JP2569664Y2 - ガスメータの流量表示装置 - Google Patents

ガスメータの流量表示装置

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JP2569664Y2
JP2569664Y2 JP1991083070U JP8307091U JP2569664Y2 JP 2569664 Y2 JP2569664 Y2 JP 2569664Y2 JP 1991083070 U JP1991083070 U JP 1991083070U JP 8307091 U JP8307091 U JP 8307091U JP 2569664 Y2 JP2569664 Y2 JP 2569664Y2
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gas meter
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JP1991083070U
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成一 吉村
憲之 渡辺
正彦 貝田屋
智 高橋
元 小野田
恭宣 佐藤
明生 吉永
鎮嘉 島田
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Osaka Gas Co Ltd
Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ガスメータに設けられ
る流量表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、たとえば家庭用ガスメータの
本体には、使用流量を計測するためのガス流量計が備え
られる。このガス流量計は、前記本体内のガス流路に設
けられている回転子の回転を、複数の歯車から構成され
る減速手段を介してその本体から外方に突出して設けら
れる出力軸に導いて、前記流路を流れるガス流量に対応
した回転数で前記出力軸を回転するように構成されてい
る。この出力軸の回転は、ガスメータ本体にねじ止めさ
れた計数表示手段に伝達される。この計数表示手段は、
外周面に0〜9の数字がそれぞれ表示された複数の表示
リールと、これらの表示リールをほぼ等間隔をあけて同
軸に挿通する第1軸棒と、各表示リール間に配置される
ピニオンと、各ピニオンを同軸に挿通する第2軸棒と、
第1および第2軸棒の各両端部をそれぞれ支持する金属
製枠体とを有する。前記出力軸の回転は、複数の表示リ
ールのうち最小位の桁を示す表示リールに伝達されてそ
の表示リールが回転され、この表示リールが1回転した
ときに隣接するピニオンを介して2桁目の表示リールが
1/10回転してその数値を1つだけ上昇させ、このよ
うにして最下位の表示リールから最上位の表示リールに
順次的に回転力を伝達して、ガスの使用流量を表示して
いる。このような計数表示手段の前記各表示リールの数
字が横一列に臨む表示部上には、透明なガラス板などか
ら成る板状体を前記枠体を本体にねじ止めした後に配置
して前記表示部を覆い、前記板状体の周縁部が対向する
ようにその板状体よりも小さい領域で開口が形成される
金属製カバー体を本体にねじ止めして、ガスの使用流量
を示す前記横一列の数字が前記板状体を介して前方に臨
むようにして、前記計数表示手段をガスメータ本体に取
付けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような先行技術で
は、前記枠体を本体にねじ止めした後に板状体を表示部
上に配置してカバー体を再び本体に固定しているので、
組立作業に手間を要する。したがって組立作業の迅速化
を図り、生産性の向上が望まれている。また前記枠体
は、比較的複雑な形状を有し、プレス加工などによって
一度に成形することができず、したがって複数の部品を
かしめ加工などによって組立てなければならないため、
枠体の組立作業に手間を要する。したがって、組立作業
の迅速化を図り、生産性の向上が望まれている。
【0004】したがって本考案の目的は、組立作業を迅
速化して、生産性の向上を図ることができるようにした
ガスメータの流量表示装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、ガスメータ本
体と、前記本体内で計測されたガス流量を計数して表示
する表示部を有し、この表示部が外部に臨むようにして
前記本体に支持される計数表示手段と、前記本体に固定
され、この本体に支持された計数表示手段の少なくとも
表示部が対向する領域に透明板が設けられるカバー体と
を含み、前記計数表示手段の表示部には、ガス流量を表
示する複数の表示リールと、各表示リールを同軸に挿通
する軸棒とがあり、前記計数表示手段の表示部を除く残
余の領域には、前記軸棒の両端部を支持する側壁と、計
数表示手段が本体に支持された状態でカバー体の方向に
向けて突出する弾発性を有する押圧片とが一体成形され
る合成樹脂製の枠体が設けられることを特徴とするガス
メータの流量表示装置である。
【0006】
【0007】
【作用】本考案に従えば、表示部を外側に向けて計数表
示手段がガスメータ本体に支持され、この状態でカバー
体が前記本体に固定される。また表示リールを同軸に挿
通する軸棒を支持する側壁とカバー体の方向に突出する
押圧片とが合成樹脂で一体成形されて枠体となっている
ので、押圧片によってカバー体を弾発的に押圧し、カバ
ー体との間で計数表示手段が保持される。また複数の部
品をかしめ加工などによって組立てる必要がなく部品点
数を削減できる。これらによって組立作業の工程数を削
減し、生産性の向上を図ることができる。
【0008】
【0009】
【実施例】図1は、本考案の一実施例の断面図である。
ガスメータ本体1の上部には、その本体1内に設けられ
る流量計2の出力軸3が突出する取付凹所4が形成され
る。この取付凹所4には、前記流量計2によって計測さ
れたガス流量を計数して表示するための計数表示手段5
が部分的に嵌り込んで設けられる。この計数表示手段5
は、複数の表示リール9を有し、前記出力軸3の先端部
に固定された歯車6の回転がその歯車6よりも大径の歯
車7および歯車8を介して伝達される。各表示リール9
は、軸棒10に同軸にその軸線方向に沿って等間隔をあ
けて軸支される。各表示リール9間には複数のピニオン
11が軸棒12の軸線まわりに回転自在に設けられてお
り、各歯車6,7,8を介して、流量の最小位の桁に対
応して設けられる表示リール9の回転が、前記ピニオン
11を介してその表示リール9が1回転する毎に隣接す
る次の表示リール9に伝達され、こうして前記流量計2
によって計測されたガス流量が表示される。
【0010】前記一対の軸棒10,12の各軸線方向両
端部は、一体成形された合成樹脂製枠体13によってそ
れぞれ支持される。この枠体13は、その長手方向(図
1の紙面に垂直方向)両側に各対を成して前方(図1の
左方)に弾発的に突出する押圧片14,15が一体的に
形成され、さらに前方に配置されている透明なガラス板
16に弾発的に当接している。このガラス板16の周縁
部は、金属製のカバー体17によって保持されており、
カバー体17は複数のビス18によって前記本体1に固
定される。前記枠体13とガラス板16との間には前記
表示リール9の表示されるべき数値部分が露出する文字
板19が環状のパッキン20を介して挟持される。
【0011】図2は枠体13の斜視図であり、図3は図
2の切断面線III−IIIから見た断面図である。前
記枠体13は、基本的に、前記一対の軸棒10,12の
各端部がそれぞれ支持される側部23,24と、各側部
23,24にほぼ垂直に連なる底部25と、各側部2
3,24および底部25に共通に連なり前記カバー体1
7寄りに配置される前板部26と、各側部23,24お
よび底部25の前記前板部26とは反対側の端部に共通
に連なる背後部27とを有する。前板部26には、前板
部26に形成される表示部である開口26aを挟む長手
方向両端部近傍で前記押圧片14,15がそれぞれ一体
的に形成されている。これらの押圧片14,15は、前
板部26の前方に臨む表面28よりもさらに前方に突出
しており、その突出量Hは、前記文字板19およびパッ
キン20の各厚みを加えた値より大きく選ばれている。
前記表示リール9は、部分的に前記開口26aを介して
外部に臨んでおり、文字板19に形成される表示孔19
aによって横一列に並ぶ数字だけを特定して、流量を表
示するように構成される。また前記カバー体17には、
開口26aを含む透孔17aが形成される。
【0012】また前記背後部27には、背後側(図3の
上方)に突出する歯車軸29,30が設けられる。各歯
車軸29,30には、前記歯車7,8がそれぞれ各軸線
まわりに回転自在に軸支される。一方の歯車7は、前記
駆動歯車6に噛合する第1歯車7aと、この第1歯車7
aよりも歯数の小さい第2歯車7bとを有する。また多
数の歯車8は、前記第2歯車7bに噛合する第3歯車8
aと、第3歯車8aよりも歯数の小さい第4歯車8bと
を有する。したがって駆動歯車6の回転は減速して最小
位の表示リール9に伝達される。
【0013】図4は計数表示手段5の全体の構成を簡略
化して示す背面図であり、図5は図4の左側から見た側
面図であり、図6は図4の右側から見た側面図である。
前記枠体13の背後部27には、外側方にそれぞれ突出
してフランジ31,32が形成されており、一方のフラ
ンジ31には前記歯車軸30が突設される。この歯車軸
30の下方には、ボス33が形成され、また他方のフラ
ンジ32にはボス34が一体的に形成される。各ボス3
3,34は、前記本体1に形成された嵌合凹所(図示せ
ず)に嵌合して図1の右方への変位を阻止して枠体13
を位置決めすることができる。
【0014】このように枠体13を一体成形によって形
成することができるので、生産性を向上することができ
る。しかも計数表示手段5の取付け時には、前記先行技
術に関連して述べたように、ビスなどを用いて固定する
必要はなく、本体1に形成されている取付凹所4に前記
ボス33,34が凹所内に嵌り込むように位置決めして
配置し、その後、前記表面28上に文字板19およびパ
ッキン20を配置してガラス板16を押えつけた状態と
し、カバー体17をビス18によって本体1にねじ止め
することによって、カバー体17がガラス板16を介し
て間接的に押圧される。このようにして前記ガラス板1
6の内面には、各押圧片14,15がそれぞれ弾発的に
当接して、計数表示手段5が取付凹所4内でずれてしま
うことなしに位置決めして保持することができる。した
がってねじ止めする箇所を少なくすることができるの
で、取付作業を迅速に行うことができ、作業性の向上を
図ることができる。
【0015】前述の実施例では、枠体13の前板部26
の両側部に前方に突出する押圧片14,15をそれぞれ
形成するようにしたけれども、本考案の他の実施例とし
て、前板部26において異なる位置に形成するようにし
てもよい。
【0016】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、計数表示
手段には側壁と押圧片とが一体的に形成され、押圧片を
カバー体に弾発的に当接させて前記計数表示手段を本体
とカバー体との間で保持することができるので、これに
よってビスなどのねじ止め箇所の数を削減することがで
き、複数の部品を組立てる必要がなくなり、取付作業の
迅速化が図れて、生産性が向上する。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】枠体13の斜視図である。
【図3】図2の切断面線III−IIIから見た断面図
である。
【図4】計数表示手段5の簡略化した背面図である。
【図5】図4の左側から見た側面図である。
【図6】図4の右側から見た側面図である。
【符号の説明】
1 ガスメータ本体 2 流量計 3 出力軸 5 計数表示手段 9 表示リール 10,12 軸棒 11 ピニオン 13 枠体 14,15 押圧片 16 ガラス板 17 カバー体 17a 透孔 26a 開口
フロントページの続き (73)実用新案権者 000156813 関西ガスメータ株式会社 大阪府大阪市東成区東小橋2丁目10番16 号 (72)考案者 吉村 成一 名古屋市熱田区千年一丁目2番70号 愛 知時計電機株式会社内 (72)考案者 渡辺 憲之 名古屋市熱田区千年一丁目2番70号 愛 知時計電機株式会社内 (72)考案者 貝田屋 正彦 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大 阪瓦斯株式会社内 (72)考案者 高橋 智 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大 阪瓦斯株式会社内 (72)考案者 小野田 元 東京都板橋区志村1丁目2番3号 株式 会社金門製作所内 (72)考案者 佐藤 恭宣 東京都板橋区志村1丁目2番3号 株式 会社金門製作所内 (72)考案者 吉永 明生 大阪府東大阪市西岩田4丁目7番31号 株式会社金門製作所内 (72)考案者 島田 鎮嘉 大阪市阿倍野区天王寺町北3−10−5 (56)参考文献 実開 昭57−14822(JP,U) 実開 昭56−92927(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスメータ本体と、 前記本体内で計測されたガス流量を計数して表示する表
    示部を有し、この表示部が外部に臨むようにして前記本
    体に支持される計数表示手段と、 前記本体に固定され、この本体に支持された計数表示手
    段の少なくとも表示部が対向する領域に透明板が設けら
    れるカバー体とを含み、 前記計数表示手段の表示部には、ガス流量を表示する複
    数の表示リールと、各表示リールを同軸に挿通する軸棒
    とがあり、 前記計数表示手段の表示部を除く残余の領域には、前記
    軸棒の両端部を支持する側壁と、計数表示手段が本体に
    支持された状態でカバー体の方向に向けて突出する弾発
    性を有する押圧片とが一体成形される合成樹脂製の枠体
    が設けられることを特徴とするガスメータの流量表示装
    置。
JP1991083070U 1991-10-14 1991-10-14 ガスメータの流量表示装置 Expired - Lifetime JP2569664Y2 (ja)

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JPH0534526U JPH0534526U (ja) 1993-05-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5692927U (ja) * 1979-12-19 1981-07-24
JPS6038186Y2 (ja) * 1980-06-18 1985-11-14 リコーエレメックス株式会社 ガスメ−タのカウンタ支持体取付構造
JPS6257123U (ja) * 1985-09-28 1987-04-09
JPH0516499Y2 (ja) * 1986-12-24 1993-04-30

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