JP2008139149A - 計器装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高級感を演出できる指針を有した計器装置を提供する。
【解決手段】車両用コンビネーションメータ1を構成する指針2は、導光材料で構成された指針本体20と、指針キャップ4と、指針本体20を出力軸15に取り付ける指針袴部6と、指針袴部6を覆うキャップ3と、を有している。指針キャップ4は、指針本体20の指示部22の外形に沿う形状に形成された指示部覆い部41と、指示部覆い部41の長手方向に沿って指示部覆い部41に連続して直線状に延びた反射部覆い部40と、を有している。反射部覆い部40は、指針本体20の反射部21bを覆うとともに指針袴部6との間に基端部21を挟み込む。また、キャップ3の上面としての平面部31が文字板10と同一平面状に位置付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両、船舶等の移動体に搭載される計器装置に関し、指針に指示されることにより計測量を表示する計器装置に関する。
車両、船舶などの移動体には、各種の計器ユニットが計測した複数の情報を移動体の乗員に対し表示する計器装置(例えば特許文献1を参照。)が搭載される。
図6は、本出願人が先に提案した上記計器装置としての車両用コンビネーションメータを示す断面図である。この車両用コンビネーションメータ101は、表示意匠としての表示用目盛が設けられた文字板108と、この文字板108を取り付けるケース102と、文字板108の外周に配される装飾リング112と、前記表示用目盛を指示する指針120と、文字板108の貫通穴108aを通されてこの指針120を計測量に応じて回転させる出力軸105aを有した計器ユニット105と、指針120を光輝させるための光源106と、計器ユニット105や光源106を搭載した配線板104と、光源106の光を反射して指針120・文字板108に導く反射面107と、車両用コンビネーションメータ101の文字板108以外を乗員に対して遮蔽する見返し板113と、ケース102の乗員室側を覆う表硝子110と、ケース102の裏側を覆う裏カバー103などを有して構成されている。
上記指針120は、導光材料で構成されかつ出力軸105aが回転する際に回転中心となる基端部と前記基端部から該基端部の外周方向に延在する錐状の指示部とを有した指針本体(不図示)と、前記指針本体を出力軸105aに取り付ける取付部(不図示)と、前記指針本体を覆う指針キャップ121と、を有して構成されている。なお、前記基端部は、光源106と相対する受光部と、該受光部から導入された光を前記指示部に反射させる反射部と、を有している。
また、上記指針キャップ121は、前記指示部の外形に沿って形成された指示部覆い部111と、前記基端部及び前記取付部を覆う平面視円形でカップ状の基端部覆い部109と、を有している。また、この指針キャップ121は、文字板108の乗員室側に配され、出力軸105aの回転に応じて前記指針本体と共に回転する。
特開2001−059751号公報
上記した車両用コンビネーションメータ101は、光源106からの光が貫通穴108aから乗員室側に漏れることを防止するために、基端部覆い部109を貫通穴108aよりも大径に形成して貫通穴108aの乗員室側に位置付ける必要があった。このように従来の車両用コンビネーションメータ101は、基端部覆い部109を貫通穴108aよりも大きく形成しなければならないので、基端部覆い部109が目立ってしまい、そのために高級感を損なう虞があった。
従って、本発明は、高級感を演出することができる指針を有した計器装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、移動体の状況を示す表示意匠を有する文字板と、出力軸が計測量に応じて回転する計器ユニットを収容したケースと、前記出力軸により回動されて前記表示意匠を指示する指針と、前記指針を照明するための光源と、を有した計器装置において、前記文字板が前記指針を前記出力軸に接続するための円形状の貫通穴を有しており、前記指針が、導光材料で構成されるとともに、前記光源からの光を導入する受光部と、前記計測量に応じて前記表示意匠を指示する指示部と、前記受光部より導入された光を前記指示部へ反射させる反射部と、を有した指針本体と、前記指針本体を前記出力軸に取り付ける指針袴部と、非透光性材料で構成されるとともに、前記指針袴部の前記指針側に位置付けられる上面と、該上面の外縁から立設しかつ前記貫通穴よりも僅かに小径の円筒状に形成された円筒部と、を有して前記指針袴部を覆うキャップと、を有しているとともに、前記キャップが前記貫通穴内に配されていることを特徴とする計器装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記上面が前記文字板と同一平面状に位置付けられたことを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記指示部の外形に沿って直線状に形成されかつ前記指示部及び前記反射部を覆うとともに直線状に延びたスリットを有した非透光性材料で構成される指針キャップをさらに有していることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載された発明において、前記光源が取り付けられる配線板の前記文字板側に立設しかつ前記円筒部を包囲する包囲壁をさらに有しているとともに、前記光源が、前記包囲壁と前記キャップと前記指針袴部と前記配線板とにより囲まれてなる指針光照明空間内に配されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、非透光性材料で構成されるとともに、指針袴部の指針側に位置付けられる上面と、該上面の外縁から立設しかつ貫通穴よりも僅かに小径の円筒状に形成された円筒部と、を有して指針袴部を覆うキャップが、文字板の貫通穴内に配されていることにより、光源からの光を貫通穴から文字板の外側に漏れにくくすることができるので、キャップを貫通穴よりも小さくでき、そのために、キャップが目立つことがなく高級感を演出できる指針を有した計器装置を提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、上面が文字板と同一平面状に位置付けられたことにより、該上面を文字板の一部であるかのように視認させることができ、指針本体のみが回転しているように視認させることができる。よって、上面、即ちキャップ、が目立つことがなく高級感及び斬新な見映えを演出できる指針を有した計器装置を提供することができる。
請求項3に記載された発明によれば、指示部の外形に沿って直線状に形成されかつ指示部及び反射部を覆うとともに直線状に延びたスリットを有した非透光性材料で構成される指針キャップを有していることから、スリットから指針キャップ外にむらのない光を出射させることができる。よって、高級感を演出できる指針を有した計器装置を提供することができる。
請求項4に記載された発明によれば、光源が取り付けられる配線板の文字板側に立設しかつ円筒部を包囲する包囲壁をさらに有しているとともに、光源が、包囲壁とキャップと指針袴部と配線板とにより囲まれてなる指針光照明空間内に配されていることから、光源の光が指針光照明空間外に漏れることを防止できるとともに、指針本体の受光部に光を集めることができ、光の利用効率を高めることができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る指針及びその指針を有する計器装置を図1ないし図4を参照して説明する。本発明の第1の実施形態に係る計器装置としての車両用コンビネーションメータ1は、タコメータやスピードメータなどの複数のメータを有するとともに車両などの移動体に搭載されて、この移動体の乗員(運転者)に対し各種の情報を表示する装置である。
上記車両用コンビネーションメータ1は、上記タコメータ90(図1を参照)やスピードメータなどの複数のメータと、これらメータを取り付ける開口部80(図3を参照。)を複数有したケース8と、後述の文字板10以外の部分(ケース8の奥側など)を乗員に対して遮蔽する見返し板17と、ケース8の乗員室側を覆う表硝子(不図示)と、ケース8の裏側を覆う裏カバー(不図示)などを有している。また、本実施形態では、複数のメータのうち代表して前記タコメータについてのみ説明し、他の説明は省略する。
上記タコメータ90は、図1及び図3に示すように、表示意匠としての表示用目盛5が設けられた文字板10と、文字板10の外周に配される装飾リング16と、表示用目盛5を指示する指針2と、この指針2を計測量に応じて回転させる出力軸15を有した計器ユニット13と、指針2を光輝させるための指針用光源12(以下、光源12と記す。)と、文字板10を光輝させるための他の光源と、この光源の光を文字板10に導く導光板9と、計器ユニット13や光源12などを搭載した配線板11と、を有している。
上記文字板10は、上記ケース8に設けられた開口部80を覆う格好でケース8に取り付けられる。文字板10は、配線板11よりも乗員室側に配されている。文字板10は、導光材料で構成される基板の乗員室側の表面に表示意匠としての表示用目盛5や文字などが白抜きで遮光印刷されて設けられており、文字板10の背面側から導光板9を介して照射された光源の光が前記遮光印刷部分以外の箇所を透過するようになっている。また、文字板10には、指針2を取り付けるための平面視円形状の貫通穴10aが設けられている。また、前記表示用目盛5は、貫通穴10aを中心とした円弧状に形成されている。
上記指針2は、出力軸15に取り付けられるとともに上記貫通穴10aを通されてその一部が文字板10の乗員室側に位置付けられる。指針2は、出力軸15によって回動されるとともに、光源12からの光が入射して光輝することにより乗員に計測量(この場合はエンジン回転数)を視認させる。また、図4中に示す矢印Lは、光源12から指針2に入射した光の進む方向を示している。この指針2については後ほど詳細に説明する。
上記計器ユニット13は、配線板11に取り付けられるとともに、車両に搭載された図示しないエンジン回転数検出手段からの信号により駆動される。また、計器ユニット13は、前記エンジン回転数検出手段が検出した計測量に応じて、図3及び図4中に示す一点鎖線Pを中心として回転する上記出力軸15を有している。この一点鎖線Pは、貫通穴10aの中心を通るとともに、文字板10と直交する方向に配されている。
上記光源12はLED(light-emitting diode)であり、配線板11の乗員室側の面に取り付けられている。また、光源12は、一点鎖線Pを中心として、即ち出力軸15を中心として、放射状に複数並べられている。また、文字板10の表示用目盛5等を光輝させるための他の光源は、配線板11の乗員室側の面でかつ前記光源12よりも出力軸15から離れた位置、即ち表示用目盛5等と相対する位置、に配されている。
上記配線板11は、周知のプリント基板であり、上記文字板10よりも乗員室から離れた奥側に配されている。配線板11は、文字板10との間に上記導光板9を位置付ける。
続いて、上記指針2についてさらに詳細に説明する。指針2は、図2などに示すように、アクリル樹脂等の導光材料、即ち透光性を有する合成樹脂等、で構成された指針本体20と、この指針本体20を覆う非透光性材料、即ち非透光性の合成樹脂等、で構成された指針キャップ4と、指針キャップ4内に配される錘7と、指針本体20を上記出力軸15に取り付ける合成樹脂製の指針袴部6と、指針袴部6を覆う非透光性の合成樹脂で構成されたキャップ3と、を有している。
上記指針本体20は、図4に示すように、出力軸15の回転に応じて回転する際にその回転中心となる基端部21と、基端部21から基端部21の外周方向に向かって先細状に延びた指示部22と、を有している。
上記基端部21は、一点鎖線P方向に沿って延びているとともに、その下端に配された受光部21aと、その上端に配された反射部21bと、を有している。前記受光部21aは、光源12と相対する箇所に配され、この光源12からの光を導入する面である。また、反射部21bは、光源12から離れるにしたがって指示部22に近づく方向に傾斜した面であり、受光部21aより導入された光を指示部22へ反射させる。即ち、指針本体20は、受光部21aから一点鎖線P方向に沿って導入された光源12の光が、反射部21bにより反射されて指示部22へと導かれる。
また、基端部21の下端側は、指針袴部6に通されている。また、基端部21には、タブ状のフランジ部23が設けられている(図2を参照。)。フランジ部23は、貫通穴24を有しており、この貫通穴24は指針袴部6の後述の位置決めピン64に合致する。
また、本明細書で言う「上」とは、図面における上側であり、実際には乗員室側の方向を意味する。また、「下」とは、図面における下側であり、実際には乗員室から離れた側の方向を意味する。
上記指針キャップ4は、指示部22の外形に沿う形状に形成された指示部覆い部41と、指示部覆い部41の出力軸15寄りの端部に連なった反射部覆い部40と、を有している。
上記指示部覆い部41の乗員と相対する面には、直線状に延びたスリット42が形成されている。反射部21bにより反射されて指示部22へ導かれた光源12の光が、このスリット42から乗員側に出射されることにより、乗員に指針2を視認させることができる。
上記反射部覆い部40は、指示部覆い部41の長手方向に沿って指示部覆い部41に連続して直線状に延びている。即ち、指示部22の外形に沿って直線状に延びている。つまり、指針キャップ4は、全体として先細の棒状、即ち直線状、に形成されている。また、反射部覆い部40は、基端部21の上側、即ち反射部21b、を覆うとともに指針袴部6との間に基端部21を挟み込む。
さらに、上記反射部覆い部40には、図4などに示すように、錘7を収容する錘保持部44が形成されている。反射部覆い部40に錘7が取り付けられることにより、指針2の長手方向の重心位置が調整される。また、図2中の43は、指針袴部6に合致する係合部である。係合部43は棒状に形成されており、指針袴部6の後述の係合穴65に圧入される。
上記指針袴部6は、円形の板状に形成された基板部61と、基板部61の中心に設けられかつ出力軸15が嵌入される管状の嵌入管部62と、基板部61の嵌入管部62よりも外側に設けられた基端部挿通穴63と、基端部挿通穴63を間に挟んだ両側に設けられた位置決めピン64と、基板部61の外縁寄りの位置4箇所に設けられた係合穴65と、を有している。前記嵌入管部62は、指針2の回転中心をなす。また、前記基端部挿通穴63には、上記基端部21の下端側が挿通される。また、前記位置決めピン64は、上記フランジ部23の貫通穴24に通される。また、前記係合穴65には、上記指針キャップ4の係合部43が圧入される。
上記キャップ3は、図2に示すように、分離及び合体が可能に形成された一対の半円部3a,3bにより構成されている。これら一対の半円部3a,3bは、それぞれ、基板部61の上方、即ち指示部22側(乗員室側)、でかつ基板部61と相対する位置に位置付けられる平面部31と、平面部31の外縁から立設した曲面部32と、を有している。
上記平面部31は、半円状に形成されており、一対の半円部3a,3bが互いに合体した状態において、平面形状が基板部61とほぼ等しい大きさの円形状をなす。また、半円部3aの平面部31と半円部3bの平面部31とは、特許請求の範囲に記載した「上面」をなしている。また、平面部31は、直線状に形成された外縁から曲線状に形成された外縁に向かって凹に形成された切欠部33を有している。この切欠部33は、一対の半円部3a,3bが互いに合体した状態で、互いの間に基端部21及び指針キャップ4の下端部を位置付ける。この際、切欠部33の端面と指針キャップ4の外表面とが隙間なく当接する。
上記曲面部32は、曲面で構成され、一対の半円部3a,3bが互いに合体した状態で基板部61の出力軸周りの外縁に沿う。また、この曲面部32の、相手方の半円部3a,3bと相対する端面には、相手方の半円部3a,3bと係合可能な係合部34が設けられている。このような曲面部32は、一対の半円部3a,3bが互いに合体した状態で円筒形状をなす。また、半円部3aの曲面部32と半円部3bの曲面部32とは、特許請求の範囲に記載した「円筒部」をなしている。
このようなキャップ3は、一対の半円部3a,3bが互いに合体した状態で円柱形状の外郭を形成する。そしてキャップ3は、指針袴部6及び指針袴部6に装着された基端部21の下端側を一対の半円部3a,3b間に挟み込む格好で合体することにより指針袴部6を覆う。キャップ3は、このように指針袴部6を覆うことにより、基端部21に入射した光源12の光が乗員室側に漏れることを防止するとともに、指針袴部6を乗員に対して遮蔽する。
さらに、上述したキャップ3は、指針袴部6を覆った状態で、一対の平面部31、即ち上面、が文字板10と同一平面状に位置付けられ、曲面部32が文字板10の貫通穴10aの端面と接触しない程度に近接した位置に位置付けられている。即ちキャップ3は貫通穴10a内に配されている。また、一対の平面部31と文字板10とは同色で構成されている。これらの構成により、指針2が回転した際、実際はキャップ3も回転しているが、平面部31が静止しているように視認されるとともに、平面部31が文字板10の一部であるかのように視認される。
また、上述したケース8は、図4に示す包囲壁8aを有している。この包囲壁8aは、配線板11の文字板10側に立設しかつ上記一対の曲面部32、即ち円筒部、を包囲する格好に配されている。また、この包囲壁8aは、上記曲面部32に接触しない程度に該曲面部32に近接した位置に位置付けられている。また、包囲壁8aは、曲面部32の下端とオーバーラップするように設けられている。さらに、上述した光源12は、この包囲壁8aの内側に配されている。これらの構成により、基端部21の受光部21a及び光源12の周囲には、包囲壁8aと、キャップ3と、指針袴部6と、配線板11とにより囲まれた指針光照明空間14が形成される。そして、指針光照明空間14が形成されることにより、光源12の光が指針光照明空間14外に漏れることを防止できるとともに、受光部21aに光を集めることができ、光の利用効率を高めることができる。さらに、包囲壁8aを曲面部32の内周側に形成することでより確実に光漏れを抑えることができる。
本実施形態によれば、指針2が回転する際に、指針2の指針キャップ4で覆われかつ文字板10よりも乗員室側に位置付けられた部分のみ、即ち直線的に延びた棒状の部分のみ、が回転していて、キャップ3の平面部31(上面)が文字板10の一部であるかのように視認させることができる。よって、高級感及び斬新な見映えを演出できる指針2を有した車両用コンビネーションメータ1を提供することができる。
また、キャップ3が2部品で構成されているので、指針キャップ4との間に不要な隙間を作ることなく指針キャップ4にキャップ3、即ち切欠部33の端面、を当接させることができる。
また、光源12が、包囲壁8aとキャップ3と指針袴部6と配線板11とにより囲まれてなる指針光照明空間14内に配されていることから、光源12の光が指針光照明空間14外に漏れることを防止できるとともに、指針本体20の受光部21aに光を集めることができ、光の利用効率を高めることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る指針及びその指針を有する計器装置を図5を参照して説明する。同図において、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の計器装置としての車両用コンビネーションメータのメータは、図5に示す指針2’を有している。この指針2’は、指針本体20と、この指針本体20を覆う指針キャップ4’と、指針本体20を出力軸に取り付ける指針袴部6’と、指針袴部6’を覆う一対の半円部3A,3Bで構成されるキャップ3’と、を有している。
上記指針キャップ4’は、指示部覆い部41と、反射部覆い部40と、一対の被取付部45と、を有している。この被取付部45は、指示部覆い部41及び反射部覆い部40の出力軸方向に沿った下端部でかつ指針袴部6’の基板部61と相対する位置に設けられている。被取付部45は半円形に形成されかつ基盤部61と平行に配されている。また、これら一対の被取付部45は、指示部覆い部41及び反射部覆い部40を互いの間に位置付ける格好で指示部覆い部41及び反射部覆い部40に一体成形されている。また、被取付部45は、一対の半円部3A,3Bに設けられた係合突部36が圧入される係合穴部46を有している。
上記指針袴部6’は、基板部61と、嵌入管部62と、基端部挿通穴63と、基板部61の基端部挿通穴63の外側から指針キャップ4に向かって立設した立設部67と、を有している。この立設部67は、反射部覆い部40の内側に設けられた図示しない開口部に圧入される。
上記キャップ3’を構成する一対の半円部3A,3Bは、それぞれ、上述した一対の被取付部45とほぼ同一形状に形成された平面部31と、平面部31の外縁から立設した曲面部32と、係合突部36と、を有している。この係合突部36は、平面部31から指針袴部6’に向かって立設しているとともに円柱状に形成されている。一対の半円部3A,3Bは、平面部31が上述した被取付部45に重ねられるとともに係合突部36が上述した係合穴部46に圧入されることにより被取付部45に取り付けられる。
さらに、上述したキャップ3’は、指針袴部6’を覆った状態で、一対の平面部31、即ち上面、が文字板10と同一平面状に位置付けられ、一対の曲面部32、即ち円筒部、が文字板10の貫通穴10aの端面と接触しない程度に近接した位置に位置付けられている(本実施形態のメータの指針2’以外の構成は図1及び図4を参照)。また、平面部31と文字板10とは同色で構成されている。これらの構成により、指針2’が回転した際、実際はキャップ3’も回転しているが、平面部31(上面)が静止しているように視認されるとともに、平面部31が文字板10の一部であるかのように視認される。
本実施形態によれば、指針袴部6’及びキャップ3’が直接指針キャップ4’に取り付けられるので、これらにガタツキが生じることを防止できる。
また、上述した実施形態では、タコメータ90を例に挙げて説明したが、本発明の指針2は、例えばスピードメータ等の他のメータに用いることが可能である。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係る車両用コンビネーションメータを示す斜視図である。 図1に示された車両用コンビネーションメータの指針を示す斜視図である。 図1中のA−A線に沿った断面図である。 図3中のS部分を拡大した断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用コンビネーションメータの指針を示す斜視図である。 従来の車両用コンビネーションメータを示す断面図である。
符号の説明
1 車両用コンビネーションメータ(計器装置)
2,2’ 指針
3,3’ キャップ
4,4’ 指針キャップ
5 表示用目盛(表示意匠)
6,6’ 指針袴部
8 ケース
8a 包囲壁
10 文字板
10a 貫通穴
11 配線板
12 光源
13 計器ユニット
14 指針光照明空間
15 出力軸
20 指針本体
21a 受光部
21b 反射部
22 指示部
31 平面部(上面)
32 曲面部(円筒部)
42 スリット

Claims (4)

  1. 移動体の状況を示す表示意匠を有する文字板と、出力軸が計測量に応じて回転する計器ユニットを収容したケースと、前記出力軸により回動されて前記表示意匠を指示する指針と、前記指針を照明するための光源と、を有した計器装置において、
    前記文字板が前記指針を前記出力軸に接続するための円形状の貫通穴を有しており、
    前記指針が、
    導光材料で構成されるとともに、前記光源からの光を導入する受光部と、前記計測量に応じて前記表示意匠を指示する指示部と、前記受光部より導入された光を前記指示部へ反射させる反射部と、を有した指針本体と、
    前記指針本体を前記出力軸に取り付ける指針袴部と、
    非透光性材料で構成されるとともに、前記指針袴部の前記指針側に位置付けられる上面と、該上面の外縁から立設しかつ前記貫通穴よりも僅かに小径の円筒状に形成された円筒部と、を有して前記指針袴部を覆うキャップと、を有しているとともに、
    前記キャップが前記貫通穴内に配されていることを特徴とする計器装置。
  2. 前記上面が前記文字板と同一平面状に位置付けられたことを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
  3. 前記指示部の外形に沿って直線状に形成されかつ前記指示部及び前記反射部を覆うとともに直線状に延びたスリットを有した非透光性材料で構成される指針キャップをさらに有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の計器装置。
  4. 前記光源が取り付けられる配線板の前記文字板側に立設しかつ前記円筒部を包囲する包囲壁をさらに有しているとともに、
    前記光源が、前記包囲壁と前記キャップと前記指針袴部と前記配線板とにより囲まれてなる指針光照明空間内に配されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載の計器装置。
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