JPH0530536Y2 - - Google Patents

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JPH0530536Y2
JPH0530536Y2 JP13562186U JP13562186U JPH0530536Y2 JP H0530536 Y2 JPH0530536 Y2 JP H0530536Y2 JP 13562186 U JP13562186 U JP 13562186U JP 13562186 U JP13562186 U JP 13562186U JP H0530536 Y2 JPH0530536 Y2 JP H0530536Y2
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JP
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decorative panel
operation box
water
attached
box
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は農業機械や建設機械等のように屋外で
使用され、雨や洗車の水が直接かかる作業車のコ
ントロールボツクスにおいて、該コントロールボ
ツクスより突出する操作軸の周りに形成された窪
みに溜まる水を、速やかに排水するようにした作
業車におけるコントロールボツクスに関する。
〔従来の技術〕
従来における作業車におけるコントロールボツ
クスの一例を第3図、第4図と共に説明する。
1はケーシング1aと、該ケーシング1aにね
じ止め等により固定された蓋板1bとより構成さ
れた操作ボツクスにして、蓋板1bにはボリヤー
ムやスイツチ等の操作部品2が水密状態で取付け
られると共に、蓋板1bの裏面やケーシング1a
の内部には作業車の運転上必要な電気回路が取付
けられている。3は合成樹脂等により形成された
化粧パネルにして、前記操作部品2の操作軸2a
が挿通される孔3aが形成されている。そして、
この化粧パネル3は前記操作ボツクス1の上面に
水密状態で接着等の手段で固定されている。な
お、4は前記操作部品2の操作軸に取付けられる
摘みである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記したコントロールボツクスは、
作業車の外部に取付けられた露出しているので、
雨や洗車時に水が直接かかるために、この水が操
作ボツクスと化粧パネルとによつて形成される窪
み3bに溜まり易く、一旦溜まつた水はなかなか
排水されず、操作部品2を錆つかせたり、腐食さ
せたり、最悪の場合には機能不良に到らしめる等
の問題があつた。
よつて本考案は、上述した従来の問題点に鑑
み、上から下に向かつて傾斜面をなす操作ボツク
ス前面と化粧パネルの孔とによつて構成される窪
みに溜まつた水がこの孔内にある操作部品の部分
を錆びさせたり、腐食させたりすることがないよ
うにした作業車におけるコントロールボツクスを
提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案により成された
作業車におけるコントロールボツクスは、上から
下に向かつて傾斜した前面にボリユーム、スイツ
チ等の操作部品が水密状態で取付けられた操作ボ
ツクスと、該操作ボツクスに取付けられた前記操
作部品の操作軸が挿通される孔が形成されると共
に前記操作ボツクスの前面に取付けた化粧パネル
とを具備した作業車におけるコントロールボツク
スにおいて、前記操作ボツクスの前記前面と前記
化粧パネルの孔とによつて構成される窪みと一端
が連通し、前記窪みに侵入した水を重力作用によ
つて前記窪みの外に排出する縦溝と、該縦溝を通
じて排出した水を更に、前記化粧パネルが取付ら
れていない前記操作ボツクスの前面に排出する溝
とを、前記操作ボツクスの上面或いは化粧パネル
の下面の少なくとも何れかに形成したことを特徴
としている。
〔作用〕
上記構成により、ボリユーム、スイツチ等の操
作部品が水密状態で取付けられた操作ボツクスの
前面が上から下に向かつて傾斜していることによ
つて、この前面とこの前面に取付けるため化粧パ
ネルに形成された操作部品の操作軸が挿通される
孔とによつて構成される窪みが形成されるが、こ
の窪みに連通した縦溝も形成されているため、窪
みに水が侵入することがあつても、その水は直ち
に重力作用によつて縦溝を通じて窪みの外に排出
され、この窪みに溜まることがなくなる。また、
縦溝を通じて窪み外に排出された水は更に溝を通
じて化粧パネルが取付られていない操作ボツクス
の前面に排出されるので、操作ボツクスの前面と
化粧パネルの間に滞留することもなくなる。更
に、縦溝などは操作ボツクスの上面或いは化粧パ
ネルの下面の少なくとも何れかに形成されている
ので、外から見えることがない。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図、第2図と共
に説明する。なお、前記した従来例として示した
第3図、第4図と同一符号は同一部材を示し、そ
の説明は省略する。
本考案にあつては、化粧パネル3が固定された
部分の操作ボツクス1における蓋板1bに、化粧
パネル3と操作ボツクス1とによつて形成される
窪み3bと連通する縦溝1cと、該縦溝1cと一
端が連通すると共に、他端が化粧パネル3より外
れた位置に開口する横溝1dとを形成したことを
特徴とする。
而して、本考案にあつては、雨が降つて、ある
いは、洗車によつて水が操作ボツクス1にかかる
と、該水は操作部品2の操作軸2aに取付けられ
た摘み4と化粧パネル3との隙間から窪み3b内
に侵入する。そして、侵入した水は、窪み3bに
連通して形成された縦溝1cに流れ込み、さらに
横溝1dを介して外部に排水される。また、雨や
洗車による水が横溝1dより逆に侵入する可能性
もあるが、この水の量は直接的に窪み3b内に溜
まる水の量に比較して!?かに少なく無視できると
共に、最終的には横溝1dより排水されるので全
く問題となることはない。
このように窪み3b内に水が溜まることがない
ので、操作部材2が錆びたり、腐食したりするこ
とがないものである。
なお、前記した実施例にあつては、操作ボツク
ス1の蓋板1bに縦溝1c、横溝1d等の溝を形
成したものについて説明したが、この溝は化粧パ
ネル3の裏面に、前記と同様な溝を形成しても良
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、上から下
に向かつて傾斜した操作ボツクスの前面とこの前
面に取付けるため化粧パネルに形成された操作部
品の操作軸が挿通される孔とによつて構成される
窪みに雨や洗車時の水が侵入することがあつて
も、その水は重力作用によつて縦溝を通じて窪み
の外に直ちに排出されて窪みに溜まることがなく
なるので、従来のように操作部品が窪み内に溜ま
つた水に長時間浸かることがなく、従つて操作部
品を錆らせたり腐食させたりすることがなくな
り、また腐食しないことにより、腐食部分から操
作ボツクス内に水が侵入して内部の電気回路を故
障させたりすることがない。
また、縦溝を通じて窪み外に排出された水は更
に溝を通じて化粧パネルが取付られていない操作
ボツクスの前面に排出されるので、操作ボツクス
の前面と化粧パネルの間に滞留することもなく、
操作ボツクスの耐用年数を損なうことがない。
更に、縦溝などは操作ボツクスの上面或いは化
粧パネルの下面の少なくとも何れかに形成されて
いるので、縦溝などが外から見えることがなく、
化粧パネルの意匠を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る作業車におけるコントロ
ールボツクスの一実施例を示す斜視図、第2図は
同上において化粧パネルを取り除いた状態の一部
平面図、第3図、第4図は従来例の斜視図と化粧
パネルを取り除いた状態の一部平面図である。 1……操作ボツクス、1c,1dは溝、2は操
作部品、2a……操作軸、3……化粧パネル、3
a……孔、3b……窪み、4……摘み。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上から下に向かつて傾斜した前面にボリユー
    ム、スイツチ等の操作部品が水密状態で取付けら
    れた操作ボツクスと、該操作ボツクスに取付けら
    れた前記操作部品の操作軸が挿通される孔が形成
    されると共に前記操作ボツクスの前面に取付けた
    化粧パネルとを具備した作業車におけるコントロ
    ールボツクスにおいて、 前記操作ボツクスの前記前面と前記化粧パネル
    の孔とによつて構成される窪みと一端が連通し、
    前記窪みに侵入した水を重力作用によつて前記窪
    みの外に排出する縦溝と、該縦溝を通じて排出し
    た水を更に、前記化粧パネルが取付られていない
    前記操作ボツクスの前面に排出する溝とを、前記
    操作ボツクスの上面或いは化粧パネルの下面の少
    なくとも何れかに形成した ことを特徴とする作業車におけるコントロールボ
    ツクス。
JP13562186U 1986-09-05 1986-09-05 Expired - Lifetime JPH0530536Y2 (ja)

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JP13562186U JPH0530536Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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JPS6342452U JPS6342452U (ja) 1988-03-19
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JPH032521U (ja) * 1989-05-29 1991-01-11
JP2013095178A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置
JP6665409B2 (ja) * 2015-02-24 2020-03-13 井関農機株式会社 作業車両

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