JP2589277Y2 - パネル支持装置におけるパネル係止具 - Google Patents

パネル支持装置におけるパネル係止具

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JP2589277Y2
JP2589277Y2 JP1990114085U JP11408590U JP2589277Y2 JP 2589277 Y2 JP2589277 Y2 JP 2589277Y2 JP 1990114085 U JP1990114085 U JP 1990114085U JP 11408590 U JP11408590 U JP 11408590U JP 2589277 Y2 JP2589277 Y2 JP 2589277Y2
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博康 吉田
清司 細田
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本考案は、パネル支持装置におけるパネル係止具に関
するものである。
【従来の技術】
一般にパネル支持装置は、床面上に立設される支柱に
パネル係止具を固定し、このパネル係止具に壁パネルの
裏面側縁部を係止するように構成されており、かかるパ
ネル支持装置に使用されるパネル係止具としては、第7
図に示すものが提案されている。 このパネル係止具Aは、一側縁上部にパネル5の係止
孔6を係止するパネル係止部11を有するとともに、他側
縁に支柱1の取付孔12に係止する支柱係止部13を有して
おり、支柱係止部13を支柱1の取付孔12に挿通させた
後、下方に落とし込むことにより支柱1に装着される。
また、上記パネル係止部11の下端は下方に延長され、そ
の下端に支柱1の外側壁に当接する当接突起14が設けら
れ、該当接突起14とパネル係止部11上端とのスパンを長
くして、パネル5に負荷される外力により生じるパネル
係止具Aの回転モーメントによる反力を小さく抑えてい
る。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来例におけるパネル係止具Aは、
支柱係止部13を支柱1の取付孔12に係止させるだけで装
着されているために、支柱1が垂直状態ではその姿勢を
保持することができるが、該支柱1を横に倒したりする
場合に脱落してしまうことから、該パネル係止具Aは、
支柱1を立設した後に装着する必要があり、支柱1上端
に装着する際には脚立等を使用しなければならない上
に、作業中の振動や衝撃によって抜け落ちる等、作業性
が悪いという欠点を有するものであった。 本考案は、以上の欠点を解消すべくなされたものであ
って、装着作業性の良好なパネル支持装置におけるパネ
ル係止具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案によれば上記目的は、 床面上に立設された支柱に開設される一対の連接スリ
ットに対応する上下部固定片と、支柱に装着されるパネ
ルの係止孔に係止する主体部とを有してなり、 前記下部固定片を一方のスリットに挿通する挿通部か
ら下方に向けて押圧片を延設して側面視略L字状に形成
するとともに、この押圧片の下端には、前記主体部の下
端に形成された支点部を回動中心として主体部を回動さ
せて上部固定片を他方のスリットに挿入する際に支柱の
内壁面を圧接変形させる押圧突起を突設し、 かつ、上部固定片には、支柱の内壁面に係止して主体
部の戻り方向の回動を規制する係止部が設けられるパネ
ル支持装置におけるパネル係止具を提供することにより
達成される。
【作用】
上記構成に基づき、本考案に係るパネル係止具は、上
部固定片3を連設スリット2の一方に係止させ、かつ下
部固定片4の押圧突起10により支柱1を圧接変形する程
度の力で圧接して装着される。 この結果、該パネル係止具Aは支柱1に対して強固に
装着されることとなり、支柱1が倒れている状態、ある
いは支柱1に振動、衝撃が加えられた状態においても容
易に支柱1から脱離することがなくなる。
【実施例】
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。 第2図は本考案によるパネル係止具Aを使用したパネ
ル支持装置を示すもので、床面15上に配設された床レー
ル16と、レール固定具17により固定される天井レール18
とにより上下端を支持されて立設される支柱1を有して
おり、支柱1の設置高さは、調整ボルト19により調整が
可能とされている。 なお、第2図において20は天井レール18を固定するた
めのピース状部材、21は天井板、22は支柱1の下端に装
着される下部ブラケットを示すものである。 上記支柱1に両端部を支持されて装着されるパネル5
は、第1図に示すように、プラスターボード等により形
成される基板23の表層部に表層板24を貼着して形成され
ており、表層板24の側縁部を裏面側に折曲した装着片25
と、この装着片25に開設された係止孔6とを有してい
る。 一方、パネル係止具Aは、第1図および第3図に示す
ように、上記パネル5の係止孔6に係止するパネル係止
部11を上部に形成するとともに、下端部に湾曲状の支点
部26を形成した主体部7を有しており、パネル5の装着
は、該パネル係止具Aを支柱1に装着した後、その主体
部7をパネル5の係止孔6に挿通させ、次いでパネル5
を下方に移動させてパネル係止部11を装着片25に係止さ
せることによりなされる。 さらに、上記主体部7の一側縁には、支柱1に開設し
た一対の連設スリット2に対応する上下部固定片3,4が
突設されている。上記下部固定片4は下部スリット27へ
の挿通部8から、上記主体部7の支点部26より下方に至
るまで押圧片9を延設して側面視略L字状に形成されて
おり、その下端部には支点部26側に向けて押圧突起10が
突設されている。この押圧突起10と、上記主体部7の支
点部26に続く押圧面28との間隔は、支柱1の板厚よりや
や狭く形成されており、支柱1への装着時において押圧
突起10が支柱1の下部スリット27下方を圧接変形するよ
うにされている。 一方、上部固定片3は、その先端を膨隆させて上方に
抜け止め部29、下方に係止部30を形成してなり、支柱1
への装着状態においては、係止部30が支柱1の上部スリ
ット31下方に係止される。また、抜け止め部29は、パネ
ル係止具Aが作業中に上方に押上げられた際に、容易に
脱離しないようにするために設けられる。 第4図は、以上のパネル係止具Aを支柱1に装着する
手順を示すもので、先ず第4図(a)に示すように、パ
ネル係止具Aを斜めにした状態で下部固定片4を下部ス
リット27内に挿通させ、主体部7の支点部26を支柱1の
外壁面に当接させる。 この状態から、第4図(b)において矢印で示すよう
に、支点部26を中心としてパネル係止部11を引き起こす
ようにしてパネル係止具Aを回転させて上部固定片3を
上部スリット31に挿通させ、さらに起立させると、押圧
突起10は下部スリット27下方の内壁面が僅かに変形する
まで強圧し、主体部7の押圧面28と押圧突起10により該
壁面を挟み付ける状態で支柱1に装着される。 この後、パネル係止具Aを下方に引き下げると、第4
図(c)に示すように、上部固定片3の係止部30も上部
スリット31下方に係止して脱離方向への回転が完全に規
制されて支柱1に装着される。 なお、第2図において32は支柱補強材を示すもので、
第5図および第6図に示すように、平板部33の一側縁に
上述したと同様の上下部固定片3′,4′を有するととも
に他側縁に上部固定片3′を有して形成され、支柱1に
設けられたスリットに係止して装着され、平板部33から
裏面に進退自在に螺入された螺杆34の先端を躯体壁面35
に当接させることにより、パネル5に外力が加えられた
際の荷重を負担し、該支柱1の撓みを防止するものであ
る。 以上、本考案を躯体壁面35に沿って支柱1を立設し、
この支柱1の片面にパネル5を装着するパネル支持装置
を例示して説明したが、この他に、支柱1の両面にパネ
ル5を装置する所謂間仕切り装置にも勿論適用すること
ができる。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案のパネル支持
装置におけるパネル係止具によれば、支柱への装着状態
において該支柱を圧接変形させる押圧突起を有してお
り、また、上部固定片の係止部が上部スリット下方に係
止して離脱方向への回転が完全に規制されるために、支
柱に一旦装着されると、支柱を倒したり、あるいは該支
柱に振動、衝撃が加えられても容易に離脱することがな
い。 このため、支柱の立設作業前にパネル係止具を支柱に
装着しておくことができるので、設置作業性を著しく向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、 第2図は支柱支持装置を示す断面図、 第3図はその要部を示す拡大図、 第4図は支柱への装置手順を示す説明図、 第5図は第2図のV−V線断面図、 第6図は支柱補強部材を示す斜視図、 第7図は従来例を示す要部断面図である。 1……支柱、2……連設スリット、3……上部固定片、
4……下部固定片、5……パネル、6……係止孔、7…
…主体部、8……挿通部、9……押圧片、10……押圧突
起。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−83910(JP,U) 実開 昭63−200014(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 2/72 - 2/74 511

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面上に立設された支柱に開設される一対
    の連接スリットに対応する上下部固定片と、支柱に装着
    されるパネルの係止孔に係止する主体部とを有してな
    り、 前記下部固定片を一方のスリットに挿通する挿通部から
    下方に向けて押圧片を延設して側面視略L字状に形成す
    るとともに、この押圧片の下端には、前記主体部の下端
    に形成された支点部を回動中心として主体部を回動させ
    て上部固定片を他方のスリットに挿入する際に支柱の内
    壁面を圧接変形させる押圧突起を突設し、 かつ、上部固定片には、支柱の内壁面に係止して主体部
    の戻り方向の回動を規制する係止部が設けられるパネル
    支持装置におけるパネル係止具。
JP1990114085U 1990-11-01 1990-11-01 パネル支持装置におけるパネル係止具 Expired - Fee Related JP2589277Y2 (ja)

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