JPH0763584A - 計器防音構造 - Google Patents

計器防音構造

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Publication number
JPH0763584A
JPH0763584A JP21042893A JP21042893A JPH0763584A JP H0763584 A JPH0763584 A JP H0763584A JP 21042893 A JP21042893 A JP 21042893A JP 21042893 A JP21042893 A JP 21042893A JP H0763584 A JPH0763584 A JP H0763584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument
plate
front glass
partition plate
instrument case
Prior art date
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Pending
Application number
JP21042893A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Sawaguchi
敏明 澤口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載時の振動騒音を抑制すると共に仕切り板
を境として一方の照明バルブ光が他方の計器側に漏れる
ことのない計器防音構造を提供する。 【構成】 計器10は、仕切り板11aを備えた計器ケ
ース11、計器本体4、見返し板2及び表ガラス12を
備え、組立時、見返し板2の周縁部2aは表ガラス12
の周縁部12aと計器ケース11の周縁部11bの間で
挟持される。表ガラス12の裏面には突起12cが設け
られ、計器組立時、突起12cは見返し板2を仕切り板
11aに圧接することにより、騒音発生源となる微少間
隙がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両のダッシュ
ボードに搭載されるスピードメータなどの計器に関し、
特にこれら計器の防音構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のダッシュボードなどに搭載される
計器は、通常、計器ケースの内部にスピードメータなど
の計器本体を複数個、収納するようになっており、計器
本体間には一方の計器照明が他方の計器本体側に漏れな
いように仕切り板が一体成形されている。図8は従来の
一般的な計器構造を示す計器断面図である。
【0003】図8において、1は見返し板2の前面に装
着される表ガラス、3は計器本体4を収納固定する計器
ケース、5は照明バルブである。ここで、見返し板2
は、計器本体4の前面に固定された文字板4aの周囲を
目隠しするものであり、通常、鉄板などから形成され、
コスト低減上、絞りなどの加工は施されない状態で装着
される。また、見返し板2の周縁部2aは、組み立て
時、表ガラス1の周縁部1aと計器ケース3の周縁部3
aによって両側から挟み込まれ、これにより表ガラス・
計器ケース間に堅固に支持されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この見
返し板2は、製造コストを低減するという観点から絞り
構造ではない一枚の平坦な鉄板から形成されるため、そ
の平坦度や平面度はそれ程高い品質レベルにはあらず、
僅かなソリや凹凸は皆無ではない。従って、図8のよう
に見返し板2を、その周縁部2aを介して表ガラス1、
計器ケース3間に密に挟持させたとしても、計器ケース
3のほぼ中央に直立する仕切り板3bと見返し板2との
間には、図9に示すような微少間隙cが生ずる可能性が
高い。この結果、このような計器を車両に搭載した状態
においては、車両振動などによって見返し板2の裏面
(仕切り板3b側)と仕切り板3bの先端が当たり、振
動騒音を発生する恐れがある。加えて、このように微少
間隙cが生じたままの状態では、照明バルブ5の点灯
時、一方の計器本体4側のバルブ光が間隙cを通って他
方の計器本体4側に漏れ、ドライバにとっては計器目盛
が見えにくくなる問題を生ずる。
【0005】本発明はかかる問題に鑑み、車載時の振動
騒音を抑制すると共に、仕切り板を境として一方の照明
バルブ光が他方の計器側に漏れることのない計器防音構
造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による計器防音構造は、仕切り板によって仕
切られた計器ケースの内部に計器本体を収納固定すると
共に前記計器本体の前面側に見返し板と表ガラスを配設
し、前記見返し板の周縁部を前記表ガラスの周縁部と計
器ケースの周縁部の間に挟持させる計器において、計器
ケースへの表ガラス装着時、前記見返し板を変形させて
前記見返し板を計器ケースの仕切り板に圧接する変形手
段を表ガラスの計器ケース側又は仕切り板の表ガラス側
に設けたことを特徴としている。
【0007】この発明において前記変形手段は、表ガラ
スの計器ケース側裏面に形成されると共に計器ケースへ
の表ガラス装着時、前記見返し板を部分的に付勢する突
起であっても良く、或いはまた、見返し板を挟持する計
器ケースの周縁部より表ガラス側に突出形成された仕切
り板によって構成されるものでも良い。
【0008】
【作用】変形手段は、計器ケースへの表ガラス装着時、
見返し板を変形させて見返し板そのものを計器ケースの
仕切り板に圧接させることにより、見返し板のソリなど
に起因する仕切り板・見返し板間の微少間隙はなくな
り、車両振動に伴う仕切り板及び見返し板の衝突音や、
仕切り板を介した漏光は低減される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の各実施例を説
明する。図1は、本発明の第1実施例である計器の正面
図であり、図2は図1のII−II線に沿う計器断面図
である。尚、以下説明する各実施例において、先に説明
した図8の従来計器と同一の構成要素は同一番号を付す
ことにする。
【0010】図1及び図2に関し、計器10は1枚の見
返し板2と、それぞれ2つずつの計器本体4及び照明バ
ルブ5とを備えている。これら内機を収納・固定する計
器ケース11は、そのほぼ中間に、各計器本体4及び照
明バルブ5を分割する仕切り板11aを備えている。
【0011】本実施例における見返し板2は、従来同
様、一枚の平坦な板材(例えば、鉄板)により形成され
ており、計器本体4の前面側(図2で上側)に固定され
た各文字板4aに対応して、2つの穴2bを備えてい
る。この見返し板2の前面側には、例えばアクリルなど
の樹脂材料より形成される表ガラス12が設けられてい
る。
【0012】図2に示す部分Aの拡大断面を図3に、部
分Bの拡大断面を図4にそれぞれ示す。図3に示すよう
に、本実施例によれば表ガラス12の周縁部12aは、
計器ケース11の周縁部11bをその外側より覆うよう
に計器ケース11側(図で下側)に折曲される。また、
この周縁部12aより内側(計器本体4側)の表ガラス
裏面12bには、図面に対して垂直方向となる表ガラス
幅方向に沿って、見返し板2側に突出する突起12cが
形成される。これに対し、計器ケース11の周縁部11
bは、表ガラス12の周縁部12aと突起12cの間の
裏面12b部分に向かって上方に折曲される。
【0013】この結果、計器ケース11の周縁部11b
と、表ガラス12の周縁部12aとによって見返し板2
の周縁部2aを密に挟持する組立状態では、図2に示す
ように、周縁部2aより内側の部分は表ガラス12両側
に設けられた突起12cによって計器ケース11側に湾
曲変形され、2つの穴2bに挟まれた部分2cは、図4
に示すように仕切り板11aの先端に対して弾性接触す
ることになる。即ち、これは、仕切り板11aと見返し
板2との間に微少間隙が無くなることを意味しており、
これにより振動騒音や漏光の問題は解消されることにな
る。
【0014】図5〜図7に本発明の第2実施例を示す。
【0015】上述した第1実施例が、計器ケース11に
設けられた突起11cによって見返し板2を変形したの
に対し、第2実施例では、見返し板はこれと直接接触す
る関係にある仕切り板によって変形される。即ち、本実
施例によれば、計器20の計器ケース21中央の仕切り
板21aは、図5に示すように、見返し板2を直接挟持
する計器ケース周縁部21bよりも前面側、即ち見返し
板2側に凸状に湾曲して形成される。また、ケース周縁
部21bの長辺部分には、仕切り板21aと同様に、見
返し板2側に向かって突出する複数の突起21cが形成
され、一方見返し板2と表ガラス22の各周縁部2a,
22aには、計器組立時において前記突起21cを嵌入
する通し穴2d,22bが形成される。尚、本実施例の
計器20は、仕切り板21aによって仕切られた一方の
セクションに計器本体4(図2)が収納固定され、他方
のセクションに複数のウォーニングランプ(図示せず)
が収納されるようになっており、その上方にはウォーニ
ングレンズ23が配置される。
【0016】見返し板2、計器ケース21及び表ガラス
22を以上のように形成したことにより、計器組立時に
おいては図6(a)の矢印に示すように、見返し板2の
周縁部2aは、表ガラス22からの押し付け力と、仕切
り板21a先端部からの抗力により計器ケース21の周
縁部21bに対して強く付勢される。そして、通し穴2
d,22bに突起21cを嵌め込み、見返し板2の周縁
部2aを計器ケース21と表ガラス22の間に密に挟ん
だ状態においては、同図(b)に示すように、見返し板
2は仕切り板21aの輪郭に倣って表ガラス22側に湾
曲され、見返し板2は仕切り板21aに対し圧接するこ
とになる。
【0017】図7はこの状態での見返し板2と仕切り板
21の部分的断面である。この図からも明らかなよう
に、見返し板2と仕切り板21との間には微少間隙が存
在せず、この結果、車両振動によって双方の部品同士が
衝突するようなことはなく、また一方のセクションから
他方のセクションへの漏光の問題も解消されることにな
る。
【0018】以上、本発明の計器防音構造を2つの実施
例に例をとり説明してきたが、見返し板を変形する手段
は、計器ケースへの表ガラス装着時において見返し板を
計器ケースの仕切り板に圧接させるものであれば、表ガ
ラスや計器ケースのいずれに設けられても良く、また見
返し板への付勢形態や変形部位に関しても上記実施例に
限定されるものではない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、変
形手段による見返し板の湾曲により、見返し板の凹凸や
ソリに起因する、見返し板・仕切り板間の微少間隙を解
消することができ、車両振動による異音発生を抑えるこ
とができる。加えて、仕切り板を境界とする一方のケー
ス内セクションから他方のセクション側への漏光を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による計器の平面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う計器断面図である。
【図3】図2のA部分の拡大図である。
【図4】図2のB部分の拡大図である。
【図5】本発明の第2実施例による計器の分解組立図で
ある。
【図6】図5の計器組立断面を示し、(a)は見返し板
変形前、(b)は見返し板変形後の状態を示した図であ
る。
【図7】図5(b)のVII−VII線に沿う部分的断
面図である。
【図8】従来の計器構造を示す断面図である。
【図9】図8のC部分の拡大図である。
【符号の説明】
2 見返し板 4 計器本体 4a 文字板 5 照明バルブ 10 計器 11 計器ケース 11a 仕切り板 11b 計器ケースの周縁部 12 表ガラス 12a 表ガラスの周縁部 12c 突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】上述した第1実施例が、計器ケース11に
設けられた突起11によって見返し板2を変形したの
に対し、第2実施例では、見返し板はこれと直接接触す
る関係にある仕切り板によって変形される。即ち、本実
施例によれば、計器20の計器ケース21中央の仕切り
板21aは、図5に示すように、見返し板2を直接挟持
する計器ケース周縁部21bよりも前面側、即ち見返し
板2側に凸状に湾曲して形成される。また、ケース周縁
部21bの長辺部分には、仕切り板21aと同様に、見
返し板2側に向かって突出する複数の突起21cが形成
され、一方見返し板2と表ガラス22の各周縁部2a,
22aには、計器組立時において前記突起21cを嵌入
する通し穴2d,22bが形成される。尚、本実施例の
計器20は、仕切り板21aによって仕切られた一方の
セクションに計器本体4(図2)が収納固定され、他方
のセクションに複数のウォーニングランプ(図示せず)
が収納されるようになっており、その上方にはウォーニ
ングレンズ23が配置される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】図(b)のVII−VII線に沿う部分的断
面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切り板によって仕切られた計器ケース
    の内部に計器本体を収納固定すると共に前記計器本体の
    前面側に見返し板と表ガラスを配設し、前記見返し板の
    周縁部を前記表ガラスの周縁部と計器ケースの周縁部の
    間に挟持させる計器において、 計器ケースへの表ガラス装着時、前記見返し板を変形さ
    せて見返し板を計器ケースの仕切り板に圧接する変形手
    段を表ガラスの計器ケース側又は仕切り板の表ガラス側
    に設けたことを特徴とする計器防音構造。
  2. 【請求項2】 前記変形手段は、表ガラスの計器ケース
    側裏面に形成されかつ計器ケースへの表ガラス装着時、
    前記見返し板を部分的に付勢する突起であることを特徴
    とする請求項1に記載の計器防音構造。
  3. 【請求項3】 前記変形手段は、計器ケースの前記仕切
    り板からなり、仕切り板は、見返し板を挟持する計器ケ
    ースの周縁部より表ガラス側に突出形成されることを特
    徴とする請求項1に記載の計器防音構造。
JP21042893A 1993-08-25 1993-08-25 計器防音構造 Pending JPH0763584A (ja)

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JP21042893A JPH0763584A (ja) 1993-08-25 1993-08-25 計器防音構造

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JP21042893A JPH0763584A (ja) 1993-08-25 1993-08-25 計器防音構造

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ID=16589158

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JP (1) JPH0763584A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11108704A (ja) * 1997-10-01 1999-04-23 Yazaki Corp 計器の組付構造
JP2007141076A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Kyocera Corp 携帯電子機器及びキーシート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11108704A (ja) * 1997-10-01 1999-04-23 Yazaki Corp 計器の組付構造
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