JPH0430501Y2 - - Google Patents

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JPH0430501Y2
JPH0430501Y2 JP13345985U JP13345985U JPH0430501Y2 JP H0430501 Y2 JPH0430501 Y2 JP H0430501Y2 JP 13345985 U JP13345985 U JP 13345985U JP 13345985 U JP13345985 U JP 13345985U JP H0430501 Y2 JPH0430501 Y2 JP H0430501Y2
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JP13345985U
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Description

【考案の詳細な説明】 (ア) 産業上の利用分野 本考案は車輌、農機、建設機械等に搭載される
計器装置の計器文字板保持構造に関する。
(イ) 従来の技術 車輌、農機、建設機械等の乗物や作業機におい
ては使用時に路面の凹凸やエンジン作業等による
振動が生じる。この振動の対策が計器装置にもな
されており、その中で文字板が上記振動によつて
振動すると見にくいことはもちろん他部品との当
接による発音や、ひいては計器本体への固定が弱
まつたり変形したりすることを予防するために、
実開昭60−11018号、同59−187719号、同55−
72124号各公報に示されるように見返し側から文
字板当接部を設けるものがあり、場合によつては
実開昭60−59917号公報に示されるように、上下
ケースで文字板をはさみつけるような構成とした
ものもある。
(ウ) 従来技術の問題点 しかし、上記見返し側から文字板当接部を設け
た場合、文字板の上方への振れのみ抑えるもので
あつて、かつ強く当接すると文字板に力が加わつ
て変形するおそれがある等の問題点があり、文字
板やケース及び見返しの形状、組み付け等の理由
から、上記上下ケースで文字板をはさみつける構
成を採れない場合が多いという問題点があつた。
(エ) 考案の目的 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、良
好に文字板振動を抑えるとともに文字板の振動抑
止のための構成を確実なものとした計器文字板保
持構造を提供することを目的とする。
(オ) 考案の概要 上記目的を達成するための本考案は、上部に文
字板を固定した計器本体を上ケースと下ケースと
から成る計器ケース内に収納固定し、かつ上記文
字板上方には見返しを備えた計器装置において、
上記下ケースから立ち下がり、その当接部が文字
板後面に当接する立上り壁を設けるとともに、上
記見返し裏面には、この見返しから一体に立ち上
がり、その当接部が文字板前面に当接する立下り
壁を、上記立上り壁とは異なる角度方向に形成し
て、上下から文字板をはさむようにしたことを特
徴としている。
(カ) 作用 下ケースからの立上り壁の当接部が上から、見
返しからの立下り壁の当接部が下から、それぞれ
文字板を当接し、かつ上記立上り壁と立下り壁を
異なる角度方向に形成したから、確実に上下から
文字板をはさむ。
(キ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図で
ある。
図中、1は、文字板であつて、例えば速度計の
計器本体2の上方に取り付け固定されており、文
字板1に設けた目盛、数字、文字等と計器本体2
により回動する指針3の指示から速度や残燃料等
を読み取れるようにしている。4は下ケースであ
つて、この下ケース4内に上記速度計等の計器本
体2を収納固定することで、文字板1をも下ケー
ス4に固定する。5は見返しであつて、上記文字
板1の目盛、数字、文字部分及び指針3から成る
計器の表示部対応位置には覗き窓6がもうけら
れ、他は隠蔽するようにしている。7は上ケース
であつて、この場合には透明樹脂から形成され、
側端部に取付孔8が形成され、この取付孔8を見
返しの取付孔9、下ケースの取付孔10に合わせ
てビス11と図示しないナツトを回し締めするこ
とにより、上記各構成部品を一体化できるように
している。
12は下ケース4に一体に形成された立上り壁
であつて、その先端を当接部13として、この場
合には平面としている。14は見返し5から一体
に立ち下がる立下り壁であつて、その先端を当接
部15として平面としている。なお、16はラン
プ装着孔であり、計器照明時に点灯するランプ1
7がランプソケツトを介して装置されるようにし
ている。
第2図は立上り壁12と立下り壁14の角度方
向を省略して示す図である。本実施例の場合に
は、両壁12,14のなす角がほぼ直角となるよ
うに形成している。従つて、設計時において、図
の矢印方向等に立上り壁12もしくは立下り壁1
4の配設位置を変えなければならなくなつた時
に、他方の位置をも変える必要がなくなり、また
製作時の誤差によつて配設位置がずれていまつた
場合にも、両当接面13,15の交点が消えるこ
とがなく、確実に両当接面13,15により文字
板1をはさんで保持することが可能となる。
なお、この実施例の場合、立上り壁12をラン
プ装着孔16近くに立設することで、一方への光
反射板及び他方への光遮蔽板として併用してい
る。
第3図及び第4図は本考案の他の実施例を示す
もので、第3図は立上り壁21、立下り壁22及
び当接部23,24のみを示し、第4図は両壁2
1,22の角度方向を簡略して示す図である。
本実施例では、立上り壁21先端部にゴム等の
弾性部材を装着して当接部23とし、立下り壁2
2にも同様の弾性部材を装着して当接部24とし
て、文字板との当接に緩衝効果をもたせている。
また、これら両壁21,22のなす角は鋭角とな
つている。このように、計器ケース内の部品の配
置等によつては、両壁の角度方向は任意に選ぶこ
とができる。第5図は本考案のさらに他の実施例
を示し、この場合には見返しが上ケースを兼ねて
いる場合を示している。
図中、31は下ケースであつて、この下ケース
31と適宜手段にて固定される上ケース32を見
返し33と透明ガラス34にて形成したものであ
る。即ち、見返し33には文字板35上方に抜孔
を形成し、この抜孔に透明ガラス34を固着し、
上ケース32としている。下ケース31には一体
に立上り壁36を形成し、見返し33には一体
に、立上り壁36とは角度方向の異なる立下り壁
37を形成し、立上り壁36先端には2個の突部
を設けて当接部38とし立下り壁37にも同様に
2個の突部を設けて当接部39としている。な
お、40は計器本体、41は指針である。
以上の各実施例では文字板を固定する計器本体
を速度計として説明したが、他の計器の計器本体
でもよく、また立上り壁は下ケースと一体形成で
なく、例えば、ギアポジシヨン表示や警告表示の
ための表示ケースを下ケースに取り付けた場合
に、表示ケースの側壁を立上り壁として利用する
ことも可能である。
また、上記実施例では立上り壁、立下り壁とも
に平板状に形成されたものを示したが、第6図に
示すように立上り壁(もしくは立下り壁)42が
屈曲していても、また円弧形状であつてもよい。
(ク) 考案の効果 本考案によれば、下ケース側から立上り壁の当
接部と見返しからの立下り壁の当接部により文字
板をはさんで保持でき、文字板の振動を抑えるこ
とができるとともに、上記立上り壁と立下り壁と
が異なる角度方向となつているから、設計時の変
更や加工、組付時の誤差やずれ等が生じても、文
字板の保持を確実に行うことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図で
第2図はその立上り壁と立下り壁の角度方向を簡
略して示す図、第3図は本考案の他の実施例を示
す斜視図で第4図はその立上り壁と立下り壁の角
度方向を簡略して示す図、第5図は本考案のさら
に他の実施例を示す断面図、第6図は立上り壁の
形状の一変形例を示す斜視図である。 1,35……文字板、2,40……計器本体、
4,31……下ケース、5,33……見返し、
7,32……上ケース、12,21,36,42
……立上り壁、13,23,38……立上り壁の
当接部、14,22,37……立下り壁、15,
24,39……立下り壁の当接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に文字板を固定した計器本体を上ケースと
    下ケースとから成る計器ケース内に収納固定し、
    かつ上記文字板上方には見返しを備えた計器装置
    において、上記下ケースから立ち上がり、その当
    接部が文字板後面に当接する立上り壁を設けると
    ともに、上記見返し裏面には、この見返しから一
    体に立ち下がり、その当接部が文字板前面に当接
    する立下り壁を、上記立上り壁とは異なる角度方
    向に形成して、上下から文字板をはさむようにし
    たことを特徴とする計器文字板保持構造。
JP13345985U 1985-08-30 1985-08-30 Expired JPH0430501Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13345985U JPH0430501Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13345985U JPH0430501Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6242023U JPS6242023U (ja) 1987-03-13
JPH0430501Y2 true JPH0430501Y2 (ja) 1992-07-23

Family

ID=31033797

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JP13345985U Expired JPH0430501Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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