JPH033957Y2 - - Google Patents

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JPH033957Y2
JPH033957Y2 JP6921283U JP6921283U JPH033957Y2 JP H033957 Y2 JPH033957 Y2 JP H033957Y2 JP 6921283 U JP6921283 U JP 6921283U JP 6921283 U JP6921283 U JP 6921283U JP H033957 Y2 JPH033957 Y2 JP H033957Y2
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bolt
terminal
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post
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JP6921283U
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、バツテリーポスト用端子の改良に関
する。
〔従来の技術〕
自動車等に使用するバツテリーにおいて、これ
から電源を分配するためにバツテリーポストにバ
ツテリーポスト用端子を接続する。そして、この
端子に複数の雄端子部をもつ分岐用端子を共締め
固定することにより、電源の分配をより多面的か
つ効率的に行う方法が採用されている(実開昭56
−21365号公報)。
これを図面により具体的に説明すると、第3図
において、Aはバツテリー、Bはバツテリーポス
ト用端子、Cは分岐用端子、Dはコネクタを示
す。
バツテリーポスト用端子Bは、バツテリーポス
ト20に嵌装される断面C字状のポスト接触部2
1と、該ポスト接触部21の両端から相対向して
のびる左右一対の端子基板部22,23とを備
え、該端子基板部22,23にはその対向位置に
ボルト挿通孔(図示せず)が設けられている。
一方の端子基板部22はその末端に電線加締部
24を有し、電線25が接続されており、他方の
端子基板部23には分岐用端子Cが取付けられ
る。
分岐用端子Cの取付けに際しては、その接続部
29を端子基板部23に当接し、そのボルト挿通
孔(図示せず)に上記端子基板部22,23のボ
ルト挿通孔とともにボルト27を通して、バツテ
リーポスト用端子Bのバツテリーポスト20への
嵌装とともにナツト28により共締め固定する。
ボルト・ナツトの緊締に際し、ボルト27の回
動を制止するために、上記端子基板部22はその
両側の自由縁部を外側に折曲してボルト廻り止め
26を形成し、上下のボルト廻り止め26,26
間にボルト頭部27aの対辺を挟持する状態でナ
ツト28の締付けが行われる。
バツテリーポスト用端子Bに固定される分岐用
端子Cは接続部29の一端に複数の雄端子部30
が形成されており、これらの雄端子部30はコネ
クタDのハウジング31に収容された相手側雌端
子(図示せず)に嵌挿されて所望の電線32と接
続される。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のバツテリーポスト用端子による電線の接
続にあたつては、電線接続が分岐用端子、コネク
タハウジング、雌端子を介して行われる部品点数
も多く、従つて電気的接続箇所が多くなることに
よつて、嵌合不良や接触不良、あるいは緩みなど
の導通不良事故が生じ易い。
また、分岐用端子のバツテリーポスト用端子へ
の組込みは、ボルトを取外して行わなければなら
ない。従つてバツテリーポスト用端子の取替え、
或いは配線取替えの場合などには多くの手数を要
し、かつコスト高となつている。
本考案の目的は、上記の問題点を解決し、ボル
ト・ナツトを緩めるだけでなく、複数の電線を直
接的に接続することができ、従つて部品点数も少
なく、嵌合不良や接触不良が生じ難く、電線接続
を簡単かつ確実に行うことができるバツテリーポ
スト用端子を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案にあつて
は、第1図及び第2図に示されるように、金属板
からプレス成形されるバツテリーポスト用端子で
あつて、バツテリーポストに嵌装される断面C字
状のポスト接触部3と、該ポスト接触部3の両端
から対向してのびる一対の端子基板部1,2と、
該一対の端子基板部1,2の相対する位置に形成
された締付け用ボルト挿通孔5a,5bとを備
え、一方の端子基板部1の端部に電線加締部4を
有するバツテリーポスト用端子において、前記他
方の端子基板部2はその両側の自由縁部を外側に
折曲して形成したボルト廻り止め8a,8bを有
し、一方のボルト廻り止め8bの折り曲げ高さが
他方のボルト廻り止め8aの折り曲げ高さよりも
高く形成されると共に、前記ボルト挿通孔5b,
5aに嵌装されてナツト7が螺着されるボルト6
の頭部6bが前記ボルト廻り止め8a,8bに係
合して回動が制止される構造をもつことを特徴と
する。
また、端子基板部1,2を締付けるためのボル
ト6は、ボルト・ナツトの緊締を緩めるために、
ボルト6のねじ山の中間ににナツトの緩み位置を
定めるつぶし6aを設けるのが好ましい。
〔作用〕
本考案のバツテリーポスト用端子は、ナツト7
を分離することなくボルトの緊締を緩めることが
できる。すなわち、ナツト7を緩めてボルトヘツ
ド6bを端子基板部2から引き離すと、両側の廻
り止め8a,8bに挟持されていたボルトヘツド
は、その一方の廻り止めから開放され、他方の廻
り止め8bから未だ開放されることなく、従つて
ボルト6の回動は制止されていて、かつボルト首
下を一方の廻り止め8aの外方へ露出させること
ができる。
この露出されたボルト首下を利用して電線12
を接続することができる。該接続のために、電線
12に圧着される外部導通端子9にはC字型開口
端子を用いるのが好ましい。このC字型端子によ
るときは、上記露出されたボルト首下に自由に着
脱できて、ボルト6の緊締に際しては、上記C字
型端子が両側の廻り止め8a,8b間およびボル
トヘツド6bに挟持されて離脱することはない。
〔実施例〕
以下、本考案の構成及び作用を実施例を示す図
面を参照して詳細に設明する。
第1図において、バツテリーポスト用端子10
はポスト接触部3から相対向して延びる左右一対
の端子基板部1,2を有し、一方の端子基板部1
にヘアピン状のU字形に形成された電線加締部4
が設けられている。このバツテリーポスト用端子
10は、通常の場合と同様に金属板のプレス成形
によつて作られる。
ポスト接触部3はバツテリーポスト20(第3
図参照)に適合して環体の一部が切欠かれた断面
C字状に設けられている。
端子基板部1,2にはその中央部に夫々ボルト
挿通孔5a,5bを穿設して、これにボルト6を
挿通しナツト7で緊締する。必要に応じてワツシ
ヤ11を介在させる。
端子基板部2は、その上下両側の自由縁部を外
側に折曲してボルト廻り止め8aおよび8bが設
けられている。本考案による上記廻り止めは、図
示の例によれば、下側の廻り止め8bの折り曲げ
高さは上側の廻り止め8aより高く突き出して設
けられている。
上記廻り止め8a,8bを両側壁とする端子基
板部2のU字形溝内にボルトヘツド6bを収容し
て、ボルト6はボルト挿通孔5bから挿通孔5a
へ挿通される。ここで上記ボルトヘツド6bの寸
法は、上記廻り止め8a,8bの幅に適合して設
けられている。
第2図においては、端子基板部2側からボルト
挿通孔5b,5aに挿通したボルト6が示されて
いる。ボルト6は緩められた状態にあつて、ボル
トヘツド6bは端子基板部2から離れ、廻り止め
8aの先端より更に突出して、廻り止め8bとの
すき間13にボルト首下が位置している。しか
し、ボルトヘツド6bは未だ廻り止め8bに係合
して、ボルト6の回動は制止されている。
上記ボルト6の首下が半ば露出する位置は、ナ
ツト7の螺着位置によつて規制できる。ナツト位
置を決めるため、ねじ山に中間つぶし6aを設け
たボルト6を用いるのが好ましい。
上記首下が半ば露出したボルト6には、上記す
き間13を通して外部導通端子9を接続すること
ができる。外部導通端子9はC字型開口9aを有
する端子を用いて、上記すき間13からボルト6
に簡単に着脱できる。外部導通端子9には電線1
2が圧着接続されている。
ボルト6に係合された外部導通端子9は、ボル
ト6の緊締の際、端子基板部2の上記U字形溝内
とボルトヘツド6bとに拘束されて脱落する心配
はない。
上記の如く、本考案のバツテリーポスト用端子
10は予め端子基板部1,2に設けたボルト挿通
孔5b,5aにボルト6を挿通してナツト7を螺
合したものをバツテリーポストに嵌装することが
できる。そして、外部導通端子9の緊締の際はボ
ルト6に設けた中間つぶし6aをナツト7が乗り
越えて緊締される。
上記中間つぶし位置にナツトが螺合しているボ
ルト6は、ボルトヘツド6bが端子基板部2から
離した状態でバツテリーポスト用端子10に組み
付けられ、ボルト首下が一方の廻り止め8aの外
側に露出される。従つて、ボルト首下へC字型開
口9aを有する外部導通端子9に結線された電線
12を容易に着脱できる。なお、、上記ボルトヘ
ツド6bが離れているときも、未だ他方の廻り止
め8bはボルトヘツド6bに係合して、ボルト6
の回動を制止することができる。ナツト7の装着
後に中間つぶし6a以外のボルト末端部に本つぶ
しを施すことにより、ボルト6からのナツト7の
外れを防止することも出来る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば従来の如
くボルトとナツトを外した後孔付雄型端子を装着
して緊締するのではなく、電線端子にフツクタイ
プ(C字型開口)を用いて着脱を容易にすること
ができる。しかも作業中常にボルト回動が制止さ
れ、作業途中でも電線端子が脱落することはな
い。そして孔付の雄型端子を用いる場合のように
ナツトを取外す必要はなく、工数が軽減され、ま
たコネクタを排除できるので、嵌合不良や接触不
良の原因が少なくなり、部品点数を少なくしてコ
ストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバツテリーポスト用端子
の実施例を示す斜視図、第2図は同上の組立状態
を示す斜視図、第3図は従来のバツテリーポスト
用端子の説明図である。 1,2……端子基板部、3……ポスト接触部、
5a,5b……ボルト挿通孔、8a,8b……ボ
ルト廻り止め、10……バツテリーポスト用端
子、13……すき間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属板からプレス成形されるバツテリーポス
    ト用端子であつて、バツテリーポストに嵌装さ
    れる断面C字状のポスト接触部3と、該ポスト
    接触部3の両端から対向してのびる一対の端子
    基板部1,2と、該一対の端子基板部1,2の
    相対する位置に形成された締付け用ボルト挿通
    孔5a,5bとを備え、一方の端子基板部1の
    端部に電線加締部4を有するバツテリーポスト
    用端子において、 前記他方の端子基板部2はその両側の自由縁
    部を外側に折曲して形成したボルト廻り止め8
    a,8bを有し、一方のボルト廻り止め8bの
    折り曲げ高さが他方のボルト廻り止め8aの折
    り曲げ高さよりも高く形成されると共に、前記
    ボルト挿通孔5b,5aに嵌装されてナツト7
    が螺着されるボルト6の頭部6bが前記ボルト
    廻り止め8a,8bに係合して回動が制止され
    る構造をもつことを特徴とするバツテリーポス
    ト用端子。 (2) 一対の端子基板部1,2のボルト挿通孔5
    b,5aに挿入されるボルト6のねじ山の中間
    にナツトの緩み位置を定めるつぶし6aが設け
    られている実用新案登録請求の範囲第1項のバ
    ツテリーポスト用端子。
JP6921283U 1983-05-11 1983-05-11 バッテリーポスト用端子 Granted JPS59175267U (ja)

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JPS59175267U JPS59175267U (ja) 1984-11-22
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