JP2554641Y2 - 電気接続箱の排水構造 - Google Patents

電気接続箱の排水構造

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JP2554641Y2
JP2554641Y2 JP1992023088U JP2308892U JP2554641Y2 JP 2554641 Y2 JP2554641 Y2 JP 2554641Y2 JP 1992023088 U JP1992023088 U JP 1992023088U JP 2308892 U JP2308892 U JP 2308892U JP 2554641 Y2 JP2554641 Y2 JP 2554641Y2
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JP
Japan
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junction box
inner bottom
wall
water
drainage structure
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JP1992023088U
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環 高林
智久 鈴木
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気接続箱内部に滞留
した水を外部に排水する電気接続箱の排水構造に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来の電気接続箱は、例えば図3に示すよ
うに、電気接続箱本体1の下にカバー2が組み付けら
れ、このカバーが電気接続箱の低壁となっている。電気
接続箱本体1の内部には回路板(図示しない)が収納さ
れている。カバー2の側壁にはワイヤーハーネス挿入口
3が設けられ、低壁には傾斜壁2aが設けられ、最も低
い低壁2bの一端に排水口4が設けられている。従っ
て、電気接続箱の内部に進入した水滴は図3の矢印5に
示すように、傾斜壁2aに沿って流れ、低壁2bに集め
られ、排水口4より落下して外部に排出される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気接続箱には次のような問題があった。即ち、 1)進入した水滴は電気接続箱内底面の最も低い部分に
集中するが、必ずしも排水孔に集中するとは限らない。 2)電気接続箱が正規に取り付けられることを前提にし
ているので、斜めに傾いて取り付けられた場合、排水の
方向が定まらず、滞水を発生しやすい。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】本考案は上記問題
点を解決した電気接続箱の排水構造を提供するもので、
電気接続箱のケース内部に傾斜した内底面を設け、該ケ
ースの内部に前記内底面を貫通して排水孔を設けた電気
接続箱の排水構造において、排水孔の水が流入する側と
反対側に堰止集水壁を、ケース内側に突出するように前
記内底面上に設けたことを特徴とするものである。上述
のように、排水孔の水が流入する側と反対側(傾斜した
内底面の排水孔よりも低い側)に堰止集水壁を、ケース
内側に突出するように前記内底面上に設けると、内底面
の水滴は内底面の傾斜に沿って流れ、排水孔から直接流
出するか、あるいは排水孔に対して水流の下流側にある
堰止集水壁に堰き止められて集中し、その後に排水孔か
ら流出し、滞水することがない。また、電気接続箱が若
干斜めに傾いて取りつけられても、水滴の流れは堰止集
水壁に堰き止められて集中し、その後に流出する。
【0005】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本考案
を詳細に説明する。図1(a)、(b)は、本考案にか
かる電気接続箱の排水構造の一実施例の部分正面図とA
−A断面図である。図中、11は内底面、12は排水
孔、13は排水口、14は堰止集水壁である。内底面1
1は傾斜がついており、中央部が高く、端部に向かって
下がるテーパ状になっている。排水孔12は内底面11
の下方端部、傾斜の下がった部分に設けられており、断
面が四角形状をしている。排水孔12の近傍で、排水孔
12の内底面11の下方端部側(水の流れの下流側)に
は、排水孔12を囲むようにコの字形の周壁をなす堰止
集水壁14が設けられている。上述のような内底面11
に水滴が浸入すると、水滴は内底面11の傾斜に沿って
下方端部方向に流れ、排水孔12から直接流出するか、
あるいは堰止集水壁14に堰き止められて集中する。集
中した水は量が増えると、堰止集水壁14の前、内底面
11の上側にある排水孔12に達し、排水口13から確
実に排水される。また、排水孔12と排水口13とは、
屈折部15のある排水孔壁16により結ばれているた
め、外部からの被水を遮断することができる。なお、内
底面および堰止集水壁の形状は上記実施例に限定されな
い。例えば、堰止集水壁は水流の方向に直交する平板状
の壁でもよい。また、内底面の傾きに沿って排水孔ある
いは堰止集水壁に到る溝を設けると、水の流れがよくな
り、排水効率がよくなる。さらに、図2に示すように、
排水孔壁26の屈折部25内面にRを付けると、排水の
流れがよくなり、また、排水孔壁26の端部を斜めにし
た排水口23を設けると、表面張力が小さくなって排水
の水切りがよくなる。さらに図2に点線で示すように排
水孔壁26に複数の遮蔽板を設けておくと、下部からの
水の浸入を有効に防止することができる。
【0006】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、電
気接続箱のケース内部に傾斜した内底面を設け、該ケー
スの内部に前記内底面を貫通して排水孔を設けた電気接
続箱の排水構造において、排水孔の水が流入する側と反
対側に堰止集水壁を、ケース内側に突出するように前記
内底面上に設けるため、内底面の水滴は内底面の傾斜に
沿って流れ、排水孔から直接流出するか、あるいは排水
孔に対して水流の下流側にある堰止集水壁に堰き止めら
れて集中してから流出し、電気接続箱が若干斜めに傾い
て取りつけられても、水滴の流れは堰止集水壁に堰き止
められて集中、流出し、滞水を防ぐことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は、本考案にかかる電気接続箱
の排水構造の一実施例の部分正面図とA−A断面図であ
る。
【図2】排水孔壁の断面図である。
【図3】従来の電気接続箱の部分断面図である。
【符号の説明】
1 電気接続箱本体 2 カバー 2a 傾斜壁 2b 低壁 3 ワイヤーハーネス挿入口 4 排水口 11 内底面 12 排水孔 13、23 排水口 14 堰止集水壁 15、25 屈折部 16、26 排水孔壁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱のケース内部に傾斜した内底
    面を設け、該ケースの内部に前記内底面を貫通して排水
    孔を設けた電気接続箱の排水構造において、排水孔の水
    が流入する側と反対側に堰止集水壁を、ケース内側に突
    出するように前記内底面上に設けたことを特徴とする電
    気接続箱の排水構造。
JP1992023088U 1992-03-18 1992-03-18 電気接続箱の排水構造 Expired - Lifetime JP2554641Y2 (ja)

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