JPH0416179Y2 - - Google Patents

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JPH0416179Y2
JPH0416179Y2 JP1981126801U JP12680181U JPH0416179Y2 JP H0416179 Y2 JPH0416179 Y2 JP H0416179Y2 JP 1981126801 U JP1981126801 U JP 1981126801U JP 12680181 U JP12680181 U JP 12680181U JP H0416179 Y2 JPH0416179 Y2 JP H0416179Y2
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dial
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JP1981126801U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動車あるいはオートバイなどの車
輌用計器に取り付けられる文字盤に関し、特に合
成樹脂製の透光性の秀れた導光体の表面に透光性
を有する薄板を配設し、この薄板の表面に文字・
目盛などを施して構成した文字盤の取り付け装置
の改良構造に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にこの種の車輌用計器を第1図および第2
図を用いて説明する。同図において、計器ケース
1の表面開口側には透明なガラス2が嵌合され、
計器ケース1の内部に計器本体3が収納固定され
ている。また上記計器本体3の上部にはビス4な
どを介して文字盤5が固定され、この文字盤5の
上方には計器本体3からの指示を連繋動作する指
針6が取り付けられ、上記文字盤5の背面側に夜
間照明用の照明灯7が配設されている。
しかして、上記文字盤5は合成樹脂、たとえば
アクリルなどの透光性の秀れた導光体8と、この
導光体8基板の表面に密着配設する合成樹脂たと
えばポリカーボネートなどの透光性を有する薄板
9とにより構成され、この薄板9の表面に文字・
目盛などの表示部10を形成して、上記照明灯7
からの照射光線を上記導光体8内へ導き、この光
線によつて上記薄板9に形成された表示部10を
透過照明するようにしている。
またこの場合、一般に上記導光体8には照明灯
7からの照射光線を有効的に導くことができるよ
う導光端部8Aを一体に照明灯7側へ突き出し形
成し、照明効率を高めるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、車輌用計器は時として太陽光線にさ
らされ、計器内部の温度が高まり、さらに文字盤
5自体に直射光を受けると文字盤5の表面温度が
100℃を越え、アクリルによつて形成された導光
体8が熱変形し、照明効果に悪影響を及ぼす場合
がある。
またこれをさけるために、導光体を透光性の秀
れた無機硝子を使用するということが考えられる
が、製作上難点があり、また透光性を有する比較
的熱に強いポリカーボネート樹脂によつて形成し
た場合においては、アクリル樹脂などに比べて透
過率が低下し、照明効率という点において難点が
ある。
この考案は上記問題に着目し、太陽光線が文字
盤表面に当たり薄板が熱せられたとしても、薄板
から熱が直接的に導光体へ伝播することがないよ
うにして導光体が熱変形することを防止し薄板に
設けた表示部の照明効果を安定に保つとともに、
表示部を平均的に照明表示することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は透過性の良好な合成樹脂製の導光体
と、この導光体の表面側に目盛・文字などの表示
部を施した透光性を有する合成樹脂製の薄板とを
重ね合わせて文字盤を構成し、この文字盤を計器
本体の上部にビスなどを介して固定し、この計器
本体を計器ケース内に収納固定するとともに、計
器ケース内に照明灯を配設するようにした計器装
置において、上記薄板の裏面側と上記導光体の表
面側とが部分的に当接する突設部を薄板側または
導光体側に設け、上記突設部の厚み分により薄板
の裏面側と導光体の表面側との間に透き間を設け
たことを特徴とする車輌用計器などにおける文字
盤固定装置である。
〔実施例〕
以下この考案を第3図に示す実施例に基づいて
説明する。同図において本考案の指示計器の全体
構成およびその作用については第1図および第2
図について述べた従来例と全く同様であるから、
ここではこの考案の改良点を主体として説明す
る。
計器本体3の上部にはビス4を介して文字盤5
が固定されており、この文字盤5は、たとえば比
較的熱に強く透光性を有するポリカーボネート樹
脂によつて形成された薄板9と、この薄板9の下
方に位置して照明灯7からの照射光線を導入する
透過率の良好なアクリル樹脂によつて形成された
導光体8とにより構成され、さらに上記薄板9の
表面に文字・目盛などの表示部10を形成してい
る。
しかして、上記薄板9の裏面側には上記導光体
8の表面部分と部分的に当接する突設部20が形
成され、薄板9と導光体8とを重ね合わせたとき
に上記突設部20の厚み分だけ薄板9の裏面側と
導光体8の表面側との間に透き間Dが生じるよう
に形成している。
また、この実施例では、組み付け時に仮止めを
良好に行なうため、薄板9にピン21を、導光体
8に凹部22を形成し、上記ピン21を凹部22
に挿入して薄板9と導光体8とを止着し、計器本
体3に組み付けが簡単に行なえるようにしてい
る。
なお、導光体8表面部分に突設部20を設け、
この導光体8に薄板9を重ね合わせたときに上記
突設部20の厚み分だけ薄板9の裏面側と導光体
8の表面側との間に透き間Dが生じるように形成
してもよい。
上記構成において、薄板9と導光体8とを一定
の透き間Dを介してとりつけることにより、太陽
光線の直射光が薄板9に当たつても、直接的に薄
板9から導光体8へと熱が伝わりにくくなり、こ
れによりアクリル樹脂などの熱に弱い材質であつ
ても熱変形が生じることがなく、照明灯7からの
照射光線を導光体8内に良好に導くことができ
る。
また、薄板9と導光体8間の透き間Dにより、
導光体8の表面側から透き間D部分に光線が洩光
し、その透き間Dによる空隙部分で光線が散乱し
て薄板9に設けた表示部10に直接的に、あるい
は薄板9の裏面側に反射導光されて間接的に薄板
9の表示部10を照らしだすことにより、表示部
10を平均的に照明表示することができるという
効果がある。
〔考案の効果〕
本考案は透過性の良好な合成樹脂製の導光体
と、この導光体の表面側に目盛・文字などの表示
部を施した透光性を有する合成樹脂製の薄板とを
重ね合わせて文字盤を構成し、この文字盤を計器
本体の上部にビスなどを介して固定し、この計器
本体を計器ケース内に収納固定するとともに、計
器ケース内に照明灯を配設するようにした計器装
置において、上記薄板の裏面側と上記導光体の表
面側とが部分的に当接する突設部を薄板側または
導光体側に設け、上記突設部の厚み分により薄板
の裏面側と導光体の表面側との間に透き間を設け
たことを特徴とする車輌用計器などにおける文字
盤固定装置であり、太陽光線の直射光によつて薄
板が熱せられたとしても、透き間を設けることに
より熱が直接的に導光体へと伝わることを抑える
ことができ、これにより導光体の熱変形を防止で
き、最初に設定した薄板と導光体との透き間の間
隔を一定に保つことによつて、照明効果を安定に
保つことができる。
また、導光体から洩光された光線は、透き間に
よる空隙部分で光線が散乱して薄板に設けた表示
部に直接的に、あるいは薄板の裏面側に反射導光
されて間接的に薄板の表示部を照らしだすことが
でき、表示部を平均的に照明表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の指示計器を示す断面図、第
2図は第1図の要部を示す文字盤の断面図、第3
図A,Bはこの考案の一実施例を示す要部箇所の
各断面図である。 計器ケース1、ガラス2、計器本体3、ビス
4、文字盤5、指針6、照明灯7、導光体8、導
光端部8A、薄板9、表示部10、突設部20、
ピン21、凹部22、透き間D。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透過性の良好な合成樹脂製の導光体と、この導
    光体の表面側に目盛・文字などの表示部を施した
    透光性を有する合成樹脂製の薄板とを重ね合わせ
    て文字盤を構成し、この文字盤を計器本体の上部
    にビスなどを介して固定し、この計器本体を計器
    ケース内に収納固定するとともに、計器ケース内
    に照明灯を配設するようにした計器装置におい
    て、上記薄板の裏面側と上記導光体の表面側とが
    部分的に当接する突設部を薄板側または導光体側
    に設け、上記突設部の厚み分により薄板の裏面側
    と導光体の表面側との間に透き間を設けたことを
    特徴とする車輌用計器などにおける文字盤固定装
    置。
JP12680181U 1981-08-27 1981-08-27 車輛用計器などにおける文字盤固定装置 Granted JPS5832420U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12680181U JPS5832420U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 車輛用計器などにおける文字盤固定装置

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JP12680181U JPS5832420U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 車輛用計器などにおける文字盤固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5832420U JPS5832420U (ja) 1983-03-03
JPH0416179Y2 true JPH0416179Y2 (ja) 1992-04-10

Family

ID=29920575

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12680181U Granted JPS5832420U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 車輛用計器などにおける文字盤固定装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6229713U (ja) * 1986-06-21 1987-02-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5362350U (ja) * 1976-10-29 1978-05-26

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Publication number Publication date
JPS5832420U (ja) 1983-03-03

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