JPH0135411Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0135411Y2 JPH0135411Y2 JP631285U JP631285U JPH0135411Y2 JP H0135411 Y2 JPH0135411 Y2 JP H0135411Y2 JP 631285 U JP631285 U JP 631285U JP 631285 U JP631285 U JP 631285U JP H0135411 Y2 JPH0135411 Y2 JP H0135411Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- electric wire
- wire
- washer
- protrudes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000010618 wire wrap Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、端子板等に電線を固定するネジとと
もに使用される電線固定用座金に関する。
もに使用される電線固定用座金に関する。
従来の電線固定用座金は、板部の外周に、ネジ
軸方向に突出し、縁端が凹凸状となつた押え部を
設けたものであつて、板部をネジに嵌合し、ネジ
の座面に接するようにして締付け、押え部の縁端
で電線を強く押えるようにして使用される。
軸方向に突出し、縁端が凹凸状となつた押え部を
設けたものであつて、板部をネジに嵌合し、ネジ
の座面に接するようにして締付け、押え部の縁端
で電線を強く押えるようにして使用される。
この従来の座金は押え部で電線を強く押えるの
で電気的接触が良好となり、機械的にも強力に電
線を固定することができる。しかし電線を固定す
るに当り、通常電線の先端をネジに手で巻付け、
この後ネジ止めされるが、このネジ止め時に電線
がネジに強く巻付くことがあり、この場合は、押
え部で電線を強く押えているため、押え部で電線
が引きちぎられ、この結果電線は外れてしまう。
で電気的接触が良好となり、機械的にも強力に電
線を固定することができる。しかし電線を固定す
るに当り、通常電線の先端をネジに手で巻付け、
この後ネジ止めされるが、このネジ止め時に電線
がネジに強く巻付くことがあり、この場合は、押
え部で電線を強く押えているため、押え部で電線
が引きちぎられ、この結果電線は外れてしまう。
本考案はこのような不都合を改善し電線を電気
的、機械的に良好に保持しつつ、引きちぎられ外
れることのない座金を得ようとするものである。
的、機械的に良好に保持しつつ、引きちぎられ外
れることのない座金を得ようとするものである。
本考案の座金は、上記従来の座金に、さらに板
部からネジに沿つて円筒状に突出する保護部を設
けたものである。
部からネジに沿つて円筒状に突出する保護部を設
けたものである。
このため本考案の座金では、ネジ止めにより縁
端が電線を押えるとき、保護部がネジに巻付いた
電線とネジとの間に進入し、電線のネジへの巻付
きを防止し、電線が引きちぎられることを防ぐ。
端が電線を押えるとき、保護部がネジに巻付いた
電線とネジとの間に進入し、電線のネジへの巻付
きを防止し、電線が引きちぎられることを防ぐ。
以下図示する実施例について説明する。この座
金１０は、一枚の板材を型成形し、板部１１、押
え部１２、保護部１３を形成して成る。板部１１
は円環板状で、中央に孔１４を有し、ここにネジ
１５を挿通してネジ１５の座面に接する。押え部
１２は板部１１の外周からネジ１５軸方向に突出
し、その縁端１６は凹凸状となつている。保護部
１３は板部１１の孔１４からネジ１５に沿つて円
筒状に突出する。
金１０は、一枚の板材を型成形し、板部１１、押
え部１２、保護部１３を形成して成る。板部１１
は円環板状で、中央に孔１４を有し、ここにネジ
１５を挿通してネジ１５の座面に接する。押え部
１２は板部１１の外周からネジ１５軸方向に突出
し、その縁端１６は凹凸状となつている。保護部
１３は板部１１の孔１４からネジ１５に沿つて円
筒状に突出する。
この座金１０は次のようにして使用する。この
座金１０をネジ１５に嵌合し、電線１７の先端を
手でネジ１５に巻付け、このネジ１５を端子板１
８等にネジ込む。こうすると、ネジ込むにしたが
い電線１７とネジ１５の間に保護部１３が進入
し、押え部１２の縁端１６が電線１７を端子板１
８等に押え付ける。なおこのとき座金１０は回転
しない。
座金１０をネジ１５に嵌合し、電線１７の先端を
手でネジ１５に巻付け、このネジ１５を端子板１
８等にネジ込む。こうすると、ネジ込むにしたが
い電線１７とネジ１５の間に保護部１３が進入
し、押え部１２の縁端１６が電線１７を端子板１
８等に押え付ける。なおこのとき座金１０は回転
しない。
したがつて従来の座金と同様、電線１７は押え
部１２により強力に押え付けられるが、保護部１
３があるため、電線１７がネジ１５に強く巻き付
いて引きちぎられることはない。
部１２により強力に押え付けられるが、保護部１
３があるため、電線１７がネジ１５に強く巻き付
いて引きちぎられることはない。
以上から明らかなように、本考案の座金では保
護部を有し、この保護部が電線とネジとの間に進
入するため、電線のネジへの巻付きにより電線が
引きちぎられ、外れることは全く生じない。しか
も押え部が電線を強力に押さえ、電気的に良好に
接触させ、機械的に強固に固定することは従来の
座金と同様である。
護部を有し、この保護部が電線とネジとの間に進
入するため、電線のネジへの巻付きにより電線が
引きちぎられ、外れることは全く生じない。しか
も押え部が電線を強力に押さえ、電気的に良好に
接触させ、機械的に強固に固定することは従来の
座金と同様である。
よつて本考案の座金は電線の固定が確実であ
り、さらに製造、使用も簡単であり、甚だ実用上
効果が大きく便利である。
り、さらに製造、使用も簡単であり、甚だ実用上
効果が大きく便利である。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は斜視
図、第２図は使用状態の正断面図である。 １０……電線固定用座金、１１……板部、１２
……押え部、１３……保護部、１５……ネジ、１
６……縁端、１７……電線。
図、第２図は使用状態の正断面図である。 １０……電線固定用座金、１１……板部、１２
……押え部、１３……保護部、１５……ネジ、１
６……縁端、１７……電線。
Claims (1)
- ネジに嵌合し、ネジの座面に接する板部と、こ
の板部外周からネジ軸方向に突出し、縁端が凹凸
状となり、電線を押え付ける押え部と、前記板部
からネジに沿つて円筒状に突出し、ネジに巻付い
た電線とネジとの間に進入し、ネジ止め時に電線
がネジに巻付き押え部から引きちぎられることを
防止する保護部を有することを特徴とする電線固
定用座金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP631285U JPH0135411Y2 (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP631285U JPH0135411Y2 (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61123474U JPS61123474U (ja) | 1986-08-04 |
| JPH0135411Y2 true JPH0135411Y2 (ja) | 1989-10-27 |
Family
ID=30483640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP631285U Expired JPH0135411Y2 (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0135411Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-22 JP JP631285U patent/JPH0135411Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61123474U (ja) | 1986-08-04 |
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