JP2003247870A - 指針照明構造 - Google Patents
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Abstract
光部材を不要とすることにより導光損失を低下させ、小
型化及び簡素化を促進する指針照明構造を提供する。 【解決手段】 文字板3の裏面において指針回転軸孔3
1よりも外側に位置するように配設された光源素子8
a、8bからの光は、指針延長部の外側面に形成された
受光部41bにて受けられる。この光は、受光部41b
に対向するように形成された延長部反射面にて指針指示
部41d方向に反射される。そして、この反射光は、指
針指示部41dの基端角部に形成された角部反射面41
eにて指針指示部41dの先端方向に再反射されて、こ
の結果、指針4が照明される。
Description
照明構造に関し、特に、文字板上への漏光を最小限とす
ると共に導光効率を向上させる指針照明構造に関する。
造では、導光部材による導光損失や漏光による見栄えの
悪さ等の問題があった。すなわち、従来のこの種の指針
照明構造としては、実開昭55−97697号公報に示
されるように、導光部材を介して指針に光源からの光を
導くもの(第1従来例)や、実開平6−46322号公
報に示されるように、導光部材の下端部近傍にC字状の
光源を配設したもの(第2従来例)がある。また、特表
平10−505414号公報に示されるように、指針袴
が貫通される指針回転軸孔の直下に光源を配設して指針
に光を供給するようにした指針照明構造もある(第3従
来例)。
来例によると、導光部材が必要になるため、導光損失や
指針照明構造の複雑化等の問題があった。また、上記第
2従来例によると、指針の回動範囲を考慮した特殊な形
状の光源が必要であるという問題があった。更に、上記
第3従来例によると、指針回転軸孔のほぼ直下に配設さ
れた光源からの光を、指針キャップ内で抑制しきれず、
文字板に日食のような環状の漏光が発生し、見栄えが悪
くなるという問題があった。
字板上への漏光を最小限とすると共に、導光部材を不要
とすることにより導光損失を低下させ、小型化及び簡素
化を促進する指針照明構造を提供することを課題として
いる。
になされた請求項1記載の指針照明構造は、車両用計器
に搭載されたムーブメント9によって、計測値に基づい
た所定角度だけ回転駆動されて文字板3上の所定の表示
意匠を指示する指針4の照明構造であって、前記指針4
の回転軸に対応して前記文字板3に穿設された指針回転
軸孔31を覆うようにして、指針本体41に上方から覆
設される指針キャップ42と、前記文字板3の裏面から
下方に離間し、且つ、上方からみて前記指針回転軸孔3
1よりも外側に位置するように配設された光源素子8
a、8bと、針状に延びて前記文字板3上の前記表示意
匠を指示する指針指示部41dに対して略垂直に折り曲
げられたように、前記光源素子8a、8bが配設されて
いる箇所近傍まで延設された指針延長部41a〜41c
と、前記指針延長部の外側面に形成されて、前記光源素
子8a、8bからの光を受ける受光部41bと、前記受
光部41bに対向する内側面に形成されて、前記受光部
41bにて受けられた光を前記指針指示部41d方向に
反射させる延長部反射面41a3〜41a8と、前記指
針指示部41dの基端角部に形成されて、前記延長部反
射面側からの光を前記指針指示部41dの先端方向に反
射させる角部反射面41eと、を有することを特徴とす
る。
裏面において指針回転軸孔31よりも外側に位置するよ
うに配設された光源素子8a、8bからの光は、指針延
長部の外側面に形成された受光部41bにて受けられ
る。この光は、受光部41bに対向するように形成され
た延長部反射面にて指針指示部41d方向に反射され
る。そして、この反射光は、指針指示部41dの基端角
部に形成された角部反射面41eにて指針指示部41d
の先端方向に再反射されて、この結果、指針4が照明さ
れる。この際、上記光源素子8a、8bを文字板3の裏
面において指針回転軸孔31よりも外側に位置するよう
に配設し、この光源素子8a、8bからの光を指針延長
部の下端部近傍で受けるようにしているので、文字板3
表面での日食のような漏光が最小限に抑制される。
2記載の指針照明構造は、請求項1記載の指針照明構造
において、前記光源素子8a、8bは、前記指針4の回
動範囲に基づき、前記指針4の回転軸を中心として放射
状になるように複数個、配設されており、前記受光部4
1bは、前記指針4の回動範囲にわたって、前記複数個
の光源素子8a、8bのうちの少なくともひとつと直面
するような受光面を有する、ことを特徴とする。
a、8bは、指針4の回動範囲に基づき、指針4の回転
軸を中心として放射状になるように複数個、配設されて
おり、指針延長部の受光部41bは、指針4の回動範囲
にわたって、複数個の光源素子8a、8bのうちの少な
くともひとつと直面するような受光面を有するようにし
ているので、従来のような特殊な形状の光源を用いるこ
となく、全回動範囲にわたって安定した受光効率が得ら
れる。
3記載の指針照明構造は、請求項2記載の指針照明構造
において、前記延長部反射面は、前記受光面に対向する
ように形成された複数の反射面から構成される、ことを
特徴とする。
面は、受光面に対向するように形成された複数の反射面
から構成されるようにしているので、指針指示部41d
方向により効率的に反射光を供給することができる。
4記載の指針照明構造は、請求項3記載の指針照明構造
において、前記延長部反射面は、それぞれ反射角度の異
なる多段の反射面を有する、ことを特徴とする。
面は、それぞれ反射角度の異なる多段の反射面を有する
ので、指針指示部41d方向に更に効率的に反射光を供
給することができる。
5記載の指針照明構造は、請求項1〜4のいずれか一項
に記載の指針照明構造において、前記指針4は、前記指
針指示部41dと指針延長部とを含むL字状の前記指針
本体41と、前記指針キャップ42と、前記指針キャッ
プ42と一体化されて前記指針本体41を挟持すると共
に、前記ムーブメント9の指針軸が貫通されてこの指針
4の回転軸となる指針袴43と、から構成される、こと
を特徴とする。
指針指示部41dと指針延長部とを含むL字状の指針本
体41と、指針キャップ42と、指針キャップ42と一
体化されて指針本体41を挟持すると共に、ムーブメン
ト9の指針軸91が貫通されてこの指針4の回転軸とな
る指針袴43とから構成されるようにしているので、指
針4の組み立てが容易になる。
に基づいて説明する。図1は、本発明の指針照明構造の
一実施形態が適用される車両用計器の一例を示す正面図
である。ここに例示する車両用計器は、燃料メータ、水
温メータ、スピードメータ、タコメータ、オドメータ等
が一体化されたコンビネーションメータであり、図1に
示すように、見返し1、文字板3、指針4a〜4d、L
CD5、及び表カバー6、並びに表カバー6と一体化さ
れる図示しない裏カバーや文字板3の前方に覆設される
スモークガラス等を含んで構成される。更に、この種の
メータには、ここでは、図示しないムーブメント、電子
基板、拡散板等も搭載される。
ク製であり、燃料メータ、水温メータ、スピードメー
タ、タコメータ、オドメータ等の各表示意匠に応じた円
形状又は長方形状の複数の表示窓を有している。
であり、各メータに対応して横長形状をしている。文字
板3上には、燃料メータ、水温メータ、スピードメー
タ、タコメータにそれぞれ対応した表示意匠31a〜3
1dや、方向指示意匠31e、各種ウオーニング意匠3
1f、チェンジレバーポジション指示意匠31g等が形
成されている。また、燃料メータ、水温メータ、スピー
ドメータ、タコメータにそれぞれ対応したムーブメント
によって、それぞれの計測値に基づいた所定角度だけ回
転駆動されて文字板3上の所定の表示意匠を指示する指
針4a〜4dも取り付けられている。LCD5は、累積
走行距離をディジタル値で表示するオドメータ用の指示
装置である。
であり、文字板3の形状に対応した横長の皿状をしてい
る。この表カバー6は、裏カバーに一体化されて、ムー
ブメント、LCD、各種電子部品を搭載する電子基板を
両面から挟み込むようにして収容する。この表カバー6
の側壁には、本車両用計器をインスツルメンツパネルに
ネジ止めされる際に利用される折曲片や、裏カバーと一
体化される際に利用される複数の舌片等が形成されてい
る。
形態の指針照明構造について、図2〜図4を用いて説明
する。ここでは、燃料メータを例にして説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
の指針照明構造に係る指針の構造について説明する。図
2(A)、図2(B)、図2(C)及び図2(D)はそ
れぞれ、本発明の指針照明構造の一実施形態に係る指針
を示す側面図、上面図、下面図及び正面図である。図3
(A)、図3(B)、図3(C)、図3(D)及び図3
(E)はそれぞれ、図2に示す指針本体を示す側面図、
上面図、下面図、正面図及びXX線断面図である。
4aに相当するもので、図2(A)〜図2(D)に示す
ように、指針延長部(参照番号41a、41b、41c
で示される部位に相当する)と指針指示部41dとを含
むL字状の指針本体41とを含む指針本体41と、この
指針本体41を上方から覆う指針キャップ42と、この
指針キャップ42と一体化されて指針本体41を挟持す
ると共に、ムーブメントの指針軸が貫通されてこの指針
4の回転軸となる指針袴43と、から基本的に構成され
る。このような構成にすることにより、指針4を容易に
組み立てることができる。特に、指針本体41はL字状
をしているので、成形及び組立時の取り扱いが容易であ
る。
41について図3を用いて説明する。この指針本体41
は、例えば、導光性のある樹脂製であり、図3(A)及
び図3(E)に示すように、参照番号41a、41b、
41cで示される部位に相当する指針延長部と、指針指
示部41dとを含んでL字状に折り曲げられたような形
状で構成されている。なお、指針指示部41dの基端角
部には、角部反射面41eが形成されている。
に、非受光部41a、受光部41b及びバランサ保持部
41cとから構成される。上記指針延長部の一部を構成
する受光部41bは、この指針延長部の外側面に形成さ
れて、後述の光源素子からの光を受ける。この受光部4
1bは、図3(C)に示すように、放射状になるように
複数個、配設された光源素子からの光を、指針4の全回
動範囲にわたって安定的に受光できるような受光面の形
状になっている。すなわち、この受光面は、指針4の回
動範囲にわたって複数個の光源素子のうちの少なくとも
ひとつと直面するような形状になっている。この受光面
は、凸曲面状になっていてもよいし、多面状になってい
てもよい。
図3(D)に示すように、両側面部41a1、41a
2、並びに上記受光部41bに対向する内側面に形成さ
れて、受光部41bにて受けられた光を指針指示部41
d方向に反射させる延長部反射面41a3〜41a11
から構成される。詳しくは、この延長部反射面は、中央
反射面41a3〜41a5、下方反射面41a6〜41
a8、及び上方反射面41a9〜41a11から構成さ
れている。中央反射面41a3〜41a5、下方反射面
41a6〜41a8、及び上方反射面41a9〜41a
11はそれぞれ、反射角度の異なる3段の反射平面にな
っている。また、中央反射面41a3〜41a4はそれ
ぞれ、左、中央、右の3つの矩形小反射面から構成さ
れ、下方反射面41a6〜41a8及び上方反射面41
a9〜41a11も同様にそれぞれ、3つの矩形小反射
面から構成されている。なお、光源の配置、例えば、文
字板3からの光源までの距離等によっては、上記上方反
射面41a9〜41a11は、必ずしも反射面として機
能する必要はないこともある。また、傾斜する必要もな
いこともある。このように、上記受光部41b(受光
面)に対向するように形成された複数の反射面41a3
〜41a11を有し、そのうえ、受光面は、複数の異な
る反射角を有するように構成されているので、指針指示
部41d方向に効率的に反射光を供給することができる
ようになる。したがって、指針4が非常に効率的に照明
されるようになる。
41cは、下方からバランサを保持するための片であ
り、バランサ保持状態は図4(A)で明らかになる。ま
た、図3(B)及び図3(C)に示すように、文字板3
上の表示意匠を指示する指針指示部41dは、先細りの
針状に延びている。この指針指示部41dの裏面には、
3(C)及び図3(E)に示すように、指針を所定色
(例えば赤)で光輝させるための細長いホットスタンプ
層41d1が形成されている。また、図3(B)及び図
3(C)に示すように、指針本体41の半円状の基端部
には、指針本体41を指針キャップ42に取り付ける際
に利用される2つの取付孔41f1、41f2が形成さ
れている。
ャップ42は、例えば、黒色の樹脂製であり、指針本体
41に上方から覆設されるものである。この指針キャッ
プ42は、下面が開口しており、所定高さの円筒部42
bとこの円筒部42bから延設されて上記指針指示部4
1dに対応した形状の指示部42aとから構成される。
この指示部42aにおいて上記ホットスタンプ層41d
1に相当する部位には、スリット部42a1が形成され
ている。このスリット部42a1を介してホットスタン
プ層41d1の色が線状に視認される。
(C)及び図2(D)に示すように、ムーブメントの指
針軸が挿通される軸孔を有する所定の高さの袴部43a
と、指針キャップ42と一体化されて指針本体41を挟
持する際に用いられる円板部43bとから構成される。
この円板部43bは上記指針延長部に対応する部位は切
り欠かれている。なお、図2(A)及び図2(B)に示
すように、指針本体41の上記指針延長部は、袴部43
aよりも外側寄り(図中、右側寄り)に位置するように
なっている。
本実施形態の指針照明構造に適用された場合の作用につ
いて説明する。図4(A)及び図4(B)はそれぞれ、
本実施形態の指針照明構造に係る作用を説明するための
概略断面図及び下面図である。なお、図4(B)におい
ては、指針袴43は省略されている。また、図4(A)
及び図4(B)において、上記図1〜図3と共通する部
分には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
43は、基板7に搭載されたムーブメント9の指針軸9
1に挿通されて車両用計器に取り付けられている。基板
7上には、図4(B)に示すように、光源素子8a、8
bが、指針4の回動範囲に基づき、指針4の回転軸を中
心として放射状になるように2個、配設されている。指
針4は、燃料残量に応じて、図4(B)中、実線矢印で
示すように回動し、その回動範囲は、例えば、燃料メー
タの燃料満状態を示す表示意匠「F」から燃料空状態を
示す「E」に略相当する。この回動範囲を考慮して、光
源素子8a、8bが配置され、かつ、上記形状の受光部
41bが形成されている。詳しくは、光源素子8a、8
bのうちの少なくともひとつが、受光部41b(受光
面)と直面するように設定されている。したがって、従
来のようなC字状の光源を用いることなく、全回動範囲
にわたって安定した受光効率が得られるようになる。
の裏面には、この文字板3に対する照明効果を高めるた
めに拡散板又は導光板10が、表カバー6を利用して当
接されている。また、この表カバー6には、文字板3の
指針回転軸孔31の内径と略同等の内径を有する上底面
及び下底面が開口した円筒部61も形成されている。ま
た、バランサ11が、指針キャップ42に上方から押圧
されながらバランサ保持部41cに下方から支持されて
指針4内に固定されている。
すように、光源素子8a、8bからの光R1は、指針延
長部の下端部近傍の外側面に形成された受光部41bに
て受けられる。この光R1は、受光部41bに対向する
ように形成された延長部反射面41a3〜41a8にて
指針指示部41d方向に反射される(反射面41a9〜
41a11によるものが含まれている場合もある)。こ
の反射光R2は、指針指示部41dの基端角部に形成さ
れた角部反射面41eにて再反射されて、この再反射光
R3は指針指示部41dの先端方向に進行する。再反射
光R3にて、ホットスタンプ層41d1に基づいた色で
指針4が光輝される。
a、8bを文字板3の裏面において指針回転軸孔31よ
りも外側に位置するように配設し、更に、光源素子8
a、8bからの光を指針回転軸孔31から離れた指針延
長部の下端部近傍で主に受けるようにしているので、指
針回転軸孔31から文字板3表面への漏光が最小限に抑
制される。この結果、従来のような日食のような漏光が
なくなり見栄えが向上する。また、指針回転軸孔31を
覆うようにして指針本体41に上方から指針キャップ4
2が覆設されるので、更に漏光の抑制効果が高まる。更
に、導光部材も不要となるので、小型化が促進されると
共に導光損失も減少する。
よれば、文字板上への漏光を最小限とすることが可能に
なり、見栄えのよい車両用計器を提供できるようにな
る。また、導光板を不要とするため、導光損失低下及び
小型化促進の効果ももたらす。更に、指針キャップを含
めた指針の小型化も可能になり、設計上の自由度も向上
する。
形態で例示したように、燃料メータに限定されるもので
はない。また、本発明の指針照明構造は、コンビネーシ
ョンメータ以外にも適用可能である。更に、光源素子の
数も2個に限定されるものではなく、指針の回動範囲を
考慮して、適宜、配設可能である。
明によれば、光源素子8a、8bを文字板3の裏面にお
いて指針回転軸孔31よりも外側に位置するように配設
し、この光源素子8a、8bからの光を指針延長部の下
端部近傍で受けるようにしているので、文字板3表面で
の日食のような漏光が最小限に抑制され見栄えが向上す
る。また、指針回転軸孔31を覆うようにして指針本体
41に上方から指針キャップ42が覆設されるので、更
に漏光の抑制効果が高まる。更に、導光部材も不要とな
るので、小型化が促進されると共に導光損失も減少す
る。
a、8bは、指針4の回動範囲に基づき、指針4の回転
軸を中心として放射状になるように複数個、配設されて
おり、また、指針延長部の受光部41bは、指針4の回
動範囲にわたって、複数個の光源素子8a、8bのうち
の少なくともひとつと直面するような受光面を有するよ
うにしているので、従来のような特殊な形状の光源を用
いることなく、全回動範囲にわたって安定した受光効率
が得られるようになる。したがって、指針4が回転角度
によらず均等に照明されるようになる。
面は、受光面に対向するように形成された複数の反射面
から構成されるようにしているので、指針指示部41d
方向により効率的に反射光を供給することができるよう
になる。したがって、指針4がより効率的に照明される
ようになる。
面は、それぞれ反射角度の異なる多段の反射面を有する
ので、指針指示部41d方向に更に効率的に反射光を供
給することができるようになる。したがって、指針4が
更に効率的に照明されるようになる。
指針指示部41dと指針延長部とを含むL字状の指針本
体41と、指針キャップ42と、指針キャップ42と一
体化されて指針本体41を挟持すると共に、ムーブメン
ト9の指針軸が貫通されてこの指針4の回転軸となる指
針袴43とから構成されるようにしているので、上記効
果を享受する指針4が容易に組み立て可能になる。特
に、指針本体41はL字状をしているので、成形及び組
立時の取り扱いが容易になる。
る車両用計器の一例を示す正面図である。
(D)はそれぞれ、本発明の指針照明構造の一実施形態
に係る指針を示す側面図、上面図、下面図及び正面図で
ある。
(D)及び図3(E)はそれぞれ、図2に示す指針本体
を示す側面図、上面図、下面図、正面図及びXX線断面
図である。
形態の指針照明構造に係る作用を説明するための概略断
面図及び下面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 車両用計器に搭載されたムーブメントに
よって、計測値に基づいた所定角度だけ回転駆動されて
文字板上の所定の表示意匠を指示する指針の照明構造で
あって、 前記指針の回転軸に対応して前記文字板に穿設された指
針回転軸孔を覆うようにして、指針本体に上方から覆設
される指針キャップと、 前記文字板の裏面から下方に離間し、且つ、上方からみ
て前記指針回転軸孔よりも外側に位置するように配設さ
れた光源素子と、 針状に延びて前記文字板上の前記表示意匠を指示する指
針指示部に対して略垂直に折り曲げられたように、前記
光源素子が配設されている箇所近傍まで延設された指針
延長部と、 前記指針延長部の外側面に形成されて、前記光源素子か
らの光を受ける受光部と、 前記受光部に対向する内側面に形成されて、前記受光部
にて受けられた光を前記指針指示部方向に反射させる延
長部反射面と、 前記指針指示部の基端角部に形成されて、前記延長部反
射面側からの光を前記指針指示部の先端方向に反射させ
る角部反射面と、 を有することを特徴とする指針照明構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の指針照明構造において、 前記光源素子は、前記指針の回動範囲に基づき、前記指
針の回転軸を中心として放射状になるように複数個、配
設されており、 前記受光部は、前記指針の回動範囲にわたって、前記複
数個の光源素子のうちの少なくともひとつと直面するよ
うな受光面を有する、ことを特徴とする指針照明構造。 - 【請求項3】 請求項2記載の指針照明構造において、 前記延長部反射面は、前記受光面に対向するように形成
された複数の反射面から構成される、 ことを特徴とする指針照明構造。 - 【請求項4】 請求項3記載の指針照明構造において、 前記延長部反射面は、それぞれ反射角度の異なる多段の
反射面を有する、ことを特徴とする指針照明構造。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の指
針照明構造において、 前記指針は、前記指針指示部と指針延長部とを含むL字
状の前記指針本体と、前記指針キャップと、前記指針キ
ャップと一体化されて前記指針本体を挟持すると共に、
前記ムーブメントの指針軸が貫通されてこの指針の回転
軸となる指針袴と、から構成される、 ことを特徴とする指針照明構造。
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JP2002046113A JP3737975B2 (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 指針照明構造 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008139149A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Yazaki Corp | 計器装置 |
JP2009031207A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Yazaki Corp | 指針構造 |
JP2010025567A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Yazaki Corp | 自発光指針及び車両用表示装置 |
JP2010230580A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Yazaki Corp | 発光指針構造 |
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2002
- 2002-02-22 JP JP2002046113A patent/JP3737975B2/ja not_active Expired - Fee Related
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