JP2024060121A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材間の意図しない隙間を無くして、組み付けることができる表示装置を提供する。【解決手段】表示装置は、表示モジュール10から後方に向けて突出するボス11が貫通するボス挿入孔23、及び、後方に向けて突出する突出部22を有するパネル20と、パネル20に取り付けられ、突出部22と対向する支持部32を有するホルダ30と、ボス挿入孔23を貫通したボス11に対してねじ留めされる第1平板部41、突出部22と支持部32との間に配置され、且つ、突出部22及び支持部32と共締めされる第2平板部42、及び、突出部22が貫通する突出部挿入孔43を有するプレート40Aと、突出部22における第2平板部42と対向する面に設けられ、第2平板部42を支持部32に押し付ける突起24とを備える。【選択図】図8

Description

本開示は、表示装置に関する。
表示装置には、表示モジュール、パネル、ホルダ、及び、プレート(ブラケット)等を備えたものがある。このような、従来の表示装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
特許第6789457号公報
特許文献1に開示された表示装置においては、表示モジュール、パネル、及び、ホルダを互い組み付けるときに、プレートを介することで、組み付け寸法のばらつきを吸収可能としている。しかしながら、特許文献1に開示された表示装置においては、プレートの組み付け方によって、部材間に意図しない隙間が発生してしまう場合がある。このような状態において、プレートをねじ留めしようとすると、場合によっては、表示モジュールに不要な負荷が掛かってしまい、歪が生じてしまう。この結果、表示モジュールに表示不良が発生するおそれがある。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、部材間の意図しない隙間を無くして、組み付けることができる表示装置を提供することを目的とする。
本開示に係る表示装置は、表示モジュールから後方に向けて突出するボスが貫通するボス挿入孔、及び、後方に向けて突出する突出部を有するパネルと、パネルに取り付けられ、突出部と対向する支持部を有するホルダと、ボス挿入孔を貫通したボスに対してねじ留めされる第1平板部、突出部と支持部との間に配置され、且つ、突出部及び支持部と共締めされる第2平板部、及び、突出部が貫通する突出部挿入孔を有するプレートと、突出部における第2平板部と対向する面に設けられ、第2平板部を支持部に押し付ける突起とを備えるものである。
本開示によれば、部材間の意図しない隙間を無くして、組み付けることができる。このため、本開示は、表示モジュールに不要な負荷が掛かることを防止して、当該表示モジュールへの歪の発生を抑えることができる。この結果、本開示は、表示モジュールの表示不良の発生を防止することができる。
実施の形態1に係る表示装置の後方斜視図である。 実施の形態1に係る表示装置の前方分解斜視図である。 実施の形態1に係る表示装置の後方分解斜視図である。 図1のI部の拡大図である。 図4の平面図である。 実施の形態1に係るパネルの要部拡大図である。 実施の形態1に係るプレートの斜視図である。 図5のVIII-VIII矢視断面図であって、実施の形態1に係る表示装置の組み付け構成を示す図である。図8Aは、部材間に意図しない隙間が発生した状態を示す断面図である。図8Bは、部材間の意図しない隙間を無くした状態を示す断面図である。 従来の表示装置において、部材間に意図する隙間を形成した状態を示す断面図である。 従来の表示装置において、部材間に意図しない隙間が発生した状態を示す断面図である。 従来の表示装置におけるパネルの要部拡大図である。 実施の形態2に係る表示装置におけるパネルの要部拡大図である。 実施の形態2に係る表示装置におけるプレートの斜視図である。 実施の形態2に係る表示装置の組み付け構成を示す断面図である。図14Aは、部材間に意図しない隙間が発生した状態を示す断面図である。図14Bは、部材間の意図しない隙間を無くした状態を示す断面図である。 プレートの長さについて説明した断面図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
実施の形態1に係る表示装置について、図1から図11を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係る表示装置の後方斜視図である。図2は、実施の形態1に係る表示装置の前方分解斜視図である。図3は、実施の形態1に係る表示装置の後方分解斜視図である。図4は、図1のI部の拡大図である。図5は、図4の平面図である。図6は、実施の形態1に係るパネル20の要部拡大図である。図7は、実施の形態1に係るプレート40Aの斜視図である。図8は、図5のVIII-VIII矢視断面図であって、実施の形態1に係る表示装置の組み付け構成を示す図である。
図1から図3に示す表示装置は、例えば、車両の車室(図示省略)に搭載される車載機器である。この表示装置は、車室の内側を向くように設けられており、車両に関する各種情報を表示する。表示装置においては、情報を視認する側、即ち、情報を表示する側を前方側とする。表示装置は、正面(車室の内側)から見て、矩形状に形成されている。表示装置は、長辺方向を横方向(幅方向)とし、短辺方向を縦方向(高さ方向)として、配置されている。
図1から図3に示すように、表示装置は、表示モジュール10、パネル20、ホルダ30、及び、プレート40Aを備えている。表示モジュール10、パネル20、及び、ホルダ30は、表示装置の前方側から後方側に向けて、順に配置されている。
表示モジュール10は、例えば、液晶モジュールであって、タッチパネル、液晶パネル、及び、保護パネル等が一体化されたものである。この場合、タッチパネルの後面と液晶パネルの前面とは、接着剤等によって互いに接着されている。また、保護パネルの後面とタッチパネルの前面とは、接着剤等によって互いに接着されている。
表示モジュール10は、複数のボス11を有している。図3は、表示モジュール10が4つのボス11を備える例を示している。これらのボス11は、表示モジュール10の後面に設けられている。各ボス11は、表示モジュール10の後面における四隅に対応して、それぞれ配置されている。
ボス11は、表示モジュール10の後面から後方に向けて突出するように設けられている。ボス11の中心部には、ねじ孔が形成されている。
パネル20は、表示モジュール10を固定するためのものである。パネル20は、所謂、意匠パネルであって、前面が開口する箱型となっている。このため、パネル20は、表示モジュール10の側面及び後面を覆うように、当該表示モジュール10を収納する。このような、パネル20は、例えば、弾性樹脂で形成されている。
パネル20は、ねじ孔凸部21、突出部22、ボス挿入孔23、及び、突起24を有している。図3は、パネル20が、ねじ孔凸部21、突出部22、ボス挿入孔23、及び、突起24を4つずつ備える例を示している。なお、突出部22、ボス挿入孔23、及び、突起24の各数量は、ボス11の数量と同じ数量となる。
ねじ孔凸部21は、ホルダ30をねじ留めするためのものである。ねじ孔凸部21は、パネル20の後面に設けられている。各ねじ孔凸部21は、パネル20の後面における四隅に対応して、それぞれ配置されている。ねじ孔凸部21は、パネル20の後面から後方に向けて突出するように設けられている。ねじ孔凸部21の中心部には、ねじ孔が形成されている。
各突出部22は、各ボス11に対応してそれぞれ設けられている。突出部22は、パネル20の後面に設けられている。各突出部22は、パネル20の後面における四隅に対応して、それぞれ配置されている。突出部22は、パネル20の後面から後方に向けて突出するように設けられている。また、図6に示すように、突出部22は、ねじ通し孔22aを有している。このねじ通し孔22aは、突出部22を縦方向に貫通する貫通孔である。
各ボス挿入孔23は、各ボス11及び各突出部22に対応してそれぞれ設けられている。ボス挿入孔23は、パネル20の後壁を前後方向に貫通する貫通孔である。各ボス挿入孔23は、パネル20の後面における四隅に対応して、それぞれ配置されている。ボス挿入孔23は、縦方向において、対応する突出部22よりもパネル20の外側に配置されている。これらのボス挿入孔23には、表示モジュール10のボス11が、前方側から挿入可能となっている。
突起24は、突出部22に設けられている。具体的には、図3及び図6に示すように、突起24は、突出部22におけるボス挿入孔23と対向する面の反対側に位置する面に設けられている。なお、詳細については後述するが、突出部22におけるボス挿入孔23と対向する面の反対側に位置する面とは、突出部22におけるプレート40Aの第2平板部42の内面と対向する面である。
ホルダ30は、表示モジュール10及びパネル20を固定するためのものである。表示装置は、ホルダ30を介して、車室に取り付けられている。ホルダ30は、パネル20の後面における中央部に取り付けられている。このような、ホルダ30は、例えば、アルミニウム等の金属又は樹脂で形成されている。このとき、ホルダ30は、パネル20よりも剛体となるような材質で形成されていれば良い。
図1から図5に示すように、ホルダ30は、フランジ部31及び支持部32を備えている。図3は、ホルダ30がフランジ部31及び支持部32を4つずつ備えた例を示している。なお、フランジ部31の数量は、ねじ孔凸部21の数量と同じ数量である。また、支持部32の数量は、ボス11、突出部22、及び、ボス挿入孔23の各数量と同じ数量である。
フランジ部31は、ホルダ30の幅方向両端部となる短辺縁に、それぞれ設けられている。このフランジ部31は、パネル20のねじ孔凸部21と対向するように配置されている。また、フランジ部31は、ねじ通し孔を有している。このねじ通し孔は、パネル20のねじ孔凸部21のねじ孔と対接可能となっている。このため、ホルダ30は、フランジ部31のねじ通し孔を貫通したねじ51を、ねじ孔凸部21のねじ孔に締結することで、パネル20に固定される。
支持部32は、ホルダ30の縦方向両端部となる長辺縁に、それぞれ設けられている。この支持部32は、ホルダ30の後面から後方に向けて膨出するように形成されている。また、支持部32は、ねじ孔32aを有している(図8参照)。このねじ孔32aは、ホルダ30の縦方向外側に向けて開口している。
図1から図5、図7、図8に示すように、プレート40Aは、表示モジュール10、パネル20、及び、ホルダ30を、互いに連結させて固定するものである。このプレート40Aは、1枚の板金を折り曲げたような、断面がL字型をなす金属部材である。このため、プレート40Aは、第1平板部41、第2平板部42、及び、突出部挿入孔43を有している。
第1平板部41は、プレート40Aが取り付けられたときに、縦方向又は横方向に延びるように設けられている。このため、第1平板部41は、表示モジュール10の前面(例えば、タッチ操作面)と略平行となるように配置されている。また、第1平板部41は、2つのねじ通し孔41aを有している。ねじ通し孔41aは、第1平板部41を前後方向に貫通する貫通孔である。これらのねじ通し孔41aは、ボス11のねじ孔に対応している。
従って、図8に示すように、プレート40Aは、第1平板部41のねじ通し孔41aを貫通したねじ52を、ボス11のねじ孔に締結させることで、表示モジュール10に固定される。このとき、ねじ52は、2つのねじ通し孔41aのうち、いずれか一方のねじ通し孔41aに挿入される。どちらのねじ通し孔41aを使用するかについては、プレート40Aの設置位置に応じて決定される。
第2平板部42は、プレート40Aが取り付けられたときに、表示装置の厚さ方向に延びるように設けられている。このため、第2平板部42は、表示モジュール10の前面に対して略直交するように配置されている。即ち、第1平板部41と第2平板部42とは、互いに略直交するように配置されている。このとき、詳細については後述するが、第2平板部42は、パネル20の突出部22とホルダ30の支持部32との間に配置されている。
また、第2平板部42は、長孔42aを有している。この長孔42aは、第2平板部42を幅方向に貫通する貫通孔である。長孔42aの長径方向は、厚さ方向と略平行となっている。長孔42aは、パネル20における突出部22のねじ通し孔22a、及び、ホルダ30における支持部32のねじ孔32aと対向している。
従って、図8に示すように、パネル20及びプレート40Aは、突出部22のねじ通し孔22a及び第2平板部42の長孔42aを貫通したねじ53を、支持部32のねじ孔32aに締結させることで、ホルダ30に固定される。このとき、プレート40Aは、長孔42aを有しているため、パネル20とホルダ30との間における厚さ方向の組み付け寸法のばらつきを、吸収することができる。
突出部挿入孔43は、パネル20の突出部22を前方側から挿入可能とする貫通孔である。この突出部挿入孔43は、断面がL字型をなすプレート40Aの折り曲げ部、即ち、第1平板部41と第2平板部42とが交差(直交)する交差部を跨ぐように形成されている。
突出部22が突出部挿入孔43に挿入された場合、突出部22は、プレート40Aの内側に配置される。このため、突出部挿入孔43に挿入された突出部22は、第2平板部42の内面に対して、略平行で、且つ、対向するように配置される。この結果、上述したように、第2平板部42は、パネル20の突出部22とホルダ30の支持部32との間に配置可能となっている。即ち、第2平板部42の内面は、パネル20の突出部22の突起24と対向し、第2平板部42の外面は、ホルダ30の支持部32と対向する。このとき、第1平板部41のねじ通し孔41aは、ボス11のねじ孔と対向する。また、第2平板部42の長孔42aは、突出部22のねじ通し孔22a及び支持部32のねじ孔32aと対向する。
次に、実施の形態1に係る表示装置の組み付けについて、図9から図11に示す従来の表示装置の組み付けと対比しながら説明する。
先ず、従来の表示装置の組み付けについて、図9から図11を用いて説明する。図9は、従来の表示装置において、部材間に意図する隙間S1を形成した状態を示す断面図である。図10は、従来の表示装置において、部材間に意図しない隙間S2が発生した状態を示す断面図である。図11は、従来の表示装置におけるパネル20の要部拡大図である。
図11に示すように、従来の表示装置は、突出部22Aを有している。この突出部22Aには、突起24が形成されていない。従来の表示装置は、突出部22A以外の構成については、実施の形態1に係る表示装置の構成と同じである。
従来の表示装置において、プレート40Aを、ねじ52,53を用いて取り付ける場合、当該プレート40Aは、先ず、ねじ52で固定されてから、次に、ねじ53で固定される。
具体的には、先ず、図9に示すように、プレート40Aがねじ52によって表示モジュール10に取り付けられると、第2平板部42の内面とパネル20の突出部22との間には、縦方向における所定量の隙間S1が形成される。この隙間S1は、パネル20とホルダ30との間における縦方向の組み付け寸法のばらつきを吸収するための、意図した隙間である。このとき、第2平板部42の外面は、ホルダ30の支持部32に当接して押し付けられる。このため、第2平板部42の外面とホルダ30の支持部32との間には、後述する、意図しない隙間S2が形成されることは無い。
このように、表示装置においては、プレート40Aをねじ52で固定すると、第2平板部42の内面とパネル20の突出部22との間に、隙間S1が形成されるように、設定されている。表示装置は、隙間S1を備えることにより、パネル20とホルダ30との間における縦方向の組み付け寸法のばらつきを、吸収することができる。
そして、プレート40Aをねじ52で固定した状態から、当該プレート40Aをねじ53で固定しようとすると、パネル20の突出部22は、第2平板部42の内面との間に、隙間S1を有している分、ねじ53の挿入と共に弾性変形をした後、その第2平板部42の内面に当接する。このため、表示モジュール10に対してねじ52によって固定されたプレート40Aにおいては、その第2平板部42は、終始、ホルダ30の支持部32に押し付けられているため、位置ずれ(又は変形)することは無い。
この結果、パネル20、ホルダ30、及び、プレート40Aのねじ53による共締め時、言い換えれば、パネル20とホルダ30との間における縦方向の組み付け寸法のばらつきの吸収時において、表示モジュール10には、不要な負荷が掛からないため、歪が発生しない。よって、表示モジュール10の表示不良の発生を 防止することができる。
しかしながら、図10に示すように、従来の表示装置においては、隙間S1を設定すると、場合によっては、隙間S2が発生するおそれがある。即ち、隙間S2は、意図しない隙間である。
隙間S2が発生すると、パネル20の突出部22は、ねじ53の挿入と共に、支持部32側に弾性変形する。また、これと同時に、プレート40Aの第2平板部42においても、ホルダ30の支持部32との間に、隙間S2を有している分、弾性変形する突出部22と共に、その支持部32側に位置ずれ(又は変形)する。このとき、ホルダ30は、プレート40Aの大きさよりも大きく、更に、剛体となるため、パネル20の突出部22及びプレート40Aの第2平板部42は、位置ずれ(又は変形)するものの、ホルダ30は位置ずれ(又は変形)しない。
このため、表示モジュール10に対してねじ52によって固定されたプレート40Aにおいては、その第2平板部42は、ホルダ30の支持部32側に向けて、倒れるように位置ずれ(又は変形)する。このように、第2平板部42が位置ずれ(又は変形)すると、これに伴って、ねじ52によって固定された第1平板部41は、表示モジュール10から浮き上がるように負荷が掛かる。この結果、表示モジュール10には、本来不要な負荷が掛かってしまい、歪が発生してしまう。よって、表示モジュール10には、表示不良が発生してしまう。
従って、従来の表示装置において、意図しない隙間S2を解消するためには、作業者がプレート40Aをホルダ30に押し付ける作業、及び、隙間S2の有無を検査する作業が必要となる。これに対して、実施の形態1に係る表示装置は、突起24を、パネル20の突出部22に設けることで、上記作業を不要としている。
次に、実施の形態1に係る表示装置の組み付けについて、図8を用いて説明する。
図8Aに示すように、プレート40Aがねじ52によって表示モジュール10に固定された場合、第2平板部42の外面とホルダ30の支持部32との間に、縦方向における所定量の隙間S2が発生することがある。この隙間S2が発生した状態において、ねじ53を締結すると、上述したように、表示モジュール10には、本来不要な負荷が掛かってしまい、歪が生じてしまう。
これに対して、図8Bに示すように、パネル20は、突出部22の弾性変形を利用して、その突出部22に設けられた突起24を、プレート40Aの第2平板部42の内面に押し付ける。このため、第2平板部42の外面は、ホルダ30の支持部32に当接して押し付けられる。この結果、隙間S2が無くなる。
そして、その隙間S2が無くなった状態において、パネル20の突出部22、ホルダ30の支持部32、及び、プレート40Aの第2平板部42は、ねじ53によって共締めされる。このとき、プレート40Aの第2平板部42は、弾性変形した突出部22の突起24によって、支持部32に押さえ付けられている。このため、ねじ53の締結時において、第2平板部42は、位置ずれ(又は変形)しないため、第1平板部41においても、位置ずれ(又は変形)することはない。この結果、表示モジュール10には、不要な負荷が掛からないため、歪が発生しない。よって、表示モジュール10には、表示不良が発生しない。
以上、実施の形態1に係る表示装置は、表示モジュール10から後方に向けて突出するボス11が貫通するボス挿入孔23、及び、後方に向けて突出する突出部22を有するパネル20と、パネル20に取り付けられ、突出部22と対向する支持部32を有するホルダ30と、ボス挿入孔23を貫通したボス11に対してねじ留めされる第1平板部41、突出部22と支持部32との間に配置され、且つ、突出部22及び支持部32と共締めされる第2平板部42、及び、突出部22が貫通する突出部挿入孔43を有するプレート40Aと、突出部22における第2平板部42と対向する面に設けられ、第2平板部42を支持部32に押し付ける突起24とを備える。このため、表示装置は、部材間の意図しない隙間S2を無くして、組み付けることができる。この結果、表示装置は、表示モジュール10に不要な負荷が掛かることを防止して、当該表示モジュール10への歪の発生を抑えることができる。よって、表示装置は、表示モジュール10の表示不良の発生を防止することができる。
表示装置は、突出部22に形成されるねじ通し孔22aと、支持部32に形成されるねじ孔32aと、第2平板部42に形成され、長径が表示モジュール10の厚さ方向に延びる長孔42aとを備える。ねじ通し孔22a、ねじ孔32a、及び、長孔42aは、共締めされる。このため、表示装置は、パネル20とホルダ30との間における厚さ方向の組み付け寸法のばらつきを、吸収することができる。
表示装置においては、パネル20は、弾性樹脂で形成される。このため、表示装置は、パネル20の突出部22の弾性変形を利用して、第2平板部42を支持部32に容易に押し付けることができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る表示装置について、図12から図15を用いて説明する。図12は、実施の形態2に係る表示装置におけるパネル20の要部拡大図である。図13は、実施の形態2に係る表示装置におけるプレート40Bの斜視図である。図14は、実施の形態2に係る表示装置の組み付け構成を示す断面図である。図15は、プレート40B,40Cの長さについて説明した断面図である。なお、上述した実施の形態1で説明した構成と同様の機能を有する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態2に係る表示装置は、実施の形態1に係る表示装置における突出部22の突起24に替えて、板ばね25を設ける共に、同表示装置のプレート40Aに受け部44を追加した構成となっている。なお、以下、プレート40Aに受け部44を追加した構成については、「プレート40B」と称する。
図12に示すように、板ばね25は、突出部22の基端側に設けられている。この突出部22の基端とは、当該突出部22におけるパネル20の裏面と接続する端部のことである。板ばね25は、突出部22からパネル20の裏面に向けて、垂れ下がるように設けられている。具体的には、板ばね25の一端は、突出部22に接続されている。一方、板ばね25の他端は、自由端であり、パネル20の裏面と対向している。
また、板ばね25は、突起25aを有している。この突起25aは、例えば、板ばね25を長さ方向において蛇腹状に形成することで、得られるものである。突起25aは、板ばね25におけるプレート40Bの第2平板部42の内面と対向する面に設けられている。
これに対して、プレート40Bの受け部44には、板ばね25の突起25aが押し付け可能となっている。図13に示すように、受け部44は、第2平板部42の基端側に設けられている。第2平板部42の基端とは、当該第2平板部42における第1平板部41と接続する端部のことである。受け部44は、第2平板部42から突出部挿入孔43に向けて延びるように設けられている。具体的には、受け部44の一端は、第2平板部42に接続されている。一方、受け部44の他端は、自由端であり、突出部挿入孔43の内部に配置されている。このとき、受け部44の他端は、表示装置の厚さ方向において、第1平板部41の内面(表面、及び、後述する、曲げ加工位置L0)よりも外側に配置されている。
ここで、図14Aに示すように、プレート40Bがねじ52によって表示モジュール10に固定された場合、第2平板部42の外面とホルダ30の支持部32との間に、縦方向における所定量の隙間S2が発生することがある。この隙間S2が発生した状態において、ねじ53を締結すると、上述したように、表示モジュール10には、本来不要な負荷が掛かってしまい、歪が生じてしまう。
これに対して、図14Bに示すように、パネル20は、板ばね25の弾性変形を利用して、その板ばね25の突起25aを、プレート40Bの受け部44の内面に押し付ける。このため、第2平板部42の外面は、ホルダ30の支持部32に当接して押し付けられる。この結果、隙間S2が無くなる。
そして、その隙間S2が無くなった状態において、パネル20の突出部22、ホルダ30の支持部32、及び、プレート40Bの第2平板部42は、ねじ53によって共締めされる。このとき、プレート40Bの第2平板部42は、弾性変形した板ばね25の突起25aによって、支持部32に押さえ付けられている。このため、ねじ53の締結時において、第2平板部42は、位置ずれ(又は変形)しないため、第1平板部41においても、位置ずれ(又は変形)することはない。この結果、表示モジュール10には、不要な負荷が掛からないため、歪が生じない。よって、表示モジュール10には、表示不良が発生しない。
次に、実施の形態2に係るプレート40Bの長さと、そのプレート40Bの構成とは異なる構成を有するプレート40Cの長さとの比較を、図15を用いて行う。図15の右側の図は、プレート40Bを用いた組み付け構成を示している。また、図15の左側の図は、プレート40Cを用いた組み付け構成を示している。
プレート40Cにおいては、受け部44の他端は、表示装置の前後方向(厚さ方向)において、第1平板部41の内面の位置となる曲げ加工位置L0よりも後方側に配置されている。曲げ加工位置L0は、第2平板部42の長さの基準位置である。このとき、第2平板部42における曲げ加工位置L0からの長さ(前端から後端までの全長)は、L2となっている。
これに対して、プレート40Bにおいては、受け部44の他端は、表示装置の厚さ方向において、曲げ加工位置L0よりも前方側に配置されている。このとき、第2平板部42における曲げ加工位置L0からの長さ(前端から後端までの全長)は、L1となっている。この長さL1は、長さL2よりも、長さΔLの分だけ短くなっている。即ち、表示装置は、プレート40Bを備えることにより、当該表示装置の厚さを薄くすることができる。
以下、実施の形態2に係る表示装置は、突出部22から垂れ下がるように設けられる板ばね25を備える。突起25aは、板ばね25に形成される。このため、表示装置は、板ばね25の弾性変形を利用して、突起25aをプレート40Bの第2平板部42に押し付けることができる。この結果、表示装置は、プレート40Bをホルダ30の支持部32に押し付けることができる。よって、表示装置は、意図しない隙間S2を容易に無くすことができる。
表示装置においては、プレート40Bは、第2平板部42から突出部挿入孔43に向けて延び、板ばね25の突起25aが押し付けられる受け部44を有する。このため、表示装置は、板ばね25の突起25aからの押し付け力を、第2平板部42の受け部44によって、適切に受けることができる。
表示装置においては、受け部44における突出部挿入孔43に向けて延びる端部は、第2平板部42の長さの基準位置となる第1平板部41の表面(内面)を越えて配置される。このため、表示装置は、第2平板部42の前後方向長さを短くすることができる。この結果、表示装置は、当該表示装置の厚さを薄くすることができる。
なお、本開示は、その開示の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、或いは、各実施の形態における任意の構成要素の変形、若しくは、各実施の形態における任意の構成要素の省略が可能である。
以下、本開示の諸形態を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
表示モジュールから後方に向けて突出するボスが貫通するボス挿入孔、及び、後方に向けて突出する突出部を有するパネルと、
前記パネルに取り付けられ、前記突出部と対向する支持部を有するホルダと、
前記ボス挿入孔を貫通したボスに対してねじ留めされる第1平板部、前記突出部と前記支持部との間に配置され、且つ、前記突出部及び前記支持部と共締めされる第2平板部、及び、前記突出部が貫通する突出部挿入孔を有するプレートと、
前記突出部における前記第2平板部と対向する面に設けられ、前記第2平板部を前記支持部に押し付ける突起とを備える
ことを特徴する表示装置。
(付記2)
前記突出部から垂れ下がるように設けられる板ばねを備え、
前記突起は、前記板ばねに形成される
ことを特徴とする付記1記載の表示装置。
(付記3)
前記プレートは、
前記第2平板部から前記突出部挿入孔に向けて延び、前記突起が押し付けられる受け部を有する
ことを特徴とする付記2記載の表示装置。
(付記4)
前記受け部における前記突出部挿入孔に向けて延びる端部は、
前記第2平板部の長さの基準位置となる前記第1平板部の表面を越えて配置される
ことを特徴とする付記3記載の表示装置。
(付記5)
前記突出部に形成されるねじ通し孔と、
前記支持部に形成されるねじ孔と、
前記第2平板部に形成され、長径が前記表示モジュールの厚さ方向に延びる長孔とを備え、
前記ねじ通し孔、前記ねじ孔、及び、前記長孔は、共締めされる
ことを特徴とする付記1から付記4のうちのいずれか1項記載の表示装置。
(付記6)
前記パネルは、弾性樹脂で形成される
ことを特徴とする付記1から付記5のうちのいずれか1項記載の表示装置。
10 表示モジュール、11 ボス、20 パネル、21 ねじ孔凸部、22,22A 突出部、22a ねじ通し孔、23 ボス挿入孔、24 突起、25 板ばね、25a 突起、30 ホルダ、31 フランジ部、32 支持部、32a ねじ孔、40A~40C プレート、41 第1平板部、41a ねじ通し孔、42 第2平板部、42a 長孔、43 突出部挿入孔、44 受け部、51~53 ねじ、S1,S2 隙間。

Claims (6)

  1. 表示モジュールから後方に向けて突出するボスが貫通するボス挿入孔、及び、後方に向けて突出する突出部を有するパネルと、
    前記パネルに取り付けられ、前記突出部と対向する支持部を有するホルダと、
    前記ボス挿入孔を貫通したボスに対してねじ留めされる第1平板部、前記突出部と前記支持部との間に配置され、且つ、前記突出部及び前記支持部と共締めされる第2平板部、及び、前記突出部が貫通する突出部挿入孔を有するプレートと、
    前記突出部における前記第2平板部と対向する面に設けられ、前記第2平板部を前記支持部に押し付ける突起とを備える
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記突出部から垂れ下がるように設けられる板ばねを備え、
    前記突起は、前記板ばねに形成される
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記プレートは、
    前記第2平板部から前記突出部挿入孔に向けて延び、前記突起が押し付けられる受け部を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記受け部における前記突出部挿入孔に向けて延びる端部は、
    前記第2平板部の長さの基準位置となる前記第1平板部の表面を越えて配置される
    ことを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 前記突出部に形成されるねじ通し孔と、
    前記支持部に形成されるねじ孔と、
    前記第2平板部に形成され、長径が前記表示モジュールの厚さ方向に延びる長孔とを備え、
    前記ねじ通し孔、前記ねじ孔、及び、前記長孔は、共締めされる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  6. 前記パネルは、弾性樹脂で形成される
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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