JP2012136863A - パネル保持具及びそれを用いた外装構造 - Google Patents

パネル保持具及びそれを用いた外装構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2012136863A
JP2012136863A JP2010289573A JP2010289573A JP2012136863A JP 2012136863 A JP2012136863 A JP 2012136863A JP 2010289573 A JP2010289573 A JP 2010289573A JP 2010289573 A JP2010289573 A JP 2010289573A JP 2012136863 A JP2012136863 A JP 2012136863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
panel holder
fixed
attached
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010289573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5534454B2 (ja
Inventor
Hideo Yamada
秀雄 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gantan Beauty Industry Co Ltd
Original Assignee
Gantan Beauty Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gantan Beauty Industry Co Ltd filed Critical Gantan Beauty Industry Co Ltd
Priority to JP2010289573A priority Critical patent/JP5534454B2/ja
Publication of JP2012136863A publication Critical patent/JP2012136863A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5534454B2 publication Critical patent/JP5534454B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/63Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing modules or their peripheral frames to supporting elements
    • F24S25/634Clamps; Clips
    • F24S25/636Clamps; Clips clamping by screw-threaded elements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Abstract

【課題】各種の太陽電池パネルや緑化パネル等の設置に対応でき、一種の保持具にて、取り付けるパネルの厚みに応じて容易に高さ調整して保持することができるパネル保持具及びそれを用いた外装構造を提供する。
【解決手段】本発明のパネル保持具1は、取付対象面に固定される固定部11と、固定部11から上方へ立設する起立部12と、起立部12から水平方向に延出する押さえ部13とを有し、前記起立部12は高さ調整可能なことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種の太陽電池パネルや緑化パネル等の設置に対応でき、一種の保持具にて、取り付けるパネルの厚みに応じて容易に高さ調整して保持することができるパネル保持具及びそれを用いた外装構造に関する。
従来、太陽電池モジュールの周縁にフレーム材を配することでパネル化(太陽電池パネルを形成)し、当該パネルを屋根や壁等に取り付ける様々な態様が提案されている
一方で、太陽電池パネルは、その製造メーカーや用途に応じて様々なサイズ(1枚の大きさや厚さ)が製造されるため、フレーム材等の固定部材や方法等もそのパネル毎にそれぞれ異なり、非常に手間のかかるものである。
例えば特許文献1に提案される取り付け金具及び取り付け構造では、その図3に示されるように略逆ハット状の「押さえ金具8」で太陽電池パネル等の屋根上設置物(太陽電池モジュール7)の端部を押さえている。
特開2009−185599号公報
しかしながら、前記特許文献1の構造では、太陽電池パネル等の屋根上設置物の厚みに併せて高さを変えた押さえ金具(高さの異なる複数種類の押さえ金具)を用意しなければならず、製造コストの問題や部材管理の煩雑さが問題となっていた。
そこで、本発明は、各種の太陽電池パネルや緑化パネル等の設置に対応でき、一種の保持具にて、取り付けるパネルの厚みに応じて容易に高さ調整して保持することができるパネル保持具及びそれを用いた外装構造を提案することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、取付対象面に固定される固定部と、該固定部から上方へ立設する起立部と、該起立部から水平方向に延出する押さえ部とを有し、前記起立部は高さ調整可能なことを特徴とするパネル保持具に関するものである。
なお、本発明のパネル保持具によって保持するパネルは、主として太陽電池パネルであるが、緑化パネル等であってもよく、また取付対象面とは、躯体(RC他)であってもよいし、躯体上にレール材等を配したものでもよく、既存屋根等に支持部材又はレール材等を配したものであってもよく、特に限定するものではない。
また、本発明は、前記パネル保持具において、上方部材と下方部材とからなると共に、起立部において締着手段によって連結固定されていることを特徴とするパネル保持具をも提案する。
また、本発明は、前記パネル保持具において、押さえ部は、固定部より外側に延出していることを特徴とするパネル保持具をも提案する。
さらに、本発明は、取付対象面に前記パネル保持具を用いてパネルを取り付けてなることを特徴とするパネル保持具を用いた外装構造をも提案するものである。
また、本発明は、前記パネル保持具を用いた外装構造において、取付対象面上に溝部を有するレール材を配すると共に、レール材と当該パネル保持具が、スライド可能なことを特徴とする外装構造をも提案する。
本発明のパネル保持具は、取り付ける太陽電池パネルや緑化パネル等の厚みに応じて容易に高さ調整して保持することができる。そのため、従来技術のように高さが異なる複数種類の部材を用意する必要が無く、一種のパネル保持具にて確実に且つ容易に多種のパネルの保持に適用することができる。
また、パネル保持具が上方部材と下方部材とから構成されると共に、起立部において締着手段によって連結固定されている場合、具体的には上方部材又は下方部材の何れか一方又は両方に高さ方向の長孔を設けて該長孔を貫通した状態で締着具にて上方部材及び下方部材を連結するという極めて簡単な構成を採用すればよく、上方部材を任意の高さにスライドさせて締着固定することができる。
また、押さえ部が、固定部より外側に延出している、即ち固定部より幅広である場合には、隣接するパネル間に配された際に一つの押さえ部にて二つのパネルの端縁を押さえることができる。
さらに、取付対象面に前記パネル保持具を用いてパネルを取り付けてなる外装構造は、厚みの異なる種々のパネルに対し、一種の保持具にてパネルの厚みに応じて容易に高さ調整して保持することができ、高さの異なる複数種類の保持具を用意する必要がないものである。
また、取付対象面上に溝部を有するレール材を配すると共に、レール材と当該パネル保持具がスライド可能な場合、使用する各種パネルの縦横寸法に応じてレール材にて当該パネル保持具をスライド移動させることができ、しかも使用する各種パネルの厚みに応じて高さ調整して保持することができるので、使用するパネルの縦寸法及び横寸法、更には厚み寸法にも容易に調整して保持させることができる。
(a)第1実施例のパネル保持具をレール材(取付対象面)に取り付けた外装構造を示す正断面図、(b)そのパネル保持具にて隣接する二つのパネルのそれぞれの端縁を押さえた状態を示す平面図、(c)前記態様に対して90度回転させてパネル金具を取り付けた外装構造を示す正断面図、(d)そのパネル保持具にて一つのパネルの端縁のみを押さえた状態を示す平面図である。 (a)第1実施例のパネル保持具を示す平面図、(b)その正断面図、(c)上方部材の平面図、(d)その正面図、(e)下方部材の平面図、(f)その正断面図、(g)その側断面図である。 (a)第1実施例のパネル保持具にて薄型(厚さX)の太陽電池パネルを保持した状態を示す正断面図、(b)その側断面図、(c)第1実施例のパネル保持具にて厚型(厚さY)の太陽電池パネルを保持した状態を示す正断面図、(d)その側断面図である。 (a)第2実施例のパネル保持具をレール材(取付対象面)に取り付ける手順において下方部材を取り付ける直前の状態を示す正断面図、(b)下方部材を取り付けた状態を示す正断面図、(c)さらに上方部材を取り付けた状態を示す正断面図、(d)その平面図である。 (a)第1実施例のパネル保持具を用いた外装構造におけるレール材(取付対象面)を示す正断面図、(b)〜(e)他のレール材を示す正断面図、(f)レール材の溝部をスライド調整可能な取付具を示す平面図、側面図、正面図である。
本発明のパネル保持具は、取付対象面に固定される固定部と、該固定部から上方へ立設する起立部と、該起立部から水平方向に延出する押さえ部とを有し、前記起立部は高さ調整可能なことを特徴とする。
前記パネル保持具は、単一部材で構成されるものでもよいし、複数部材で構成される、例えば後述する図示実施例のように上方部材と下方部材とからなる複数部材からなる構成でもよい。
また、このパネル保持具は、後述する図示実施例のように押さえ部を内側(起立部に対して固定部と同じ側)に延出した断面視略コ字状に限定するものではなく、押さえ部を外側(起立部に対して固定部とは逆側)に延出した断面視略Z字状であってもよい。
前記パネル金具の固定部は、取付対象面と固定する部分であって、その固定は、後述する図示実施例のようにボルトナットによる締着でもよいし溶接、ビス止め等であってもよいが、図示実施例のように取付対象面として上方が開放する溝部を有するレール材を用いる場合のようにスライド機能を有する固定方法が極めて有用である。
前記パネル金具の起立部は、鉛直状の縦片であっても、内側又は外側に傾斜するものであってもよく、また高さ調整可能であれば、特にその形状は限定するものではない。例えば図示実施例のように傾斜片状の起立部とすることにより、電動工具での作業(締着具の締め付け)が容易になる。
この起立部に設けられる高さ調整可能な構成とは、後述する図示実施例では、上方部材と下方部材とが、起立部において締着手段によって連結固定されている構成であり、より具体的には上方部材と下方部材の何れか一方又は両方に高さ方向に長孔を設けて該長孔を貫通した状態で締着具にて上方部材及び下方部材を連結するという極めて簡単な構成とすることができる。
前記パネル金具の押さえ部は、内側、外側の何れか一方に延在するものでも両方に延在するものでもよい。
また、この押さえ部は、その下方に延在する前記起立部や前記固定部と略同幅であってもよいし、固定部より外側に延出している(=固定部より幅広である)ものであってもよい。後者の態様は、後述する図示実施例に示すように隣接するパネルの間に当該パネル保持具を配する場合に好適であり、予め配設するパネル間の間隔と一致するように固定部の幅を形成しておき、この固定部の各側縁に沿うようにパネルを位置決めして配設することができ、一つの押さえ部にて隣接する二つのパネルの端縁を押さえることができる。
前述のようにパネル保持具によって保持するパネルは、主として太陽電池パネル(太陽エネルギー変換モジュールと、その周縁を囲むフレーム材とからなる太陽電池パネル)であるが、緑化パネルや採光パネル等であってもよく、或いはそれら複数種のパネルを併用する構成でもよい。
また、前述のように取付対象面は、躯体(RC他)であってもよいし、躯体上に上方が開放する溝部を有する各種のレール材(桟部材)等を配したものでもよく、既存屋根等に支持部材又はレール材等を配したものであってもよく、新設、既設を問うものではない。即ち取付対象面は、当該パネル保持具を固定可能であれば、その態様を限定するものではない。
なお、前記レール材(桟部材)を配設する場合、縦方向、横方向の何れの方向に配するものであってもよい。このレール材の溝部には、六角ボルト等の取付ボルトの頭部を嵌入した状態で長さ方向に位置調整することができ、該取付ボルトにナットを締め付けることにより、当該位置に固定することができる。このように取付対象面として、溝部を有するレール材(桟部材)は、位置調整を任意に行うので、好適に使用し得るものである。
そして、本発明のパネル保持具は、取り付ける太陽電池パネルや緑化パネル等の厚みに応じて容易に高さ調整して保持することができる。そのため、従来技術のように高さが異なる複数種類の部材を用意する必要が無く、一種のパネル保持具にて確実に且つ容易に多種のパネルの保持に適用することができる。
本発明のパネル保持具1は、取付対象面(レール材2Aの頂部22)に固定される固定部11と、該固定部11から上方へ立設する起立部12と、該起立部12から水平方向に延出する押さえ部13とを有し、前記起立部12は高さ調整可能に形成されており、図1(a)及び図2(a),(b)に示す第1実施例では上方部材1Aと下方部材1Bとからなる複数部材からなり、上方部材1A(外側起立部12a)及び下方部材1B(内側起立部12b)の両方に高さ方向の長孔121,122を設けて該長孔121,122を貫通した状態で締着具1c,1dにて上方部材1A及び下方部材1Bを連結するという構成を採用した。
前記第1実施例のパネル金具1を構成する下方部材1Bは、図2(e),(f)に示すように断面視略L字状に成形され、略正方形状の固定部11の略中央に、取付対象面として用いられる後述するレール材2Aに取り付けられる取付ボルト2zが貫通する通孔が設けられている。
また、前記固定部11の前後縁には狭幅で切り込み、下方へ折り曲げた係止片111,111が設けられ、その一方の側縁を上方へ傾斜状に折り曲げて内側起立部12bが形成され、その上端を内側へ略直角状に折り曲げて共周り防止片14を形成している。
前記内側起立部12bには、高さ方向に長孔122が形成され、ボルト1cが貫通した状態でスライド移動できる大きさに形成されている。
前記係止片111は、取付対象面として用いられるレール材2Aの溝部21に上方から嵌入して左右方向へのズレを防止する。
また、前記共周り防止片14は、図示するようにボルト1cの頭部に沿うために締着ナット1dの締め付けに際して共周りすることがなく締め付け(締着)作業を容易に行うことができる。
前記第1実施例のパネル金具1を構成する上方部材1Aは、図2(c),(d)に示すように略厂字状に成形され、傾斜縦片状の外側起立部12aと、その上端から内側(起立部に対して固定部11と同じ側)へ延出する押さえ部13とを有する構成である。
前記外側起立部12aには、高さ方向に長孔121が形成され、締着ボルト1cが貫通した状態でスライド移動できる大きさに形成されている。
そして、前記上方部材1Aと下方部材1Bとを連結するには、下方部材1Bの内側起立部12bの長孔122にボルト1cを内側から挿入した状態で、内側起立部12bの外側に外側起立部12aが沿うように上方部材1Aを臨ませると共にボルト1cを長孔121に挿入させ、共周り防止片14にボルト1cの頭部を沿わせる。
この状態で、上方部材1Aを上方へスライドさせて所望の位置にて締着ナット1dを回転(締め付け)させることにより、前述のように共周り防止片14がボルト1cの共周りを防止するので、締め付け作業が容易に行われてパネル金具1が一体化されると共に、上方部材1Aの押さえ部13を任意の高さに固定することができる。
なお、締着ナット1dの締め付けは、特に限定するものではないが、電動工具を用いて行うことが多く、その際に起立部12が鉛直方向から傾斜しているので、容易に電動工具の締め付けを行うことができる。
上方部材1Aを上方へスライドさせて押さえ部13を所望の位置に調整するのは、保持するパネルの厚みに応じて行うのであるが、図3にその具体的な二例を示した。
即ち図3(a),(b)は、厚みXである薄型タイプの太陽電池パネル6Bを保持する例であり、図3(c),(d)は、厚みYである厚型タイプの太陽電池パネル6Cを保持する例であり、何れの例でも前述の第1実施例のパネル保持具1を用いて保持したものであり、隣接する太陽電池パネル6B,6B(又は6C,6C)の端縁を、一つの固定部11より外側に延出している(=固定部より幅広である)押さえ部13にて押さえる(保持する)ことができる。なお、図中、最小の厚みXに調整したパネル保持具1をそのまま「1」と表記し、最大の厚みYに調整したパネル保持具1を「1'」と表記して区別した。
この例からも明らかなように、太陽電池パネル6B,6Cの厚みとは、太陽エネルギー変換モジュール自体60b,60cの厚みではなく、その周縁を囲むフレーム61b,61cを含めた厚みであって、前述のように製造メーカーや用途に応じて様々なサイズが製造されているが、これらの各種パネル6B,6Cに対して本発明は、一つのパネル保持具1にて容易に高さ調整して保持することができる。
前記図1に示した外装構造は、下地5上に取り付けた保持部材4と、左右に隣接する外装材3,3と、キャップ材7と、取付基材として中央に溝部21を有するレール材2Aとからなる構成であり、略門状に成形されたレール材2Aの略平坦状の頂部22が前記パネル保持具1を取り付ける取付対象面となっている。
レール材2Aの溝部21には、取付ボルト2zの頭部が嵌入状に取り付けられ、この状態では溝部21の長さ方向に位置調整することができる。そのため、この取付ボルト2zの雄ネジ部分に下方部材1B(固定部11)を配した(貫通させた)状態でパネル保持具1の取付位置を調整できる。そして、パネル6Aに対するパネル保持具1(押さえ部13)の位置を特定した時点で、取付ボルト2zの先端に取付ナット2yを取り付け、強固に締め付ければ、レール材2A(溝部21)と取付ボルト2z(取付ナット2y)と下方部材1B(固定部11)とが一体的に固定され、その後のズレも防止される。
前記保持部材4は、下地5上に固定する下方保持部材4Bと、外装材3,3を取り付けた後に配設する上方保持部材4Aとから構成され、下地5上に固定した下方保持部材4Bに、左右に隣接する外装材3,3の立上り部32,32を沿わせ(弾性係合し)た状態で上方保持部材4Aを被せるように配設(弾性連結)して立上り部32,32を挟着状に保持し、更にキャップ材7を上方から嵌め付け(弾性嵌合し)た後、レール材2Aを弾性的に嵌合させて取り付けて施工した。
前記図3に示す具体例は、前記図1(b)に示した隣接するパネル6A,6Aの間に当該パネル保持具1を配する態様(=隣接する二つのパネルを一つの押さえ部にて保持する態様)に相当する。この態様は、パネル保持具1の取付については、前述のとおりに行うが、固定部11の前後の端縁に隣接する太陽電池パネル6A,6Aの各端縁を沿わせるように配設した。即ち固定部11の前後の端縁を太陽電池パネル6A,6Aの位置決めに用いたものである。
一方、図1(c),(d)に示す態様は、最も外側に配置される太陽電池パネル6Dを保持するケース(=一つのパネルを一つの押さえ部にて保持する態様)に相当する。この態様では、パネル保持具1の取付については、前記態様に対して90度回転させて取り付けた。即ちレール材2Aの頂部に対し、パネル保持具1の固定部11を90度回転させて固定した。
そして、レール材2Aの固定部11の起立部12を形成しない側の側端縁に、太陽電池パネル6Dの端縁を沿わせるように配設した。即ち固定部11の一方の側端縁を太陽電池パネル6Dの位置決めに用いたものである。
このように前記第1実施例のパネル保持具1は、その押さえ部13が固定部11より外側に延出している(=固定部より幅広である)ので、図1(a),(b)に示すように隣接する二つのパネル6A,6Aの端縁を押さえる態様にも、図1(b),(d)に示すように一つのパネル6Dの端縁を押さえる態様にも併用することができる。
図4は、前記第1実施例におけるパネル保持具1の共周り防止片14を設けていない構成の第2実施例のパネル保持具1"を、取付対象面(レール材2A)に固定する手順を示す。
まず、図4(a)に示すように、レール材2Aの溝部21に、取付ボルト2zの頭部を嵌入しておき、この状態で溝部21の長さ方向に取付ボルト2zをスライドさせて位置調整しておいてもよい。
次に、図4(b)に示すようにパネル保持具1"を構成する下方部材1B"を上方から臨ませ、固定部11の略中央に設けた通孔に取付ボルト2zが貫通するように配設し、長さ方向に位置調整して取付ナット2yを締め付けて固定する。その際、固定部11の前後縁に設けられた係止片111,111を溝部21内に嵌入させる点などは前記第1実施例と同様であるが、この第2実施例の下方部材1B"には前述のように共周り防止片14が設けられない代わりにナット1eが溶接等にて内側起立部12bの長孔122と連通するように内面側に接合されている。
その後、図4(c)に示すように上方部材1A"を上方から臨ませ、下方部材1B"の内側起立部12bの外側に外側起立部12aを沿わせる。
そして、上方部材1A"を上方へスライドさせて所望の位置に調整した状態で、外側から締着ボルト1fを臨ませ、上方部材1A"の長孔121及び下方部材1B"の長孔122を貫通させて締着ボルト1fを締め付けることにより、パネル金具1"が一体化されると共に、上方部材1A"の押さえ部13を任意の高さに固定することができる。
これらの第1実施例でも第2実施例でも、図5(a)に示す上方が開放する溝部21を有するレール材2Aを用いたが、既に説明したようにその略平坦状の頂部22が取付対象面であり、その略中央に形成される溝部21には、図5(f)に示す取付ボルト2zの頭部が嵌入状に取り付けられ、前記パネル保持具1の下方部材1B(固定部11)を貫通させた状態で位置調整が可能であり、取付ナット2yを強固に締め付けることにより、その後のズレ(スライド移動)を防止できるものである。したがって、このようなレール材2Aを縦方向(水流れ方向)に配した場合には、水流れ方向の任意の箇所に位置調整でき、横方向(桁行き方向)に配した場合には、桁行き方向の任意の箇所に位置調整できる。
図5(b)、(c)に示すレール材2B、2Bは、前記レール材2Aの他の態様を示すものであり、それぞれ取付対象面となる略平坦状の頂部22を有し、その略中央に溝部21を備え、左右に下方に向かって広がる脚片23,23を有し、該脚片23の下端付近には内側上方へ向く係止片231が設けられている。なお、この係止片231は、前記図1及び図4に示すように下地5上に形成される突出状部分に形成される凹部に弾性嵌合する構成である。
そして、これらのレール材(桟材)2A〜2Cは、前記図1や前記図4に示すような下地5上に突出状部分が施工される外装構造にカバー材(キャップ状被覆材)として用いられる部材である。
図5(d)に示すレール材(桟材)2Dは、左右の略台状部分24,24に前記太陽電池パネル6A〜6Cのフレーム材61a〜61cを載置する支持材として用いられる部材である。なお、このレール材2Dにおける取付対象面としては、図示するように溝部21の縁部を用いることが多いが、特に限定するものではなく例えば前記略台状部分24,24を用いてもよい。
図5(e)に示すレール材(桟材)2Eは、略矩形状の断面を有する支持材であり、頂部22に上方が開放する溝部21を有する点は他のレール材2A〜2Dと同様であるが、その側面25に側方が開放する溝部26を備えている点が異なる。
この溝部26も、前記溝部21と同様に、取付ボルト2zを嵌入させた状態で長さ方向に位置調整することができる。この場合、前記溝部21には、上向きに延在する取付ボルト2zと横方向に延在する固定部11を取り付けて位置調整したが、前記溝部26には、取付ボルト2zを横向きに取り付け、縦方向に延在する取付部を配して位置調整する点が異なるだけで、同様に溝部の長さ方向の任意の箇所に位置調整することができる。
1,1',1" パネル保持具
1A,1A' 上方部材
1B,1B" 下方部材
1c ボルト
1d 締着ナット
11 固定部
12 起立部
13 押さえ部
14 共周り防止片
2A〜2E レール材
2y 取付ナット
2z 取付ボルト
21 溝部
3 外装材
4 保持部材
4A 上方保持部材
4B 下方保持部材
5 下地
6A〜6D 太陽電池パネル
61a〜61c フレーム

Claims (5)

  1. 取付対象面に固定される固定部と、該固定部から上方へ立設する起立部と、該起立部から水平方向に延出する押さえ部とを有し、前記起立部は高さ調整可能なことを特徴とするパネル保持具。
  2. 上方部材と下方部材とからなると共に、起立部において締着手段によって連結固定されていることを特徴とする請求項1に記載のパネル保持具。
  3. 押さえ部は、固定部より外側に延出していることを特徴とする請求項1又は2に記載のパネル保持具。
  4. 取付対象面に請求項1〜3の何れか一項に記載のパネル保持具を用いてパネルを取り付けてなることを特徴とするパネル保持具を用いた外装構造。
  5. 取付対象面上に溝部を有するレール材を配すると共に、レール材と当該保持具が、スライド可能なことを特徴とする請求項4に記載のパネル保持具を用いた外装構造。
JP2010289573A 2010-12-27 2010-12-27 パネル保持具及びそれを用いた外装構造 Active JP5534454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010289573A JP5534454B2 (ja) 2010-12-27 2010-12-27 パネル保持具及びそれを用いた外装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010289573A JP5534454B2 (ja) 2010-12-27 2010-12-27 パネル保持具及びそれを用いた外装構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012136863A true JP2012136863A (ja) 2012-07-19
JP5534454B2 JP5534454B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=46674483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010289573A Active JP5534454B2 (ja) 2010-12-27 2010-12-27 パネル保持具及びそれを用いた外装構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5534454B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015034388A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 元旦ビューティ工業株式会社 パネルの取付部材及び取付構造
JP2017223109A (ja) * 2017-08-10 2017-12-21 元旦ビューティ工業株式会社 パネルの取付部材及び取付構造

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60261860A (ja) * 1984-06-08 1985-12-25 松下電工株式会社 瓦葺屋根上架台の取付装置
JPH0390734U (ja) * 1989-12-29 1991-09-17
JPH10121685A (ja) * 1996-10-24 1998-05-12 Kitaokagumi:Kk 各種瓦棒仕上げの屋根における太陽光発電池モジュール取り付金具
JP2005290755A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Sanyo Electric Co Ltd 太陽電池パネルの支持装置
JP2008280839A (ja) * 2008-07-02 2008-11-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽電池の据え付け構造および据え付け方法
JP2009185599A (ja) * 2008-01-10 2009-08-20 Roof System Co Ltd 屋根上設置物用取り付け金具及び屋根上設置物用取り付け金具の取り付け構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60261860A (ja) * 1984-06-08 1985-12-25 松下電工株式会社 瓦葺屋根上架台の取付装置
JPH0390734U (ja) * 1989-12-29 1991-09-17
JPH10121685A (ja) * 1996-10-24 1998-05-12 Kitaokagumi:Kk 各種瓦棒仕上げの屋根における太陽光発電池モジュール取り付金具
JP2005290755A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Sanyo Electric Co Ltd 太陽電池パネルの支持装置
JP2009185599A (ja) * 2008-01-10 2009-08-20 Roof System Co Ltd 屋根上設置物用取り付け金具及び屋根上設置物用取り付け金具の取り付け構造
JP2008280839A (ja) * 2008-07-02 2008-11-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽電池の据え付け構造および据え付け方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015034388A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 元旦ビューティ工業株式会社 パネルの取付部材及び取付構造
JP2017223109A (ja) * 2017-08-10 2017-12-21 元旦ビューティ工業株式会社 パネルの取付部材及び取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP5534454B2 (ja) 2014-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10224866B2 (en) Leveler for solar module array
US9397607B2 (en) Self-locking photovoltaic module mounting system
JP2016537536A (ja) モジュール式の傾斜屋根用太陽電池装着システム
US8683761B2 (en) Mounting system for solar module array
US9906188B2 (en) Photovoltaic mounting system
US9923511B2 (en) Connecting solar modules
JP2010261257A (ja) 太陽電池モジュールの固定構造
JP6470673B2 (ja) 太陽電池パネルの支持金具
JP3167164U (ja) 屋根上設置物取付金具
KR20150034733A (ko) 태양광 모듈 어레이를 위한 브레이스
JP5485820B2 (ja) 屋外構造物用の取付部材
US20180062570A1 (en) Mounting structure for solar cell module and mounting tool
JP5759205B2 (ja) 屋根上架台の支持具
JP5534454B2 (ja) パネル保持具及びそれを用いた外装構造
JP5944695B2 (ja) 建築用取付具
KR101111456B1 (ko) 태양전지판용 클램프
JP5517075B2 (ja) 外装構造及びその施工法
JP2017040065A (ja) 太陽光発電パネル取付金具
JP5709079B2 (ja) 外装構造及びその施工法
JP2014020164A (ja) 太陽電池モジュールの固定構造、及び太陽電池モジュールの固定方法
JP5777006B2 (ja) 取付部材、外設部材の取付構造、及びその施工法
WO2016204941A1 (en) Self-locking photovoltaic module mounting system
US9985576B2 (en) Mounting system for photovoltaic modules
JP3191254U (ja) ソーラーパネルの取り付け固定構造
JP2017113351A (ja) 浴室部材の締結構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5534454

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140417