JP7348134B2 - 樹脂構造体 - Google Patents
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Description
[1]
複数の領域に区分けされた箱状の本体と、前記複数の前記領域の各々を覆うように前記本体に組み付けられる複数の蓋体と、を備える、樹脂構造体であって、
前記本体は、
隣接する一対の前記領域の間を仕切るように延びる第1仕切壁と、前記複数の前記蓋体から離れる向きに窪むように前記第1仕切壁の延出端に設けられる第1凹部と、を有し、
前記一対の前記領域の一方を覆う前記蓋体は、
当該蓋体の縁部から前記第1仕切壁に近づく向きに延びる第2仕切壁と、前記本体から離れる向きに窪むように前記第2仕切壁の延出端に設けられる第2凹部と、を有し、
前記一対の前記領域の他方を覆う前記蓋体は、
前記第1仕切壁に対応するように前記第1仕切壁に近づく向きに延びる第1凸部と、前記第2仕切壁に対応するように前記第2仕切壁に近づく向きに延びる第2凸部と、を有し、
前記本体と前記複数の前記蓋体との組み付けの際、
前記第1凹部と前記第1凸部とが嵌め合わされ且つ前記第2凹部と前記第2凸部とが嵌め合わされた状態において、前記第1仕切壁と前記第2仕切壁とが突き合わされるように配置される、
樹脂構造体であること。
[2]
上記[1]に記載の樹脂構造体において、
前記第1凹部は、
前記第1仕切壁の前記延出端に沿って連続する溝状の形状を有し、当該第1凹部の底面が当該第1凹部の中央から両端に向けて鉛直方向下方に傾斜する、ように構成される、
樹脂構造体であること。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載の樹脂構造体において、
前記第2凹部は、
当該第2凹部の側壁に係止部を有し、
前記第2凸部は、
前記係止孔に係合する被係止部を有し、
前記係止部は、
当該係止部と前記被係止部とが係合されているときに前記被係止部に向かい合う箇所の角部分が、面取りされた形状を有し、
前記被係止部は、
前記係止部と当該被係止部とが係合されているときに前記係止部に向かい合う箇所の角部分が、前記係止部の面取り箇所に沿う角度にて面取りされた形状を有する、
樹脂構造体であること。
以下、図面を参照しながら、図1に示す本発明の実施形態に係る樹脂構造体1について説明する。樹脂構造体1は、典型的には、車両に搭載され、リレー等の電子部品を収容するリレーボックス(電気接続箱)である。
以上より、本実施形態に係る樹脂構造体1によれば、本体2と第1、第2蓋体3,4との組み付けの際、第1凹部15と第1凸部46とが嵌め合わされ且つ第2凹部28と第2凸部48とが嵌め合わされた状態において、第1仕切壁12と第2仕切壁22とが突き合わされるように構成される。これにより、第1凹部15と第2凹部28とが向かい合うことで画成される中空の部分Sに、第1凸部46と第2凸部48とが入り込んだ状態となる。即ち、隣接する領域R1,R2間に二重壁構造が構成されることになる。よって、本実施形態に係る樹脂構造体1は、パッキン等を用いなくても隣接する領域間を適正に止水することができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を発揮できるものであれば任意であり、限定されない。
[1]
複数の領域(R1,R2)に区分けされた箱状の本体(2)と、前記複数の前記領域(R1,R2)の各々を覆うように前記本体(2)に組み付けられる複数の蓋体(3,4)と、を備える、樹脂構造体(1)であって、
前記本体(2)は、
隣接する一対の前記領域(R1,R2)の間を仕切るように延びる第1仕切壁(12)と、前記複数の前記蓋体(3,4)から離れる向きに窪むように前記第1仕切壁(12)の延出端に設けられる第1凹部(15)と、を有し、
前記一対の前記領域の一方(R1)を覆う前記蓋体(3)は、
当該蓋体(3)の縁部から前記第1仕切壁(12)に近づく向きに延びる第2仕切壁(22)と、前記本体(2)から離れる向きに窪むように前記第2仕切壁(22)の延出端に設けられる第2凹部(28)と、を有し、
前記一対の前記領域の他方(R2)を覆う前記蓋体(4)は、
前記第1仕切壁(12)に対応するように前記第1仕切壁(12)に近づく向きに延びる第1凸部(46)と、前記第2仕切壁(22)に対応するように前記第2仕切壁(22)に近づく向きに延びる第2凸部(48)と、を有し、
前記本体(2)と前記複数の前記蓋体(3,4)との組み付けの際、
前記第1凹部(15)と前記第1凸部(46)とが嵌め合わされ且つ前記第2凹部(28)と前記第2凸部(48)とが嵌め合わされた状態において、前記第1仕切壁(12)と前記第2仕切壁(22)とが突き合わされるように配置される、
樹脂構造体(1)。
[2]
上記[1]に記載の樹脂構造体(1)において、
前記第1凹部(15)は、
前記第1仕切壁(12)の前記延出端に沿って連続する溝状の形状を有し、当該第1凹部(15)の底面が当該第1凹部の中央から両端に向けて鉛直方向下方に傾斜する、ように構成される、
樹脂構造体(1)。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載の樹脂構造体(1)において、
前記第2仕切壁(22)は、
当該第2凹部の側壁に係止部(29)を有し、
前記第2凸部(48)は、
前記係止部に係合する被係止部(49)を有し、
前記係止部は、
当該係止部と前記被係止部とが係合されているときに前記被係止部に向かい合う箇所の角部分が、面取りされた形状(52)を有し、
前記被係止部は、
前記係止部と当該被係止部とが係合されているときに前記係止部に向かい合う箇所の角部分が、前記係止部の面取り箇所に沿う角度にて面取りされた形状(34)を有する、
樹脂構造体(1)。
2 本体
3 第1蓋体(蓋体)
4 第2蓋体(蓋体)
12 第1仕切壁
15 第1凹部
15a 底面
22 第2仕切壁
28 第2凹部
29 係止片(係止部)
46 第1凸部
48 第2凸部
49 係止突起(被係止部)
R1 領域
R2 領域
Claims (3)
- 複数の領域に区分けされた箱状の本体と、前記複数の前記領域の各々を覆うように前記本体に組み付けられる複数の蓋体と、を備える、樹脂構造体であって、
前記本体は、
隣接する一対の前記領域の間を仕切るように延びる第1仕切壁と、前記複数の前記蓋体から離れる向きに窪むように前記第1仕切壁の延出端に設けられる第1凹部と、を有し、
前記一対の前記領域の一方を覆う前記蓋体は、
当該蓋体の縁部から前記第1仕切壁に近づく向きに延びる第2仕切壁と、前記本体から離れる向きに窪むように前記第2仕切壁の延出端に設けられる第2凹部と、を有し、
前記一対の前記領域の他方を覆う前記蓋体は、
前記第1仕切壁に対応するように前記第1仕切壁に近づく向きに延びる第1凸部と、前記第2仕切壁に対応するように前記第2仕切壁に近づく向きに延びる第2凸部と、を有し、
前記本体と前記複数の前記蓋体との組み付けの際、
前記第1凹部と前記第1凸部とが嵌め合わされ且つ前記第2凹部と前記第2凸部とが嵌め合わされた状態において、前記第1仕切壁と前記第2仕切壁とが突き合わされるように配置される、
樹脂構造体。 - 請求項1に記載の樹脂構造体において、
前記第1凹部は、
前記第1仕切壁の前記延出端に沿って連続する溝状の形状を有し、当該第1凹部の底面が当該第1凹部の中央から両端に向けて鉛直方向下方に傾斜する、ように構成される、
樹脂構造体。 - 請求項1又は請求項2に記載の樹脂構造体において、
前記第2凹部は、
当該第2凹部の側壁に係止部を有し、
前記第2凸部は、
前記係止部に係合する被係止部を有し、
前記係止部は、
当該係止部と前記被係止部とが係合されているときに前記被係止部に向かい合う箇所の角部分が、面取りされた形状を有し、
前記被係止部は、
前記係止部と当該被係止部とが係合されているときに前記係止部に向かい合う箇所の角部分が、前記係止部の面取り箇所に沿う角度にて面取りされた形状を有する、
樹脂構造体。
Priority Applications (1)
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JP2020086886A JP7348134B2 (ja) | 2020-05-18 | 2020-05-18 | 樹脂構造体 |
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Citations (2)
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