JPH0516497Y2 - - Google Patents

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JPH0516497Y2
JPH0516497Y2 JP15573087U JP15573087U JPH0516497Y2 JP H0516497 Y2 JPH0516497 Y2 JP H0516497Y2 JP 15573087 U JP15573087 U JP 15573087U JP 15573087 U JP15573087 U JP 15573087U JP H0516497 Y2 JPH0516497 Y2 JP H0516497Y2
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dial
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は車載用計器に関し、特に文字板のメ
ータハウジングに対する組付け時に文字板の反り
による盤面の傷付きを防止できるようにした構造
に関する。
(従来の技術) 車載用計器の内でメータハウジングに内装され
たランプを背光として文字板を透過させて表示を
行うようにした種類では、文字板の背面に導光板
が配置され、導光板の一端部に対向するランプを
点灯することで、この光は導光板内を屈折しつつ
文字板の背面にまで導かれ、導光板の屈折率によ
つてこの表面から出光し、文字板の全面を透過さ
せることができるようになつている。
したがつて、文字板をメータハウジングに組付
けるには内機の前面に前記導光板を配置し、文字
板をその上面に積層した状態でビスを介して文字
板を内機の機体に固定し、ついで、文字板の上面
中心に突出する内機の指針軸に指針を固定して組
立体を完成し、この組立体をメータハウジング内
に組付けるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記文字板は比較的薄いポリカ
ーボネート製の基板の表裏面にシルク印刷などに
よつて透光性、ないし半透光性または不透明塗料
を塗布したものであり、文字板の盤面がいずれか
に接触した場合にはこれら塗料が剥がれ易く、不
透明塗料を厚く塗布したもの以外はいつたん剥が
れるとその部分が高輝度に光を透過してしまい、
製品としては成り立たなくなる。
また、前記メータハウジングに組付ける際に
は、文字板の周縁を掴んでメータハウジング内に
装填し、裏面より固定しているが、この作業中に
は特に文字板の素材がポリカーボネートであるた
め、撓み易く、その裏面に配置された導光板の鋭
いエツジに接触して塗料が剥がれやすかつた。
この考案は以上の問題を解決するものであつ
て、その目的とするところは、この種の接触によ
る塗料の剥がれを未然に防止するようにした車載
用計器における文字板の組立構造を提供するもの
である。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため、この考案は、内機の
前面に導光板を介して所定間隙を設けて文字板を
一体的に組付け、この組立体をメータハウジング
内に組込んで固定するようにした車載用計器にお
いて、前記導光板の文字板の背部に対する接触位
置に半球状の突起を形成した点を要旨とするもの
である。
(作用) 以上の構成の組立構造によれば、文字板が撓ん
だ際には導光板の適当部位に接することになる
が、この部分には半球状の突起が存在し、それ以
上の撓みを止めるため、導光板の鋭いエツジにま
では到らず、これによる文字板裏面の塗料の剥離
現象を未然に防止する。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
第1図、第2図において、1は内機、2は内機
1の前面に積層された硬質アクリル樹脂成形体か
らなる導光板、3は導光板2の上面に突設された
フランジ部2aの上面に積層された文字板であ
り、この文字板3と導光板2の表面とは前記フラ
ンジ部2aの厚さ分だけの間隙dを保つて上面に
対向位置している。
前記文字板3は透明ないし半透明のポリカーボ
ネート薄板を基板としてその表裏面にシルク印刷
によつて透明ないし半透明、または不透明塗料を
塗布したもので、その各塗料の組み合わせによつ
て文字板の背面に照射された光を透過させ、適度
な対比で文字、数字、目盛りなどの表示部分とそ
れ以外の部分を対比的に視認できるようになつて
いる。
これら文字板3、導光板2および内機1は一対
のビスなどを介して積層状態に一体的に組付けら
れる。
組付け完了後は文字板3の表面に突出する内機
1の指針軸1aに指針5を組付けることで組立を
完了する。
組立状態では、図示のごとく文字板3の一端側
は指針軸1aの軸心より大きく離れた状態であ
り、この状態で文字板3の周囲を手に持つてメー
タハウジング6内に装填し、これの内底面に位置
決めしようとして押し付けた場合には図の想像線
で示すごとく一端側が大きく撓み、導光板2のエ
ツジ部に接触しようとする。
しかしながら、導光板2の接触部位の上面には
半球状の突起7が突出形成され、この突起7が文
字板3の裏面に当接するため、一点で接触するこ
とになり、エツジに触れることがなく、これによ
つて未然に塗料が剥がれることを防止できるので
ある。
そして、装置状態では、前記導光板2の集光部
は照明ランプ8に対向位置することになる。
その後第3図のごとく、見返し部材9,透明カ
バー10をハウジング6の前面に装着すれば、車
載用計器が完成する。
[考案の効果] 以上実施例によつて詳細に説明したように、こ
の考案の車載用計器における文字板の組立構造に
あつては、文字板が撓んだ際には導光板の適当部
位に接することになるが、この部分には半球状の
突起が存在し、それ以上の撓みを止めるため、導
光板の鋭いエツジにまでは至らず、これによる文
字板裏面の塗料の剥離現象を未然に防止する。し
たがつて、特に前記文字板を含む組立体の組付け
時における撓みによる剥離は皆無となり、これを
原因とする製品不良を一掃できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は文字板を含む組立体の側面図、第2
図、第3図は同組立体をメータハウジングに組付
けた状態を示す断面図である。 1……内機、2……導光板、3……文字板、d
……間隙、7……半球状突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内機の前面に導光板を介して所定間隙を設けて
    文字板を一体的に組付け、この組立体をメータハ
    ウジング内に組込んで固定するようにした車載用
    計器において、前記導光板の文字板の背部に対す
    る接触位置に半球状の突起を形成したことを特徴
    とする車載用計器における文字板の組立構造。
JP15573087U 1987-10-12 1987-10-12 Expired - Lifetime JPH0516497Y2 (ja)

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JP15573087U JPH0516497Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

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Publication Number Publication Date
JPH0159818U JPH0159818U (ja) 1989-04-14
JPH0516497Y2 true JPH0516497Y2 (ja) 1993-04-30

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