JPH0238345Y2 - - Google Patents

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JPH0238345Y2
JPH0238345Y2 JP16732885U JP16732885U JPH0238345Y2 JP H0238345 Y2 JPH0238345 Y2 JP H0238345Y2 JP 16732885 U JP16732885 U JP 16732885U JP 16732885 U JP16732885 U JP 16732885U JP H0238345 Y2 JPH0238345 Y2 JP H0238345Y2
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spacer
wire support
wire
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JP16732885U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば高圧電線をキユービクル等のフ
レームに沿つて配線する際に用いる高圧絶縁碍子
のような電線支持具に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えばキユービクル内における高圧電線
の配線には高圧絶縁碍子として、フレームにボル
ト・ナツトを介して取付けられた絶縁碍子本体と
該絶縁碍子本体とは別体のカバーとの間に高圧電
線を挟んでボルト・ナツト締めする高圧絶縁碍子
が用いられているが、この場合、絶縁碍子本体と
カバーとが別体のためキユービクル内での高圧電
線の配線、特に、上部フレームの下面に沿つての
配線に際しては、フレームに取付けた絶縁碍子本
体に対する電線の仮止めに際しても電線をカバー
とともにボルト・ナツトで絶縁碍子本体に締付け
なければならず、その場合、電線とカバーを手に
した上向き状態の不自然な姿勢でカバーを絶縁碍
子本体とのボルト締め位置に合せて位置決めしな
がらボルトを絶縁碍子本体上のナツトに締付けな
ければならず、作業が極めてやり難く、しかも、
電線自体にはその外形寸法に±10%程度のバラツ
キがあることから、せつかく締付けても電線が緩
んでしまい、そのような場合には電線が動いてし
まつて配線を整然と行うことができず、逆に固い
場合には締付け過ぎて電線に傷を付けてしまうと
言う欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上を向いての配線に際して、カバーを
ボルト締めすることなく、フレームに取付けた電
線支持具の例えば絶縁碍子本体に電線を仮止めし
て、配線作業を容易にするとともに、電線の外形
寸法に±10%程度のバラツキがあつても電線に傷
を付けることなく電線をその支持具に確実に締付
けることができる電線支持具を提供することにあ
る。
(問題を解決するための手段) 本考案は高圧絶縁特性を有するプラスチツク製
電線支持具本体の電線支持位置に、電線の左右方
向移動を規制するための位置決め用溝を形成し、
前記電線支持具本体の位置決め用溝の両縁位置
に、前記位置決め用溝に嵌つて位置決めされた電
線を上から押えて電線の上下方向移動を規制する
スペーサを取付けるための支持突起を該支持突起
の弾発力により前記スペーサを挟持可能に形成
し、前記電線支持具本体に前記スペーサを介して
左右上下方向に位置決めされた電線を前記スペー
サとともに前記電線支持具本体との間で挟んでネ
ジを介して締付けるための押えカバーを前記電線
支持具本体に薄肉形成のヒンジ部を介して回転可
能に一体成形し、前記押えカバーと前記スペーサ
との一方の対向面に他方の対向面に当接して前記
スペーサに下方向の弾発力を付与する弾発突起を
一体成形し、かつ、前記電線支持具本体に支持さ
れた電線を前記電線支持具本体取付け用フレーム
との間で予め設定した一定の絶縁距離を保持した
状態で取付けるためのボルトを前記電線支持具本
体に突設した電線支持具にある。
(実施例) 次に、本考案の一実施例の構成を図面によつて
説明する。
高圧絶縁特性を有するプラスチツク成形のほぼ
T字状電線支持具本体1の上面中央電線支持位置
には、電線2の左右方向移動を規制するための位
置決め用電線支持溝3が形成され、電線支持具本
体1の電線支持溝3の両縁位置には、電線支持溝
3に嵌つて位置決めされた電線2を上から押えて
電線2の上下方向移動を規制するスペーサ4、こ
の場合、第3図、第4図に示すように押込み挿着
し易い曲面部5を左右位置に形成する他、支持電
線2の外形に対応した円形切り欠き溝6を下部中
央位置に形成し、角形窪み面7を上部中央位置に
形成したスペーサ4を取付けるための支持突起8
が、該支持突起8の弾発力によりスペーサ4をそ
の側面に形成したノツチ9を支持突起8の内側に
形成したノツチ溝10に係合させた状態で挟持可
能に形成され、電線支持具本体1にスペーサ4を
介して左右上下方向に位置決めされた電線2をス
ペーサ4とともに電線支持具本体1との間で挟ん
で電線支持具本体1に埋設されたナツト11とボ
ルト12を介して締付けるための押えカバー13
が電線支持具本体1に薄肉形成されたヒンジ部1
4を介して回転可能に一体成形され、押えカバー
13の中央下面にはスペーサ4の角形窪み面7に
弾発当接させて電線支持溝3に対するスペーサ4
の挿入位置を電線2の外径寸法のバラツキに対応
して変化させる弾発突起15が一体形成され、か
つ、電線支持具本体1の電線支持溝3位置に支持
された電線2を電線支持具本体1取付け用フレー
ム16との間で予め設定した一定の絶縁距離を保
持した状態で取付けるためのボルト17が電線支
持具本体1の下面に突設されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
このように構成された電線支持具18におい
て、配線位置に対応して明けられたフレーム16
上の取付孔19に電線支持具本体1の下面から突
設したボルト17を挿入後、ナツト20締めして
電線支持具本体1をフレーム16に取付け、この
取付け状態で電線支持具本体1がフレーム16に
吊下げ状態で取付けられていても、電線2をスペ
ーサ4の円形切り欠き溝6に、スペーサ4の側面
に形成した肉抜き部21或は第6図、第7図に示
すスリツト22による先端部弾性変形によつて嵌
めた後、電線2をスペーサ4とともに電線支持具
本体1の電線支持溝3に嵌めて位置決めした状態
において、電線支持具本体1の支持突起8間にノ
ツチ9とノツチ溝10の係合によりスペーサ4を
係合状態で容易に挟持させて、電線2を配線位置
に仮止めすることができ、この仮止め状態で配線
を完了させた後、押えカバー13を電線支持具本
体1と一体に薄肉成形されたヒンジ部14を介し
て回転させて電線支持具本体1上面に被せると、
押えカバー13に形成した窪み23が電線支持具
本体1上の支持突起6に嵌合して、押えカバー1
3に形成した取付孔24位置が電線支持具本体1
上の埋設ナツト11位置と一致し、その結果、ボ
ルト12を介して押えカバー13を電線支持具本
体1に容易に締付けることができるとともに、こ
の締付け状態において、電線2の外形寸法に±10
%程度のバラツキがあつても、弾発突起15によ
るスペーサ4を介しての電線2押付けによつて、
電線に傷を付けることなく、しかも、緩みのない
状態で電線2を確実に支持することができる。
なお、取付孔24の内側にはボルト12の脱落
防止用突起25が適宜形成されているため、特
に、ボルト12を上向きで締付ける際の作業を容
易にし、又、支持突起8の付根部分と押えカバー
13の窪み23口元部分には突起26と段付部2
7とからなる係合部が形成されて、押えカバー1
3を電線支持具本体1上に位置決め状態で仮止め
できるようにしてある。
又、本実施例においてはスペーサ4に対する肉
抜部を上向きの窪みとして形成したが、これを第
8図のように下向きの窪み28として形成するこ
とによつて、窪み28の両縁部が電線2に対する
把持力として作用して電線2に軸方向のブレーキ
力を付与することができる。
(考案の効果) 本考案は高圧絶縁特性を有するプラスチツク製
電線支持具本体の電線支持位置に、電線の左右方
向移動を規制するための位置決め用溝を形成し、
前記電線支持具本体の位置決め用溝の両縁位置
に、前記位置決め用溝に嵌つて位置決めされた電
線を上から押えて電線の上下方向移動を規制する
スペーサを取付けるための支持突起を該支持突起
の弾発力により前記スペーサを挟持可能に形成
し、前記電線支持具本体に前記スペーサを介して
左右上下方向に位置決めされた電線を前記スペー
サとともに前記電線支持具本体との間で挟んでネ
ジを介して締付けるための押えカバーを前記電線
支持具本体に薄肉形成のヒンジ部を介して回転可
能に一体成形し、前記押えカバーと前記スペーサ
との一方の対向面に他方の対向面に当接して前記
スペーサに下方向の弾発力を付与する弾発突起を
一体成形し、かつ、前記電線支持具本体に支持さ
れた電線を前記電線支持具本体取付け用フレーム
との間で予め設定した一定の絶縁距離を保持した
状態で取付けるためのボルトを前記電線支持具本
体に突設した電線支持具にある。
これによつて、本考案は特に上を向いての配線
作業に際して、カバーをボルト締めすることなく
フレームに取付けた電線支持具本体に電線を容易
に仮止めすることができるとともに、この仮止め
状態で、配線作業が容易に進められるようにした
状態で、しかも、電線の外形寸法に±10%程度の
バラツキがあつても電線に傷を付けることなく電
線をその支持具に確実に締付けることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の破断正面図、第2
図はその平面図、第3図はそのスペーサ4の正面
図、第4図はその平面図、第5図はその左側面
図、第6図はそのスペーサ4の他の第1の実施例
の正面図、第7図はその側面図、第8図はそのス
ペーサ4の他の第2の実施例の側面図である。 1……電線支持具本体、2……電線、3……電
線支持溝、4……スペーサ、7……角形窪み面、
8……支持突起、11……ナツト、12,17…
…ボルト、13……押えカバー、14……ヒンジ
部、15……弾発突起、16……フレーム、18
……電線支持具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧絶縁特性を有するプラスチツク製電線支持
    具本体の電線支持位置に、電線の左右方向移動を
    規制するための位置決め用溝を形成し、前記電線
    支持具本体の位置決め用溝の両縁位置に、前記位
    置決め用溝に嵌つて位置決めされた電線を上から
    押えて電線の上下方向移動を規制するスペーサを
    取付けるための支持突起を該支持突起の弾発力に
    より前記スペーサを挟持可能に形成し、前記電線
    支持具本体に前記スペーサを介して左右上下方向
    に位置決めされた電線を前記スペーサとともに前
    記電線支持具本体との間で挟んでネジを介して締
    付けるための押えカバーを前記電線支持具本体に
    薄肉形成のヒンジ部を介して回転可能に一体成形
    し、前記押えカバーと前記スペーサとの一方の対
    向面に他方の対向面に当接して前記スペーサに下
    方向の弾発力を付与する弾発突起を一体成形し、
    かつ、前記電線支持具本体に支持された電線を前
    記電線支持具本体取付け用フレームとの間で予め
    設定した一定の絶縁距離を保持した状態で取付け
    るためのボルトを前記電線支持具本体に突設する
    ことを特徴とする電線支持具。
JP16732885U 1985-10-30 1985-10-30 Expired JPH0238345Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16732885U JPH0238345Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16732885U JPH0238345Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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JPS6274715U JPS6274715U (ja) 1987-05-13
JPH0238345Y2 true JPH0238345Y2 (ja) 1990-10-16

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JP16732885U Expired JPH0238345Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2528270Y2 (ja) * 1990-06-26 1997-03-05 三菱電線工業株式会社 L型コネクタの固定装置
JP5061548B2 (ja) * 2006-09-15 2012-10-31 株式会社明電舎 支持碍子
JP5092532B2 (ja) * 2007-05-10 2012-12-05 株式会社明電舎 支持碍子
JP5220721B2 (ja) * 2009-11-25 2013-06-26 タイガー株式会社 導電線架設具

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JPS6274715U (ja) 1987-05-13

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