JP2020004642A - 防水コネクタの取付け構造及び防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタの取付け構造及び防水コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】パネルとフランジ部との隙間に浸入した水が溜まったままになるのを防止する。【解決手段】防水コネクタ13の取付け構造は、貫通孔11が形成されたパネル10と、貫通孔11に貫通されるコネクタハウジング15と、コネクタハウジング15の外周に形成したフランジ部16とを有する防水コネクタ13と、フランジ部16に取り付けられ、貫通孔11を包囲する形態でパネル10に密着するシールリング21と、パネル10のうち貫通孔11の孔縁部とシールリング21との間に配された水抜孔12とを備えている。貫通孔11を通ってパネル10とフランジ部16との隙間Sに水が浸入しても、その水は水抜孔12を通ることによって隙間Sの外部へ排出される。【選択図】図2

Description

本発明は、防水コネクタの取付け構造及び防水コネクタに関するものである。
特許文献1には、防水コネクタをパネルに取り付けるための構造が開示されている。防水コネクタは、コネクタ本体とシールリングと端子金具とを有する。コネクタ本体は、端子金具が収容されるコネクタハウジングと、コネクタハウジングの外周に形成したフランジ部とを有する。シールリングは、フランジ部に形成したシール溝に取り付けられている。
防水コネクタをパネルに取り付ける際には、パネルの貫通孔にコネクタハウジングを貫通させ、フランジ部をパネルの表面に重ねるとともに、シールリングをパネルの表面に密着させる。シールリングは、貫通孔を全周に亘って包囲するように配されるので、パネルの表面が被水しても、その水が、貫通孔とコネクタハウジングの間を通ってパネルの裏面側へ浸入する虞はない。
特開平11−339880号公報
防水コネクタのシールリングがパネルに対し被水する側から密着する構造の場合は、パネルとフランジ部との間の隙間に水が浸入したとしても、その水は、シールリングの外周を伝って流れ落ちるので、パネルとフランジ部との間に水が残留したままになる虞は少ない。
しかし、シールリングが被水する側とは反対側からパネルに密着する構造の場合は、貫通孔を通ってパネルとフランジ部との隙間に浸入した水を、シールリングの内周面が受けることになるため、パネルとフランジ部との隙間に水が溜まったままになる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、パネルとフランジ部との隙間に浸入した水が溜まったままになるのを防止することを目的とする。
第1の発明の防水コネクタの取付け構造は、
貫通孔が形成されたパネルと、
前記貫通孔に貫通されるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの外周に形成したフランジ部とを有する防水コネクタと、
前記フランジ部に取り付けられ、前記貫通孔を包囲する形態で前記パネルに密着するシールリングと、
前記パネルのうち前記貫通孔の孔縁部と前記シールリングとの間に配された水抜孔とを備えていることを特徴とする。
第2の発明の防水コネクタは、
貫通孔と水抜孔とが形成されたパネルに対して取付け可能であり、
前記貫通孔に貫通されるコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングの外周に形成されたフランジ部と、
前記フランジ部に取り付けられ、前記貫通孔と前記水抜孔を包囲するようにパネルに密着されるシールリングと、
前記フランジ部に形成され、前記水抜孔に対しクリアランスを空けて収容される突起とを備えていることを特徴とする。
第1発明によれば、貫通孔を通ってパネルとフランジ部との隙間に水が浸入しても、その水は水抜孔を通ることによって上記隙間の外部へ排出される。第2の発明によれば、突起と水抜孔との嵌合によって防水コネクタがパネルに対して位置決めされるので、水抜孔が、シールリングで包囲する領域内に配置される。貫通孔を通ってパネルとフランジ部との隙間に水が浸入しても、その水は水抜孔を通ることによって上記隙間の外部へ確実に排出される。
実施例1のコネクタの取付け構造をあらわす正面図 図1のX−X線断面図 突起を水抜孔に嵌合した状態をあらわす部分拡大正面図 突起の斜視図 実施例2の突起の斜視図 実施例2の突起を水抜孔に嵌合した状態をあらわす部分拡大断面図 実施例3の突起の斜視図 実施例3の突起を水抜孔に嵌合した状態をあらわす部分拡大断面図 実施例4の突起を水抜孔に嵌合した状態をあらわす部分拡大正面図 実施例5の突起を水抜孔に嵌合した状態をあらわす部分拡大正面図 実施例6の突起を水抜孔に嵌合した状態をあらわす部分拡大正面図 実施例7の突起を水抜孔に嵌合した状態をあらわす部分拡大正面図 実施例8の突起を水抜孔に嵌合した状態をあらわす部分拡大正面図 実施例9の突起を水抜孔に嵌合した状態をあらわす部分拡大正面図 実施例10の突起を水抜孔に嵌合した状態をあらわす部分拡大正面図
第1の発明は、前記パネルが鉛直方向に配置され、前記水抜孔が、前記貫通孔より下方の位置に配されていてもよい。この構成によれば、パネルとフランジ部との隙間に浸入した水は、自重により水抜孔から隙間の外部へ排出される。
第1の発明は、前記フランジ部に、前記水抜孔に対しクリアランスを空けて収容される突起が形成されていてもよい。この構成によれば、突起と水抜孔との嵌合によって防水コネクタがパネルに対して位置決めされるので、水抜孔が、シールリングで包囲する領域内に配置される。これにより、パネルとフランジ部との隙間の水を確実に排出することができる。
第1の発明は、前記パネルが鉛直方向に配置され、前記水抜孔が、前記貫通孔より下方の位置に配され、前記フランジ部に、前記水抜孔に対しクリアランスを空けて収容される突起が形成され、突起の外周最下端が、シールリングの内周部最下端と概ね同じ高さに設定されていてもよい。この構成によれば、パネルとフランジ部との隙間に浸入した水を、殆ど残留させることなく隙間外へ排出することができる。
第1の発明は、前記突起の外周に、前記水抜孔の孔縁部との間隔を部分的に拡大させる凹部が形成されていてもよい。この構成によれば、パネルに対して防水コネクタを位置決めする機能を損なうことなく、凹部において排水効率を高めることができる。
第2の発明は、前記水抜孔が前記貫通孔より下方の位置に配され、鉛直方向に配置された前記パネルに対して取付け可能であり、前記突起の外周最下端が、前記シールリングの内周部最下端と概ね同じ高さに設定されていてもよい。この構成によれば、パネルとフランジ部との隙間に浸入した水を、殆ど残留させることなく隙間外へ排出することができる。
第2の発明は、前記突起の外周に、前記水抜孔の孔縁部との間隔を部分的に拡大させる凹部が形成されていてもよい。この構成によれば、パネルに対して防水コネクタを位置決めする機能を損なうことなく、凹部において排水効率を高めることができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図4を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、図2における左方を前方と定義する。上下の方向については、図1〜4にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。左右の方向については、図1,3にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。
本実施例1のパネル10に対する防水コネクタ13の取付け構造は、自動車に適用することができる。パネル10は、被水の虞があるエンジンルーム(図示省略)と、被水の虞のない室内(図示省略)とを区画するように鉛直方向に設けられている。即ち、パネル10は、その前後両板面が鉛直方向と平行をなし、板厚方向が前後方向を向くように設けられている。
図2に示すように、パネル10には、その板厚方向に貫通する円形の貫通孔11と、同じく板厚方向に貫通する円形の水抜孔12と、複数(本実施例1では4つ)の取付孔(図示省略)が形成されている。水抜孔12の内径は、貫通孔11の内径に比べて小さい寸法に設定されている。水抜孔12は、貫通孔11の下端よりも下方の位置(貫通孔11の真下の位置)に配置されている。複数の取付孔は、貫通孔11と同心の円周上に等角度ピッチで配置されている。
図1,2に示すように、防水コネクタ13は、合成樹脂製のコネクタ本体14と、弾性を有するシールリング21と、コネクタ本体14内に収容される端子金具25とを備えて構成されている。コネクタ本体14は、端子金具25を保持するブロック状のコネクタハウジング15と、コネクタハウジング15の外周から径方向外方へ張り出したフランジ部16とを有する単一部材である。
フランジ部16は、正面視円形をなすフランジ本体部17と、フランジ本体部17の外周から径方向外方へ突出した複数(取付孔と同数)の取付部18とからなる。複数の取付部18は、フランジ本体部17の外周縁において周方向に等角度ピッチで配置されている。各取付部18には、夫々、取付孔と対応するボルト孔19が形成されている。
フランジ部16(フランジ本体部17)の前面16Fには、フランジ部16と同心の円形をなすシール溝20が形成されている。シール溝20の内径は、貫通孔11の内径よりも大きい寸法に設定されている。シール溝20の径方向内側の周面のうち最も低い部位を、シール溝20の内周最下端20Pと定義する。
シール溝20にはシールリング21が装着されている。シール溝20にシールリング21を装着し、且つ防水コネクタ13をパネル10に取り付けていない状態では、シールリング21の外周のうち前端部分が、フランジ部16の前面16Fより少し前方へ突出している。シールリング21の内周部は、シール溝20の径方向内側の周面に対し径方向に対向している。シールリング21の内周部のうち最も低い部位を、シールリング21の内周部最下端21Pと定義する。
フランジ部16の前面には、前方へ突出した形態の突起22が形成されている。突起22は、全体として軸線を前後方向に向けた円柱形をなしている。突起22の前方への突出寸法は、パネル10の板厚寸法よりも大きい寸法に設定されている。突起22の最大外径(突起22の高さ寸法及び幅寸法)は、水抜孔12の内径より少し小さい寸法に設定されている。
突起22の外周における下端側領域には、左右対称な一対の凹部23が形成されている。凹部23は、突起22の前端(突出端)から後端(基端)に亘って形成されている。右側の凹部23は斜め右下方へ開放した形態であり、左側の凹部23は斜め左下方へ開放した形態である。凹部23を含む突起22を軸線と直角に切断した断面形状と断面積は、突起22の全長に亘って同一である。
また、突起22の外周のうち左右両凹部23の中間位置は、突起22の外周面のうち最も低い位置である。この突起22の外周面のうち最も低い部位を、突起22の外周最下端22Pと定義する。突起22の外周最下端22Pは、シール溝20の内周最下端20Pと同じ高さに設定されている。突起22の外径はシール溝20の内径より小さいので、突起22の外周は、シール溝20の径方向内側の周面に対して内接する位置関係となっている。シール溝20内にシールリング21を装着した状態では、突起22の外周最下端22Pがシールリング21の内周部最下端21Pと概ね同じ高さとなる。
防水コネクタ13は、パネル10に対し室内側(後面10R側)から取り付けられる。取付けの際には、コネクタハウジング15の前端部を貫通孔11に貫通させるとともに、突起22を水抜孔12に嵌入する。突起22を水抜孔12に嵌合させることにより、防水コネクタ13がパネル10に対して概ね位置決めされる。突起22を水抜孔12に嵌合した後、突起22を支点として防水コネクタ13を左右に旋回させることにより、複数のボルト孔19を複数の取付孔に対応させる。この状態で、各ボルト孔19と取付孔にボルト(図示省略)を挿通し、ボルトにねじ込んだナット(図示省略)の締め付ける。以上により、パネル10に対して防水コネクタ13が固定される。
パネル10は成形時に多少湾曲するため、防水コネクタ13をパネル10に取り付けた状態では、パネル10の後面10Rとフランジ部16の前面16Fとの間に僅かに隙間Sが生じる。この隙間Sは、貫通孔11を介してパネル10の前面10F側の空間(エンジンルーム)と連通している。パネル10の前面10F側の空間は被水の虞がある領域であるため、貫通孔11を通ってパネル10の後面10Rとフランジ部16の前面16Fとの隙間Sに水が浸入する虞がある。
隙間Sに浸入した水は、自重によりフランジ部16の前面16Fとパネル10の後面10Rを伝って下方へ流れ落ち、シールリング21の内周部に到達する。シールリング21の内周部最下端21Pの近傍に到達した水は、水抜孔12の孔縁部と突起22の外周面とのクリアランス24(図3を参照)を通ってパネル10の前面10F側へ排出される。このとき、凹部23が形成されている領域ではクリアランス24が大きくなっているので、凹部23が形成されている部分では、水が効率よく排出される。また、シールリング21の内周部のうち内周部最下端21Pから左右に離間した領域(水抜孔12から離間した領域)は傾斜しているので、この領域に到達した水は、内周部を伝って流れ落ちることによって水抜孔12に到達し、排出される。
本実施例1の取付け構造は、貫通孔11が形成されたパネル10と、防水コネクタ13とを備えている。防水コネクタ13は、貫通孔11に貫通されるコネクタハウジング15と、コネクタハウジング15の外周に形成したフランジ部16とを有している。フランジ部16には、貫通孔11を同心状に包囲する形態でパネル10に密着するシールリング21が取り付けられている。パネル10のうち貫通孔11の孔縁部とシールリング21との間には、水抜孔12が配されている。したがって、貫通孔11を通ってパネル10とフランジ部16との隙間Sに水が浸入しても、その水は水抜孔12を通ることによって隙間Sの外部へ排出される。
また、パネル10は鉛直方向に配置されており、水抜孔12は、貫通孔11より下方の位置に配されている。したがって、パネル10とフランジ部16との隙間Sに浸入した水は、自重により水抜孔12から隙間Sの外部へ排出される。さらに、フランジ部16には、水抜孔12に対しクリアランス24を空けて収容される突起22が形成されているので、突起22と水抜孔12との嵌合によって防水コネクタ13がパネル10に対して位置決めされる。これにより、水抜孔12が、シールリング21で包囲する領域内に配置されるので、パネル10とフランジ部16との隙間Sの水を確実に排出することができる。
また、突起22の外周最下端22Pが、シールリング21の内周部最下端21Pと概ね同じ高さに設定されているので、パネル10とフランジ部16との隙間Sに浸入した水を、殆ど残留させることなく隙間S外へ排出することができる。さらに、突起22の外周には、水抜孔12の孔縁部との間隔を部分的に拡大させる凹部23が形成されている。この構成によれば、パネル10に対して防水コネクタ13を位置決めする機能を損なうことなく、凹部23において排水効率を高めることができる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2を図5〜図6を参照して説明する。本実施例2の防水コネクタ26は、突起27を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施例2の突起27は、実施例1の突起22を全体としてテーパ状に変形させたものである。実施例2の突起27は、軸線を前後方向に向けた円錐台形(テーパ状)をなしている。突起27の前方への突出寸法は、パネル10の板厚寸法よりも大きい寸法に設定されている。突起27の最大外径(突起27の基端における突起27の高さ寸法及び幅寸法)は、水抜孔12の内径より少し小さい寸法に設定されている。
突起27の外周における下端側領域には、実施例1との突起22と同じ形態の左右対称な一対の凹部28が形成されている。凹部28は、突起27の前端(突出端)から後端(基端)に亘って形成されている。右側の凹部28は斜め右下方へ開放した形態であり、左側の凹部28は斜め左下方へ開放した形態である。凹部28を含む突起27を軸線と直角に切断した断面形状は、突起27の全長に亘って同一(相似形)である。凹部28を含む突起27を軸線と直角に切断した断面積は、突起27の基端(後端)から突出端(前端)に向かって次第に小さくなっている。
突起27の外周のうち左右両凹部28の中間位置は、突起27の外周面のうち最も低い位置である。この突起27の外周面のうち最も低い部位を、突起27の外周最下端27Pと定義する。突起27の外周最下端27Pは、シール溝20の内周最下端20Pと同じ高さに設定されている。突起27の外径はシール溝20の内径より小さいので、突起27の外周は、シール溝20の径方向内側の周面に対して内接する位置関係となっている。シール溝20内にシールリング21を装着した状態では、突起27の外周最下端27Pがシールリング21の内周部最下端21Pと概ね同じ高さとなる。
<実施例3>
次に、本発明を具体化した実施例3を図7〜図8を参照して説明する。本実施例3の防水コネクタ29は、突起30を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。本実施例3の突起30は、実施例1の突起22のうち前端側領域の一部を除去した形状をなしている。実施例3の突起30のうち基端部31(後端部)は、実施例1の突起22と同一の断面形状と断面積を有している。つまり、実施例3の突起30の基端部31には、左右対称な一対の凹部32が形成されている。実施例3の突起30のうち基端部31より前方の部位は、実施例1の突起22において凹部28より上方の領域のみを残した形状である。実施例3の突起30のうち基端部31より前方の部位には、水抜孔12の孔縁部における下端側領域に対して大きく間隔を空けた排水用の切欠部33が形成されている。
<実施例4>
次に、本発明を具体化した実施例4を図9を参照して説明する。本実施例4の防水コネクタ34は、突起35を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。本実施例4の突起35は、全体として軸線を前後方向に向けた円柱形をなしている。実施例4の突起35の外周には、実施例1の突起35に形成されているような凹部23は形成されていない。突起35の外径は水抜孔12の内径よりも少し小さい寸法に設定されている。この寸法設定により、突起35の外周と水抜孔12の孔縁部との間には排水用のクリアランス24が確保されている。
<実施例5>
次に、本発明を具体化した実施例5を図10を参照して説明する。本実施例5の防水コネクタ36は、突起37を上記実施例1と異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。本実施例5の突起37は、全体として軸線を前後方向に向けた円柱形をなす。突起37の外周のうち下端部領域には、下方へ開口する複数の溝状の凹部38が、突起37の全長に亘り、且つ左右に並列して形成されている。
<実施例6>
次に、本発明を具体化した実施例6を図11を参照して説明する。本実施例6の防水コネクタ39は、突起40を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。実施例6の突起40は、全体として軸線を前後方向に向けた円柱形をなす。突起40には、その外周面から径方向中央に向かって延びる複数(実施例6てでは3つ)の溝状の凹部41が形成されている。複数の凹部41は、突起40の正面視中央において連通している。
<実施例7>
次に、本発明を具体化した実施例7を図12を参照して説明する。本実施例7の防水コネクタ42は、突起43を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。実施例7の突起43の正面視形状は、全体として上向きの頂点部44を有する左右対称な略二等辺三角形をなす。突起43の外周のうち左右両斜辺部45と水抜孔12の孔縁部との間には、大きな排水空間46が形成されている。突起43の外周のうち底辺部47は、水抜孔12の孔縁部に概ね沿った円弧状をなす。突起43の底辺部47の左右方向における中央部には、凹部48が形成されている。突起43は、その頂点部44と弧状の底辺部47において水抜孔12の孔縁部と接触可能であり、これらの接触により水抜孔12に対して位置決めされる。
<実施例8>
次に、本発明を具体化した実施例8を図13を参照して説明する。本実施例8の防水コネクタ49は、突起50を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。実施例8の突起50の正面視形状は、全体として下向きの頂角部51を有する左右対称な略二等片三角形をなす。突起50の外周のうち左右両斜辺部52と水抜孔12の孔縁部との間には、大きな排水空間53が形成されている。突起50は、その頂角部51と上面の弧状部54において水抜孔12の孔縁部と接触可能であり、これらの接触により水抜孔12に対して位置決めされる。
<実施例9>
次に、本発明を具体化した実施例9を図14を参照して説明する。本実施例9の防水コネクタ55は、突起56を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。実施例9の突起56の正面視形状は、全体として上下方向に細長く左右対称な長円形をなす。突起56の外周の上下両端部には、水抜孔12の孔縁部より曲率半径の小さい半円弧部57が形成されている。突起56の外周のうち左右両側面部58と水抜孔12の孔縁部との間には、大きな排水空間59が形成されている。突起56は、その上下両半円弧部57において水抜孔12の孔縁部と接触可能であり、これらの接触により水抜孔12に対して位置決めされる。
<実施例10>
次に、本発明を具体化した実施例10を図15を参照して説明する。本実施例10の防水コネクタ60は、突起61を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。実施例10の突起61の正面視形状は、全体として菱形(四辺が斜めに傾斜した正方形)をなす。突起61の対角線の長さは、水抜孔12の内径と同じか、それよりも僅かに小さい寸法である。突起61の外周と水抜孔12の孔縁部との間には、大きな排水空間62が形成されている。突起61は、その4つの頂角部63(角部)において水抜孔12の孔縁部と接触可能であり、これらの接触により水抜孔12に対して位置決めされる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1〜10では、パネルを鉛直方向に配置したが、パネルは、鉛直方向に対して斜めに配置してもよく、水平に配置してもよい。
(2)上記実施例1〜10では、フランジ部に突起を形成したが、本発明によれば、フランジ部に突起を形成しない形態としてもよい。
(3)上記実施例1〜10では、突起の外周最下端を、シールリングの内周部最下端と概ね同じ高さに設定したが、突起の外周最下端は、シールリングの内周部最下端より高い位置に設定してもよい。
(4)実施例1の突起を全体としてテーパ状に変形させた実施例2の形態は、実施例4〜10に適用することができる。
(5)実施例1の突起のうち基端部を除いた前端側領域を切欠することによって第2凹部を形成する実施例3の形態は、実施例4〜10に適用することが可能である。
10…パネル
11…貫通孔
12…水抜孔
13,26,29,34,36,39,42,49,55,60…防水コネクタ
15…コネクタハウジング
16…フランジ部
21…シールリング
21P…シールリングの内周部最下端
22,27,30,35,37,40,43,50,56,61…突起
22P,27P…突起の外周最下端
23,28,32,38,41,48…凹部
24…クリアランス

Claims (8)

  1. 貫通孔が形成されたパネルと、
    前記貫通孔に貫通されるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの外周に形成したフランジ部とを有する防水コネクタと、
    前記フランジ部に取り付けられ、前記貫通孔を包囲する形態で前記パネルに密着するシールリングと、
    前記パネルのうち前記貫通孔の孔縁部と前記シールリングとの間に配された水抜孔とを備えていることを特徴とする防水コネクタの取付け構造。
  2. 前記パネルが鉛直方向に配置され、
    前記水抜孔が前記貫通孔より下方の位置に配されていることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタの取付け構造。
  3. 前記フランジ部に、前記水抜孔に対しクリアランスを空けて収容される突起が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の防水コネクタの取付け構造。
  4. 前記パネルが鉛直方向に配置され、
    前記水抜孔が前記貫通孔より下方の位置に配され、
    前記フランジ部に、前記水抜孔に対しクリアランスを空けて収容される突起が形成され、
    前記突起の外周最下端が、前記シールリングの内周部最下端と概ね同じ高さに設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の防水コネクタの取付け構造。
  5. 前記突起の外周に、前記水抜孔の孔縁部との間隔を部分的に拡大させる凹部が形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の防水コネクタの取付け構造。
  6. 貫通孔と水抜孔とが形成されたパネルに対して取付け可能であり、
    前記貫通孔に貫通されるコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングの外周に形成されたフランジ部と、
    前記フランジ部に取り付けられ、前記貫通孔と前記水抜孔を包囲するようにパネルに密着されるシールリングと、
    前記フランジ部に形成され、前記水抜孔に対しクリアランスを空けて収容される突起とを備えていることを特徴とする防水コネクタ。
  7. 前記水抜孔が前記貫通孔より下方の位置に配され、鉛直方向に配置された前記パネルに対して取付けが可能であり、
    前記突起の外周最下端が、前記シールリングの内周部最下端と概ね同じ高さに設定されていることを特徴とする請求項6記載の防水コネクタ。
  8. 前記突起の外周に、前記水抜孔の孔縁部との間隔を部分的に拡大させる凹部が形成されていることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の防水コネクタ。
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