JP2017113351A - 浴室部材の締結構造 - Google Patents
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Abstract
Description
前記締結部材の下端側に形成され前記洗い場パンに係止される第1締結部と、
前記締結部材の上端側に形成され前記エプロンに対して係止される第2締結部と、
前記浴槽パンに形成され前記締結部材が挿通される挿通孔を有する装着片と、
前記締結部材において一体あるいは別体に設けられ、前記浴槽パンが介在される場合に前記装着片の上面を押さえる押さえ部と、
前記押さえ部の下面側に配されて前記挿通孔に挿通可能に形成されるとともに、
前記洗い場パン側において前記浴槽パンが載置される受け面から前記装着片の厚み分上方に前記押さえ部を位置させるスペーサ部と、
を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、各浴室部材をねじ構造によって確実に締結させることができるとともに、押さえ部とスペーサ部とが一体に形成されているため、部品点数の削減にも寄与する。
実施例1に係る浴室は、浴槽1、浴槽パン2、洗い場パン3及びエプロン4といった各種の浴室部材を備えている。図1はこれらの分解図である。但し、浴槽パン2については、これを用いることなく他の浴室部材と締結される仕様(図2に示す仕様)と浴槽パン2を用いてこれら3つの浴室部材の全てを締結する仕様(図3に示す仕様)とがある。
洗い場パン3は、図示しない躯体床面から離した状態で水平に取り付けられている。図2に示すように、洗い場パン3の周縁には上向きに周壁5が起立して形成されている。周壁5のうち浴槽1と対向する部分の上端縁には全長に亘って外向きかつ水平に張り出し壁6が延出している。張り出し壁6の延出端縁には全長に亘ってほぼ下向きに垂下壁7が連続して形成されており、垂下壁7と周壁5との間には隙間が保有されている。垂下壁7の下端縁には保持壁8が全長に亘って外向き(浴槽1に接近する方向)かつ水平に張り出し形成されている。保持壁8の下面全体は面一に形成されているが、上面側は付け根側よりも厚肉となって付け根側との間で段差を持つ保持部9が形成されている。
かくして、浴槽パン2を持たない仕様での洗い場パン3及びエプロン4の締結作業が完了する。
こうして上記のねじ込み作業を全ての締結ボルト16に対して繰り返すことで、浴槽パン2と洗い場パン3との締結が完了する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では締結部材がボルトとナットによる場合を示したが、これに代えて樹脂製の締結部材であってもよい。そのような締結部材としては、例えば、長手方向の中央部に浴槽パン2に対する押さえ用のフランジが張り出し形成され、このフランジを境に下端側に洗い場パン3に対し抜け止め状態で弾性係止される第1締結部が形成され、上端側にエプロン4側が差し込まれて抜け止め状態で弾性係止される第2締結部が形成される形態のものが考えられる。
(2)上記実施例ではエプロンの締結のために袋ナット41,58を用いたが、通常のナットを用いてもよい。
(3)上記実施例1ではクリップを介してナットが保持されるようにしたが、保持部の下面にナットが溶接等によって固着される形態であってもよい。
(4)上記実施例1では、洗い場パンの保持部にクリップを介してナットを保持しておくようにしたが、クリップ及びナットを廃して保持部にねじ孔を形成するようにしてもよい。
3…洗い場パン
4…エプロン
15…天板(受け面)
16,52…締結ボルト
17,50…第1締結部
18,51…第2締結部
29…スペーサ部
32…鍔部
32A…押さえ面(押さえ部)
53…第1ナット(ナット部が押さえ部となる)
53A…フランジ(受け面)
54…第2ナット
54A…フランジ(押さえ部)
Claims (3)
- 洗い場パン、エプロン及びこれらの間に選択的に介在される浴槽パンの各浴室部材を、締結部材を介して締結する浴室部材の締結構造であって、
前記締結部材の下端側に形成され前記洗い場パンに係止される第1締結部と、
前記締結部材の上端側に形成され前記エプロンに係止される第2締結部と、
前記浴槽パンに形成され前記締結部材が挿通される挿通孔を有する装着片と、
前記締結部材において一体あるいは別体に設けられ、前記浴槽パンが介在される場合に前記装着片の上面を押さえる押さえ部と、
前記押さえ部の下面側に配されて前記挿通孔に挿通可能に形成されるとともに、前記洗い場パン側において前記浴槽パンが載置される受け面から前記装着片の略厚み分上方に前記押さえ部を位置させるスペーサ部と、
を備えることを特徴とする浴室部材の締結構造。 - 前記各浴室部材が前記締結部材によって締結される部位は、上下方向に積み重ねられる一方、
前記締結部材は、前記第1締結部及び前記第2締結部がねじによって形成されたボルトであり、前記押さえ部と前記スペーサ部は前記締結部材に一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の浴室部材の締結構造。 - 前記締結部材の下端部には軸部より小径の小径部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の浴室部材の締結構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015253104A JP6534346B2 (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 浴室部材の締結構造 |
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JP2015253104A JP6534346B2 (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 浴室部材の締結構造 |
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JP6534346B2 JP6534346B2 (ja) | 2019-06-26 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7425667B2 (ja) | 2020-05-15 | 2024-01-31 | 株式会社ハウステック | 防水パン及びこれを備えた浴室ユニット |
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2015
- 2015-12-25 JP JP2015253104A patent/JP6534346B2/ja active Active
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