JPH0617349Y2 - プリント基板の装着構造 - Google Patents
プリント基板の装着構造Info
- Publication number
- JPH0617349Y2 JPH0617349Y2 JP6540888U JP6540888U JPH0617349Y2 JP H0617349 Y2 JPH0617349 Y2 JP H0617349Y2 JP 6540888 U JP6540888 U JP 6540888U JP 6540888 U JP6540888 U JP 6540888U JP H0617349 Y2 JPH0617349 Y2 JP H0617349Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- boards
- case
- printed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、一面が開口する箱状のケース内に複数枚のプ
リント基板を重ねて収納する電子機器におけるプリント
基板の装着構造に関するものである。
リント基板を重ねて収納する電子機器におけるプリント
基板の装着構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、奥行きの深いケース内に複数枚のプリント基板を
重ねて装着する場合、一般には第6図及び第7図に示す
方法が採られている。つまり、この方法は、ケース1の
内面に高さの異なる複数のリブ31〜33を設け、夫々
のプリント基板21〜23を夫々対応するリブ31〜3
3上に載置してねじ4でプリント基板21〜23を固定
するものである。この場合、ケース1の奥に収納固定さ
れるプリント基板22,23には、夫々プリント基板2
3を固定する複数個のリブ33を逃げる凹欠5を外周部
に設け、また最も奥のプリント基板23にはプリント基
板22を固定する複数個のリブ32を逃げる凹欠6を設
ける必要があった。また、プリント基板23を固定する
ためにねじ4をドライバで締め付けるために、このドラ
イバを通すための凹欠8をプリント基板21,22に、
またプリント基板22を固定するためにドライバを通す
ための凹欠7をプリント基板21に設ける必要もあっ
た。このようにプリント基板21〜23の外周部にリブ
31〜33の逃げ及びドライバの挿通のための凹欠5〜
8を設けると、各プリント基板21〜23の電子部品の
有効実装面積はかなりの割合で削減されることになる。
しかも、各プリント基板21〜23は完全に独立してい
ることは殆どなく、フラットケーブルやコネクタ等で連
結されている場合が多いため、ケース1内にプリント基
板21〜23を組み込む際、例えば最も奥側に固定され
るプリント基板23をねじ4で固定しようすると、プリ
ント基板21,22がつながっているため、組込みが非
常にやりにくいという問題もあった。また、プリント基
板21〜23を組込んで回路チェックを行ったときに、
不具合が生じた場合や、組込み状況を目視で観察したい
場合などには、プリント基板21〜23を再び取り外さ
なければならない。さらに、予めプリント基板21〜2
3をケースに挿入してねじ4を固定しようとすると、奥
側のプリント基板22,23をねじ4で固定する際にね
じ4が脱落する等の問題もある。しかも、プリント基板
21〜23の組込みの際、ねじ4や座金類がプリント基
板21〜23の間に転がり落ちると、このねじ4などを
取り出すことは殆ど不可能であり、結局はプリント基板
21〜23を再度取り外さなければならない。また、場
合によってはプリント基板21〜23の間にねじ4など
が転がり落ちたことを気付かず、実使用の時に絶縁不良
等の問題を生じるということもあった。
重ねて装着する場合、一般には第6図及び第7図に示す
方法が採られている。つまり、この方法は、ケース1の
内面に高さの異なる複数のリブ31〜33を設け、夫々
のプリント基板21〜23を夫々対応するリブ31〜3
3上に載置してねじ4でプリント基板21〜23を固定
するものである。この場合、ケース1の奥に収納固定さ
れるプリント基板22,23には、夫々プリント基板2
3を固定する複数個のリブ33を逃げる凹欠5を外周部
に設け、また最も奥のプリント基板23にはプリント基
板22を固定する複数個のリブ32を逃げる凹欠6を設
ける必要があった。また、プリント基板23を固定する
ためにねじ4をドライバで締め付けるために、このドラ
イバを通すための凹欠8をプリント基板21,22に、
またプリント基板22を固定するためにドライバを通す
ための凹欠7をプリント基板21に設ける必要もあっ
た。このようにプリント基板21〜23の外周部にリブ
31〜33の逃げ及びドライバの挿通のための凹欠5〜
8を設けると、各プリント基板21〜23の電子部品の
有効実装面積はかなりの割合で削減されることになる。
しかも、各プリント基板21〜23は完全に独立してい
ることは殆どなく、フラットケーブルやコネクタ等で連
結されている場合が多いため、ケース1内にプリント基
板21〜23を組み込む際、例えば最も奥側に固定され
るプリント基板23をねじ4で固定しようすると、プリ
ント基板21,22がつながっているため、組込みが非
常にやりにくいという問題もあった。また、プリント基
板21〜23を組込んで回路チェックを行ったときに、
不具合が生じた場合や、組込み状況を目視で観察したい
場合などには、プリント基板21〜23を再び取り外さ
なければならない。さらに、予めプリント基板21〜2
3をケースに挿入してねじ4を固定しようとすると、奥
側のプリント基板22,23をねじ4で固定する際にね
じ4が脱落する等の問題もある。しかも、プリント基板
21〜23の組込みの際、ねじ4や座金類がプリント基
板21〜23の間に転がり落ちると、このねじ4などを
取り出すことは殆ど不可能であり、結局はプリント基板
21〜23を再度取り外さなければならない。また、場
合によってはプリント基板21〜23の間にねじ4など
が転がり落ちたことを気付かず、実使用の時に絶縁不良
等の問題を生じるということもあった。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、プリント基板の有効実装面積をでき
るだけ大きくすることができ、且つプリント基板の組込
み及び回路チェックが容易で、ねじなどの混入による電
気的な損傷が起こりにくいプリント基板の装着構造を提
供することにある。
的とするところは、プリント基板の有効実装面積をでき
るだけ大きくすることができ、且つプリント基板の組込
み及び回路チェックが容易で、ねじなどの混入による電
気的な損傷が起こりにくいプリント基板の装着構造を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案はプリント基板の外
周部を挿入する溝が上下方向に複数段形成されると共
に、上記溝に挿入されるプリント基板の挿入部に形成さ
れた固定孔に嵌め込まれる突起が溝の内面に突設された
可撓性を有する複数個の支持具を備え、夫々のプリント
基板の外周部を夫々対応する溝に挿入して複数個の支持
具でプリント基板の数箇所を支持してプリント基板を重
ねてブロック化して組立て、このブロック化されたプリ
ント基板をケース内に収納して開口面に蓋体を被着して
プリント基板を装着してある。
周部を挿入する溝が上下方向に複数段形成されると共
に、上記溝に挿入されるプリント基板の挿入部に形成さ
れた固定孔に嵌め込まれる突起が溝の内面に突設された
可撓性を有する複数個の支持具を備え、夫々のプリント
基板の外周部を夫々対応する溝に挿入して複数個の支持
具でプリント基板の数箇所を支持してプリント基板を重
ねてブロック化して組立て、このブロック化されたプリ
ント基板をケース内に収納して開口面に蓋体を被着して
プリント基板を装着してある。
(作用) 本考案は、上述のようにプリント基板の外周部を挿入す
る溝が上下方向に複数段形成されると共に、上記溝に挿
入されるプリント基板の挿入部に形成された固定孔に嵌
め込まれる突起が溝の内面に突設された可撓性を有する
複数個の支持具を備え、夫々のプリント基板の外周部を
夫々対応する溝に挿入して複数個の支持具でプリント基
板の数箇所を支持してプリント基板を重ねてブロック化
して組立てることにより、ケースの内面に形成されたリ
ブにねじを螺合してプリント基板を固定する作業をなく
し、これによりリブの逃げやドライバを通す凹欠をプリ
ント基板に設ける必要をなくして、電子部品の有効実装
面積を広くし、またこのブロック化されたプリント基板
をケース内に収納して開口面に蓋体を被着してプリント
基板を装着することにより、プリント基板の装着が容易
に行え、また支持具でプリント基板がブロック化して組
立てられた状態で回路チェックができ、回路チェックも
容易となり、さらに支持具でねじなどを用いずプリント
基板をブロック化し、さらにこのブロック化されたプリ
ント基板をケース内に収納して蓋体を被着する構造とす
ることにより、プリント基板の固定にねじなどは一切用
いず、これによりプリント基板の間にねじ等が脱落して
混入して電気的な損傷を与えるということが起こりにく
いようにしたものである。
る溝が上下方向に複数段形成されると共に、上記溝に挿
入されるプリント基板の挿入部に形成された固定孔に嵌
め込まれる突起が溝の内面に突設された可撓性を有する
複数個の支持具を備え、夫々のプリント基板の外周部を
夫々対応する溝に挿入して複数個の支持具でプリント基
板の数箇所を支持してプリント基板を重ねてブロック化
して組立てることにより、ケースの内面に形成されたリ
ブにねじを螺合してプリント基板を固定する作業をなく
し、これによりリブの逃げやドライバを通す凹欠をプリ
ント基板に設ける必要をなくして、電子部品の有効実装
面積を広くし、またこのブロック化されたプリント基板
をケース内に収納して開口面に蓋体を被着してプリント
基板を装着することにより、プリント基板の装着が容易
に行え、また支持具でプリント基板がブロック化して組
立てられた状態で回路チェックができ、回路チェックも
容易となり、さらに支持具でねじなどを用いずプリント
基板をブロック化し、さらにこのブロック化されたプリ
ント基板をケース内に収納して蓋体を被着する構造とす
ることにより、プリント基板の固定にねじなどは一切用
いず、これによりプリント基板の間にねじ等が脱落して
混入して電気的な損傷を与えるということが起こりにく
いようにしたものである。
(実施例) 第1図乃至第5図に本考案の一実施例を示す。本実施例
では第1図の状態に複数枚のプリント基板21〜23を
複数個の支持具9で重ねてブロック化して組立て、この
ブロック化されたプリント基板21〜23をケース1内
に収納して、蓋体をケース1の開口面に被着し、プリン
ト基板21〜23をケース1内に装着するようにしたも
のである。本実施例のプリント基板21〜23及び支持
具9の構造について詳述する。プリント基板21〜23
は第1図に示すように夫々4箇所で支持具9の後述する
溝15に挿入して支持されるようになっており、この支
持具9への挿入部には第2図に示すように浅い矩形の切
欠10を形成すると共に、その内側に固定孔11を穿孔
してある。支持具9は例えばポリプロピレン等の可撓性
を有する材料で形成され、平板状の背板12の前面の上
部に略円筒状のリブ13を形成すると共に、このリブ1
3の下方に夫々プリント基板2が挿入される溝15を介
して角柱状のリブ14を複数段形成してある。つまり、
上記角柱状のリブ14はプリント基板2の平行度を維持
するように働くものである。夫々のリブ13,14の間
の溝15は、背板12の前面部分まで至っており、背板
12がプリント基板2の切欠10に嵌まり込むようにな
っている。そして、角柱状のリブ14の上面にはプリン
ト基板2の挿入部に形成された固定孔11に嵌まり込む
突起16が突設してある。
では第1図の状態に複数枚のプリント基板21〜23を
複数個の支持具9で重ねてブロック化して組立て、この
ブロック化されたプリント基板21〜23をケース1内
に収納して、蓋体をケース1の開口面に被着し、プリン
ト基板21〜23をケース1内に装着するようにしたも
のである。本実施例のプリント基板21〜23及び支持
具9の構造について詳述する。プリント基板21〜23
は第1図に示すように夫々4箇所で支持具9の後述する
溝15に挿入して支持されるようになっており、この支
持具9への挿入部には第2図に示すように浅い矩形の切
欠10を形成すると共に、その内側に固定孔11を穿孔
してある。支持具9は例えばポリプロピレン等の可撓性
を有する材料で形成され、平板状の背板12の前面の上
部に略円筒状のリブ13を形成すると共に、このリブ1
3の下方に夫々プリント基板2が挿入される溝15を介
して角柱状のリブ14を複数段形成してある。つまり、
上記角柱状のリブ14はプリント基板2の平行度を維持
するように働くものである。夫々のリブ13,14の間
の溝15は、背板12の前面部分まで至っており、背板
12がプリント基板2の切欠10に嵌まり込むようにな
っている。そして、角柱状のリブ14の上面にはプリン
ト基板2の挿入部に形成された固定孔11に嵌まり込む
突起16が突設してある。
本実施例の支持具9へのプリント基板2の取付は次のよ
うにして行う。この支持具9は可撓性を有するので、第
3図に示すように支持具9を背方に曲げることができ、
このとき広がったリブ13,14あるいはリブ14,1
4の間の溝15にプリント基板3の切欠10部分を挿入
することにより行う。そして、支持具9に加えていた力
を解除すれば、第3図の上部に示すようにプリント基板
2の固定孔11に突起16が嵌まり、プリント基板2が
支持具9に取り付けられる。このようにしてすべての支
持具9の溝15にすべてのプリント基板2の挿入部を装
着すれば、第1図の状態にプリント基板2が重ねて支持
される。この支持具9で一体にブロック化されたプリン
ト基板21〜23をケース1内に収納して、蓋体17を
ケース1の開口に被着すれば、蓋体17とケース1の底
面との間に支持具9が挟み込まれてプリント基板21〜
23が固定される。なお、本実施例の場合には蓋体17
をケース1の隅部に形成されたねじ孔18に固定ねじで
ねじ止めして、ケース1に蓋体17を固定しており、ま
た支持具9の円筒状のリブ13の上面に穿孔したねじ孔
19にも蓋体17を介して固定ねじでねじ止めを行って
いる。このように本実施例によれば、従来のようにケー
ス1の内面にプリント基板2を固定するためのリブを一
切設ける必要がなく、リブを逃げる凹欠の代わりに浅い
矩形状の切欠を設けるだけで済み、しかもねじ止めがな
いので、ドライバを通す凹欠も必要なく、従ってプリン
ト基板21〜23の電子部品の有効実装面積を広くする
ことができる。また、プリント基板21〜23が互いに
フラットケーブルやコネクタ等で予め連結してある場合
にも、ケース1に関係なくプリント基板21〜23を支
持具9で連結するので、プリント基板21〜23のブロ
ック化は容易に行える。さらに、プリント基板21〜2
3はケース1の内部に装着される前に、ブロック化され
ているので、回路チェックもやり易く、特に計測器の測
定端子を直接にプリント基板21〜23に当てて測定が
できる利点があり、電子部品の組込み状況を直接に目視
で観察することもできる。さらにまた、蓋体17を被着
するまでは、ねじ又は座金類は一切使用しないので、ね
じ等の脱落により電気的な損傷を起こす危惧は皆無とな
り、仮に金属異物が紛れ込んでも、ケース1が被ってい
ない状態であるので、この異物の発見及び除去が容易で
ある。また、プリント基板21〜23の外形はいずれも
同一とすることができ、このためプリント基板21〜2
3の抜金型の投資も少なく、部材の在庫も簡素化でき
る。
うにして行う。この支持具9は可撓性を有するので、第
3図に示すように支持具9を背方に曲げることができ、
このとき広がったリブ13,14あるいはリブ14,1
4の間の溝15にプリント基板3の切欠10部分を挿入
することにより行う。そして、支持具9に加えていた力
を解除すれば、第3図の上部に示すようにプリント基板
2の固定孔11に突起16が嵌まり、プリント基板2が
支持具9に取り付けられる。このようにしてすべての支
持具9の溝15にすべてのプリント基板2の挿入部を装
着すれば、第1図の状態にプリント基板2が重ねて支持
される。この支持具9で一体にブロック化されたプリン
ト基板21〜23をケース1内に収納して、蓋体17を
ケース1の開口に被着すれば、蓋体17とケース1の底
面との間に支持具9が挟み込まれてプリント基板21〜
23が固定される。なお、本実施例の場合には蓋体17
をケース1の隅部に形成されたねじ孔18に固定ねじで
ねじ止めして、ケース1に蓋体17を固定しており、ま
た支持具9の円筒状のリブ13の上面に穿孔したねじ孔
19にも蓋体17を介して固定ねじでねじ止めを行って
いる。このように本実施例によれば、従来のようにケー
ス1の内面にプリント基板2を固定するためのリブを一
切設ける必要がなく、リブを逃げる凹欠の代わりに浅い
矩形状の切欠を設けるだけで済み、しかもねじ止めがな
いので、ドライバを通す凹欠も必要なく、従ってプリン
ト基板21〜23の電子部品の有効実装面積を広くする
ことができる。また、プリント基板21〜23が互いに
フラットケーブルやコネクタ等で予め連結してある場合
にも、ケース1に関係なくプリント基板21〜23を支
持具9で連結するので、プリント基板21〜23のブロ
ック化は容易に行える。さらに、プリント基板21〜2
3はケース1の内部に装着される前に、ブロック化され
ているので、回路チェックもやり易く、特に計測器の測
定端子を直接にプリント基板21〜23に当てて測定が
できる利点があり、電子部品の組込み状況を直接に目視
で観察することもできる。さらにまた、蓋体17を被着
するまでは、ねじ又は座金類は一切使用しないので、ね
じ等の脱落により電気的な損傷を起こす危惧は皆無とな
り、仮に金属異物が紛れ込んでも、ケース1が被ってい
ない状態であるので、この異物の発見及び除去が容易で
ある。また、プリント基板21〜23の外形はいずれも
同一とすることができ、このためプリント基板21〜2
3の抜金型の投資も少なく、部材の在庫も簡素化でき
る。
[考案の効果] 本考案は上述のように、プリント基板の外周部を挿入す
る溝が上下方向に複数段形成されると共に、上記溝に挿
入されるプリント基板の挿入部に形成された固定孔に嵌
め込まれる突起が溝の内面に突設された可撓性を有する
複数個の支持具を備え、夫々のプリント基板の外周部を
夫々対応する溝に挿入して複数個の支持具でプリント基
板の数箇所を支持してプリント基板を重ねてブロック化
して組立てているので、従来のようにケースの内面に形
成されたリブにねじを螺合してプリント基板を固定する
作業をなくすことができ、このためリブの逃げやドライ
バを通す凹欠をプリント基板に設ける必要がなく、プリ
ント基板の電子部品の有効実装面積を広くすることがで
きる利点がある。また、このブロック化されたプリント
基板をケース内に収納して開口面に蓋体を被着してプリ
ント基板を装着しているので、プリント基板の装着が容
易に行えると共に、ケースに収納される前に支持具でプ
リント基板がブロック化して組立てられた状態となって
いるので、この状態で回路チェックができて回路チェッ
クも容易となる。さらに、支持具でねじなどを用いずプ
リント基板をブロック化し、さらにこのブロック化され
たプリント基板をケース内に収納して蓋体を被着する構
造であるので、プリント基板の固定にねじなどは一切用
いずに済み、このためプリント基板の間にねじ等が脱落
して混入して電気的な損傷を与えるということが起こり
にくい利点もある。
る溝が上下方向に複数段形成されると共に、上記溝に挿
入されるプリント基板の挿入部に形成された固定孔に嵌
め込まれる突起が溝の内面に突設された可撓性を有する
複数個の支持具を備え、夫々のプリント基板の外周部を
夫々対応する溝に挿入して複数個の支持具でプリント基
板の数箇所を支持してプリント基板を重ねてブロック化
して組立てているので、従来のようにケースの内面に形
成されたリブにねじを螺合してプリント基板を固定する
作業をなくすことができ、このためリブの逃げやドライ
バを通す凹欠をプリント基板に設ける必要がなく、プリ
ント基板の電子部品の有効実装面積を広くすることがで
きる利点がある。また、このブロック化されたプリント
基板をケース内に収納して開口面に蓋体を被着してプリ
ント基板を装着しているので、プリント基板の装着が容
易に行えると共に、ケースに収納される前に支持具でプ
リント基板がブロック化して組立てられた状態となって
いるので、この状態で回路チェックができて回路チェッ
クも容易となる。さらに、支持具でねじなどを用いずプ
リント基板をブロック化し、さらにこのブロック化され
たプリント基板をケース内に収納して蓋体を被着する構
造であるので、プリント基板の固定にねじなどは一切用
いずに済み、このためプリント基板の間にねじ等が脱落
して混入して電気的な損傷を与えるということが起こり
にくい利点もある。
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2図は同上
の要部の斜視図、第3図は同上のプリント基板の支持具
への取付説明図、第4図はプリント基板を支持具に取り
付けた状態を示す要部断面図、第5図は同上のブロック
化されたプリント基板をケース内に装着した状態を示す
断面図、第6図は従来例の分解斜視図、第7図は同上の
組立後の断面図である。 1はケース、21〜23はプリント基板、9は支持具、
11は固定孔、15は溝、16は突起、17は蓋体であ
る。
の要部の斜視図、第3図は同上のプリント基板の支持具
への取付説明図、第4図はプリント基板を支持具に取り
付けた状態を示す要部断面図、第5図は同上のブロック
化されたプリント基板をケース内に装着した状態を示す
断面図、第6図は従来例の分解斜視図、第7図は同上の
組立後の断面図である。 1はケース、21〜23はプリント基板、9は支持具、
11は固定孔、15は溝、16は突起、17は蓋体であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】一面が開口する箱状のケース内に複数枚の
プリント基板を重ねて収納する電子機器において、プリ
ント基板の外周部を挿入する溝が上下方向に複数段形成
されると共に、上記溝に挿入されるプリント基板の挿入
部に形成された固定孔に嵌め込まれる突起が溝の内面に
突設された可撓性を有する複数個の支持具を備え、夫々
のプリント基板の外周部を夫々対応する溝に挿入して複
数個の支持具でプリント基板の数箇所を支持してプリン
ト基板を重ねてブロック化して組立て、このブロック化
されたプリント基板をケース内に収納して開口面に蓋体
を被着してプリント基板を装着して成るプリント基板の
装着構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6540888U JPH0617349Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | プリント基板の装着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6540888U JPH0617349Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | プリント基板の装着構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01169083U JPH01169083U (ja) | 1989-11-29 |
JPH0617349Y2 true JPH0617349Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31290845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6540888U Expired - Lifetime JPH0617349Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | プリント基板の装着構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617349Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2664796B2 (ja) * | 1990-07-05 | 1997-10-22 | 株式会社東芝 | 電気部品取付装置 |
JPH06262178A (ja) * | 1993-03-10 | 1994-09-20 | Funai Electric Co Ltd | イオン水生成装置 |
JP4589088B2 (ja) * | 2004-11-24 | 2010-12-01 | オリンパス株式会社 | 被検体内情報取得装置 |
JP2012227393A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Panasonic Corp | 制御用ユニット |
JP5973190B2 (ja) * | 2012-03-06 | 2016-08-23 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 立体積層配線基板 |
JP2014086548A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Mitsubishi Electric Corp | 基板固定構造 |
DE112014006104T5 (de) * | 2014-08-19 | 2016-10-06 | Fuji Electric Co., Ltd. | Leistungswandlungsgerät |
-
1988
- 1988-05-18 JP JP6540888U patent/JPH0617349Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01169083U (ja) | 1989-11-29 |
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