JP6811129B2 - アクチュエータの設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、アクチュエータの設置構造に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載された蓄電池を充電する場合には、車体の充電口に設けられた受電コネクタに、充電ケーブルの充電コネクタを装着することで、充電ケーブルから蓄電池に給電している。通常、受電コネクタには、受電コネクタから充電コネクタが外れるのを防ぐためのアクチュエータが設置されている。
アクチュエータとしては、受電コネクタの上方に設置されるハウジングロアと、ハウジングロアの上方に配置されるハウジングアッパーと、ハウジングロアとハウジングアッパーとを連結する連結部と、を備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。
連結部は、ハウジングアッパーの外周縁部から下方に延出する爪部と、ハウジングロアに設けられ爪部に係合する係合突起部と、を備えている。
特開2014−120421号公報
従来の連結部は、充電口から見える位置にあるため、爪部の先端を手前側に動かして係合突起部との係合が外されたり、爪部が折られたりして、いたずらの標的になる虞がある。特に、折られた爪部の破損片が受電コネクタと充電コネクタとの間に挟まった場合には、受電コネクタに充電コネクタを装着できなくなる虞がある。
本発明は、前記した問題を解決し、連結部へのいたずらを防止することができるアクチュエータの設置構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、受電コネクタに設けられた設置面とアクチュエータとで構成されるアクチュエータの設置構造である。前記アクチュエータは、前記設置面に配置される第一ハウジングと、前記第一ハウジングに取り付けられる第二ハウジングと、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとを連結する連結部と、を有する。前記設置面は、前記連結部の先端を隠す遮蔽手段を備えている。
本発明によれば、遮蔽手段で連結部の先端を隠すことができるとともに、遮蔽手段で連結部の先端を手前側に動かすことができない。これにより、連結部へのいたずらを防止することができる。
前記連結部は、前記第二ハウジングに設けられた爪部と、前記第一ハウジングに設けられ、前記爪部に係合する係合突起部と、を有し、前記遮蔽手段は、前記爪部の先端を隠すことが好ましい。
このようにすると、遮蔽手段で爪部の先端を隠すことができるとともに、遮蔽手段で爪部の先端を手前側に動かすことができない。これにより、爪部へのいたずらを防止することができる。
前記遮蔽手段は、段差、凹部又は孔を含んで構成されていることが好ましい。
このようにすると、追加部品なく爪部へのいたずらを防止することができる。これにより、いたずら防止対策に費やすコストを抑制することができる。
前記爪部は、前記係合突起部の全部又は一部を隠す被覆部を有していることが好ましい。
このようにすると、係合突起部へのいたずらを防止することができる。
本発明に係るアクチュエータの設置構造によれば、連結部へのいたずらを防止することができる。
本発明の実施形態に係るアクチュエータの使用形態を示した側面図である。受電コネクタおよび充電コネクタの一部は、断面図として示している。 実施形態に係るロック機構及びその周辺部分を示した分解斜視図である。 実施形態に係るアクチュエータの分解斜視図である。 実施形態に係るアクチュエータのハウジングロアを下斜めから観察した図である。 実施形態に係るアクチュエータの内部を示した斜視図である。 実施形態に係るアクチュエータの内部を示した平面図である。 カム部材の斜視図である。 実施形態に係るアクチュエータの連結部を示す部分拡大斜視図である。 図8のIX−IX線断面図である。 (a)は変形例に係る遮蔽手段を示す部分拡大断面図、(b)は他の変形例に係る遮蔽手段を示す部分拡大断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、アクチュエータ10の「上下」、「前後」、「左右」は、アクチュエータ10の設置構造を説明する上で便宜上設定したものであり、アクチュエータ10の向き等を限定するものではない。
<本実施形態のアクチュエータの構成>
本実施形態のアクチュエータ10は、図1に示すように、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両1の充電口2aに装備されるロック機構5を構成するものである。ロック機構5は、車両1に搭載された蓄電池(図示せず)を充電するときに、受電コネクタ3(「インレット」と呼ばれる場合がある)から充電コネクタ4(「充電ガン」と呼ばれる場合がある)が外れるのを防ぐものである。
受電コネクタ3は、ケーブル(図示せず)を介して蓄電池(図示せず)に電気的に接続されている。充電コネクタ4は、充電ケーブル4dを介して充電ステーション等の充電装置(図示せず)に電気的に接続されている。充電口2aは、受電コネクタ3の先端部を収容する空間であり、車体2の特定の位置(例えば、フロント部)に形成されている。受電コネクタ3は、充電口2aに配置されている。
充電コネクタ4は、受電コネクタ3に着脱自在に構成されている。図2に示すように、充電コネクタ4の先端には、円柱状を呈する複数の凸型端子4aが形成されている。凸型端子4aは、充電ステーション等の充電装置(図示せず)から供給される大電流を車両1に送り出す部位となる。凸型端子4aの周りには、所定の厚みを有した筒状の保護カバー4bが形成されている。保護カバー4bは、先端側が開口されており、凸型端子4aを外部に露出した状態で凸型端子4aを内部に収容する。保護カバー4bの上部には、アクチュエータ10から下方に突出するロックピン52が嵌合する嵌合孔4cが形成されている。嵌合孔4cは、ロック機構5の一部を構成する部位である。
図2に示すように、受電コネクタ3の先端には、複数の穴部3dが形成された略円柱状の凹型端子3aが形成されている。凹型端子3aは、充電コネクタ4の凸型端子4aに嵌合するものであり、充電ステーション等の充電装置(図示せず)から供給される大電流を受け入れる部位となる。凹型端子3aの周りには、筒状の保護カバー3bが形成されており、凹型端子3aを内部に収容する。凹型端子3aと保護カバー3bとの間には隙間部3cが形成されており、凹型端子3aと凸型端子4aとが嵌合した状態において、保護カバー4bは隙間部3cに嵌合する(図1参照)。
保護カバー3bの外周面には、フランジ3eが形成されている。フランジ3eは、本体部3fと、前壁部3gと、側壁部3h,3iと、を主に有している。
本体部3fは、受電コネクタ3の左側、右側及び下側に形成される板状の部材である。本体部3fには、図示しない取付手段が形成されており、受電コネクタ3は、本体部3fを介して充電口2aに固定されている。その為、フランジ3eよりも先端側が充電口2a内に露出し、フランジ3eよりも後端側は車体2内に収容される。
前壁部3g及び側壁部3h,3iの形状は、アクチュエータ10の前方部分の形状に対応しており、前壁部3gと側壁部3h,3iとの間にはそれぞれ隙間S,Sが形成されている。
前壁部3gは、本体部3fよりも前方の位置に、保護カバー3bから上方向に延在して形成される矩形状の板材である。前壁部3gは、本体部3fと平行に形成されている。
側壁部3hは、本体部3fの端部から右斜め前方方向に延在して形成される矩形状の板材であり、側壁部3iは、本体部3fの端部から左斜め前方方向に延在して形成される矩形状の板材である。
前壁部3gの後側の上面は、前壁部3gの前側の上面に比べて低くなっている。前壁部3gの後側の上面には、隙間部3cに繋がる挿通孔3kが形成されている。受電コネクタ3に充電コネクタ4を装着することで、受電コネクタ3の挿通孔3kと充電コネクタ4の嵌合孔4cとは連通する。受電コネクタ3に充電コネクタ4を装着した状態で、挿通孔3kには、アクチュエータ10から下方に突出するロックピン52が挿通する。受電コネクタ3の前壁部3g付近の上面については後に詳しく説明する。
フランジ3eよりも後方の受電コネクタ3の上面には、アクチュエータ10を取り付けるための支持部3s,3t,3uが形成されている。支持部3s,3tには、上下方向にネジ穴が形成されており、また、支持部3uには左右方向にネジ穴が形成されている。アクチュエータ10は、ネジ6を用いて支持部3s,3t,3uに固定される。
図2に示すロック機構5は、受電コネクタ3の上方に設けられたアクチュエータ10と、充電コネクタ4に形成される嵌合孔4cとによって構成されている。嵌合孔4cには、アクチュエータ10から下方に突出するロックピン52が嵌合する。
アクチュエータ10は、受電コネクタ3に充電コネクタ4が装着した状態で、充電コネクタ4が外れるのを防ぐ装置である。アクチュエータ10は、樹脂製の箱体であるハウジング11と、ハウジング11内に収容された駆動機構12(図3参照)と、を主に有している。
図2に示すように、ハウジング11の左右の側面には、左右方向に突出した一対の支持部13,13が形成されており、また、ハウジング11の右側の下面には、下方向に突出した支持部14が形成されている。支持部13,13,14は、アクチュエータ10を受電コネクタ3(図1参照)の上部に取り付けるための部位であり、ネジ6を用いて受電コネクタ3の支持部3s,3t,3uに固定される。
図3に示すように、ハウジング11は、内部に空間を有するハウジングロア20と、ハウジングロア20の開口部20aを閉塞するハウジングアッパー30と、を主に有している。ハウジングロア20とハウジングアッパー30とを組み合わせることで、ハウジング11内に収容空間11aが形成される。収容空間11aには、駆動機構12が収容される。
ハウジングロア20は、上面に開口部20aが形成された箱状の部材であり、平板状の底部21と、底部21の外周縁部に立設された周壁部22と、を主に有している。周壁部22は収容空間11aを囲む枠である。周壁部22の上端縁部である開口縁部23は、周壁部22の外面よりも外側にフランジ状に突出しており、開口縁部23の上面には、全周に亘ってシール溝24が形成されている。シール溝24には、ホットメルト等の接着材11bが塗布される。接着材11bは、ハウジングロア20とハウジングアッパー30とを接着するとともに、外部から収容空間11aへの異物の侵入を防ぐものである。
図4に示すように、ハウジングロア20の左右の側面には、周壁部22から外側に突出する一対の突出部13a,13aが形成されている。一対の突出部13a,13aは、アクチュエータ10を受電コネクタ3(図1参照)に取り付けるための支持部13,13(図2参照)を構成するものである。
ハウジングロア20の底部21の前側部分には、離脱規制部材50のロックピン52が挿通する挿通孔21aが形成されている。挿通孔21aの周縁部21bは、他の部位よりも下方向に張り出しており、Oリング15がOリング取付具18を用いて取り付けられる。Oリング15は、底部21と内周面21jとで形成される段差部に取り付けられる。Oリング取付具18は、金属製の部材であって、貫通孔18bを備えリング状に形成された本体板部18aと、本体板部18aの外縁から立ち上がる四つの突起部18cを有する。突起部18cが周縁部21bに形成された穴部に係合することで、Oリング取付具18は、Oリング15をハウジングロア20の底部21に固定する。
ハウジングロア20の底部21の後側部分には、円形の空気孔21cが形成されている。空気孔21cが形成される位置は、電動モータ40(図3参照)の下側であり、ハウジング11の内外を連通する。空気孔21cは、円形の透湿防水材16によって内側から覆われる。
透湿防水材16は、空気の出入りを許容しつつ水の出入りを阻止する素材で作られており、外部空間から空気孔21cに水や埃が浸入するのを防ぐことができる。透湿防水材16は、空気孔21cよりも大径に形成されている。透湿防水材16は、底部21の内面において、両面テープ等の接着手段によって貼り付けられる。
ハウジングロア20の右側面上部には、ダイヤル120(図3参照)が挿通する挿通孔21eが形成されている。挿通孔21eの周囲には、他の部位よりも窪んだ窪み部21fを有しており、Oリング17a(図3参照)及びダイヤル120がダイヤル固定具17bを用いて窪み部21fに取り付けられる。ダイヤル固定具17bは、先端部分が駆動伝達部材70(図3参照)に係合することで、ダイヤル120を駆動伝達部材70に固定する。
図4に示すように、ハウジングロア20の右側面後部には、ハウジングアッパー30に係合する係合突起部21gが形成されている。図示は省略するが、ハウジングロア20の左側面後部にも同様に係合突起部21gが形成されている。また、ハウジングロア20の前面には、ハウジングアッパー30に係合する一対の係合突起部21h,21hが形成されている。係合突起部21g,21hは、ハウジングアッパー30と係合する部位である。係合突起部21hについては後に詳しく説明する。
図3に示すように、ハウジングアッパー30は、ハウジングロア20の開口部20aを閉塞するための蓋部材である。ハウジングアッパー30は、平板状の天井部31を有しており、天井部31の外周縁部32は、ハウジングロア20の開口縁部23の外周形状と同じ形状に形成されている。天井部31の外周縁部32は、ハウジングロア20の開口縁部23に係合されるとともに、接着材11bによって開口縁部23に接着される。この際、ハウジングロア20の開口縁部23に設けられた接着材11bによって、ハウジングロア20とハウジングアッパー30との間が液密にシールされる。
ハウジングアッパー30の左右には、天井部31の外周縁部32から外側に突出する一対の突出部13b,13bが形成されている。一対の突出部13b,13bは、アクチュエータ10を受電コネクタ3(図1参照)に取り付けるための支持部13,13(図2参照)を構成するものである。
また、ハウジングアッパー30の前面には、天井部31の外周縁部32から垂下された一対の前側爪部33,33が形成されている。また、ハウジングアッパー30の左右後側には、天井部31の外周縁部32から垂下された一対の後側爪部34,34が形成されている。後側爪部34が係合突起部21gに係合すると共に、前側爪部33が係合突起部21hに係合することで、ハウジングロア20とハウジングアッパー30とが一体的に連結される。また、これらの係合状態を解除することにより、ハウジングロア20とハウジングアッパー30とを分離することができる。前側爪部33については後に詳しく説明する。
図3を参照して、駆動機構12について説明する。駆動機構12は、電動モータ40と、離脱規制部材50と、カム部材60と、駆動伝達部材70,80と、を主に備えている。離脱規制部材50は、電動モータ40の駆動力により上下動する部材である。カム部材60は、第一カム63が突設されたカムギヤ62を有する。駆動伝達部材70,80は、電動モータ40の出力軸41とカムギヤ62との間に介設されている。
また、駆動機構12は、センサ90と、基板100と、電力供給部110と、ダイヤル120と、をさらに備えている。センサ90は、離脱規制部材50の位置を検出する装置である。基板100には、電動モータ40およびセンサ90が電気的に接続されている。電力供給部110は、車両1(図1参照)に搭載された制御装置(図示せず)に電気的に接続されており、基板100に電力を供給する。ダイヤル120は、離脱規制部材50を手動で駆動させるための部材である。
図5及び図6に示すように、駆動機構12は、ハウジングロア20内の収容空間11aに収容される。
図6に示すように、電動モータ40は、モータハウジング42を有しており、モータハウジング42から右方向に向けて出力軸41が突出している。出力軸41には円筒状の歯車41aが外嵌されている。電動モータ40は、ハウジング11の収容空間11aの後部中央に配置される。
駆動伝達部材70は、2段歯車であって、軸方向が左右方向に配置された回転軸71と、回転軸71を中心軸とする第一ギヤ72と、回転軸71を中心軸とする第二ギヤ73と、を備えている。第二ギヤ73は、第一ギヤ72よりも小径になっている。第一ギヤ72側の回転軸71(以下、「回転軸71b」と呼ぶ場合がある)は、第二ギヤ73側の回転軸71(以下、「回転軸71a」と呼ぶ場合がある)に比べて大径であり、内部に係合凹部74(図3参照)が形成されている。
駆動伝達部材70は、収容空間11aにおいて、モータハウジング42よりも右側に配置される。回転軸71aは、ハウジングロア20内を前後方向に縦断して形成される中央壁部25に回転自在に支持され、回転軸71bは、ハウジングロア20の右側壁部26に回転自在に支持される。中央壁部25の右側の空間には、グリスが充填されており、中央壁部25の左側の空間には、グリスが充填されていない。つまり、中央壁部25は、グリスが電動モータ40側に浸入するのを防ぐグリス飛散防止壁の役割を担っている。第一ギヤ72は、電動モータ40の歯車41aに歯合され、第二ギヤ73は駆動伝達部材80の第三ギヤ82に歯合される。
図3に示すように、駆動伝達部材80は、2段歯車であって、軸方向が左右方向に配置された回転軸81と、回転軸81を中心軸とする第三ギヤ82と、回転軸81を中心軸とする第四ギヤ83と、を備えている。第四ギヤ83は、第三ギヤ82よりも小径になっている。
図6に示すように、駆動伝達部材80は、収容空間11aにおいて、駆動伝達部材70とカム部材60との間に配置される。回転軸81の左端部は、ハウジングロア20内に形成される中央壁部25に回転自在に支持され、回転軸81の右端部は、ハウジングロア20の右側壁部26に回転自在に支持される。第三ギヤ82は、駆動伝達部材70の第二ギヤ73に歯合され、第四ギヤ83は、カム部材60のカムギヤ62に歯合される。
図3に示すカム部材60は、離脱規制部材50を上下方向に移動させるための部材である。カム部材60は、軸方向が左右方向に配置された回転軸61と、回転軸61を中心軸とする平歯車であるカムギヤ62と、第一カム63と、第二カム64と、を備えている。第一カム63は、カムギヤ62の左側面に突設され、カムギヤ62の回転中心に対して偏心している。第二カム64は、第一カム63よりも先端側(左側)に形成され、カムギヤ62の回転中心に対して偏心している。カム部材60は、個別の部材を接合して形成してもよいが、本実施形態では一体形成されている。
図6に示すように、カム部材60は、収容空間11aの前方に配置される。カム部材60の回転軸61の右端部61aは、ハウジングロア20内の右側壁部26に回転自在に支持され、回転軸61の中央部61bは、ハウジングロア20内に形成される中央壁部25に回転自在に支持される。なお、回転軸61の左端部61cは、ハウジングロア20内の左側壁部27に支持されておらず、左端部61cと左側壁部27との間には隙間がある。
図7に示すように、カムギヤ62は、外周面における下部分以外の領域に歯が形成されている。
第一カム63は、離脱規制部材50(図3参照)に当接する部位であり、カムギヤ62の左側面に突設されている。第一カム63は、側面視で略三角形の外周形状に形成されており、第一カム63の三つの角部のうち、一つの角部近傍がカムギヤ62の回転中心上に配置されている。このように、第一カム63の中心位置63aは、カムギヤ62の回転中心62aに対して偏心している。第一カム63は、図5に示す離脱規制部材50のカム収容枠51内に配置される。カム部材60では、第一カム63がカムギヤ62の回転中心回りに一回転未満の範囲で往復動するように、カムギヤ62の回転角度が設定されている。
第二カム64は、回転軸61から径方向に突出して偏心して形成されている。第二カム64は、図5に示すセンサ90のスイッチ91に検知される部位である。
ここで、図5及び図6に示すように、本実施形態では、カム部材60の回転軸61、駆動伝達部材70の回転軸71a、及び駆動伝達部材80の回転軸81は、いずれも同一平面J内(ここでは、水平面内)に配置されているとともに、左右方向に平行に配設されている。また、これらの軸は、図2に示すように、充電コネクタ4の挿抜方向の線分(ここでは前後)とハウジング11から受電コネクタ3に向かう線分(ここでは上下)とで構成される基準面Kに対して略垂直に配置されている。ここで、基準面Kに対して略垂直とは、基準面Kに対して軸を垂直に配置することにおける一定のずれを許容する意図であり、水平面上を所定角度(例えば、30°以内)だけ傾斜させた状態で各回転軸(アクチュエータ10)を配置することもできる。
図3に示す離脱規制部材50は、受電コネクタ3に充電コネクタ4が装着した状態で、充電コネクタ4の離脱を防ぐ部材である。離脱規制部材50は、収容空間11aの前方に配置される。離脱規制部材50は、樹脂製の部材であり、左右に開口した開口部51aが形成されたカム収容枠51と、カム収容枠51と一体に形成されたロックピン52と、を有している。
図4に示すように、カム収容枠51は、側面視矩形状の開口部51aの枠を構成する無端状の部材であり、上辺部51bと、前辺部51cと、底辺部51dと、後辺部51eとからなる。図5に示すように、カム収容枠51内には、カム部材60の回転軸61が挿通されるとともに、第一カム63が開口部51aの右側から挿入される。カム収容枠51の上辺部51b及び底辺部51dの内側は、第一カム63のカム面が当接するカム受け面となっている。
図6に示すように、ハウジングロア20の中央壁部25及び前側壁部28には、一対のガイド溝25a,28aが上下方向に形成されている。前辺部51cがガイド溝28aに収容されるとともに、後辺部51eがガイド溝25aに収容された状態において、離脱規制部材50は、ガイド溝25a,28aに沿って上下方向に移動自在となっている。
カム収容枠51の上辺部51bの内側に第一カム63のカム面が当接することにより、離脱規制部材50が持ち上げられる。以下では、離脱規制部材50が持ち上げられた状態を「初期状態」と呼び、初期状態における離脱規制部材50の位置を「初期位置」と呼ぶ。
また、カム収容枠51の底辺部51dの内側に第一カム63のカム面が当接することにより、離脱規制部材50が押し下げられる。以下では、離脱規制部材50が押し下げられた状態を「規制状態」と呼び、規制状態における離脱規制部材50の位置を「規制位置」と呼ぶ。
図4に示すように、ロックピン52は、円形断面の軸部材であり、カム収容枠51の底辺部51dから下方向に延在して形成されている。ロックピン52は、軸線方向が上下方向に配置されており、ロックピン52の前端部は面取りされている。
初期位置において、ロックピン52の先端は、ハウジング11の内側方向に後退しており、充電コネクタ4の離脱を妨げない。一方、規制位置において、ロックピン52の先端は、ハウジングロア20に形成された挿通孔21aから外側に突出する(ハウジングロア20の下側に突出する)。
規制位置では、図1に示すように、ロックピン52が受電コネクタ3に形成される挿通孔3kを介して充電コネクタ4に形成される嵌合孔4cに嵌合する。これにより、充電コネクタ4は、受電コネクタ3からの離脱を規制される。
図3に示すセンサ90は、ロックピン52の位置を検出するものであり、カム部材60の第二カム64により押し込まれるスイッチ91と、スイッチ91の状態を制御装置に検出信号や解除信号として出力する本体部92とを有している。
図3に示す基板100は、電動モータ40及びセンサ90の駆動を制御するものであり、電動モータ40、スイッチ91及び電力供給部110に電気的に接続されている。基板100は、収容空間11a内において、左側後方に配置される。
図3に示す電力供給部110は、基板100に電力を供給するものであり、雄コネクタ111を有している。雄コネクタ111は、ハウジングロア20の左側後部に形成される嵌合孔21iに下側から嵌合し、基板100が有する雌コネクタ(図示せず)に接続される。
図3に示すダイヤル120は、ダイヤル固定具17bを用いて駆動伝達部材70の係合凹部74に取り付けられる。ダイヤル120を回転させることで、電動モータ40の駆動力なしに離脱規制部材50を上下方向に移動させることができる。例えば、何らかの理由により電動モータ40が故障した場合に、ダイヤル120を回転させて離脱規制部材50を規制位置から初期位置に移動させることができる。
次に、図8及び図9を参照して、受電コネクタ3の上面、アクチュエータ10、前側爪部33及び係合突起部21hについて詳しく説明する。
受電コネクタ3の上面(以下「設置面3v」と呼ぶ場合がある)は、アクチュエータ10が設置される面である。図9に示す設置面3vは、第一設置面3wと、第二設置面3xと、段差面3yとを備えている。第一設置面3wは、充電口2aの手前側に設けられた水平面である。第一設置面3wは、前壁部3g(図8参照)の前側に設けられている。第二設置面3xは、第一設置面3wに対して充電口2aの奥側に設けられた水平面である。第二設置面3xは、前壁部3gの後側に設けられている。第二設置面3xは、第一設置面3wよりも低く形成されている。つまり、第二設置面3xは、第一設置面3wよりも受電コネクタ3側に位置している。段差面3yは、第一設置面3wと第二設置面3xとを繋ぐ鉛直面である。段差面3yは、前側爪部33の先端33aを隠す遮蔽手段として機能する。なお、段差面3yは、第一設置面3wから第二設置面3xに向かうにつれて充電口2aの手前側又は奥側に下り傾斜する傾斜面にしてもよい。また、第一設置面3wは無くてもよい。
アクチュエータ10は、設置面3vの上方に配置されるハウジングロア20と、ハウジングロア20の上方に取り付けられるハウジングアッパー30と、ハウジングロア20とハウジングアッパー30とを連結する連結部130とを有している。ハウジングロア20は、特許請求の範囲の第一ハウジングを構成する。ハウジングアッパー30は、特許請求の範囲の第二ハウジングを構成する。連結部130は、ハウジングアッパー30に設けられた前側爪部33と、ハウジングロア20に設けられた係合突起部21hとを有している。
前側爪部33,33は、図8に示すように、天井部31の外周縁部32から下方に延出する正面視矩形の板状部位である。前側爪部33,33は、隙間S内にそれぞれ配置されており、前壁部3gと側壁部3h,3iとの間に位置している。前側爪部33は、図9に示すように、受電コネクタ3側に位置する先端33aと、充電口2aの手前側に位置する表面33bと、充電口2aの奥側に位置する裏面33cとを主に備えている。
前側爪部33の先端(実施形態では下端)33aは、第二設置面3xの上方であって、かつ、段差面3yの奥側に配置されている。先端33aは、充電口2aから車内側を見たときに段差面3yで隠れて露出しない位置にある。先端33aは、本実施形態では段差面3yに近接しているが、段差面3yに当接してもよい。先端33aは、本実施形態では第二設置面3xに対して上方に離間しているが、第二設置面3xに近接乃至当接してもよい。先端33aと表面33bとで構成された角部には、先端切欠部33dが切り欠いて形成されている。先端切欠部33dは、第一設置面3wと段差面3yとで構成される角部に対応する形状に切り欠かれている。先端切欠部33dは、第一設置面3wと段差面3yと角部に隙間をあけて配置されている。
前側爪部33の上半部には、表面33bから裏面33cに貫通する孔33eが形成されている。孔底面33fは、本実施形態では上方から下方に向かうにつれて先細りになるテーパ形状を呈する。孔底面33fと裏面33cとで構成される角部には、係合切欠部33gが切り欠いて形成されている。係合切欠部33gは、切欠底面33hと、切欠段差面33iとを有している。切欠底面33hは、孔底面33fよりも低く形成されている。切欠底面33hは、充電口2aの手前側から奥側に向かうにつれて下り傾斜している。切欠段差面33iは、孔底面33fと切欠底面33hとを繋ぐ鉛直面である。切欠段差面33iは、充電口2aから車内側を見たときに係合突起部21hの一部(係合突起部21hと前側爪部33との係合箇所)を隠す被覆部として機能する。なお、切欠段差面33iは、孔底面33fから切欠底面33hに向かうにつれて充電口2aの手前側又は奥側に下り傾斜する傾斜面にしてもよい。
係合突起部21hは、ハウジングロア20の前面から前側爪部33に向けて延出するとともに、前側爪部33に係合する部位である。係合突起部21hは、延出端面21kと、係合面21mとを主に備えている。延出端面21kは、上方から下方に向かうにつれて充電口2aの手前側に傾斜し、さらに下方に直線状(鉛直状)に延出する面である。延出端面21kの直線状部は、本実施形態では切欠段差面33iに近接しているが、切欠段差面33iに当接してもよい。係合面21mは、切欠底面33hに当接して係合する面であり、切欠底面33hの傾斜角度と同等の傾斜面からなる。本実施形態では、係合面21mを含む係合突起部21hの一部が、充電口2aから車内側を見たときに切欠段差面33iで隠れて露出しない位置にある。連結部130は、アクチュエータ10を設置面3vに設置していない状態において、前側爪部33の先端33aを手前側に動かすと、前側爪部33と係合突起部21hとの係合が外れる構造になっている。
以上説明した本実施形態によれば、図9に示すように、設置面3vは、前側爪部33の先端33aを隠す遮蔽手段である段差面3yを備えている。
このため、充電口2aから車内側を見たときに段差面3yで前側爪部33の先端33aを隠すことができるとともに、段差面3yで前側爪部33の先端33aを手前側に動かすことができない。これにより、前側爪部33へのいたずらを防止することができる。
特に、本実施形態によれば、受電コネクタ3の設置面3vに高低差をつけて前側爪部33の先端33aを隠す段差面3yを形成するため、追加部品なく前側爪部33へのいたずらを防止することができる。また、図3に示す他の後側爪部34及び係合突起部21hと組付作業性が従前と変わらない。これにより、いたずら防止対策に費やすコストを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、図9に示すように、前側爪部33は、係合突起部21hの一部(係合突起部21hと前側爪部33との係合箇所)を隠す被覆部である切欠段差面33iを有する。
このため、係合突起部21hへのいたずらを防止することができる。また、充電口2aから車内側を見たときに切欠段差面33iの奥側の構造を把握できないため、いたずらに対する抑止力を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、図1に示す受電コネクタ3は、充電口2aが設置される位置によって、先端側から車内側に向かうに従って下がるように、水平面に対して軸線が傾斜していてもよい。その場合、アクチュエータ10は、受電コネクタ3と同様に水平面に対して後側が下向きに傾いた状態で車両1に取り付けられる。
本実施形態では、図8に示すアクチュエータ10を受電コネクタ3の上方に設置したが、受電コネクタ3の上方以外(例えば側方、下方等)に設置してもよい。
前側爪部33及び係合突起部21hだけでなく、充電口2aから見えない後側爪部34及び係合突起部21hに対しても本発明を適用することができる。
本実施形態では、先端33a側の角部に先端切欠部33dを形成したが、先端切欠部33dを省略して先端33aを平坦状にしてもよい。
本実施形態では、充電口2aから車内側を見たときに係合突起部21hの一部(係合突起部21hと前側爪部33との係合箇所)を切欠段差面33iで隠したが、係合突起部21hの全部を隠してもよい。この場合には、前側爪部33に孔33eを形成しないで係合突起部21hの全部を隠してもよいし、切欠段差面33iを上方に所定長だけ延ばして係合突起部21hの全部を隠してもよい。孔33eを形成しない場合には、裏面33cを手前側に所定長だけ切り欠いて係合切欠部33gを形成する。
また、係合切欠部33gを省略するとともに孔底面33fに係合突起部21hを係合して、係合突起部21hを隠さなくてもよい。
本実施形態では、受電コネクタ3の設置面3vに高低差をつけて形成した段差面3yを遮蔽手段としたが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図10(a)に示す凹部140を遮蔽手段としてもよい。本変形例に係る凹部140は、設置面3vにおいて他の部位よりも低く凹設された部位である。凹部140の形状は、特に制限されないが、本実施形態では断面矩形状を呈する。凹部140は、上方に開口している。凹部140は、充電口2a(図9参照)の奥行き方向に対して交差(実施形態では直交)する方向に延在している。前側爪部33の先端33aは、凹部140内に挿入されている。すなわち、先端33aは、充電口2aから車内側を見たときに凹部140内に隠れて露出しない位置にある。本変形例によっても実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、図10(b)に示す孔150を遮蔽手段としてもよい。本変形例に係る孔150は、受電コネクタ3の設置面3vから内面3zに貫通する貫通孔である。前側爪部33の先端33aは、孔150内に挿入されている。すなわち、先端33aは、充電口2aから車内側を見たときに孔150内に隠れて露出しない位置にある。本変形例によっても実施形態と同様の効果を奏することができる。
1 車両
2 車体
2a 充電口
3 受電コネクタ
3v 設置面
3y 段差面(遮蔽手段)
4 充電コネクタ
10 アクチュエータ
11 ハウジング
20 ハウジングロア(第一ハウジング)
21h 係合突起部
30 ハウジングアッパー(第二ハウジング)
33 前側爪部(爪部)
33a 先端
33g 係合切欠部
33h 切欠底面
33i 切欠段差面(被覆部)
130 連結部
140 凹部(遮蔽手段)
150 孔(遮蔽手段)

Claims (4)

  1. 受電コネクタに設けられた設置面とアクチュエータとで構成されるアクチュエータの設置構造であって、
    前記アクチュエータは、
    前記設置面に配置される第一ハウジングと、
    前記第一ハウジングに取り付けられる第二ハウジングと、
    前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとを連結する連結部と、を有し、
    前記設置面は、前記連結部の先端を隠す遮蔽手段を備えていることを特徴とするアクチュエータの設置構造。
  2. 前記連結部は、
    前記第二ハウジングに設けられた爪部と、
    前記第一ハウジングに設けられ、前記爪部に係合する係合突起部と、を有し、
    前記遮蔽手段は、前記爪部の先端を隠すことを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータの設置構造。
  3. 前記遮蔽手段は、段差、凹部又は孔を含んで構成されていることを特徴とする請求項2に記載のアクチュエータの設置構造。
  4. 前記爪部は、前記係合突起部の全部又は一部を隠す被覆部を有していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のアクチュエータの設置構造。
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