JPH0624305U - ボックスのフレーム固定装置 - Google Patents

ボックスのフレーム固定装置

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JPH0624305U
JPH0624305U JP6112692U JP6112692U JPH0624305U JP H0624305 U JPH0624305 U JP H0624305U JP 6112692 U JP6112692 U JP 6112692U JP 6112692 U JP6112692 U JP 6112692U JP H0624305 U JPH0624305 U JP H0624305U
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frame
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hole
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昭紀 内村
雅昭 安川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板と配線ダクトとをフレームに固定する固
定位置がボックスのフレーム固定装置を固定した固定位
置に一致しても、ボックスにフレームと基板と配線ダク
トの固定が簡単に行えるボックスのフレーム固定装置を
提供。 【構成】 ボックス10に固定された固定部材20から係止
孔25を貫通し、フレーム30の上面から締めつける締着部
材50は、固定部材の内部に装着される頭部43とこの頭部
の垂直方向に突設し内方に雌螺子45を有した軸部44とか
らなり、フレームを固定した状態で軸部の先端がフレー
ムの下面に当接する雌螺子体41と、雌螺子に螺合する雄
螺子体42とから構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ボックスのフレーム固定装置に関し、さらに詳しく述べるとボック スにフレームを固定するボックスのフレーム固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のボックスにフレームを固定するには、フレームの両端をボルト で締めつけてボックスに固定するのであるが、これだけではフレームががたつく 場合があり、フレームの中間を固定することがある。このフレームの中間を固定 するボックスのフレーム固定装置として、図4に示すものが存在する。
【0003】 図において、20は固定部材で、ボックス10に固定する固定片21と後述する連結 金具100 を支持する支持片22とこれら固定片21と支持片22とを連結した連結片23 とにより略凸状に形成されている。支持片22には、ボルト90を挿入するための長 方形状をなした通孔24と、この通孔24の両端から連設されボルト90を係止するた めの半円形状の係止孔25とが設けている。
【0004】 100 は連結金具で、フレーム30を固定する上金具101 と、上金具101 に連結螺 子103 介して連結し支持片22に固定される下金具102 とから構成される。上金具 101 は、階段状に形成され、固定螺子104 をフレーム30に螺着することによって フレーム30を固定するとともに、連結螺子103 を介して下金具102 に連結する。 下金具102 は、階段状に形成され、ボルト90を挿入しナット105 に螺着させて固 定部材20に固定する。
【0005】 このボックスのフレーム固定装置でフレームをボックスに固定するには、まず 、固定部材20の通孔24からボルト90の頭部を挿入した後、ボルト90を係止孔25に 移動させる。その後、ボルト90の螺子部を下金具102 に螺合させるとともにナッ ト105 に螺着させ下金具102 を固定部材20に固定する。次に、フレーム30を固定 螺子104 で上金具101 に固定する。そして、上金具101 と下金具102 とを連結螺 子103 によって連結することによって、フレーム30をボックス10に固定する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前述した固定装置は、フレームをボックスに固定するとき、フレームを上金具 に固定してから、連結螺子によって上金具と下金具とを連結することによってフ レームをボックスに固定しているので、図4に示すように、ブレーカを固定する 基板60と、電線導体をまとめる配線ダクト70とをフレームに固定する固定位置が ボックスのフレーム固定装置を固定した固定位置に一致した場合、連結螺子の締 めつけが困難であった。
【0007】 本考案は、上記問題点に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、基板 と配線ダクトとをフレームに固定する固定位置がボックスのフレーム固定装置を 固定した固定位置に一致しても、ボックスにフレームと基板と配線ダクトの固定 が簡単に行えるボックスのフレーム固定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のボックスのフレーム固定装置は、一面に開口を有するとともに、開口 を塞ぐ蓋を備えたボックスと、ボックス内部に固定されるものであって、上面に 通孔及びこの通孔に連設された係止孔を有した固定部材と、固定部材に固定され るものであって、係止孔に重合する螺子孔を設けたフレームと、固定部材の内部 から係止孔を貫通しフレームの上面から締めつける締着部材と、を備えたボック スのフレーム固定装置において、前記締着部材は、固定部材の内部に装着される 頭部とこの頭部の垂直方向に突設し内方に雌螺子を有した軸部とからなり、フレ ームを固定した状態で軸部の先端がフレームの下面に当接する雌螺子体と、雌螺 子に螺合する雄螺子体とから構成してある。
【0009】
【作用】
本考案の構成によれば、締着部材は、固定部材の内部に頭部を係止しフレーム の螺子孔に軸部の雌螺子が重合する雌螺子体と、雌螺子に螺合する雄螺子体とか ら構成したので、フレームの上面からフレームを固定することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案のボックスのフレーム固定装置の一実施例を使用したボックスを 図1乃至図3に基づいて説明する。なお、従来例のものと基本的機能が同様の部 材には同一の符号を付している。
【0011】 フレーム30の中間を固定するボックスのフレーム固定装置は、図1に示すよう に、フレーム30が固定されるボックス10と、ボックス10内部に固定された固定部 材20と、固定部材20に固定されるフレーム30と、固定部材20の内部からフレーム 30の上面に延びフレーム30を固定部材20に締めつける締着部材40と、締着部材40 が固定部材20から抜けるのを防止する抜け止め部材50とから構成されている。
【0012】 ボックス10は、金属板材を折曲形成してなるもので、フレーム30が固定される 底面11と、この底面11を包むように底面11から垂直に延びた側面12とを有する。
【0013】 固定部材20は、ボックス10に固定する固定片21と後述する抜け止め部材50に覆 われる支持片22とこれら固定片21と支持片22とを連結した連結片23とにより略凸 状に形成されている。支持片22には、後述する雌螺子体41を挿入するための長方 形状をなした通孔24と、この通孔24の両端から連設され雌螺子体41を係止するた めの半円形状の係止孔25とを設けている。
【0014】 フレーム30は、金属板材を折曲形成してなるもので、図2に示すように、基板 60を固定する上片31と、この上片31から垂下した垂下片32とを有する。上片31に は、基板60を固定するための螺子孔33を有するとともに、両端にボルト80が挿通 される挿通孔34を設けている。
【0015】 締着部材40は、固定部材20に装着される雌螺子体41と、フレーム30の上面から 雌螺子体41に螺着する雄螺子体42とを有する。雌螺子体41は、雄螺子体42を締め つけたとき、回転しないように回動方向が六角状に形成され固定部材20内部に装 着される頭部43と、円柱状に形成され頭部43の垂直方向に突設し内方に雌螺子45 を有した軸部44とから構成されている。この軸部44は、フレーム30をボックス10 に固定した状態でフレーム30の下面に当接するように形成される。
【0016】 抜け止め部材50は、プラスチック等の合成樹脂で形成され、連結片23を覆う横 片51と、固定部材20に係止する係止片52と、固定部材20の通孔24に嵌合する嵌合 片53と、これらを連結した連結片54とを有する。連結片54には、雌螺子体41の軸 部44を挿通するための通孔55が設けてある。
【0017】 このボックスのフレーム固定装置でフレームの中間をボックスに固定するには 、まず、固定部材20の通孔24から雌螺子体41の頭部43を挿入した後、雌螺子体41 を係止孔25に移動させる。次に、抜け止め部材50の通孔55に軸部44が挿通させて 抜け止め部材50を固定部材20に装着する。次に、フレーム30の螺子孔33が雌螺子 45に重合するようフレーム30を位置させる。そして、雄螺子体42をフレーム30の 螺子孔33から螺合し、雌螺子45に螺着させて、フレーム30をボックス10に固定す る。
【0018】 また、図2に示すように、ブレーカを固定する基板60と、電線導体をまとめる 配線ダクト70とをフレーム30に固定する固定位置がボックスのフレーム固定装置 を固定した固定位置に一致した場合には、前述したように、フレーム30の螺子孔 33が雌螺子45に重合するようフレーム30を位置させた後、基板60の挿通孔61及び 配線ダクト70の挿通孔71をフレーム30の螺子孔33に重合させる。そして、雄螺子 体42をフレーム30の螺子孔33から挿通し、雌螺子45に螺着させて、フレーム30を ボックス10に固定する(図3参照)。
【0019】 なお、雌螺子体は、頭部の外周形状を六角状に形成しているが、雄螺子体を締 めつけたとき、回転しないような形状であれば四角状等の適宜の形状が適用でき る。また、軸部は、円柱状に形成されているが、固定部材の係止孔及び抜け止め 部材を貫通できるものであれば、角柱状等に形成されていてもよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案のボックスのフレーム固定装置は、フレームの上面からフレームを固定 することができ、基板と配線ダクトとをフレームに固定する固定位置がボックス のフレーム固定装置を固定した固定位置に一致しても、簡単にフレームをボック スに固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のものを用いて基板と配線ダクトとを固定
する方法を示す分解斜視図である。
【図3】図2のものを固定した斜視図である。
【図4】従来例を示す分解斜視図である。
【図5】図4のものを用いて基板と配線ダクトとを固定
する方法を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ボックス 20 固定部材 24 通孔 25 係止孔 30 フレーム 33 螺子孔 40 締着部材 41 雌螺子体 42 雄螺子体 43 雌螺子体の頭部 44 雌螺子体の軸部 45 雌螺子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に開口を有するとともに、開口を塞
    ぐ蓋を備えたボックスと、ボックス内部に固定されるも
    のであって、上面に通孔及びこの通孔に連設された係止
    孔を有した固定部材と、固定部材に固定されるものであ
    って、係止孔に重合する螺子孔を設けたフレームと、固
    定部材の内部から係止孔を貫通しフレームの上面から締
    めつける締着部材と、を備えたボックスのフレーム固定
    装置において、 前記締着部材は、固定部材の内部に装着される頭部とこ
    の頭部の垂直方向に突設し内方に雌螺子を有した軸部と
    からなり、フレームを固定した状態で軸部の先端がフレ
    ームの下面に当接する雌螺子体と、雌螺子に螺合する雄
    螺子体とから構成したことを特徴としたボックスのフレ
    ーム固定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015089301A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 河村電器産業株式会社 キャビネットの構造

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JP2015089301A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 河村電器産業株式会社 キャビネットの構造

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