JP3281299B2 - 計器の組付構造 - Google Patents
計器の組付構造Info
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- JP3281299B2 JP3281299B2 JP26882797A JP26882797A JP3281299B2 JP 3281299 B2 JP3281299 B2 JP 3281299B2 JP 26882797 A JP26882797 A JP 26882797A JP 26882797 A JP26882797 A JP 26882797A JP 3281299 B2 JP3281299 B2 JP 3281299B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、計器の組付構造に
関し、詳しくは、表ガラスと見返しの組付構造の改良に
関するものである。
関し、詳しくは、表ガラスと見返しの組付構造の改良に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２および図３に、ケース３と表ガラス
１との間で見返し４を挟持するようにした構造の計器を
示している。図２に示す構造のものは、表ガラス１の内
面に連続的な枠状のリブ７を形成し、このリブ７とケー
ス３の縁部３ａとの間で見返し４を挟むようにしてい
る。このとき表ガラス１は、ケース３の取付リブ３ｂと
パネル８との間で挾持されると共に、ねじ９で固定され
ている。
１との間で見返し４を挟持するようにした構造の計器を
示している。図２に示す構造のものは、表ガラス１の内
面に連続的な枠状のリブ７を形成し、このリブ７とケー
ス３の縁部３ａとの間で見返し４を挟むようにしてい
る。このとき表ガラス１は、ケース３の取付リブ３ｂと
パネル８との間で挾持されると共に、ねじ９で固定され
ている。
【０００３】また、図３に示す構造は、表ガラス１の内
面に表ガラス１の側壁部１ｂに対して略直角をなす固定
リブ２を周方向に間欠的に形成し、この固定リブ２とケ
ース３の縁部３ａとの間で見返し４を挟むようにしてい
る。
面に表ガラス１の側壁部１ｂに対して略直角をなす固定
リブ２を周方向に間欠的に形成し、この固定リブ２とケ
ース３の縁部３ａとの間で見返し４を挟むようにしてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図２の構造のものは、
表ガラス１およびケース３はともに成形品であるため、
ケース３の縁部３ａおよび表ガラス１のリブ７は成形時
のそり、たおれ等によりでこぼこになっている。このた
め、組付けた際、見返し４とリブ７や縁部３ａとの間に
不規則な隙間１１が生じ、これにより、振動時にびびり
が発生し、また、リブ７と見返し４の塗装面が擦れるこ
とにより、見返し４の全周にわたりきしみが生じるとい
う問題がある。
表ガラス１およびケース３はともに成形品であるため、
ケース３の縁部３ａおよび表ガラス１のリブ７は成形時
のそり、たおれ等によりでこぼこになっている。このた
め、組付けた際、見返し４とリブ７や縁部３ａとの間に
不規則な隙間１１が生じ、これにより、振動時にびびり
が発生し、また、リブ７と見返し４の塗装面が擦れるこ
とにより、見返し４の全周にわたりきしみが生じるとい
う問題がある。
【０００５】また、図３の構造のものは、固定リブ２が
不連続であり、見返し４を間欠的に押さえた構造である
ので、振動時のびびりは抑制できるが、計器の目視範囲
１０より不連続な固定リブ２が見えてしまい、外観上好
ましくないという問題がある。
不連続であり、見返し４を間欠的に押さえた構造である
ので、振動時のびびりは抑制できるが、計器の目視範囲
１０より不連続な固定リブ２が見えてしまい、外観上好
ましくないという問題がある。
【０００６】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、不連続の固定用リブを隠す目隠しリブを設けること
により、見返しのびびり、きしみがない上、外観上の問
題も解消した計器の組付構造を提供することを目的とす
る。
で、不連続の固定用リブを隠す目隠しリブを設けること
により、見返しのびびり、きしみがない上、外観上の問
題も解消した計器の組付構造を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、表ガラスの内面に周方向に
間欠的に形成された固定リブとケースとの間で見返しを
挟持して固定した計器の組付構造であって、前記固定リ
ブを計器の目視範囲より目隠しする目隠しリブを前記固
定リブの内周側の全周に亘って形成したことを特徴とす
るものである。
め、請求項１記載の発明は、表ガラスの内面に周方向に
間欠的に形成された固定リブとケースとの間で見返しを
挟持して固定した計器の組付構造であって、前記固定リ
ブを計器の目視範囲より目隠しする目隠しリブを前記固
定リブの内周側の全周に亘って形成したことを特徴とす
るものである。
【０００８】このため、請求項１記載の発明では、間欠
的な固定リブとケースとの間で見返しを挾持した状態で
振動時のびびりが抑制できると共に、見栄えのよくない
間欠的な固定リブが目隠しリブにより隠されるため外観
の良好な計器が得られる。
的な固定リブとケースとの間で見返しを挾持した状態で
振動時のびびりが抑制できると共に、見栄えのよくない
間欠的な固定リブが目隠しリブにより隠されるため外観
の良好な計器が得られる。
【０００９】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載の計器の組付構造であって、前記目隠しリブと前記見
返しとの間には両者が非接触となるような隙間を形成し
ていることを特徴とするものである。
載の計器の組付構造であって、前記目隠しリブと前記見
返しとの間には両者が非接触となるような隙間を形成し
ていることを特徴とするものである。
【００１０】このため、請求項２記載の発明では、見返
しが振動を受けても目隠しリブには触れず、びびりが確
実に防止できる。
しが振動を受けても目隠しリブには触れず、びびりが確
実に防止できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図２および図３と同一部材
または同一機能のものは同一符号で示している。
に基づいて説明する。なお、図２および図３と同一部材
または同一機能のものは同一符号で示している。
【００１２】図１において、表ガラス１は第１折曲部１
ａから側壁部１ｂを介して第２折曲部１ｃが形成され、
第１折曲部１ａおよび側壁部１ｂの内面に、この第１折
曲部１ａおよび側壁部１ｂに対して略直角をなすような
固定リブ２を所定間隔をおいて周方向に間欠的に形成
し、この固定リブ２とケース３の縁部３ａとの間で見返
し４を挟むようにしている。このとき表ガラス１は、ケ
ース３の取付リブ３ｂとパネル８との間で表ガラス１の
第２折曲部１ｃを挟持すると共に同折曲部１ｃをねじ９
で固定して取付けられている。このような組付け構造自
体は図３に示す従来構造と同一である。
ａから側壁部１ｂを介して第２折曲部１ｃが形成され、
第１折曲部１ａおよび側壁部１ｂの内面に、この第１折
曲部１ａおよび側壁部１ｂに対して略直角をなすような
固定リブ２を所定間隔をおいて周方向に間欠的に形成
し、この固定リブ２とケース３の縁部３ａとの間で見返
し４を挟むようにしている。このとき表ガラス１は、ケ
ース３の取付リブ３ｂとパネル８との間で表ガラス１の
第２折曲部１ｃを挟持すると共に同折曲部１ｃをねじ９
で固定して取付けられている。このような組付け構造自
体は図３に示す従来構造と同一である。
【００１３】本発明では、第１折曲部１ａの内面に固定
リブ２の内周側に位置する目隠しリブ６を全周にわたっ
て設け、計器の目視範囲１０より固定リブ２を目隠しす
るようにしている。これにより、外観の好ましくない間
欠的な固定リブ２が目隠しリブ６で目隠しされ、外観上
の問題が解消される。
リブ２の内周側に位置する目隠しリブ６を全周にわたっ
て設け、計器の目視範囲１０より固定リブ２を目隠しす
るようにしている。これにより、外観の好ましくない間
欠的な固定リブ２が目隠しリブ６で目隠しされ、外観上
の問題が解消される。
【００１４】目隠しリブ６の端縁と見返し４の表面との
間には両者が非接触となるように隙間Ｇを設けることが
好ましい。このようにすると、見返し４が振動を受けて
も目隠しリブ６には触れず、びびり、きしみが確実に防
止できる。
間には両者が非接触となるように隙間Ｇを設けることが
好ましい。このようにすると、見返し４が振動を受けて
も目隠しリブ６には触れず、びびり、きしみが確実に防
止できる。
【００１５】以上のように、本実施の形態では、間欠的
な固定リブ２とケース３の縁部３ａとの間で見返し４を
挾持した状態で振動時のびびり、きしみが抑制できると
共に、見栄えのよくない間欠的な固定リブ２が目隠しリ
ブ６により隠されるため外観の良好な計器が得られる。
な固定リブ２とケース３の縁部３ａとの間で見返し４を
挾持した状態で振動時のびびり、きしみが抑制できると
共に、見栄えのよくない間欠的な固定リブ２が目隠しリ
ブ６により隠されるため外観の良好な計器が得られる。
【００１６】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項１記載の
発明によれば、目隠しリブを間欠的な固定リブの内周側
に形成したので、間欠的な固定リブとケースとの間で見
返しを確実に固定することができると共に、この固定状
態における振動時のびびりが抑制でき、かつ固定リブが
目隠しリブにより隠されるため外観の良好な計器が得ら
れる。
発明によれば、目隠しリブを間欠的な固定リブの内周側
に形成したので、間欠的な固定リブとケースとの間で見
返しを確実に固定することができると共に、この固定状
態における振動時のびびりが抑制でき、かつ固定リブが
目隠しリブにより隠されるため外観の良好な計器が得ら
れる。
【００１７】また、請求項２記載の発明によれば、目隠
しリブと見返しとの間には両者が非接触となるような隙
間を形成したので、請求項１記載の発明の効果に加え
て、見返しが振動を受けても目隠しリブには触れず、び
びりが一層確実に防止できる。
しリブと見返しとの間には両者が非接触となるような隙
間を形成したので、請求項１記載の発明の効果に加え
て、見返しが振動を受けても目隠しリブには触れず、び
びりが一層確実に防止できる。
【図１】本発明の計器の組付構造の実施の形態を示す要
部の縦断側面図である。
部の縦断側面図である。
【図２】従来の計器の組付構造の要部の縦断側面図であ
る。
る。
【図３】他の従来の計器の組付構造の要部の縦断側面図
である。
である。
１ 表ガラス ２ 固定リブ ３ ケース ４ 見返し ６ 目隠しリブ Ｇ 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−63584（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−5225（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−105023（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−53460（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−94591（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−27318（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−70726（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01D 11/24 - 11/28 G12B 11/00 B60K 37/00
Claims (2)
- 【請求項１】 表ガラスの内面に周方向に間欠的に形成
された固定リブとケースとの間で見返しを挟持して固定
した計器の組付構造であって、 前記固定リブを計器の目視範囲より目隠しする目隠しリ
ブを前記固定リブの内周側の全周に亘って形成したこと
を特徴とする計器の組付構造。 - 【請求項２】 前記目隠しリブと前記見返しとの間には
両者が非接触となるような隙間を形成していることを特
徴とする請求項１記載の計器の組付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26882797A JP3281299B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 計器の組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26882797A JP3281299B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 計器の組付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11108704A JPH11108704A (ja) | 1999-04-23 |
| JP3281299B2 true JP3281299B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=17463815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26882797A Expired - Fee Related JP3281299B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 計器の組付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3281299B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5305087B2 (ja) * | 2009-01-19 | 2013-10-02 | 日本精機株式会社 | 計器装置 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS585981Y2 (ja) * | 1978-10-06 | 1983-02-01 | 株式会社田村電機製作所 | 電気指示計器 |
| JPS6027318U (ja) * | 1983-07-31 | 1985-02-23 | 日本精機株式会社 | 計器ハウジング |
| JPS6170726U (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-14 | ||
| JPH058487Y2 (ja) * | 1985-06-27 | 1993-03-03 | ||
| JPH0516499Y2 (ja) * | 1986-12-24 | 1993-04-30 | ||
| JPH0639355Y2 (ja) * | 1990-12-27 | 1994-10-12 | リズム時計工業株式会社 | 風防ガラスの取付け構造 |
| JPH0763584A (ja) * | 1993-08-25 | 1995-03-10 | Yazaki Corp | 計器防音構造 |
-
1997
- 1997-10-01 JP JP26882797A patent/JP3281299B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11108704A (ja) | 1999-04-23 |
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Legal Events
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