑑み、ジャンクションブロッ
ク等の電気接続ブロックを接続箱本体に容易に且つ確実
に仮セットできることは勿論のこと、電気接続ブロック
を接続箱本体に確実に嵌合させることのできる電気接続
箱を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、接続箱本体
に、ナットを有する支柱と、複数のテーパ状位置決めピ
ンとが立設され、該接続箱本体に対する電気接続ブロッ
クに、該ナットに対するボルトと、該テーパ状位置決め
ピンに対するテーパ状嵌合穴とが設けられた電気接続箱
において、前記テーパ状嵌合穴が、前記ボルトとナット
の螺合時に前記テーパ状位置決めピンの先端で突き破ら
れる底壁を有し、該テーパ状位置決めピンの先端が該底
壁を突き破って前記電気接続ブロックの上壁側に突出す
ることを特徴とする。また、前記底壁から前記上壁にか
けて溝穴が設けられ、前記電気接続ブロックと前記接続
箱本体との完全嵌合時に、前記テーパ状位置決めピンの
先端が該溝穴内において該上壁の表面と同一面に位置す
ることも有効である。
〔作用〕
テーパ状位置決めピンがテーパ状嵌合穴に係合するこ
とで、電気接続ブロックと接続箱本体とが仮セットされ
る。この状態でボルトを締め付けることで、テーパ状位
置決めピンの先端がテーパ状嵌合穴の底壁を突き破って
外部に露出すると共に、テーパ状位置決めピンがテーパ
状嵌合穴に密着する。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係る電気接続箱を示す分解斜視
図、第2図は、同じく仮セット状態を示す縦断面図であ
る。
該電気接続箱1は、合成樹脂製の接続箱本体2の左右
に、電気接続ブロックとしてのジャンクションブロック
3とリレーブロック4とを組み付けると共に、該リレー
ブロック4のワイヤハーネス5から分岐接続された複数
のコネクタ6(図示しない固定手段で接続箱本体に予め
固定される)を該ジャンクションブロック3のコネクタ
7に接続させるものである。
該接続箱本体2の底壁8には、該ジャンクションブロ
ック3の中央に貫設したボルト9に対するナット10を有
する支柱11を立設すると共に、該支柱11を頂点とする三
角形の底辺に相当する位置に二本のテーパ状位置決めピ
ン12,12を突設してある。また、前記ジャンクションブ
ロック3の合成樹脂製のブロック本体13には、該テーパ
状位置決めピン12,12に対するテーパ状嵌合穴14,14を設
けてある。該テーパ状嵌合穴14の底壁15は、薄肉に形成
されている。該ブロック本体13は、上下に分割可能で、
係止突起16と可撓係止片17との係合により合体する構造
になっている。そして、第2図に示す如く、テーパ状位
置決めピン12にテーパ状嵌合穴14を係合させることによ
り、簡単かつ確実にしかもガタつきなくジャンクション
ブロック3の仮セットを行うことができる。
第3図は、ボルト9をナット10に螺合させて、ジャン
クションブロック3を接続箱本体2に固定させた状態を
示すものであり、テーパ状位置決めピン12は、テーパ状
嵌合穴14の薄肉底壁15を突き破り、ピン先端12aを、ブ
ロック本体13の上壁18に形成された溝穴19内に露出させ
る。該ピン先端12aは、該上壁18の表面とほぼ同一面位
置に突出するように設定してあるから、前記コネクタ6,
7の嵌合が不完全である場合には、目視や手感でその異
常を検知できる。また、該テーパ状位置決めピン12のテ
ーパ状外周面は、テーパ状嵌合穴14のテーパ状内周面に
密着して強固に嵌合し、二本のテーパ状位置決めピン1
2,12と支柱11とによってジャンクションブロック3を安
定して支えるから、該支柱11の破損する心配がない。
なお、テーパ状嵌合穴14の底壁15の形状は、薄肉に限
らず、第4図に示す如く、底壁15′に十字のスリット20
を形成したものでもよい。また、テーパ状位置決めピン
12の数は、二本に限らず、三本以上であってもよい。
〔考案の効果〕
以上の如く、請求項(1)記載の考案によれば、テー
パ状位置決めピンとテーパ状嵌合穴との係合により、電
気接続ブロックが接続箱本体に容易且つ確実に位置決め
されることは勿論のこと、ボルトとナットの螺合操作に
より、テーパ状位置決めピンの先端がテーパ状嵌合穴の
底壁を突き破って電気接続ブロックの上壁側に突出する
から、作業者が目視で電気接続ブロックと接続箱本体と
の完全嵌合を簡単に検知することができ、それにより、
電気接続ブロックと接続箱本体との嵌合不良が防止され
る。また、請求項(2)記載の考案によれば、電気接続
ブロックと接続箱本体との完全嵌合時におけるテーパ状
位置決めピンの先端の位置が規定されるから、前記目視
検知精度が向上すると共に、テーパ状位置決めピンの先
端と上壁の表面とが同一面にあることを手指の感触によ
っても確認することができ、検知精度が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、 第2図は同じく仮セット状態を示す縦断面図、 第3図は同じく組付嵌合状態を示す縦断面図、 第4図はテーパ状嵌合穴の底壁の変形例を示す平面図、 第5図は従来例を示す分解斜視図である。 1……電気接続箱、2……接続箱本体、3……ジャンク
ションブロック、9……ボルト、10……ナット、11……
支柱、12……テーパ状位置決めピン、12a……ピン先
端、14……テーパ状嵌合穴、15……底壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−21663(JP,A) 特開 昭50−95154(JP,A) 特開 昭57−122594(JP,A) 実開 昭57−49704(JP,U) 実開 昭56−123592(JP,U) 実開 昭57−87595(JP,U) 実開 昭56−16804(JP,U) 実開 昭57−22273(JP,U) 実開 昭63−160020(JP,U) 実開 平2−33519(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続箱本体に、ナットを有する支柱と、複
    数のテーパ状位置決めピンとが立設され、該接続箱本体
    に対する電気接続ブロックに、該ナットに対するボルト
    と、該テーパ状位置決めピンに対するテーパ状嵌合穴と
    が設けられた電気接続箱において、 前記テーパ状嵌合穴が、前記ボルトとナットの螺合時に
    前記テーパ状位置決めピンの先端で突き破られる底壁を
    有し、該テーパ状位置決めピンの先端が該底壁を突き破
    って前記電気接続ブロックの上壁側に突出することを特
    徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】前記底壁から前記上壁にかけて溝穴が設け
    られ、前記電気接続ブロックと前記接続箱本体との完全
    嵌合時に、前記テーパ状位置決めピンの先端が該溝穴内
    において該上壁の表面と同一面に位置することを特徴と
    する請求項(1)記載の電気接続箱。
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