JP2001314013A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2001314013A
JP2001314013A JP2000131073A JP2000131073A JP2001314013A JP 2001314013 A JP2001314013 A JP 2001314013A JP 2000131073 A JP2000131073 A JP 2000131073A JP 2000131073 A JP2000131073 A JP 2000131073A JP 2001314013 A JP2001314013 A JP 2001314013A
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junction box
positioning
stopper
mounting
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Tetsuro Saimoto
哲朗 斉本
Masao Sakai
正夫 境
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Toyota Motor Corp
Yazaki Corp
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Toyota Motor Corp
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ジャンクションボックスもしくは
ジャンクションブロック、またはリレーボックスなどの
電気接続箱を車体へ取り付ける時に、接続箱本体1のセ
ットを簡単に、確実に、また迅速に行うことが可能な電
気接続箱を提供することにある。 【解決手段】 複数の取付け部2a,3a,4aを有
し、前記複数の取付け部2a,3a,4aには少なくと
も1個以上の螺合部材5o,5p,5qを用いて、相手
側取付け体に固定する構造の電気接続箱において、接続
箱本体1の基準側の取付け部2aの周辺近傍部に位置決
め用の突出部を設け、他の取付け部3a,4aに前記相
手側取付け体に対して前記螺合部材の回転方向に当接す
る位置決め用のストッパ10を設けた電気接続箱とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの電気
配線に使用されるジャンクションボックス(J/Bと略
称する)、リレーボックス(R/Bと略称する)などの
電気接続箱に関し、車輌、ボデーなどの相手側取付け体
などに、容易に位置決め固定する電気接続箱本体の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のジャンクションボックスもしくは
ジャンクションブロック、またはリレーボックスなどの
電気接続箱について、図3,図4をもとに説明する。
【0003】電気接続箱は、合成樹脂製のロアカバーと
アッパカバーとからなる接続箱本体(ボックス)1を備
えるものである。接続箱本体1内には、例えば、バスバ
ー、回路板などが配設され、バスバー端子がアッパカバ
ーのコネクタ内に位置する。
【0004】図3の接続箱本体1には、複数の取付け部
2a,3a,4aが設けられており、上記取付け部2
a,3a,4aには、各々、ボルト5o,5p,5q等
を通すためのねじ孔2b,3b,4b(ねじ山の引っか
り部分を有さない孔)が設けられており、前記ねじ孔に
ボルト5o,5p,5qを通して各々のボルトを締め込
んでゆくことにより、接続箱本体1が車輌に取り付けら
れ固定される。車輌側の接続箱本体1の相手側取付け体
は、車体(ボデー)部6およびブラケット部7にて構成
されている。
【0005】接続箱本体1のボデー部6への取り付け方
法は、まず、接続箱本体1をボデー部6の座2cとブラ
ケット部7の各々の座3c,4cの上に、接続箱本体1
の取付け部2a,3a,4aが、所定の位置で合わさる
ように、目視にて狙いを定めてセットする。
【0006】次にねじ孔2bにボルト5oを通し、ボル
ト締めの基準とする座2cにボルト5oをあてがい、ボ
ルト5oを軽く締めて、めねじ孔2dにボルト5oを仮
締めする。
【0007】ここで、接続箱本体1を車輌に取り付ける
場合、上記ねじ孔2bとめねじ孔2dに、最初にボルト
5oを挿入し仮締めしてから、他の取付け部3a,4a
をボルトなどを用いて順次固定してゆくので、ここで
は、ねじ孔2bとめねじ孔2dを基準側の孔位置とす
る。
【0008】そして、ブラケット部7の座3c,4cに
設けられているめねじ孔3d,4dと電気接続箱本体側
の取付け部3a,4aに設けられているねじ孔3b,4
bがずれるのを防ぐため、ブラケット側のボルト5pま
たはボルト5qを仮締めしたのち、残りの電気接続箱本
体側の取付け部とブラケット部の座に設けられているね
じ孔にボルトを螺合し、最終的に取付け部2a,3a,
4aに固定すべき各々のボルト5o,5p,5qを、そ
れぞれ均等に締め込んでゆくという作業をしていた。
【0009】または、目視にて電気接続箱本体側に設け
られているねじ孔3b,4bと、ブラケット側のめねじ
孔3d,4dとの位置が合っていることを確かめなが
ら、ねじ孔2bと座2cに設けられているめねじ孔2d
とをボルト5oで締め込んでから、次に、電気接続箱本
体側のねじ孔3b,4bに、各々、ボルト5p,5qを
挿入し、ブラケット側のめねじ孔3d,4dへボルトを
締め込んでゆくという作業をしていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法
で、電気接続箱を車輌に取り付ける場合、作業者は、ま
ず、接続箱本体1のねじ孔2b,3b,4bと、ボデー
部6のめねじ孔2dおよびブラケット部7のめねじ孔3
d,4dとを、所定の位置で合わさるように目視にて、
狙いを定めてセットしなければならない。
【0011】この作業は、熟練者のみならず、技術習得
中の作業者には、時として3カ所の孔の位置を合わせて
セットするという動作を迅速に行いづらいこともあっ
た。
【0012】また、最初に接続箱本体1の取付け部2a
だけをボルト5oで固定しようとしても、図3の回転方
向イのように、右回転方向(時計回転方向)に回動し、
接続箱本体1の取付け部3a,4aは、ブラケット部7
の所定の取り付け位置からずれてしまう。
【0013】これについて、図4を用いて、接続箱本体
1を真上から見た状態で、詳しく説明する。右ねじのボ
ルト5oを右回り方向に回転させて、ボルト5oを締め
込んでゆくうちに、接続箱本体1は、ボルト5oの締め
込んでゆく回転方向に共に動いてしまい、接続箱本体1
も取付け部2aを中心として、回転方向ハのように、右
回転方向(時計回転方向)に回動し、各々の取付け部3
a,4aの位置がずれてしまう。
【0014】これでは、折角、上で述べたような電気接
続箱本体をセットする作業、すなわち接続箱本体1のね
じ孔2b,3b,4bと、ボデー部6のめねじ孔2dお
よびブラケット部7のめねじ孔3d,4dとを、所定の
位置で合わさるように、目視にて狙いを定めてセットし
た作業が無駄になってしまい、結果として、再度、接続
箱本体1のねじ孔3b,4bと、ブラケット部7のめね
じ孔3d,4dとを合わせ直さなければならなかった。
【0015】このように、接続箱本体1をボルト5o,
5p,5qもしくはねじ部材などの螺合部材を用いて車
体に取り付ける場合、接続箱本体1を車体にセットする
のが困難なことや、再度、接続箱本体1を所定の位置に
セットし直すことにより時間がかかるなどして、作業効
率や作業性が悪いという問題があり、これはまた、電気
接続箱の取り付け工程よりも後の工程の遅れにも影響す
るという問題もあった。
【0016】本発明は、上記問題を解決し、ジャンクシ
ョンボックスもしくはジャンクションブロック、または
リレーボックスなどの電気接続箱を車輌へ取り付ける時
に、接続箱本体のセットを簡単に、確実に、また迅速に
行うことが可能な電気接続箱を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係わる本発明では、複数の取付け部を有
し、前記複数の取付け部には少なくとも1個以上の螺合
部材を用いて、相手側取付け体に固定する構造の電気接
続箱において、接続箱本体の基準側の取付け部の周辺近
傍部に位置決め用の突出部を設け、他の取付け部に前記
相手側取付け体に対して前記螺合部材の回転方向に当接
する位置決め用のストッパを設けた電気接続箱としたの
である。
【0018】さらに、前記位置決め用の突出部、または
前記ストッパのうちの少なくとも1つが、接続箱本体と
一体化した位置決め用の突出部またはストッパである電
気接続箱としたのである。
【0019】また、前記位置決め用の突出部が、先端部
分にテーパ部を有するボスもしくはピンである電気接続
箱としたのである。
【0020】そしてまた、前記ストッパが、前記基準側
の取付け部以外の前記他の取付け部から突出している電
気接続箱としたのである。
【0021】上記手段を採用することで、接続箱本体の
螺合部材と、螺合部位を有する相手側取付け体の孔の位
置が合わさらずにずれていても、ボスもしくは位置決め
ピンなどの位置決め用の突出部を中心に接続箱本体を左
右に回転させるだけで、ストッパが相手側取付け体に当
接して、電気接続箱と相手側取付け体との各螺合部材と
各螺合部位とが整合し、電気接続箱を車輌の所定位置へ
合わせることが可能となる。
【0022】基準側のボルトなどの螺合部材を締め込ん
でいっても、ボルトの締め込んでゆく時に生じる接続箱
本体の回転動作を利用して、接続箱本体のねじ孔などを
有する複数の取付け部と、螺合部位などを有する相手側
取り付け部材、例えば、めねじ孔を有するブラケット部
材などの孔の位置合わせを容易に行うことができる。
【0023】また、車輌の所定の位置に電気接続箱をセ
ットする時に、位置決め用の突出部をボデー側の位置決
め孔に差し込むだけで、容易に所定の位置にセットする
ことが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る接続箱本体1
の一例の実施形態を、図1、図2(a)、図2(b)に
もとづいて説明する。上記従来の電気接続箱と同じ呼び
名の部分には、それらに付された符号と同一の符号を付
し、その構造についての詳細な説明を省略する。
【0025】図1に示すように、接続箱本体1には、複
数の脚部2,3,4を有し、上記脚部2,3,4は複数
の取付け部2a,3a,4aを兼用して設けられてお
り、ボルト5o,5p,5qやねじ部材などの螺合部材
を、相手側取付け体に設けられているめねじ孔2d,3
d,4dなどの螺合部位に締め込むことにより車輌に取
り付けられる。ここで、本発明の螺合部材とは、おね
じ、めねじなどのようにねじ部などの螺合部分を有する
部材であれば、いかなる部材であってもよい。
【0026】一方、車輌側には、電気接続箱本体側の取
付け部2a,3a,4aに対応し、ボデー部6およびブ
ラケット部7にて取付け部位を構成している。この場
合、ブラケット部7を含むボデー部6が、相手側取付け
体に相当するが、本発明では、いかなる形態の相手側取
付け体であってもよい。
【0027】突出部は、位置決めピン9もしくは位置決
めボスなど突出部を有する形状部位であればいかなる形
状でもよく、前記突出部を接続箱本体1の基準側の孔位
置であるねじ孔2bの周辺近傍部に設けておく。
【0028】位置決めピン9などの突出部は、接続箱本
体1の外周側壁面1aもしくは接続箱本体1の外周底壁
面1bの少なくとも一方の部分に設けられていることが
良い。
【0029】図1に示すように、位置決めピン9などの
突出部は、接続箱本体1の側壁面1aおよび接続箱本体
1の外周部の底壁面1bにまたがるように設けてあれ
ば、突出部の根元の機械的強度を維持しつつ、必要以上
に位置決めピン9などの突出部を太くしたり大きくする
などをしなくとも済むので良い。
【0030】位置決めピン9などの突出部根元の機械的
強度を高めるために、位置決めピン9などの突出部の径
を太くしたり、また、突出部根元の肉盛り部を多く設け
るなどすると、接続箱本体1と隣り合う他の部品の占有
位置と接続箱本体1との占有位置とが部分的に干渉して
しまう可能性も考えられ、その場合は、接続箱本体1の
周辺にあるほかの部品の寸法や設計さえも変更しなけれ
ばならない必要性が生じることも考えられる。
【0031】一方、位置決め孔8は、ボルト締めの基準
となる座2cの周辺近傍部で、車体(ボデー)部6の外
面に位置決め孔8を設けておく。
【0032】接続箱本体1の車輌への取り付けは、ま
ず、接続箱本体1を座2c,3c,4cの上にセットす
る。そして、この時、接続箱本体1に設けた位置決めボ
スもしくは位置決めピン9を位置決め孔8に差し込むこ
とで、取付け部2aのねじ孔2bとボデー側の座2cの
めねじ孔2dとをほぼ合わせることができる。
【0033】また、上記位置決めボスもしくは位置決め
ピン9と位置決め孔8とが合っていない場合も、位置決
めボスもしくは位置決めピン9を中心に、接続箱本体1
を手で持ちながら、左右に回転させたり揺らしたりする
ことで、容易に孔位置を合わせることが可能である。
【0034】次にボルト締めの基準である上記取付け部
2aをボルト5oで締め込んでゆき固定する。
【0035】この時に、図1に示すように、ボルト5o
を締め込んでゆくことにより、ボルト5oの回転方向に
接続箱本体1も回転方向イのように回動しようとするた
め、この回転の動きを利用して、取付け部3a,4aに
設けられているねじ孔3b,4bと、ブラケット部7に
設けられている3d,4dのめねじ孔とを合わせる。
【0036】図2(a)は、図1の取付け部3aの詳細
図で、ねじ孔3bとめねじ孔3dとが位置決めされてい
る状態の図である。上記のようにボルト5oの締め付け
る回転方向にあわせて、回転方向ロのように取付け部3
aも回動して位置決めされる。
【0037】図2(b)は、図2(a)のA−A断面図
で、ねじ孔3bとめねじ孔3dとが位置決めされている
状態をより分かりやすいように示した図である。
【0038】図1と、図2(b)で示されるように、ス
トッパ10には、ストッパの内側側面10aが設けられ
ており、一方、ブラケット部7にはストッパ用側面7a
が設けられている。
【0039】図2(b)でも示されるように、ストッパ
10の内側側面10aと、ブラケット部7のストッパ用
側面7aとが突き当たり、接触した状態を維持している
ので、位置決めがなされている。すなわち、電気接続箱
本体側のねじ孔3bの中心線と、ブラケット側のめねじ
孔3dの中心線位置とが各々一致して、2つの中心線が
一致した状態の中心線Lzの状態となり、位置決めがな
されたことがわかる。
【0040】なお、図2(a)に示すように、電気接続
箱本体側のねじ孔3bの中心位置(センター)と、ブラ
ケット側のめねじ孔3dの中心位置(センター)とが、
一致するように、すなわち、図2(a)の中心線Lxと
中心線Lyとがそれぞれ合わさるように、予め、寸法を
設定しておく。
【0041】ここで実施形態の一例では、上記ストッパ
用側面7aは、ブラケット部7をプレス加工などの打ち
抜き加工で製造する時に、寸法精度の出し易い打ち抜き
加工面(プレス面)を利用している。このように、ブラ
ケットのストッパ用側面7aをプレスによる打ち抜き加
工で成形すれば、寸法精度の高いストッパ用側面7aを
形成することができ好ましい。
【0042】以上のようにして、ブラケット部7のスト
ッパ用側面7aと、ストッパ10の内側側面10aとが
当たり、接触された状態を維持することで、ねじ孔3
a,4aとめねじ孔3c,4cとの孔の位置決めを精度
よく容易に合わせることができる。
【0043】なお、本発明の実施形態の一例では、ねじ
孔4bは、通常の円形の貫通した孔形状であるが、取り
付け時の各部寸法誤差を吸収したり、また、合成樹脂製
の接続箱本体1の成形後の収縮などで発生する各部寸法
誤差を吸収するために、ストッパ10を有さない取付け
部、例えば、取付け部4aに設けられているねじ孔4b
は、長孔形状の貫通孔であってもよく、各種寸法誤差を
吸収できるような形状に設定されていれば、接続箱本体
1の車輌への取り付けは、より、迅速に簡単に行うこと
ができるものと期待される。
【0044】上記の作業ののちに、それぞれの取付け部
3a,4aで各々のボルト5p,5qを締め込んでゆけ
ば、接続箱本体1の車輌への取り付けが完了する。
【0045】接続箱本体1の材質は、いかなる材質でも
良いが、軽量化や防錆の点から、合成樹脂であることが
好ましい。そして、本発明の接続箱本体1に具備する位
置決め用の突出部、ストッパ10のうち少なくとも1つ
は、接続箱本体1と同材質の合成樹脂からなり、接続箱
本体1と一体化されたものであることが好ましく、特に
射出成形可能な合成樹脂からなる電気接続箱であること
がより望ましい。
【0046】図1に示す電気接続箱1ように、複数の脚
部2,3,4を有し、これらの脚部2,3,4にねじ孔
2b,3b,4bを有したり、また、位置決め用の突出
部、ストッパ10などを有する電気接続箱1は複雑な形
状となる。そのため、複雑な形状の電気接続箱1では、
容易に大量生産が可能な射出成形可能な合成樹脂からな
り、上記各突出部、孔部などは、電気接続箱1と一体成
形されてなるものがよい。
【0047】このような射出成形可能な合成樹脂として
は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBTと略
称する)、ポリアミド(PAと略称する)などを挙げる
ことができる。
【0048】本発明の一例で用いられる接続箱本体1
は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)か
らなり、寸法安定性、強度の安定性、電気的特性などに
優れている。
【0049】なお、本発明の電気接続箱には、必要に応
じて、防水用のパッキンを取り付けたり、また、箱内に
たまる水を抜くための排水用の孔を設けてもよく、本発
明の目的を損なわない範囲であれば、任意の形状とする
ことができ、また、その他の付加機能を兼ね備えたもの
であってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、接続箱
本体を相手側取付け体に固定する際に、接続箱本体と相
手側取付け体との位置関係を特別な作業を行うことなく
簡単に出せ、電気接続箱の取り付け作業性を向上するこ
とができる。
【0051】さらに、位置決め用の突出部、またはスト
ッパのうちの少なくとも1つが接続箱本体と一体化され
て設けられているので、位置決め用の突出部、またはス
トッパを接続箱本体に組み付ける作業性の必要もなく、
強度の点からも望ましい。
【0052】また、位置決め用の突出部の先端部分が、
テーパ形状になっているので、位置決め用の突出部をボ
デー部の位置決め孔に容易に挿入でき、取り付け作業を
より迅速に行うことができる。
【0053】そしてまた、ストッパが、基準側の取付け
部以外の他の取付け部から突出しているので、簡単な構
造のストッパで相手側取付け体と当接して、位置決め作
業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気接続箱の一実施形態を示す分解斜
視図である。
【図2】(a)は、取付け部3aを相手側のブラケット
部7に位置決めしている平面図であり、(b)は、
(a)のA−A断面図である。の詳細図である。
【図3】従来の電気接続箱を示す分解斜視図である。
【図4】従来の電気接続箱をボデーの所定の位置に合わ
せる時の概念図である。
【符号の説明】
1 接続箱本体 1a 接続箱本体の外周側壁面 1b 接続箱本体の外周底壁面 2,3,4 脚部 2a,3a,4a 取付け部 2b ねじ孔(基準側の孔位置) 3b,4b ねじ孔 2c,3c,4c 座 2d めねじ孔(基準側の孔位置、螺合部
位) 3d,4d めねじ孔(螺合部位) 5o,5p,5q ボルト(螺合部材) 6 車体(ボデー)部 7 ブラケット部 7a ブラケットのストッパ用側面 8 位置決め孔 9 位置決めピン 9a テーパ部 10 ストッパ 10a ストッパの内側側面 Lx、Ly、Lz 中心線 イ、ロ、ハ 回転方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 境 正夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 4E360 AB09 AB12 AB20 AC02 EA03 EA22 EC16 ED04 ED17 ED27 FA03 FA09 GA08 GA53 GB94 5G361 AA06 AB01 AE02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の取付け部を有し、前記複数の取付
    け部には少なくとも1個以上の螺合部材を用いて、相手
    側取付け体に固定する構造の電気接続箱において、接続
    箱本体の基準側の取付け部の周辺近傍部に位置決め用の
    突出部を設け、他の取付け部に前記相手側取付け体に対
    して前記螺合部材の回転方向に当接する位置決め用のス
    トッパを設けたことを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記位置決め用の突出部、または前記ス
    トッパのうちの少なくとも1つが、接続箱本体と一体化
    した位置決め用の突出部またはストッパであることを特
    徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 前記位置決め用の突出部が、先端部分に
    テーパ部を有するボスもしくはピンであることを特徴と
    する請求項1または2に記載の電気接続箱。
  4. 【請求項4】 前記ストッパが、前記基準側の取付け部
    以外の前記他の取付け部から突出していることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気接続箱。
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