JPH073791Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH073791Y2
JPH073791Y2 JP2144689U JP2144689U JPH073791Y2 JP H073791 Y2 JPH073791 Y2 JP H073791Y2 JP 2144689 U JP2144689 U JP 2144689U JP 2144689 U JP2144689 U JP 2144689U JP H073791 Y2 JPH073791 Y2 JP H073791Y2
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JP
Japan
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junction box
back cover
water
electrical junction
box
Prior art date
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JP2144689U
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JPH02114320U (ja
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圭司 牛山
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワイヤーハーネスの相互接続などに用いられ
る電気接続箱に関し、内部に浸入した水の排水構造に改
良を施したものである。
〔従来の技術〕
電気接続箱は、一般にブスバー回路板やプリント基板な
どの回路板を内蔵し、外部にヒューズ,リレーなどの電
気部品を搭載したボックス本体に対し、防水,防塵のた
めの表カバーおよび裏カバーを被せて構成される。
このような電気接続箱は、自動車のエンジン室やインス
トルメントパネルなどの温度差の大きい部位に配置され
ることが多いから、箱内に結露などにより水滴が生じ
る。そこで、裏カバーの底面には水抜き穴を設けて速や
かに排水できるようにし、回路板などのリークが起きな
いようにしている。
しかし、裏カバーの底面に直接水抜き穴を設けておく
と、高圧水による洗車の際にそこから逆に水が浸入した
り、ボックス本体と表カバーおよび裏カバーのロック部
分から水が浸入しても速やかな排水ができないという欠
点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕 本考案の課題は、上記の欠点を解消し、水抜き穴から逆
に水が浸入するおそれがなく、確実に排水できる構造を
もつ電気接続箱を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 図面を参照して説明すると、本考案の電気接続箱Aは、
第1図ないし第4図に示すように、合成樹脂絶縁体から
成形されたボックス本体1に表カバー2と裏カバー3を
被せて成り、裏カバー3の底面3aに水抜き穴を兼ねる筒
状の脚部4を突設すると共に、脚部4の先端にパネル9
等の穴10に係合するアンカー5を設けたことを特徴とす
る。
ボックス本体1と表カバー2の左右の端面には、それぞ
れロック手段を構成する係止枠6と係止爪7が設けられ
ている。同様に、ボックス本体1と裏カバー3の側壁に
は、それぞれ係止爪7′と係止枠6′が設けられてい
る。また、ボックス本体1の一方の端壁(第1,3図の左
側)には、車体フレーム等に電気接続箱を固定するため
の、ボルト穴8aを有する取付板8,8が左右に突出して対
設されている。
脚部4は、上記取付板8と反対側において、裏カバー3
の底面3aから一体に垂設され、上下が開口した型抜き穴
4aを有する筒体として形成されている。そして、裏カバ
ー3の底面3aは、この脚部4に向けて低くなるように傾
斜している。
アンカー5は、脚部4から一体にのびる軸足5aと、その
先端から折り返し形成された弾性を有する戻り止め羽根
5bとから成り、戻り止め羽根5bは先端に係止片5cを有す
る。
なお、ボックス本体1の内部には、前述したようにブス
バー回路板或いはプリント基板などの回路板が収容さ
れ、外部にヒューズ,リレーその他の電気部品を搭載し
ているが、これらは既知の構成に従えばよく、図示を省
略する。
〔作用〕
本考案の電気接続箱Aを車体等に固定するには、第5図
に示すように、まずアンカー5をパネル9の取付穴10に
挿入し、その戻り止め羽根5bと係止片5cにより係止した
後、前記取付板8を車体フレーム(図示せず)にボルト
締めすればよい。
電気接続箱の固定状態において、裏カバー3は第5図の
ように下側に位置し、脚部4は型抜き穴4aを有する筒状
であるから、箱内に水が浸入しても矢線で示されるよう
にこの型抜き穴4aから排水される。裏カバー3の底面3a
が傾斜していれば、排水は速やかに行われる。
また、脚部4に相当の高さHを設けることにより、高圧
水による洗車の際にも、この型抜き穴(水抜き穴)4aか
ら水が逆に浸入することが無くなる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の電気接続箱は、ボックス
本体に被せる裏カバーのアンカーを備える脚部を筒状に
形成して水抜き穴を兼用させる構成としたから、従来の
構造と異なり、水抜き穴から逆に箱内に水が浸入するお
それがなく、確実に排水することができ、回路板などの
リーク防止効果が高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気接続箱の正面図、 第2図は第1図の右側図面、 第3図は第1図の底面図、 第4図は第1のIV-IV線に沿う部分断面図、 第5図は本考案の作用状態を示す部分断面図である。 A…電気接続箱、1…ボックス本体、2…表カバー、3
…裏カバー、4…脚部、5…アンカー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボックス本体に表カバーと裏カバーを被せ
    て成る電気接続箱であって、前記裏カバーの底面に水抜
    き穴を兼ねる筒状の脚部を突設すると共に、該脚部の先
    端にパネル等の穴に係合するアンカーを設けたことを特
    徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】裏カバーの底面が脚部に向けて低くなる傾
    斜を有して形成されている請求項(1)の電気接続箱。
JP2144689U 1989-02-28 1989-02-28 電気接続箱 Expired - Lifetime JPH073791Y2 (ja)

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JPH02114320U JPH02114320U (ja) 1990-09-13
JPH073791Y2 true JPH073791Y2 (ja) 1995-01-30

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WO2020004206A1 (ja) * 2018-06-29 2020-01-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 防水コネクタの取付け構造及び防水コネクタ

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