JP3463632B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP3463632B2
JP3463632B2 JP34364399A JP34364399A JP3463632B2 JP 3463632 B2 JP3463632 B2 JP 3463632B2 JP 34364399 A JP34364399 A JP 34364399A JP 34364399 A JP34364399 A JP 34364399A JP 3463632 B2 JP3463632 B2 JP 3463632B2
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    • H01H85/02Details
    • H01H85/20Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
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    • HELECTRICITY
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    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/0013Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse
    • H01H85/0021Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse water or dustproof devices
    • H01H85/0026Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse water or dustproof devices casings for the fuse and its base contacts

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のエ
ンジンルーム内に搭載される電気接続箱に係り、詳しく
は防水構造を有する電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のエンジンルーム内に搭載
される電気接続箱として、図7及び図8に示すようなも
のが知られている。
【0003】図7に示すように、この電気接続箱51で
は、筒状をなすロアカバー52内に電装品装着ブロック
53が収容固定され、ロアカバー52の上方開口部にア
ッパカバー54が取着されるようになっている。
【0004】電装品装着ブロック53の上面の所定箇所
には、複数の部品装着部53aが形成されている。各部
品装着部53aには、図8に2点鎖線で示すように、リ
レーやヒュージブルリンク等の各種電装品57が装着さ
れるようになっている。
【0005】ロアカバー52の外側面52aには、アッ
パカバー54を着脱可能に支持する係合部55が形成さ
れている。この係合部55は、図8に示すように、外側
面52a側に突出するロック爪55aを備えている。ま
た、アッパカバー54の外側面54aにおいて係合部5
5と対応する箇所には、同係合部55と係合可能な係合
部56が形成されている。この係合部56は、図8に示
すように、外方に突出するロック爪56aを備えてい
る。そして、アッパカバー54をロアカバー52に取着
した際には、これらロック爪55a,56a同士が係合
するようになっている。
【0006】したがって、ロアカバー52内に電装品装
着ブロック53が収容されるとともに、ロアカバー52
の開口部にアッパカバー54が取着されることによっ
て、同ブロック53に水がかかってしまうことが防止さ
れる。
【0007】ところが、この電気接続箱51では、ロア
カバー52の外側面52aに係合部55が形成され、ア
ッパカバー54の外側面54aに係合部56が形成され
ている。すなわち、各係合部55,56は、各カバー5
2,54の外方に突出した状態で形成されている。この
ため、こうした構成では、電気接続箱51が係合部5
5,56の分だけ大型化してしまい、エンジンルーム内
における電気接続箱51の搭載スペースも大きくなると
いう問題点があった。
【0008】そこで従来、図9に示すように、各係合部
55,56を、ロアカバー52の上面部分に形成した電
気接続箱61が提案されている。この電気接続箱61で
は、電装品装着ブロック53の上面において部品装着部
53aが形成されていない箇所に、各係合部55,56
が位置するようになっている。すなわち、部品装着部5
3aが形成されていない箇所の上方にはアッパカバー5
4を取着させる必要がないため、この部分を利用して各
係合部55,56を形成している。
【0009】したがって、この電気接続箱61では、各
係合部55,56が各カバー52,54の外方に突出し
ないようにして、電気接続箱51の大型化を防止するよ
うにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この電気接
続箱61では、図9に示すように、ロアカバー52の上
面において係合部55が形成された箇所に、上下方向に
貫通する型抜き孔62を設ける必要がある。この型抜き
孔62は、同図に矢印Vで示す方向(上下方向)に型抜
きする金型によってロアカバー52を成形する際に必要
不可欠となるものである。詳しくは、型抜き孔62は、
係合部55のロック爪55aを成形するために必要不可
欠となるものである。
【0011】しかし、ロアカバー52にこうした型抜き
孔62が透設されると、この型抜き孔62を通じて外部
から箱内に水が浸入しやすくなる。そして、その水が各
電装品57と各部品装着部53aとの接続部に達し、誤
動作を招くおそれがある。
【0012】また、こうした水の浸入を防止するため
に、型抜き孔62を透設しないようにロアカバー52を
成形することも考えられる。しかし、そのためには、矢
印Vで示した方向以外の方向へ型抜きを行う必要がある
ため、金型の構造が複雑になる。よって、金型コストが
増大して製造コストが増大してしまうという不都合があ
る。
【0013】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、大型化及び製造コストの増大を
防止しつつ、防水性を向上することができる電気接続箱
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、上板に開口部を有し
たロアカバーと、上面に部品装着部を有し、前記ロアカ
バー内に収容される電装品装着ブロックと、前記開口部
に着脱可能なアッパカバーとを備え、前記ロアカバーの
上板における前記開口部の近傍には前記アッパカバーと
係合可能な第1係合部が設けられるとともに、該上板に
はその第2係合部に設けられたロック爪成形用の型抜き
孔とが設けられ、前記アッパカバーの外側面には、前記
第1係合部に係脱可能な第2係合部が設けられてなる電
気接続箱であって、前記ロアカバーの上板の裏面におけ
る前記型抜き孔の近傍には、該型抜き孔を囲んだ状態で
ロアカバーの側板方向に延びる突条が設けられるととも
に、前記電装品装着ブロックの上板において前記突条と
対応する箇所には、隔壁が設けられ、前記電装品装着ブ
ロックを前記ロアカバー内に収容した際には、前記突条
と前記隔壁とが重なり合って、前記部品装着部側の空間
と隔絶された排水空間が形成されることを要旨とする。
【0015】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電気接続箱において、前記電装品装着ブロックの上
面において前記隔壁に包囲された箇所には、同ブロック
の外側面に向かって低くなる傾斜部が形成されているこ
とを要旨とする。
【0016】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の電気接続箱において、前記突条は、
前記ロアカバーの側板における内面の上端から下端まで
延設され、前記隔壁は、前記電装品装着ブロックの外側
面の上端から下端まで延設されていることを要旨とす
る。
【0017】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、第1係合部及び第
2係合部はロアカバーの上面側に設けられるため、各カ
バーの外側に突出しない。よって、電気接続箱の大型化
を防止することができる。しかも、型抜き孔から浸入し
た水は、ロアカバーに設けられた突条と電装品装着ブロ
ックに設けられた隔壁とによって形成された排水空間を
流れることとなる。そして、この排水空間は部品装着部
側の空間と隔絶されているため、排水空間を流れる水が
部品装着部側の空間内に浸入することがない。よって、
電気接続箱の防水性が高く維持される。
【0018】また、ロアカバーに突条を設けても、複雑
な金型を用いることなく同ロアカバーを成形することが
できるため、電気接続箱の製造コストの増大も防止され
る。請求項2に記載の発明によると、型抜き孔を通じて
排水空間内に浸入した水は、傾斜部に沿って電装品装着
ブロックの外側面に流れるため、速やかに効率よく排出
される。よって、部品装着部側の空間への浸水を確実に
防止することができる。
【0019】請求項3に記載の発明によると、排水空間
内において電装品装着ブロックの外側面に向かって流れ
た水は、延設された突条及び隔壁によって、そのまま電
装品装着ブロック及びロアカバーの下端まで案内され
る。このため、部品装着部側の空間への浸水をより確実
に防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車用電気接続
箱に具体化した一実施形態を図1〜図5に基づき詳細に
説明する。
【0021】図1に示すように、電気接続箱11は、ロ
アカバー12、電装品装着ブロック13及びアッパカバ
ー14を備えている。ロアカバー12は、底面が開口す
るとともに、上板12aの所定箇所に開口部15を有し
ている。この開口部15は、上板12aの面積よりも小
さく設定されている。すなわち、同開口部15は、上板
12aの一部分に設けられている。そして、ロアカバー
12内には電装品装着ブロック13が収容固定され、開
口部15にはアッパカバー14が取着されるようになっ
ている。
【0022】電装品装着ブロック13は略直方体状をな
し、ロアカバー12内に収容可能に形成されている。ま
た、同ブロック13の上面13aの所定箇所には複数
(本実施形態では6個)の部品装着部16が形成されて
いる。各部品装着部16は、電装品装着ブロック13を
ロアカバー12内に収容した際に、同ロアカバー12の
開口部15から露出するようになっている。換言すれ
ば、部品装着部16が形成されていない箇所は、ロアカ
バー12の上板12aによって覆われるようになってい
る。各部品装着部16には、図3及び図4に2点鎖線で
示すように、リレーやヒュージブルリンク等の各種電装
品17が装着されるようになっている。また、電装品装
着ブロック13内には図示しないバスバー等が敷設され
ており、それらによって所定の回路が構成されている。
こうした電装品装着ブロック13は、図示しない係合手
段によってロアカバー12内に固定されるようになって
いる。
【0023】ところで、ロアカバー12の上板12aに
おいて開口部15の近傍には、アッパカバー14を着脱
可能に支持する第1係合部21が形成されている。この
第1係合部21は、図3及び図4に示すように、開口部
15側に突出するロック爪21aを備えている。そし
て、同上板12aにおけるロック爪21aの直下には、
型抜き孔22が透設されている。図2に示すように、こ
の型抜き孔22は角孔状をなす貫通孔であり、ロック爪
21aよりもやや大きめに設定されている。
【0024】また、アッパカバー14の外側面14aに
おいて第1係合部21と対応する箇所には、同第1係合
部21と係合可能な第2係合部23が形成されている。
この第2係合部23は、図3に矢印F方向へ弾性変形可
能な可撓片24を備えている。可撓片24の先端(下
端)には、外方に突出した突部25が形成されている。
そして、アッパカバー14は、突部25をロック爪21
aに係合させることによって、ロアカバー12に固定さ
れる。
【0025】図2〜図5に示すように、上板12aの裏
面には、突条31が形成されている。この突条31は、
型抜き孔22の三方を囲んだ状態でロアカバー12の側
板12b方向に向かって延設されるとともに、同側板1
2bの内面側の上端から下端まで延設されている。
【0026】これに対し、電装品装着ブロック13の上
面13aにおいて、突条31と対応する箇所には、隔壁
32が形成されている。すなわち、この隔壁32は、部
品装着部16が形成されていない箇所、詳しくは該装着
部16から離間した箇所に形成されている。また、この
隔壁32は、図4に示すように、電装品装着ブロック1
3をロアカバー12内に収容した際に、突条31の外周
に密接した状態で重なり合うように形成されている。す
なわち、隔壁32は、上面13aにおいてブロック13
の側面13b方向に向かって延設されるとともに、同側
面13bの上端から下端まで延設されている。
【0027】したがって、電装品装着ブロック13をロ
アカバー12内に収容固定した際には、突条31及び隔
壁32によって、部品装着部16側の空間と隔絶される
とともに、型抜き孔22と連通する排水空間33が形成
される。このため、組み付けられた電気接続箱11にお
いて、型抜き孔22を通じて外部からロアカバー12内
に水が浸入しても、該水は排水空間33を流れて外部に
排出される。
【0028】しかも、電装品装着ブロック13の上面1
3aにおいて排水空間33が位置する箇所には、側面1
3bに向かって低くなる傾斜部34が形成されている。
このため、箱内へ浸入した水は、傾斜部34に沿って側
面13b側に流れ、そのまま電装品装着ブロック13及
びロアカバー12の下端に流れて外部へ排出される。す
なわち、該水を速やかに効率よく外部へ排出することが
できる。
【0029】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)第1係合部21及び第2係合部23はロアカバー
12の上面側に位置しているため、各カバー12,14
の外側に突出しない。よって、電気接続箱11の大型化
を防止することができる。
【0030】しかも、型抜き孔22から箱内に浸入した
水は、ロアカバー12に設けられた突条31と電装品装
着ブロック13に設けられた隔壁32とによって形成さ
れた排水空間33を流れることとなる。そして、この排
水空間33は部品装着部16側の空間と隔絶されている
ため、排水空間33を流れる水が部品装着部16側の空
間内に浸入することがない。よって、電気接続箱11の
防水性を高く維持することができる。
【0031】また、ロアカバー12に突条31を設けて
も、複雑な金型を用いることなく同ロアカバー12を成
形することができるため、電気接続箱11の製造コスト
の増大も防止することができる。
【0032】(2)型抜き孔22を通じて排水空間33
内に浸入した水は、傾斜部34に沿って電装品装着ブロ
ック13の外側面13bに向かって流れるため、速やか
に効率よく外部に排出される。よって、該水が部品装着
部16側の空間に浸入してしまうことを確実に防止する
ことができる。
【0033】(3)突条31はロアカバー12の側板1
2bにおける内面の上端から下端まで延設され、隔壁3
2は電装品装着ブロック13の外側面13bの上端から
下端まで延設されている。このため、排水空間33内に
おいて電装品装着ブロック13の外側面13bに向かっ
て流れた水は、そのまま電装品装着ブロック13及びロ
アカバー12の下端まで案内される。よって、部品装着
部16側の空間への浸水をより確実に防止することがで
きる。
【0034】(4)突条31と隔壁32とは密接した状
態で重なり合っているため、排水空間33内に浸入した
水が部品装着部16側の空間に浸入してしまうことをよ
り一層確実に防止することができる。
【0035】(5)隔壁32は、部品装着部16から離
間した箇所に形成されている。このため、排水空間33
は、部品装着部16から離間した箇所に形成される。よ
って、部品装着部16の被水をさらに一層確実に防止す
ることができる。
【0036】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 電気接続箱11の形状を任意に変更してもよい。例
えば、図6に示すように、略「L」字状をなす電気接続
箱41を構成してもよい。この電気接続箱41は、内部
に2つの電装品装着ブロック42,43を個別に収容可
能となっている。また、2分割されたアッパカバー4
4,45を備え、それぞれ個別にロアカバー46に取着
されている。そして、同図に1点鎖線で囲った箇所に示
すように、一方のアッパカバー45の第2係合部23及
び対応する第1係合部21は、ロアカバー46の上部に
位置するようになっている。したがって、こうした場合
においても、該係合部21,23が電気接続箱41の外
方に突出することがなく、同電気接続箱41の大型化を
防止することができる。また、アッパカバーを2分割す
ることによって、メンテナンス性を向上させることがで
きる。
【0037】・ ロアカバー12の側板12bの内面に
形成された突条31、及び、電装品装着ブロック13の
側面13bに形成された隔壁32を省略してもよい。こ
のようにすれば、ロアカバー12及び電装品装着ブロッ
ク13の形状を単純化することができる。
【0038】・ 傾斜部34を省略して、その部分を平
坦に形成してもよい。このようにしても、部品装着部1
6側への水の浸入を防止することができる。 ・ 電気接続箱11は、車両用電気接続箱に限らず、例
えば産業機械等に搭載される電気接続箱としてもよい。
【0039】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気接続
箱において、前記隔壁は前記部品装着部から離間した位
置に設けられていること。この技術的思想(1)に記載
の発明によれば、箱内に浸入した水が部品装着部16に
達してしまうことをさらに一層確実に防止することがで
きる。
【0040】(2) 請求項1〜3、技術的思想(1)
のいずれか1項に記載の電気接続箱において、当該電気
接続箱は、自動車のエンジンルーム内に搭載される車両
用電気接続箱であること。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、大型化及び製造コストの増大を防止しつ
つ、防水性を向上することができる。
【0042】請求項2に記載の発明によれば、部品装着
部側の空間への浸水を確実に防止することができ、防水
性をより向上させることができる。請求項3に記載の発
明によれば、部品装着部側の空間への浸水をより確実に
防止することができ、防水性をより一層向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電気接続箱を示す分解斜
視図。
【図2】同実施形態に用いられるロアカバーの一部を破
断して示す平面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】同実施形態の電気接続箱の組み付け状態を示す
図1のA−A線断面図。
【図5】図3のB−B線断面図。
【図6】他の実施形態の電気接続箱を示す平面図。
【図7】従来の電気接続箱を示す分解斜視図。
【図8】図7のA−A線断面図。
【図9】従来の別の電気接続箱の一部を示す断面図。
【符号の説明】
11…電気接続箱、12…ロアカバー、12a…上板、
12b…側板、13…電装品装着ブロック、13a…上
面、13b…側面、14…アッパカバー、15…開口
部、16…部品装着部、21…第1係合部、21a…ロ
ック爪、22…型抜き孔、23…第2係合部、31…突
条、32…隔壁、33…排水空間、34…傾斜部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−317533(JP,A) 特開 平6−327121(JP,A) 実開 平1−143231(JP,U) 実開 昭63−63020(JP,U) 実開 平1−61822(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/14 B60R 16/02 610 H05K 5/03

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上板に開口部を有したロアカバーと、上
    面に部品装着部を有し、前記ロアカバー内に収容される
    電装品装着ブロックと、前記開口部に着脱可能なアッパ
    カバーとを備え、前記ロアカバーの上板における前記開
    口部の近傍には前記アッパカバーと係合可能な第1係合
    部が設けられるとともに、該上板にはその第2係合部に
    設けられたロック爪成形用の型抜き孔とが設けられ、前
    記アッパカバーの外側面には、前記第1係合部に係脱可
    能な第2係合部が設けられてなる電気接続箱であって、 前記ロアカバーの上板の裏面における前記型抜き孔の近
    傍には、該型抜き孔を囲んだ状態でロアカバーの側板方
    向に延びる突条が設けられるとともに、前記電装品装着
    ブロックの上板において前記突条と対応する箇所には、
    隔壁が設けられ、前記電装品装着ブロックを前記ロアカ
    バー内に収容した際には、前記突条と前記隔壁とが重な
    り合って、前記部品装着部側の空間と隔絶された排水空
    間が形成されることを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記電装品装着ブロックの上面において
    前記隔壁に包囲された箇所には、同ブロックの外側面に
    向かって低くなる傾斜部が形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 前記突条は、前記ロアカバーの側板にお
    ける内面の上端から下端まで延設され、前記隔壁は、前
    記電装品装着ブロックの外側面の上端から下端まで延設
    されていることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の電気接続箱。
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