JPH1022665A - Ｌｃｄ表示器のｌｃｄモジュール構造 - Google Patents
Ｌｃｄ表示器のｌｃｄモジュール構造Info
- Publication number
- JPH1022665A JPH1022665A JP8172602A JP17260296A JPH1022665A JP H1022665 A JPH1022665 A JP H1022665A JP 8172602 A JP8172602 A JP 8172602A JP 17260296 A JP17260296 A JP 17260296A JP H1022665 A JPH1022665 A JP H1022665A
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- light
- elastic frame
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接着材の使用を排除し、組立工程を低減し、
ゴミの付着を防止してゴミによる外観不良の無いＬＣＤ
モジュールを提供することを目的とする。 【構成】 ＬＣＤ３と、該ＬＣＤ３の後方に配置した光
拡散板５と、該光拡散板５の後方に配置した光反射板６
と、外部からの衝撃を吸収するためのクッションとを一
体化して１つのＬＣＤモジュールとし、該ＬＣＤモジュ
ールをプリント基板２に固定し、該プリント基板２は前
記光拡散板５へ光を供給するバックライトＬＥＤ８を具
備し、このプリント基板２を筐体１に固定することで構
成するＬＣＤ表示器の、前記ＬＣＤモジュール構造にお
いて、前記ＬＣＤ３と、光拡散板５と、光反射板６を一
括して包み込んで保持する弾性部材による弾性フレーム
４を有する。
ゴミの付着を防止してゴミによる外観不良の無いＬＣＤ
モジュールを提供することを目的とする。 【構成】 ＬＣＤ３と、該ＬＣＤ３の後方に配置した光
拡散板５と、該光拡散板５の後方に配置した光反射板６
と、外部からの衝撃を吸収するためのクッションとを一
体化して１つのＬＣＤモジュールとし、該ＬＣＤモジュ
ールをプリント基板２に固定し、該プリント基板２は前
記光拡散板５へ光を供給するバックライトＬＥＤ８を具
備し、このプリント基板２を筐体１に固定することで構
成するＬＣＤ表示器の、前記ＬＣＤモジュール構造にお
いて、前記ＬＣＤ３と、光拡散板５と、光反射板６を一
括して包み込んで保持する弾性部材による弾性フレーム
４を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器のＬＣＤ
（液晶ディスプレイ＝ｌｉｑｕｉｄ ｃｒｉｓｔａｌ
ｄｉｓｐｌａｙ）表示器のＬＣＤモジュール構造に関す
る。
（液晶ディスプレイ＝ｌｉｑｕｉｄ ｃｒｉｓｔａｌ
ｄｉｓｐｌａｙ）表示器のＬＣＤモジュール構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図７はこの種のＬＣＤモジュール構造の
従来例を示す要部断面図、図８は同従来例の斜視図であ
る。図において１は筐体、２はプリント基板である。３
はＬＣＤ、４０は該ＬＣＤ３の後方に配置した光拡散板
であり、該光拡散板４０はガラス保持とプリント基板２
への固定を兼ねている。４１はこの光拡散板４０の後方
に配置した光反射板、４２はＬＣＤ３と筐体１間に配置
されて外部からの衝撃を吸収するためのクッション、４
３は接着固定のための両面テープである。また、固定状
態によっては、光拡散板４０とプリント基板２の間にも
衝撃吸収用のクッションを追加することもある。８は前
記光拡散板４０へ光を供給する光源としてのバックライ
トＬＥＤ（発光ダイオード＝ｌｉｇｈｔ ｅｍｉｔｔｉ
ｎｇ ｄｉｏｄｅ）であり、プリント基板２上に設置さ
れている。７はＦＰＣ（フレキシブルプリント配線板＝
ｆｌｅｘｉｂｌｅ ｐｒｉｎｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔ）
であり、該ＦＰＣ７はＬＣＤ３の一辺に接着されてお
り、プリント基板２に接続される。
従来例を示す要部断面図、図８は同従来例の斜視図であ
る。図において１は筐体、２はプリント基板である。３
はＬＣＤ、４０は該ＬＣＤ３の後方に配置した光拡散板
であり、該光拡散板４０はガラス保持とプリント基板２
への固定を兼ねている。４１はこの光拡散板４０の後方
に配置した光反射板、４２はＬＣＤ３と筐体１間に配置
されて外部からの衝撃を吸収するためのクッション、４
３は接着固定のための両面テープである。また、固定状
態によっては、光拡散板４０とプリント基板２の間にも
衝撃吸収用のクッションを追加することもある。８は前
記光拡散板４０へ光を供給する光源としてのバックライ
トＬＥＤ（発光ダイオード＝ｌｉｇｈｔ ｅｍｉｔｔｉ
ｎｇ ｄｉｏｄｅ）であり、プリント基板２上に設置さ
れている。７はＦＰＣ（フレキシブルプリント配線板＝
ｆｌｅｘｉｂｌｅ ｐｒｉｎｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔ）
であり、該ＦＰＣ７はＬＣＤ３の一辺に接着されてお
り、プリント基板２に接続される。
【０００３】以上の構成により、従来は、ＬＣＤ３、こ
のとき、ＬＣＤ３と光拡散板４０との固定、クッション
の固定を両面テープ４３を用いて行い、これら光拡散板
４０、光反射板４１、ＦＰＣ７、クッション４２を一体
化して１つのＬＣＤモジュールとし、これをプリント基
板２に固定し、その後このプリント基板２を筐体１に固
定していた。
のとき、ＬＣＤ３と光拡散板４０との固定、クッション
の固定を両面テープ４３を用いて行い、これら光拡散板
４０、光反射板４１、ＦＰＣ７、クッション４２を一体
化して１つのＬＣＤモジュールとし、これをプリント基
板２に固定し、その後このプリント基板２を筐体１に固
定していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来技術によれば、両面テープという接着材を用い
て固定しているため、両面テープを貼り付けるという作
業が発生し、組立工程数の増加を引き起こすという問題
がある。また両面テープにゴミが付着し、ＬＣＤ表示面
からゴミが見えて、外観不良となる問題がある。
成の従来技術によれば、両面テープという接着材を用い
て固定しているため、両面テープを貼り付けるという作
業が発生し、組立工程数の増加を引き起こすという問題
がある。また両面テープにゴミが付着し、ＬＣＤ表示面
からゴミが見えて、外観不良となる問題がある。
【０００５】さらに、ＬＣＤが破損した場合、光拡散板
とＬＣＤは接着されているため、ＬＣＤ単品の交換が出
来なく、ＬＣＤモジュールそのものの交換をしなければ
ならないという問題がある。さらに、ＬＣＤモジュール
を構成する部品点数が多いことから、組立工程数が多い
という問題がある。
とＬＣＤは接着されているため、ＬＣＤ単品の交換が出
来なく、ＬＣＤモジュールそのものの交換をしなければ
ならないという問題がある。さらに、ＬＣＤモジュール
を構成する部品点数が多いことから、組立工程数が多い
という問題がある。
【０００６】また、ＬＣＤモジュールを構成する部品の
固定位置にばらつきがあるという問題がある。たとえば
衝撃吸収用のクッションは目安にてＬＣＤ上に固定され
ているため、固定位置にばらつきが生じる。本発明は、
以上の問題点に鑑み、接着材の使用を排除し、組立工程
を低減する事を目的とする。
固定位置にばらつきがあるという問題がある。たとえば
衝撃吸収用のクッションは目安にてＬＣＤ上に固定され
ているため、固定位置にばらつきが生じる。本発明は、
以上の問題点に鑑み、接着材の使用を排除し、組立工程
を低減する事を目的とする。
【０００７】さらに、接着材の使用を排除することで、
ゴミの付着を防止し、ゴミによる外観不良の無いＬＣＤ
モジュールを提供することを目的とする。さらに、ＬＣ
Ｄモジュールを構成する部品点数を低減する構成を得
て、組立工数を低減するとともに、固定位置のばらつき
を低減することを目的とする。
ゴミの付着を防止し、ゴミによる外観不良の無いＬＣＤ
モジュールを提供することを目的とする。さらに、ＬＣ
Ｄモジュールを構成する部品点数を低減する構成を得
て、組立工数を低減するとともに、固定位置のばらつき
を低減することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、組み込みでＬＣＤモジュールの全要素を
一括固定するようにする。すなわち、本発明は、ＬＣＤ
と、該ＬＣＤの後方に配置した光拡散板と、該光拡散板
の後方に配置した光反射板と、外部からの衝撃を吸収す
るためのクッションとを一体化して１つのＬＣＤモジュ
ールとし、該ＬＣＤモジュールをプリント基板に固定
し、該プリント基板は前記光拡散板へ光を供給する光源
を具備し、このプリント基板を筐体に固定することで構
成するＬＣＤ表示器の、前記ＬＣＤモジュール構造にお
いて、前記ＬＣＤと、光拡散板と、光反射板を一括して
包み込んで保持する弾性部材による弾性フレームを有す
ることを特徴とする。
め、本発明は、組み込みでＬＣＤモジュールの全要素を
一括固定するようにする。すなわち、本発明は、ＬＣＤ
と、該ＬＣＤの後方に配置した光拡散板と、該光拡散板
の後方に配置した光反射板と、外部からの衝撃を吸収す
るためのクッションとを一体化して１つのＬＣＤモジュ
ールとし、該ＬＣＤモジュールをプリント基板に固定
し、該プリント基板は前記光拡散板へ光を供給する光源
を具備し、このプリント基板を筐体に固定することで構
成するＬＣＤ表示器の、前記ＬＣＤモジュール構造にお
いて、前記ＬＣＤと、光拡散板と、光反射板を一括して
包み込んで保持する弾性部材による弾性フレームを有す
ることを特徴とする。
【０００９】このとき、弾性フレームの外周に突出構造
を設けて、弾性フレームがクッションを兼ねると良い。
また、弾性フレームとして白色の弾性部材を使用し、か
つ該弾性フレームが光反射板を兼ねると良い。また、弾
性フレームとして光透過性の乳白色の弾性部材を使用
し、かつ該弾性フレームが光拡散板を兼ねると良い。こ
の場合、光反射板としてプリント基板上に白色のシルク
印刷を施す。
を設けて、弾性フレームがクッションを兼ねると良い。
また、弾性フレームとして白色の弾性部材を使用し、か
つ該弾性フレームが光反射板を兼ねると良い。また、弾
性フレームとして光透過性の乳白色の弾性部材を使用
し、かつ該弾性フレームが光拡散板を兼ねると良い。こ
の場合、光反射板としてプリント基板上に白色のシルク
印刷を施す。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下図面に従って、本発明の実施
の形態を説明する。図１は本発明の第１の実施の形態を
示す要部断面図、図２は同実施の形態を示す斜視図であ
る。図において１は筐体、２はプリント基板である。３
はＬＣＤ、５は該ＬＣＤ３の後方に配置した光拡散板、
６は該光拡散板５の後方に配置した光反射板である。光
拡散板５は透明の厚さ１ｍｍ程度のアクリル等の平板材
を加工した物で、表面には光を拡散するために凹凸が形
成されていて、裏面にはバックライトＬＥＤ８が収納さ
れる溝が形成されている。光反射板６は白色のフィルム
である。８は前記光拡散板５へ光を供給する光源として
のバックライトＬＥＤであり、プリント基板２上に設置
されている。７はＦＰＣであり、該ＦＰＣ７はＬＣＤ３
の一辺に接着されており、プリント基板２に接続され
る。
の形態を説明する。図１は本発明の第１の実施の形態を
示す要部断面図、図２は同実施の形態を示す斜視図であ
る。図において１は筐体、２はプリント基板である。３
はＬＣＤ、５は該ＬＣＤ３の後方に配置した光拡散板、
６は該光拡散板５の後方に配置した光反射板である。光
拡散板５は透明の厚さ１ｍｍ程度のアクリル等の平板材
を加工した物で、表面には光を拡散するために凹凸が形
成されていて、裏面にはバックライトＬＥＤ８が収納さ
れる溝が形成されている。光反射板６は白色のフィルム
である。８は前記光拡散板５へ光を供給する光源として
のバックライトＬＥＤであり、プリント基板２上に設置
されている。７はＦＰＣであり、該ＦＰＣ７はＬＣＤ３
の一辺に接着されており、プリント基板２に接続され
る。
【００１１】４は、前記ＬＣＤ３と、光拡散板５と、光
反射板６を一括して包み込んで保持する弾性フレームで
ある。該弾性フレーム４はネオプレンゴムやシリコンゴ
ム等の弾力性のあるゴムによって成形されており、その
形状はＬＣＤ３を縁取るような輪になっており、輪の内
面にはＬＣＤ３、光拡散板５、光反射板６を包み込むよ
うに弾性フレーム４の内面にはコの字形の溝が形成され
ている。また前記弾性フレーム４の外周には断面円弧状
の突出構造４ａが一周するように設けてある。さらに、
前記弾性フレーム４の裏面に相当する位置には、プリン
ト基板への固定手段として２か所ピン状の突起４ｂが形
成されている。
反射板６を一括して包み込んで保持する弾性フレームで
ある。該弾性フレーム４はネオプレンゴムやシリコンゴ
ム等の弾力性のあるゴムによって成形されており、その
形状はＬＣＤ３を縁取るような輪になっており、輪の内
面にはＬＣＤ３、光拡散板５、光反射板６を包み込むよ
うに弾性フレーム４の内面にはコの字形の溝が形成され
ている。また前記弾性フレーム４の外周には断面円弧状
の突出構造４ａが一周するように設けてある。さらに、
前記弾性フレーム４の裏面に相当する位置には、プリン
ト基板への固定手段として２か所ピン状の突起４ｂが形
成されている。
【００１２】以上の構成による上記実施の形態の組立手
順は、以下の如くである。まず、ＬＣＤ３、光拡散板
５、光反射板６の３点は重ねて弾性フレーム４の内面に
設けたコの字形の溝に組み込む。弾性フレーム４はゴム
の性質上伸び縮みできるため、これら３部品の４辺を包
み込むようにすることができる。この組上がった４部品
をＬＣＤモジュールとする。
順は、以下の如くである。まず、ＬＣＤ３、光拡散板
５、光反射板６の３点は重ねて弾性フレーム４の内面に
設けたコの字形の溝に組み込む。弾性フレーム４はゴム
の性質上伸び縮みできるため、これら３部品の４辺を包
み込むようにすることができる。この組上がった４部品
をＬＣＤモジュールとする。
【００１３】弾性フレーム４の裏面にはピン状の突起４
ｂが形成されているため、この突起４ｂを位置決めとし
てこのＬＣＤモジュールを、プリント基板２上の定位置
に実装することが出来、プリント基板２上のバックライ
トＬＥＤ８は光拡散板５の溝５ａに収納されることにな
る。その後このプリント基板２を筐体に組み込む。前記
弾性フレーム４の外周には断面円弧状の突出構造４ａが
一周するように設けてあり、弾性フレーム４は弾力性の
あるゴムにて形成されているため、外から外力や衝撃力
Ａが働いた場合でも衝撃は吸収される。このようにする
ことで、弾性フレーム４は従来のクッションの機能を兼
ねる。図において、矢印で外力や衝撃力Ａを受けた場合
の弾性フレーム４の動きを示す。
ｂが形成されているため、この突起４ｂを位置決めとし
てこのＬＣＤモジュールを、プリント基板２上の定位置
に実装することが出来、プリント基板２上のバックライ
トＬＥＤ８は光拡散板５の溝５ａに収納されることにな
る。その後このプリント基板２を筐体に組み込む。前記
弾性フレーム４の外周には断面円弧状の突出構造４ａが
一周するように設けてあり、弾性フレーム４は弾力性の
あるゴムにて形成されているため、外から外力や衝撃力
Ａが働いた場合でも衝撃は吸収される。このようにする
ことで、弾性フレーム４は従来のクッションの機能を兼
ねる。図において、矢印で外力や衝撃力Ａを受けた場合
の弾性フレーム４の動きを示す。
【００１４】前記突出構造４ａは筐体１とプリント基板
２とに圧縮されるので、パッキン効果も有する。図３は
本発明の第２の実施の形態を示す要部断面図、図４は同
実施の形態を示す斜視図である。なお、第１の実施の形
態と同一の構成は説明を省略し、符号も同一のものを使
用する。
２とに圧縮されるので、パッキン効果も有する。図３は
本発明の第２の実施の形態を示す要部断面図、図４は同
実施の形態を示す斜視図である。なお、第１の実施の形
態と同一の構成は説明を省略し、符号も同一のものを使
用する。
【００１５】図において、２０は、前記ＬＣＤ３と、光
拡散板５を一括して包み込んで保持する弾性フレームで
ある。該弾性フレーム４は白色の弾力性のあるシリコン
ゴムで形成され、その形状はＬＣＤ３を縁取る額縁のよ
うな形状で、光拡散板５の裏面に相当する面が塞がる構
成になっている。また、縁取りの内面にはＬＣＤ３、光
拡散板５を包み込むようにコの字形の溝が形成されてい
る。また、外周には断面円弧状の突出構造２０ａが一周
するように設けてある。さらに、裏面に相当する位置に
は、バックライト用のＬＥＤ８が突き抜けるスリット２
０ｃと、プリント基板への固定手段として２か所ピン状
の突起２０ｂが形成されている。
拡散板５を一括して包み込んで保持する弾性フレームで
ある。該弾性フレーム４は白色の弾力性のあるシリコン
ゴムで形成され、その形状はＬＣＤ３を縁取る額縁のよ
うな形状で、光拡散板５の裏面に相当する面が塞がる構
成になっている。また、縁取りの内面にはＬＣＤ３、光
拡散板５を包み込むようにコの字形の溝が形成されてい
る。また、外周には断面円弧状の突出構造２０ａが一周
するように設けてある。さらに、裏面に相当する位置に
は、バックライト用のＬＥＤ８が突き抜けるスリット２
０ｃと、プリント基板への固定手段として２か所ピン状
の突起２０ｂが形成されている。
【００１６】以上の構成による上記実施の形態の組立手
順は、以下の如くである。まず、弾性フレーム２０でＬ
ＣＤ３、光拡散板５を組み込みＬＥＤモジュールとす
る。光反射板は無いため、光反射板を削除した状態で組
み込む。弾性フレーム２０の裏面にはピン状の突起２０
ｂが形成されているため、この突起２０ｂを位置決めと
してこのＬＣＤモジュールを、プリント基板２上の定位
置に実装する。このとき、バックライト用のＬＥＤ８は
弾性フレーム２０のスリット２０ｃを突き抜けて光拡散
板５の溝５ａに収納される。その後このプリント基板２
を筐体に組み込む。
順は、以下の如くである。まず、弾性フレーム２０でＬ
ＣＤ３、光拡散板５を組み込みＬＥＤモジュールとす
る。光反射板は無いため、光反射板を削除した状態で組
み込む。弾性フレーム２０の裏面にはピン状の突起２０
ｂが形成されているため、この突起２０ｂを位置決めと
してこのＬＣＤモジュールを、プリント基板２上の定位
置に実装する。このとき、バックライト用のＬＥＤ８は
弾性フレーム２０のスリット２０ｃを突き抜けて光拡散
板５の溝５ａに収納される。その後このプリント基板２
を筐体に組み込む。
【００１７】作動時、バックライトＬＥＤ８が発光する
と光は図中矢印で示すように光拡散板５を進んで拡散す
る。光反射板は削除されているが、弾性フレーム２０は
白色で形成されていることから、その底部２０ｄが光反
射板の役割を兼ね備えて光拡散板５から基板方向へ向け
て進む光を反射し、ＬＥＤ表示面からは従来と同様なバ
ックライトとして作用する。
と光は図中矢印で示すように光拡散板５を進んで拡散す
る。光反射板は削除されているが、弾性フレーム２０は
白色で形成されていることから、その底部２０ｄが光反
射板の役割を兼ね備えて光拡散板５から基板方向へ向け
て進む光を反射し、ＬＥＤ表示面からは従来と同様なバ
ックライトとして作用する。
【００１８】図５は本発明の第３の実施の形態を示す要
部断面図、図６は同実施の形態を示す斜視図である。な
お、第１の実施の形態と同一の構成は説明を省略し、符
号も同一のものを使用する。図において、３０は、前記
ＬＣＤ３を包み込んで保持する弾性フレームである。該
弾性フレーム３０は光透過性の乳白色をした弾力性のあ
るシリコンゴムで形成され、その形状はＬＣＤ３を縁取
る額縁のような形状で、ＬＣＤ３の裏面に相当する面が
塞がる構成になっている。また、縁取りの内面にはＬＣ
Ｄ３を包み込むようにコの字形の溝が形成されている。
また、外周には断面円弧状の突出構造３０ａが一周する
ように設けてある。さらに、裏面に相当する位置には、
バックライトＬＥＤ８に相当する位置に該バックライト
ＬＥＤ８が収納できる程度の凹部３０ｃと、プリント基
板２への固定手段として２か所ピン状の突起３０ｂが形
成されている。
部断面図、図６は同実施の形態を示す斜視図である。な
お、第１の実施の形態と同一の構成は説明を省略し、符
号も同一のものを使用する。図において、３０は、前記
ＬＣＤ３を包み込んで保持する弾性フレームである。該
弾性フレーム３０は光透過性の乳白色をした弾力性のあ
るシリコンゴムで形成され、その形状はＬＣＤ３を縁取
る額縁のような形状で、ＬＣＤ３の裏面に相当する面が
塞がる構成になっている。また、縁取りの内面にはＬＣ
Ｄ３を包み込むようにコの字形の溝が形成されている。
また、外周には断面円弧状の突出構造３０ａが一周する
ように設けてある。さらに、裏面に相当する位置には、
バックライトＬＥＤ８に相当する位置に該バックライト
ＬＥＤ８が収納できる程度の凹部３０ｃと、プリント基
板２への固定手段として２か所ピン状の突起３０ｂが形
成されている。
【００１９】また、プリント基板２は別途部品番号明記
のためシルク印刷されているが、フレームが固定される
位置に相当する部分全域に、白色のシルク印刷２ａが施
されている。以上の構成による上記実施の形態の組立手
順は、以下の如くである。まず、第１の実施の形態と同
様に、弾性フレーム３０でＬＣＤ３を組み込みＬＥＤモ
ジュールとする。光拡散板と光反射板は無いため、光拡
散板と光反射板を削除した状態で組み込む。弾性フレー
ム３０の裏面にはピン状の突起３０ｂが形成されている
ため、この突起３０ｂを位置決めとしてこのＬＣＤモジ
ュールを、プリント基板２上の定位置に実装する。この
とき、バックライト用のＬＥＤ８は弾性フレーム３０の
凹部３０ｃに収納される。その後このプリント基板２を
筐体１に組み込む。
のためシルク印刷されているが、フレームが固定される
位置に相当する部分全域に、白色のシルク印刷２ａが施
されている。以上の構成による上記実施の形態の組立手
順は、以下の如くである。まず、第１の実施の形態と同
様に、弾性フレーム３０でＬＣＤ３を組み込みＬＥＤモ
ジュールとする。光拡散板と光反射板は無いため、光拡
散板と光反射板を削除した状態で組み込む。弾性フレー
ム３０の裏面にはピン状の突起３０ｂが形成されている
ため、この突起３０ｂを位置決めとしてこのＬＣＤモジ
ュールを、プリント基板２上の定位置に実装する。この
とき、バックライト用のＬＥＤ８は弾性フレーム３０の
凹部３０ｃに収納される。その後このプリント基板２を
筐体１に組み込む。
【００２０】作動時、バックライトＬＥＤ８が発光する
と、光拡散板は削除されているが、弾性フレーム３０が
光透過性の乳白色をした弾力性のあるシリコンゴムで形
成されていることから、光は図中矢印で示すように弾性
フレーム３０の底面３０ｄを進んで拡散し、一般的に使
用されているキーパッドのバックライトと同様にゴム全
体が発光するような形になる。
と、光拡散板は削除されているが、弾性フレーム３０が
光透過性の乳白色をした弾力性のあるシリコンゴムで形
成されていることから、光は図中矢印で示すように弾性
フレーム３０の底面３０ｄを進んで拡散し、一般的に使
用されているキーパッドのバックライトと同様にゴム全
体が発光するような形になる。
【００２１】光反射板は削除されているが、プリント基
板２に白色のシルク印刷２ａが施されていることから、
その白色のシルク印刷２ａが光反射板の役割を兼ね備え
て弾性フレーム３０の底面３０ｄから基板方向に進んだ
光を反射する。これらの光がＬＣＤ３方向に発光して、
ＬＣＤ３のバックライトとして作用する。
板２に白色のシルク印刷２ａが施されていることから、
その白色のシルク印刷２ａが光反射板の役割を兼ね備え
て弾性フレーム３０の底面３０ｄから基板方向に進んだ
光を反射する。これらの光がＬＣＤ３方向に発光して、
ＬＣＤ３のバックライトとして作用する。
【００２２】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明によれ
ば、ＬＣＤと、該ＬＣＤの後方に配置した光拡散板と、
該光拡散板の後方に配置した光反射板と、外部からの衝
撃を吸収するためのクッションとを一体化して１つのＬ
ＣＤモジュールとし、該ＬＣＤモジュールをプリント基
板に固定し、該プリント基板は前記光拡散板へ光を供給
する光源を具備し、このプリント基板を筐体に固定する
ことで構成するＬＣＤ表示器の、前記ＬＣＤモジュール
構造において、前記ＬＣＤと、光拡散板と、光反射板を
一括して包み込んで保持する弾性部材による弾性フレー
ムを有するので、組み込みでＬＣＤモジュールの全要素
を一括固定することができる。
ば、ＬＣＤと、該ＬＣＤの後方に配置した光拡散板と、
該光拡散板の後方に配置した光反射板と、外部からの衝
撃を吸収するためのクッションとを一体化して１つのＬ
ＣＤモジュールとし、該ＬＣＤモジュールをプリント基
板に固定し、該プリント基板は前記光拡散板へ光を供給
する光源を具備し、このプリント基板を筐体に固定する
ことで構成するＬＣＤ表示器の、前記ＬＣＤモジュール
構造において、前記ＬＣＤと、光拡散板と、光反射板を
一括して包み込んで保持する弾性部材による弾性フレー
ムを有するので、組み込みでＬＣＤモジュールの全要素
を一括固定することができる。
【００２３】これにより、接着材の使用を排除でき、組
立工程を低減するとともに、ゴミの付着を防止し、ゴミ
による外観不良の無いＬＣＤモジュールを提供するとい
う効果がある。なお、従来まではフレームがプラスチッ
クの成形であったため、成形時に多数個取りに制限が多
く、金型費用も高額であったが、ゴムによる成形となっ
たため、金型の多数個取りが容易に達成でき、部品単価
も安くなる。金型費用もプラスチック成形と比較すると
安くなるという効果も奏する。
立工程を低減するとともに、ゴミの付着を防止し、ゴミ
による外観不良の無いＬＣＤモジュールを提供するとい
う効果がある。なお、従来まではフレームがプラスチッ
クの成形であったため、成形時に多数個取りに制限が多
く、金型費用も高額であったが、ゴムによる成形となっ
たため、金型の多数個取りが容易に達成でき、部品単価
も安くなる。金型費用もプラスチック成形と比較すると
安くなるという効果も奏する。
【００２４】さらに、上記構造に加え、弾性フレームの
外周に突出構造を設けて、弾性フレームがクッションを
兼ねたり、弾性フレームとして白色の弾性部材を使用
し、かつ該弾性フレームが光反射板を兼ねたり、弾性フ
レームとして光透過性の乳白色の弾性部材を使用し、か
つ該弾性フレームが光拡散板を兼ねたりすることで、Ｌ
ＣＤモジュールを構成する部品点数を低減することがで
きる。
外周に突出構造を設けて、弾性フレームがクッションを
兼ねたり、弾性フレームとして白色の弾性部材を使用
し、かつ該弾性フレームが光反射板を兼ねたり、弾性フ
レームとして光透過性の乳白色の弾性部材を使用し、か
つ該弾性フレームが光拡散板を兼ねたりすることで、Ｌ
ＣＤモジュールを構成する部品点数を低減することがで
きる。
【００２５】これにより、部品点数と組立工数を低減す
ることが可能となり、装置の低コスト化に貢献するとい
う効果がある。また、弾性フレームに対し、クッショ
ン，光拡散板，または光反射板が一体となるので、相互
の位置関係は固定しており、固定位置のばらつきが無い
という効果がある。
ることが可能となり、装置の低コスト化に貢献するとい
う効果がある。また、弾性フレームに対し、クッショ
ン，光拡散板，または光反射板が一体となるので、相互
の位置関係は固定しており、固定位置のばらつきが無い
という効果がある。
【図１】本発明の第１の実施の形態を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図２】本発明の第１の実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図３】本発明の第２の実施の形態を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図４】本発明の第２の実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】本発明の第３の実施の形態を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図６】本発明の第３の実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図７】従来例を示す要部断面図である。
【図８】従来例を示す斜視図である。
１ 筐体 ２ プリント基板 ３ ＬＣＤ ４ 弾性フレーム ４ａ 突出構造 ４ｂ 突起４ｂ ５ 光拡散板 ６ 光反射板 ７ ＦＰＣ ８ バックライトＬＥＤ ２０ 弾性フレーム ２０ｄ 底面 ３０ 弾性フレーム ３０ｄ 底面
Claims (4)
- 【請求項１】 ＬＣＤと、該ＬＣＤの後方に配置した光
拡散板と、該光拡散板の後方に配置した光反射板と、外
部からの衝撃を吸収するためのクッションとを一体化し
て１つのＬＣＤモジュールとし、該ＬＣＤモジュールを
プリント基板に固定し、該プリント基板は前記光拡散板
へ光を供給する光源を具備し、このプリント基板を筐体
に固定することで構成するＬＣＤ表示器の、前記ＬＣＤ
モジュール構造において、 前記ＬＣＤと、光拡散板と、光反射板を一括して包み込
んで保持する弾性部材による弾性フレームを有すること
を特徴とするＬＣＤ表示器のＬＣＤモジュール構造。 - 【請求項２】 弾性フレームの外周に突出構造を設けた
こを特徴とする請求項１記載のＬＣＤ表示器のＬＣＤモ
ジュール構造。 - 【請求項３】 弾性フレームとして白色の弾性部材を使
用し、かつ該弾性フレームが光反射板を兼ねることを特
徴とする請求項１記載のＬＣＤ表示器のＬＣＤモジュー
ル構造。 - 【請求項４】 弾性フレームとして光透過性の乳白色の
弾性部材を使用し、かつ該弾性フレームが光拡散板を兼
ね、光反射板としてプリント基板上に白色のシルク印刷
を施したことを特徴とする請求項１記載のＬＣＤ表示器
のＬＣＤモジュール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8172602A JPH1022665A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | Ｌｃｄ表示器のｌｃｄモジュール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8172602A JPH1022665A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | Ｌｃｄ表示器のｌｃｄモジュール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1022665A true JPH1022665A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15944910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8172602A Pending JPH1022665A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | Ｌｃｄ表示器のｌｃｄモジュール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1022665A (ja) |
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-
1996
- 1996-07-02 JP JP8172602A patent/JPH1022665A/ja active Pending
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