JPH0449544Y2 - - Google Patents
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- JPH0449544Y2 JPH0449544Y2 JP4802186U JP4802186U JPH0449544Y2 JP H0449544 Y2 JPH0449544 Y2 JP H0449544Y2 JP 4802186 U JP4802186 U JP 4802186U JP 4802186 U JP4802186 U JP 4802186U JP H0449544 Y2 JPH0449544 Y2 JP H0449544Y2
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- Expired
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Details Of Measuring Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、自動車・自動二輪車・小型船舶など
の振動雰囲気及び高温雰囲気中に装備される計器
の文字盤防振装置に関するものである。
の振動雰囲気及び高温雰囲気中に装備される計器
の文字盤防振装置に関するものである。
従来技術
従来のこの種の計器の振動を防止する構造とし
ては、第4図に示した装置が知られている(実開
昭58−130218号公報参照)。第4図において、下
側の計器ケース1と、この計器ケース1の開放部
を覆う上側のケース2と、この上側の計器ケース
2に設けられた透明ガラス3によつて計器ハウジ
ング4が構成されている。この計器ハウジング4
の上側の計器ケース2の下側に見返し2aが設け
られ、この見返し2aは中央部が開口され、この
開口2bの下側に文字盤5が設けられ、この文字
盤5の中央部に指針6が設けられている。また計
器ハウジング4の下側の計器ケース1内に計器本
体7及び照明用のランプ8が固定され、この計器
本体7に文字盤5がビス等によつて固定され、ま
た計器本体7に設けた軸に指針6が接続されてい
る。さらに、この計器においては、文字盤5の振
動を防止するために文字盤に5に切込み5′を設
け、この切込み5′に円筒状の弾性体9がその中
央の切込みを嵌合することによつて嵌着されてお
り、この弾性体9の端部が見返し2aに接触する
ことによつて文字盤5の振動を防止するようにし
ている。
ては、第4図に示した装置が知られている(実開
昭58−130218号公報参照)。第4図において、下
側の計器ケース1と、この計器ケース1の開放部
を覆う上側のケース2と、この上側の計器ケース
2に設けられた透明ガラス3によつて計器ハウジ
ング4が構成されている。この計器ハウジング4
の上側の計器ケース2の下側に見返し2aが設け
られ、この見返し2aは中央部が開口され、この
開口2bの下側に文字盤5が設けられ、この文字
盤5の中央部に指針6が設けられている。また計
器ハウジング4の下側の計器ケース1内に計器本
体7及び照明用のランプ8が固定され、この計器
本体7に文字盤5がビス等によつて固定され、ま
た計器本体7に設けた軸に指針6が接続されてい
る。さらに、この計器においては、文字盤5の振
動を防止するために文字盤に5に切込み5′を設
け、この切込み5′に円筒状の弾性体9がその中
央の切込みを嵌合することによつて嵌着されてお
り、この弾性体9の端部が見返し2aに接触する
ことによつて文字盤5の振動を防止するようにし
ている。
また、車輌用の計器は時には太陽光線にさらさ
れることがあるが、そのときには計器内の温度が
高まり、文字板自体に直射光を受けると、文字盤
が高温になり、アクリルによつて形成された導光
体が変形し、照明効果に悪影響を及ぼす場合があ
る。この導光体の熱変形を防止するために、第5
図に示された計器が知られている(実開昭58−
32420号公報参照)。第5図において、計器本体1
0に文字板11及び導光体12がビス13によつ
て固定されるが、この文字板11の下面のビス1
3の部分及び他の適所に突部11a,11bが設
けられ、文字板11と導光体12の間に隙間を設
けている。なお、導光体12にはランプ14から
光が導びかれる。
れることがあるが、そのときには計器内の温度が
高まり、文字板自体に直射光を受けると、文字盤
が高温になり、アクリルによつて形成された導光
体が変形し、照明効果に悪影響を及ぼす場合があ
る。この導光体の熱変形を防止するために、第5
図に示された計器が知られている(実開昭58−
32420号公報参照)。第5図において、計器本体1
0に文字板11及び導光体12がビス13によつ
て固定されるが、この文字板11の下面のビス1
3の部分及び他の適所に突部11a,11bが設
けられ、文字板11と導光体12の間に隙間を設
けている。なお、導光体12にはランプ14から
光が導びかれる。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、上記のように構成された第1の
従来例の計器では、文字盤5の下部に導光体を設
けた場合は、透明ガラス3から入射する直射日光
による導光体の当変形を防ぐことはできず、また
第2の従来例では、振動に対する対策が施されて
いないという欠点があつた。
従来例の計器では、文字盤5の下部に導光体を設
けた場合は、透明ガラス3から入射する直射日光
による導光体の当変形を防ぐことはできず、また
第2の従来例では、振動に対する対策が施されて
いないという欠点があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記問題点を解決するために、透過
性の良好な合成樹脂性の導光体と、この導光体の
表面側に目盛・文字などの表示板を施した透光性
を有する合成樹脂製の薄板とを重ね合わせて文字
盤を構成し、この文字盤を計器本体の上部にビス
などを介して固定するようにした装置であつて、
上記薄板と上記導光体とを隙間を設けて配設し、
少なくとも文字盤周縁部の隙間の一部に介在して
上記薄板と上記導光体のスペーサとして作用する
弾性材料よりなる緩衝部材を設けるとともに、こ
の緩衝部材が介在する上記文字盤の表裏面側の少
なくとも一方に直接あるいは間接的に当接する当
接部材を計器ケースに備えてなることを特徴とす
る。
性の良好な合成樹脂性の導光体と、この導光体の
表面側に目盛・文字などの表示板を施した透光性
を有する合成樹脂製の薄板とを重ね合わせて文字
盤を構成し、この文字盤を計器本体の上部にビス
などを介して固定するようにした装置であつて、
上記薄板と上記導光体とを隙間を設けて配設し、
少なくとも文字盤周縁部の隙間の一部に介在して
上記薄板と上記導光体のスペーサとして作用する
弾性材料よりなる緩衝部材を設けるとともに、こ
の緩衝部材が介在する上記文字盤の表裏面側の少
なくとも一方に直接あるいは間接的に当接する当
接部材を計器ケースに備えてなることを特徴とす
る。
作 用
本考案では、弾性材料からなる緩衝部材を文字
盤の薄板と導光体の間に介在させ、文字盤の表裏
面側の少なくとも一方に当接する当接部材を計器
ケースに設けることにより文字盤の振動を防止
し、また導光体の熱変形を防ぐことができる。
盤の薄板と導光体の間に介在させ、文字盤の表裏
面側の少なくとも一方に当接する当接部材を計器
ケースに設けることにより文字盤の振動を防止
し、また導光体の熱変形を防ぐことができる。
実施例
第1図は、本考案の実施例の計器の主要部の斜
視図を示したもので、光透過性の良好な合成樹脂
製の導光体15と、この導光体15の表面側に目
盛・文字などの表示板を施した透光性を有する薄
板16とを重ねて文字盤17を構成し、この文字
盤17は第4図に示したように計器本体にビス等
で固定されている。この文字盤17の周縁適所の
導光体15と薄板16の間に弾性材料からなる緩
衝部材18が介在され、この緩衝部材18が介在
されている文字盤17の導光体15の下部に、第
1図に示した計器ケースの底部から直立している
ピン19とそれに装着されたゴム等の弾性材から
なるキヤツプ20とからなる当接部材21が当接
している。
視図を示したもので、光透過性の良好な合成樹脂
製の導光体15と、この導光体15の表面側に目
盛・文字などの表示板を施した透光性を有する薄
板16とを重ねて文字盤17を構成し、この文字
盤17は第4図に示したように計器本体にビス等
で固定されている。この文字盤17の周縁適所の
導光体15と薄板16の間に弾性材料からなる緩
衝部材18が介在され、この緩衝部材18が介在
されている文字盤17の導光体15の下部に、第
1図に示した計器ケースの底部から直立している
ピン19とそれに装着されたゴム等の弾性材から
なるキヤツプ20とからなる当接部材21が当接
している。
このように構成した本実施例の計器では、文字
盤17の振動は当接部材21によつて防止される
とともに、文字盤17の導光体15の変形は薄板
16との隙間によつて防止される。
盤17の振動は当接部材21によつて防止される
とともに、文字盤17の導光体15の変形は薄板
16との隙間によつて防止される。
また、導光体15と薄板16相互の振動も緩衝
部材18により減衰、吸収して周縁部の震えを良
好に防止できる。この場合、緩衝部材18は両面
テープ等で接着すればよい。
部材18により減衰、吸収して周縁部の震えを良
好に防止できる。この場合、緩衝部材18は両面
テープ等で接着すればよい。
第2図は、本考案の他の実施例の計器の主要部
の構造を示した図で、この実施例では、第2図b
に示したように緩衝部材22は円盤22aの両側
に円筒突起22b,22cが突出した構造を取
り、また第2図aに示したように導光体15及び
薄板16の対応する位置に緩衝部材22の円筒突
起22b,22cが嵌合される切込み15′,1
6′がそれぞれ設けられている。そして、第2図
cに示したように導光体15と薄板16の間に緩
衝部材22を装着すると、計器ハウジング23の
上部の透明ガラス24の内側の見返し25に緩衝
部材22の突起22bが当接され、また計器ハウ
ジング23に植立されたピン26からなる当接部
材が緩衝部材22の突起22cに当接される。
の構造を示した図で、この実施例では、第2図b
に示したように緩衝部材22は円盤22aの両側
に円筒突起22b,22cが突出した構造を取
り、また第2図aに示したように導光体15及び
薄板16の対応する位置に緩衝部材22の円筒突
起22b,22cが嵌合される切込み15′,1
6′がそれぞれ設けられている。そして、第2図
cに示したように導光体15と薄板16の間に緩
衝部材22を装着すると、計器ハウジング23の
上部の透明ガラス24の内側の見返し25に緩衝
部材22の突起22bが当接され、また計器ハウ
ジング23に植立されたピン26からなる当接部
材が緩衝部材22の突起22cに当接される。
このように構成された本実施例においても上記
実施例の同様の効果で得られる。
実施例の同様の効果で得られる。
第3図は、本考案のさらに他の実施例の計器の
主要部の構造を示した図で、導光体15、薄板1
6、計器ハウジング23、透明ガラス24、見返
し25、ピン26の構成は第2図cの構成と同じ
であるが、本実施例においては、緩衝部材27は
導光体15を狭接するように構成され、また緩衝
部材27の上面は薄板16に当接し、緩衝部材2
7の下面はピン26が当接している。
主要部の構造を示した図で、導光体15、薄板1
6、計器ハウジング23、透明ガラス24、見返
し25、ピン26の構成は第2図cの構成と同じ
であるが、本実施例においては、緩衝部材27は
導光体15を狭接するように構成され、また緩衝
部材27の上面は薄板16に当接し、緩衝部材2
7の下面はピン26が当接している。
このように構成された本実施例においても上記
実施例と同様の効果が得られる。
実施例と同様の効果が得られる。
なお、文字盤17の表裏面側の少なくとも一方
に当接する当接部材21は第1図のように直接的
に当接するか、あるいは第2図のように間接的に
当接する構造で与えられる。
に当接する当接部材21は第1図のように直接的
に当接するか、あるいは第2図のように間接的に
当接する構造で与えられる。
考案の効果
以上の説明から明らかなように、本考案は、数
字または文字等を記載した文字盤の薄板と、ラン
プの光を導びく文字盤の導光体との間にスペーサ
として作用する弾性材料からなる緩衝部材を介在
させ、また文字盤の表裏面側の少なくとも一方に
当接する当接部材を計器ケースに設けているの
で、当接部材による規制で、文字盤周縁の振動を
押えるとともに、緩衝部材により薄板と導体間の
相互振動や異音を防止することができ、さらに、
計器ケースの透明ガラスから入射される直射日光
等による文字盤の導光体の熱変形を文字盤の薄板
と導光体の隙間によつて防ぐことができる。
字または文字等を記載した文字盤の薄板と、ラン
プの光を導びく文字盤の導光体との間にスペーサ
として作用する弾性材料からなる緩衝部材を介在
させ、また文字盤の表裏面側の少なくとも一方に
当接する当接部材を計器ケースに設けているの
で、当接部材による規制で、文字盤周縁の振動を
押えるとともに、緩衝部材により薄板と導体間の
相互振動や異音を防止することができ、さらに、
計器ケースの透明ガラスから入射される直射日光
等による文字盤の導光体の熱変形を文字盤の薄板
と導光体の隙間によつて防ぐことができる。
第1図は本考案の実施例の計器の主要部の斜視
図、第2図は本考案の他の実施例の主要部の斜視
図及び断面図、第3図は本考案のさらに他の実施
例の主要部の断面図、第4図は従来例の計器の断
面図、第5図は他の従来例の計器の一部の断面図
である。 15……導光体、16……薄板16、17……
文字盤、18……緩衝部材、19……ピン、20
……キヤンプ、21……当接部材、22,27…
…緩衝部材、22a……円盤、22b,22c…
…円筒突起、23……計器ハウジング、24……
透明ガラス、25……見返し、26……ピン。
図、第2図は本考案の他の実施例の主要部の斜視
図及び断面図、第3図は本考案のさらに他の実施
例の主要部の断面図、第4図は従来例の計器の断
面図、第5図は他の従来例の計器の一部の断面図
である。 15……導光体、16……薄板16、17……
文字盤、18……緩衝部材、19……ピン、20
……キヤンプ、21……当接部材、22,27…
…緩衝部材、22a……円盤、22b,22c…
…円筒突起、23……計器ハウジング、24……
透明ガラス、25……見返し、26……ピン。
Claims (1)
- 透過性の良好な合成樹脂性の導光体と、この導
光体の表面側に目盛・文字などの表示部を施した
透光性を有する合成樹脂製の薄板とを重ね合わせ
て文字盤を構成し、この文字盤を計器本体の上部
にビスなどを介して固定するようにした装置であ
つて、上記薄板と上記導光体とを隙間を設けて配
設し、少なくとも文字盤周縁部の隙間の一部に介
在して上記薄板と上記導光体のスペーサとして作
用する弾性材料よりなる緩衝部材を設けるととも
に、この緩衝部材が介在する上記文字盤の表裏面
側の少なくとも一方に直接あるいは間接的に当接
する当接部材を計器ケースに備えてなる計器の文
字盤防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4802186U JPH0449544Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4802186U JPH0449544Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6320014U JPS6320014U (ja) | 1988-02-09 |
JPH0449544Y2 true JPH0449544Y2 (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=30869168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4802186U Expired JPH0449544Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0449544Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2589277Y2 (ja) * | 1990-11-01 | 1999-01-27 | ナカ工業株式会社 | パネル支持装置におけるパネル係止具 |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP4802186U patent/JPH0449544Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6320014U (ja) | 1988-02-09 |
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