JP2003047126A - ジャンクションブロック水入り防止カバー - Google Patents
ジャンクションブロック水入り防止カバーInfo
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- H02G3/02—Details
- H02G3/08—Distribution boxes; Connection or junction boxes
- H02G3/088—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings or inlets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Structural Engineering (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
業を容易にし、且つ、水入り防止のためにジャンクショ
ンブロックの上面を覆う作業の作業忘れを防止すること
ができるジャンクションブロック水入り防止カバーを提
供する。 【解決手段】 ジャンクションブロック水入り防止カバ
ー1は、ジャンクションブロック10を車体に取り付け
るための部材であるブラケット15に回動可能に保持さ
れており、ジャンクションブロック10の上面10aに
設けられたコネクタ保持部20にコネクタ38を嵌合さ
せた後、ジャンクションブロック水入り防止カバー1を
反時計回りに回動させなければ、側面10bに設けられ
たコネクタ保持部23にコネクタ39を嵌合させられな
いので、水入り防止のためにジャンクションブロック1
0の上面10aを確実に覆うことができ、またその作業
忘れを防止することができる。
Description
クの上面を覆い、ジャンクションブロックへの水入りを
防止するジャンクションブロック水入り防止カバーに関
する。
を行うためにジャンクションブロックが設けられてい
る。従来のジャンクションブロックは、箱体の中に複数
の接続用のターミナルが設けられただけの簡単な構造で
あったが、現在は電気的機能を持ったジャンクションブ
ロックが広く用いられるようになっている。この自動車
のフロントフード内に設けられたジャンクションブロッ
クに水滴が侵入すると回路がショートしてしまうため、
ジャンクションブロックの水入り防止構造は様々なもの
が考えられている。
ンクションブロック100の上面100aに防水用のシ
ート105を貼り付けて、水入りを防止する方法があ
る。この方法では、ワイヤーハーネス110の末端に設
けられたコネクタ111をジャンクションブロック10
0に設けられたコネクタ保持部101に嵌合させて結線
し、その後、ジャンクションブロック100の上面10
0aとコネクタ保持部101とコネクタ111とを覆う
ように防水用のシート105をジャンクションブロック
100の上面100aに図示外の接着剤等で貼着して、
ジャンクションブロック100への水入りを防止するよ
うになっていた。
に、末端にコネクタ121が設けられたワイヤーハーネ
ス120に、防水用のシート115をビニールテープ1
25で貼着して、コネクタ121をジャンクションブロ
ック100に設けられたコネクタ保持部101に嵌合さ
せて結線して、水入りを防止する方法がある。この方法
では、コネクタ121をジャンクションブロック100
に設けられたコネクタ保持部101に嵌合させた状態
で、防水用のシート115がコネクタ121とコネクタ
保持部101とジャンクションブロック100の上部と
を覆うように形成されているので、コネクタ121をコ
ネクタ保持部101に嵌合させれば、防水用のシート1
15により水入りを防止できるようになっていた。
示すような防水用のシート105を用いたものでは、作
業工程で、コネクタ111をジャンクションブロック1
00のコネクタ保持部101に嵌合させて結線した後、
ジャンクションブロック100の上部に防水用のシート
105を貼り忘れた場合に、ジャンクションブロック1
00への水入りが起こるという問題点があった。また、
図8に示すような従来技術では、ワイヤーハーネス12
0と防水用のシート115とが一体形成されているた
め、コネクタ121の結線時に防水用のシート115が
邪魔となり結線作業がし難くなるという問題点があっ
た。さらに、結線作業時に防水用のシート115を剥が
してしまうという問題点があった。
たものであり、ジャンクションブロックへのコネクタ結
線作業を容易にし、且つ、水入り防止のためにジャンク
ションブロックの上面を覆う作業の作業忘れを防止する
ことができるジャンクションブロック水入り防止カバー
を提供することを目的とする。
に、請求項1に係る発明のジャンクションブロック水入
り防止カバーは、複数の電気系統の接続を行うために自
動車の車体に設けられ、その上面と側面とにコネクタ保
持部を有するジャンクションブロックの上面を覆い、当
該ジャンクションブロックへの水入りを防止するもので
あって、前記ジャンクションブロックを前記車体へ取り
付けるためのブラケットに回動可能に保持され、前記ジ
ャンクションブロックの上面のコネクタ保持部に第一の
コネクタを結線した状態から、前記ジャンクションブロ
ック水入り防止カバーを回動させなければ、前記ジャン
クションブロックの側面のコネクタ保持部に第二のコネ
クタを結線することができないことを特徴とする構成と
なっている。
防止カバーは、ジャンクションブロックを車体へ取り付
けるためのブラケットに回動可能に保持され、ジャンク
ションブロックの上面のコネクタ保持部に第一のコネク
タを結線した状態から、ジャンクションブロック水入り
防止カバーを回動させなければ、ジャンクションブロッ
クの側面のコネクタ保持部に第二のコネクタを結線する
ことができないので、コネクタ結線時にジャンクション
ブロック水入り防止カバーでジャンクションブロックの
上面を覆う作業を忘れることなく行うことができる。
ンブロック水入り防止カバーでは、請求項1に記載のジ
ャンクションブロック水入り防止カバーの構成に加え
て、前記ブラケットには前記ジャンクションブロック水
入り防止カバーの回動を止めるロック機構が設けられて
おり、当該ロック機構により回動が止められることを特
徴とする。
防止カバーでは、請求項1に記載のジャンクションブロ
ック水入り防止カバーの作用に加えて、ジャンクション
ブロック水入り防止カバーは、ブラケットに設けられた
ロック機構によりその回動が止められて、コネクタの結
線作業時にジャンクションブロック水入り防止カバーが
自由に回動してしまうことがないので、結線作業がし易
く、作業の効率を上げることができる。
形態について、自動車の助手席前方のフロントフード内
に設けられたジャンクションブロックを例に挙げ、図面
を参照して説明する。ここで、図1は、ジャンクション
ブロック水入り防止カバー1がブラケット15に回動可
能に保持されて、ジャンクションブロック10の上面1
0aを覆った状態を示す側面図であり、図2は正面図で
あり、図3は平面図である。
系統の接続を行うためのジャンクションブロックが設け
られており、例えば、助手席前方のフロントフード内に
も、図1乃至図3に示すように、合成樹脂材料からなる
略直方体のジャンクションブロック10が設けられてい
る。ジャンクションブロック10の上面10aには上向
きに開口してコネクタ38を保持するためのコネクタ保
持部20が設けられ、右側の側面10bには外向き(図
1の右向き)に開口してコネクタ39を保持するための
コネクタ保持部23が設けられている。また、ジャンク
ションブロック10の上面10aには、コネクタ保持部
20と並んでコネクタ保持部21,22が設けられてお
り、側面10bには、コネクタ保持部23と並んでコネ
クタ保持部24が設けられている。ジャンクションブロ
ック10は、これら複数のコネクタ保持部と、図示外の
回路基板,リレー等を備えており、ジャンクションブロ
ック10の固定用部材であるブラケット15及び金属製
の固定板(図示外)等により車体に固設されるようにな
っている。
ブロック水入り防止カバー1が回動可能に保持されてい
る。ジャンクションブロック水入り防止カバー1は、ジ
ャンクションブロック10の側面10bと平行な方向で
軸支されて回動可能となっており、ジャンクションブロ
ック10の上面を覆って、ジャンクションブロック10
へ水滴が侵入すること(以下「水入り」と言う。)を防
止できるようになっている。自動車の助手席前方のフロ
ントフード内では、ジャンクションブロック10の上方
にエアコン用のダクト50が通っていることがあり、ダ
クト50の表面50aの結露によって生じた水滴が落下
することがある。落下した水滴は、ジャンクションブロ
ック10の上面10aに設けられて上向きに開口したコ
ネクタ保持部20に侵入する可能性があるので、ジャン
クションブロック10の上方にジャンクションブロック
水入り防止カバー1を設けて水入りを防止している。
する。図1乃至図3に示すように、ジャンクションブロ
ック10を車体(図示外)へ固設するための部材である
ブラケット15は、合成樹脂材料でジャンクションブロ
ック10と一体成型され、平面視略長方形のジャンクシ
ョンブロック保持部16と、ジャンクションブロック保
持部16のそれぞれの短辺側縁から垂直上向きに立設さ
れた、側面視略L字型の車体側取付部17,18とから
構成されており、正面視略コの字型形状を有している。
図2では、その左側が車体側取付部17となっており、
右側が車体側取付部18となっている。
体側の嵌合部(図示外)に嵌合する突起部30が凸設さ
れており、車体側取付部18の外側面18aには、車体
側の嵌合部(図示外)に嵌合する突起部31が凸設され
ている。また、車体側取付部17には、後述するジャン
クションブロック水入り防止カバー1を回動可能に軸支
するための貫通孔40が設けられており、車体側取付部
18にも同様に貫通孔41が設けられている。また、貫
通孔40,41は、側面視で同一位置になるように穿設
されている。そして、貫通孔40に、図4に示すジャン
クションブロック水入り防止カバー1の左側壁3に設け
られた回動軸5が、貫通孔41にジャンクションブロッ
ク水入り防止カバー1の右側壁4に設けられた回動軸6
がそれぞれ嵌合するようになっている。
の内側面17bには、後述するジャンクションブロック
水入り防止カバー1に当接して、その回動を止めるため
の突起部25が設けられており、ブラケット15の車体
側取付部18の内側面18bにも同様の機能を持つ突起
部26が設けられている。突起部25,26は、側面視
で同一位置になるように設けられている。また、車体側
取付部17には、ジャンクションブロック水入り防止カ
バー1を回動可能に保持する貫通孔40とは別の貫通孔
45が設けられている。ジャンクションブロック水入り
防止カバー1は、ジャンクションブロック10の上面1
0aを覆った状態で、その左側壁3に設けられた突起部
8(図4参照)が貫通孔45に嵌合するようになってい
る。さらに、車体側取付部18の内側面18bには、突
起部26の他にもう一つの突起部27が設けられてお
り、ジャンクションブロック水入り防止カバー1は、ジ
ャンクションブロック10の上面10aを覆った状態
で、その右側壁4の一部が突起部27と突起部26との
間に挟み込まれるようになっている。
ションブロック水入り防止カバー1の構造について説明
する。ジャンクションブロック水入り防止カバー1は、
平面視略長方形で側面視逆への字型形状の蓋部2と、蓋
部2の図4における左側端から垂直下向きに凸設された
左側壁3と、右側端から垂直下向きに凸設された右側壁
4とから形成されており、正面視で略コの字型形状にな
っている(図2参照)。左右側壁3,4は共に側面視で
下方へ向かって狭窄した略T字型形状を有し、略同一形
状となっている。また、左側壁3の外側面3aの下端部
からは、略円柱形状の回動軸5が左側壁3に対して垂直
に凸設されており、右側壁4の外側面4aの下端部から
は、略円柱形状の回動軸6が右側壁4に対して垂直に凸
設されている。そして、回動軸5が図2に示すブラケッ
ト15の車体側取付部17に設けられた貫通孔40に嵌
合し、回動軸6がブラケット15の車体側取付部18に
設けられた貫通孔41に嵌合して、ジャンクションブロ
ック水入り防止カバー1は回動可能となる。
と横方向部分とが交差する交差部には、略垂直に切り欠
かれた二つの切り欠き部が形成されている。図4の左側
に形成された切り欠き部は、その角部が当接部11とな
っており、右側に形成された切り欠き部は、その角部が
当接部12となっている。また、右側壁4の縦方向部分
と横方向部分とが交差する交差部にも、略垂直に切り欠
かれた二つの切り欠き部が形成されている。図4の左側
に形成された切り欠き部は、その角部が当接部13とな
っており、右側に形成された切り欠き部は、その角部が
当接部14となっている。
したブラケット15の車体側取付部17の内側面17b
に設けられた突起部25に当接し、当接部13又は当接
部14がブラケット15の車体側取付部18の内側面1
8bに設けられた突起部26に当接することで、ジャン
クションブロック水入り防止カバー1の回動が止められ
ることになる。さらに、左側壁3には、略半円柱形状の
突起部8が設けられており、突起部8は、ジャンクショ
ンブロック水入り防止カバー1がジャンクションブロッ
ク10の上面10aを覆った状態で、ブラケット15の
車体側取付部17に設けられた貫通孔45に嵌合するよ
うになっている。
防止カバー1がジャンクションブロック10の上面10
a(図1参照)を覆う前、即ちジャンクションブロック
水入り防止カバー1が縦立した状態では、当接部11が
ブラケット15に設けられた突起部25に当接し、且つ
当接部13がブラケット15に設けられた突起部26に
当接して、ジャンクションブロック水入り防止カバー1
の回動が止められる。また、ジャンクションブロック水
入り防止カバー1がジャンクションブロック10の上面
10aを覆った状態では、当接部12がブラケット15
に設けられた突起部25に当接し、且つ当接部14がブ
ラケット15に設けられた突起部26に当接して、ジャ
ンクションブロック水入り防止カバー1の回動が止めら
れるようになっている。
ャンクションブロック10へのコネクタ結線作業の作業
工程について説明する。図2及び図6に示すように、ジ
ャンクションブロック10の上面10aには上向きに開
口したコネクタ保持部20〜22が並んで設けられてお
り、側面10bの上部には外向き(図6の右向き)に開
口したコネクタ保持部23,24が並んで設けられてい
る。そして、コネクタ保持部20には、ワイヤーハーネ
ス35の末端に設けられたコネクタ38が、コネクタ保
持部23には、ワイヤーハーネス36の末端に設けられ
たコネクタ39がそれぞれ嵌合するようになっている。
尚、本実施の形態では、コネクタ保持部20及び23へ
のコネクタ結線作業を代表として詳細に説明し、その他
のコネクタ保持部へのコネクタの結線については簡略化
して説明する。
は、ジャンクションブロック水入り防止カバー1は縦立
した状態であり、ジャンクションブロック10の上面1
0aを覆っていない。この状態から、ワイヤーハーネス
35の末端に設けられたコネクタ38を、ジャンクショ
ンブロック10の上面10aに設けられたコネクタ保持
部20に嵌合させて結線する。また、コネクタ保持部2
1,22にも、同様にコネクタ(図示外)を嵌合させ
る。このとき、ジャンクションブロック水入り防止カバ
ー1の左側壁3の当接部11がブラケット15の車体側
取付部17に設けられた突起部25に当接し、また、図
示しないが、右側壁4の当接部13がブラケット15の
車体側取付部18に設けられた突起部26に当接してお
り、ジャンクションブロック水入り防止カバー1の回動
は止められた状態となっている。
0の側面10bに設けられたコネクタ保持部23は、ジ
ャンクションブロック水入り防止カバー1によってその
開口部23aの一部が塞がれており、ワイヤーハーネス
36の末端に設けられたコネクタ39をコネクタ保持部
23に嵌合させることができない。従って、コネクタ3
8がコネクタ保持部20に嵌合した状態から、ジャンク
ションブロック水入り防止カバー1を、その回動軸5及
び回動軸6(図2参照)を軸として反時計回りに回動さ
せて、コネクタ保持部23の開口部23aを開放しなけ
れば、コネクタ39をコネクタ保持部23に挿入できな
いようになっている。尚、コネクタ保持部24について
も同様である。
ンブロック水入り防止カバー1を、ジャンクションブロ
ック10の上面10aを覆うように反時計回りに回動さ
せると、ジャンクションブロック水入り防止カバー1の
左側壁3に形成された当接部12が、ブラケット15の
車体側取付部17に設けられた突起部25に当接し、ま
た、図示しないが、右側壁4に形成された当接部14が
ブラケット15の車体側取付部18に設けられた突起部
26に当接して、ジャンクションブロック水入り防止カ
バー1の回動が止められる。そして、コネクタ保持部2
3の開口部23aが開放されることになる。
水入り防止カバー1の左側壁3に設けられた突起部8
が、ブラケット15の車体側取付部17に設けられた貫
通孔45に嵌合しており、同時に、ジャンクションブロ
ック水入り防止カバー1の右側壁4の一部が、ブラケッ
ト15の車体側取付部18に設けられた二つの突起部2
6,27によって挟み込まれているので、ジャンクショ
ンブロック水入り防止カバー1は、ジャンクションブロ
ック10の上面10aを覆った状態で確実にその回動が
止められている。そして、この状態で、コネクタ保持部
23にワイヤーハーネス36の末端に設けられたコネク
タ39を嵌合させて結線することができる。尚、コネク
タ保持部24にも同様にコネクタ(図示外)を嵌合させ
ることができる。
ションブロック10の上面10aに設けられたコネクタ
保持部20にワイヤーハーネス35の末端に設けられた
コネクタ38を嵌合させ、コネクタ保持部21,22に
も図示外のコネクタを嵌合させて、次にジャンクション
ブロック水入り防止カバー1を反時計回りに回動させた
後、側面10bに設けられたコネクタ保持部23にワイ
ヤーハーネス36の末端に設けられたコネクタ39を嵌
合させ、コネクタ保持部24にも図示外のコネクタを嵌
合させれば、ジャンクションブロック10に設けられた
コネクタ保持部にコネクタを嵌合させることができる。
ャンクションブロック水入り防止カバー1は、ジャンク
ションブロック10の上面10a全体を覆うことができ
るので、上面10aに設けられたコネクタ保持部20〜
22に、ダクト50の外側面50aに結露した水滴が侵
入することを防ぐことができる。また、ジャンクション
ブロック10の上面10aにコネクタを結線した後に、
ジャンクションブロック水入り防止カバー1を回動させ
てジャンクションブロック10の上面10aを覆わなけ
れば、ジャンクションブロック10の側面10bに設け
られたコネクタ保持部が開放されず、側面10bにコネ
クタ39等のコネクタを結線できないようになってい
る。
ンクションブロック水入り防止カバー1を回動させて、
ジャンクションブロック10の上面10aを覆うという
工程を忘れることなく確実に行うことができる。さら
に、ジャンクションブロック水入り防止カバー1は、ブ
ラケット15に設けられた複数の突起部に当接して回動
が止められるようになっているので、コネクタの結線作
業が容易で、それにより作業の効率を上げることができ
る。
は言うまでもない。例えば、本実施の形態では、ブラケ
ットにジャンクションブロック水入り防止カバーを回動
可能に設けたが、ジャンクションブロックに直接設ける
ようにしても良い。また、ジャンクションブロック水入
り防止カバーの回動を止めるには、ジャンクションブロ
ック水入り防止カバー自身に係止部を設けて、当該係止
部をブラケットの車体側取付部に設けた突起部に係止さ
せて、その回動を止めるという方法を用いても良い。さ
らに、ジャンクションブロック水入り防止カバー1の蓋
部2は、平面視略長方形で側面視逆への字型のものに限
られず、ジャンクションブロックの上面を覆ってダクト
からの水入りを防止できるものであれば、どのような形
状でも構わない。
明のジャンクションブロック水入り防止カバーは、ジャ
ンクションブロックを車体へ取り付けるためのブラケッ
トに回動可能に保持され、ジャンクションブロックの上
面のコネクタ保持部に第一のコネクタを結線した状態か
ら、ジャンクションブロック水入り防止カバーを回動さ
せなければ、ジャンクションブロックの側面のコネクタ
保持部に第二のコネクタを結線することができず、コネ
クタの結線とジャンクションブロック水入り防止カバー
の回動とを正しい順序で行わなければいけないので、コ
ネクタ結線時に、ジャンクションブロック水入り防止カ
バーでジャンクションブロックの上面を覆う作業を忘れ
ずに行うことができる。
ンブロック水入り防止カバーでは、請求項1に記載のジ
ャンクションブロック水入り防止カバーの効果に加え
て、ジャンクションブロック水入り防止カバーは、ブラ
ケットに設けられたロック機構によりその回動が止めら
れるので、ジャンクションブロックにコネクタを結線す
る作業中にジャンクションブロック水入り防止カバーが
自由に回動してしまうことがなく、水入りを確実に防止
できると共に作業の効率を上げることができる。
ブラケット15に回動可能に保持されて、ジャンクショ
ンブロック10の上面10aを覆った状態を示す側面図
である。
示す斜視図である。
示す平面図である。
ブラケット15に回動可能に保持されて、ジャンクショ
ンブロック10の上面10aを覆う前の状態を示す側面
図である。
り防止構造を示す側面図である。
り防止構造を示す側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の電気系統の接続を行うために自動
車の車体に設けられ、その上面と側面とにコネクタ保持
部を有するジャンクションブロックの上面を覆い、当該
ジャンクションブロックへの水入りを防止するジャンク
ションブロック水入り防止カバーであって、 前記ジャンクションブロックを前記車体へ取り付けるた
めのブラケットに回動可能に保持され、 前記ジャンクションブロックの上面のコネクタ保持部に
第一のコネクタを結線した状態から、前記ジャンクショ
ンブロック水入り防止カバーを回動させなければ、前記
ジャンクションブロックの側面のコネクタ保持部に第二
のコネクタを結線することができないことを特徴とする
ジャンクションブロック水入り防止カバー。 - 【請求項2】 前記ブラケットには前記ジャンクション
ブロック水入り防止カバーの回動を止めるロック機構が
設けられており、当該ロック機構により回動が止められ
ることを特徴とする請求項1に記載のジャンクションブ
ロック水入り防止カバー。
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