JPH0110848Y2 - - Google Patents

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JPH0110848Y2
JPH0110848Y2 JP9418284U JP9418284U JPH0110848Y2 JP H0110848 Y2 JPH0110848 Y2 JP H0110848Y2 JP 9418284 U JP9418284 U JP 9418284U JP 9418284 U JP9418284 U JP 9418284U JP H0110848 Y2 JPH0110848 Y2 JP H0110848Y2
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insulator
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は筒形カツトアウトの本体碍子下部か
ら導出され、負荷側に接続される下部口出線の接
続端子カバーに関するものである。
(従来の技術) 従来、第7図に示すようにこの種のカツトアウ
トスイツチにおいては、その本体碍子31の両側
の下部口出線用電線挿入孔32には雨水等の浸入
防止、充電部の露出防止を目的として挿入部33
を連結部34の両端に一体に形成し、かつ連結部
34のほぼ中央部には上方に突出する延長部35
を形成して接続端子36の器内側面を覆うととも
に下方から接続端子36に触れることがないよう
に遮蔽する構造のものが実公昭56−12758に示さ
れている。
この場合、電線を取り付けるに際し、連結部3
4を塞ぎ栓としての挿入部33を介して電線挿入
孔32を軸として回動させ、接続端子36下方の
連結部34及び延長部35を開放した後、電線の
端子締付けを行なう必要がある(第8図参照)。
(発明が解決しようとする問題点) 従つて、連結部34と挿入部33とが一体にな
つていると電線挿入孔32の本体碍子側面が両方
とも斜状になつていることと、又、挿入部33は
電線挿入孔32に装着した状態にあるため連結部
34を回動すると挿入部における摩擦力に方向性
があるために偏荷重が加わつて破損する虞があ
る。
さらに、柱上での作業のため本体碍子31に塞
ぎ栓としての挿入部33を取着した状態にて電線
先端部を突き破つて挿通するため、作業者が不安
定状態にて余分な力を要することにもなり、又、
下部口出線の挿通に際し、口出線の芯栓が挿入部
33より確実に所用寸法分接続端子36に挿入さ
れているか確認しにくく、作業性が悪いことにな
る。
そのうえ、従来技術においては本体碍子31へ
の塞ぎ栓装着時においては挿入部33先端間が本
体碍子31側部の幅まで広がるように両連結部3
4を押し広げる必要があり、誤つて極度に押し広
げると、この部材が破損する虞があつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解消するためになされ
たものであつて、この考案の端子カバーは筒形カ
ツトアウトの本体碍子下端外周に沿つて並設配置
される脚板を両端に突設した下部口出線用接続端
子用の下部遮蔽板と、同下部遮蔽板から上方へ突
設されて前記接続端子を側方から遮蔽する側部遮
蔽板とを合成樹脂材等にて一体形成した遮蔽体
と、前記脚板の上部に対し取外し可能にかつ回動
可能に挿通配置され、前記接続端子と対応して設
けられた本体碍子の下部口出線用挿入孔に密着状
に挿入される栓体とから構成したことをその要旨
とするものである。
(作用) 前記の解決手段により、一方の栓体を対応する
一方の脚板に回動可能に挿通取着した遮蔽体を本
体碍子に対し前記栓体にて本体碍子の挿入孔に密
着嵌合する。又、他方の栓体は予め遮蔽体とは分
離した状態で下部口出線を挿通取着する。そし
て、この下部口出線を挿通した状態で、他方の栓
体を前記本体碍子に取着した遮蔽体の他方の脚板
に対して回動可能に挿通取着するとともに同脚板
を介して本体碍子の挿入孔に密着嵌合する。
この下部口出線の本体碍子の挿入孔への挿通が
終了した後、遮蔽体を接続端子下方から回動して
逃すことにより、ドライバー等を本体碍子下方か
ら挿通して接続端子に対し下部口出線を接続す
る。
(実施例) 以下、この考案を具体化した実施例を第1図〜
第6図に従つて説明する。
筒形カツトアウトの本体碍子1はその内部にヒ
ユーズ筒収納孔2が形成されている。ヒユーズ筒
収納孔2の下部には段差部4を介して拡径部3が
形成され、その下端部は下方に開口するように形
成されている。そして、前記ヒユーズ筒収納孔2
の上部には電源側に接続された上部電極(図示し
ない)が設けられるとともに、前記拡径部3上部
に下部電極5が装着され、両電極間にヒユーズ筒
6が取外し可能に取着される。
前記下部電極5は次のように構成されている。
前記拡径部3内周には係止溝7が凹設され、同
係止溝7に対し筒状の下部電極ガイド部材8がそ
の基端外周に突設された係止突条8aにて係止さ
れている。同下部電極ガイド部材8の下部内周に
は円錐台状のガイド部8bが形成され、又、上部
内周には環状の電極支持板9が固設されている。
前記電極支持板9には適数個の接触子(1個のみ
図示)10がビス着され、前記ヒユーズ筒6の下
部電極部を挟着可能にしている。
前記下部電極ガイド部材8、電極支持板9、接
触子10から下部電極5が構成されている。
なお、前記下部電極5と段差部4間にはストツ
パ11が取着され、ヒユーズ筒6のヒユーズ遮断
時におけるつき上げを緩衝するようになつてい
る。
前記下部電極5下方において拡径部3の一部内
周には膨径部12が設けられ、その内周には前記
下部電極5に接続された接続端子13が取着され
ている。第2図に示すように膨径部12両外側部
には接続端子13と対応して一対の下部口出線用
挿入孔14a,14bが透設されている。
前記のように構成された筒形カツトアウトの両
方の挿入孔14a,14bに装着される接続端子
カバー15について説明する。
第4図及び第5図に示すようにこの接続端子カ
バー15は絶縁性の合成樹脂等から形成され、両
端に脚板16を有する略L字状の下部遮蔽板17
と同下部遮蔽板17の中央から内側上方へ斜状に
突出した側部遮蔽板18とからなる遮蔽体19
と、前記脚板16の上部に透設した挿通孔20に
対し取外し可能にかつ回動可能に外方から挿入さ
れる有底筒状の栓体21とから構成されている。
前記栓体21はその基端部外周には前記脚板1
6の挿通孔20の周縁部外面に係止する係止フラ
ンジ21aと周縁部内面に係止する係止フランジ
21bとが形成され、同栓体21を挿通孔20に
外方から挿通したときに係止フランジ21a,2
1b間に形成された凹溝21cにて脚板16に対
して回動可能に係合する。なお、前記係止フラン
ジ21bは凹溝21cと反対側の面には栓体21
を挿通孔20に挿通時にガイドする斜状のガイド
面が形成されるともに、弾性を有しており、挿通
孔20周縁に当接したとき弾性的に変形して縮径
することにより挿通孔20内を移動する。
さらに栓体21は先端部が本体碍子1の下部口
出線用挿入孔14a,14bに密着状に挿入され
るように外径は挿入孔14a,14bの内径より
も若干拡径されているとともに、内径は下部口出
線22の外径よりも若干縮径されている。そし
て、栓体21の内端部は肉薄の脆弱部21dにて
閉塞され、この脆弱部21dは栓体21内に挿通
される下部口出線22にて破れるようになつてい
る。
この接続端子カバー15は本体碍子1に対して
前記栓体21を嵌入密着され、下部遮蔽板17が
本体碍子1の下端下方に配置されて接続端子13
の下方を覆うとともに、側部遮蔽板18が接続端
子13の下側方を覆うようになつている。さらに
接続端子カバー15は本体碍子1に装着された状
態で下部口出線22に挿通された際に第1図の矢
印方向に栓体21を中心にかつ栓体21とはフリ
ーに脚板16と遮蔽体19が一体回動可能になつ
ている。
なお、前記下部口出線22は本体碍子1のいず
れか一方の挿入孔14a,14bに対し前記栓体
21を介して挿通され、その内端が前記接続端子
13に対しビス13a着される。23は本体碍子
1の中央部外周に装着された取付金具、24は本
体碍子1の上部電極(図示しない)に対し接続さ
れた上部口出線である。
さて、以上のように構成された接続端子カバー
15を使用して下部口出線22を接続端子13に
接続するには、まず接続端子カバー15の一方の
栓体21をその凹溝21cにて係合するように脚
板16に対し外方から挿通取着した状態で本体碍
碍子1に対応する挿入孔14aに密嵌する。次
に、予め芯線22aを露出した下部口出線22の
端部を他方の栓体21内に挿通する(なお、この
実施例では挿入孔14bに対応する栓体21に挿
通する)。
このとき栓体21の内底部のテーパー部に下部
口出線22の被覆部の剥ぎ面22bに対応するよ
うに当接させ、芯線22aの栓体21から突出す
る長さを確保する。そして、この状態で他方の栓
体21をその凹溝21cにて係合するように他方
の脚板16の挿通孔20を介して挿入孔14bに
挿入し、嵌合密着させる。続いて、他方の栓体2
1に挿通された下部口出線22の芯線22aを接
続端子13に対応させ挿入する。
次に第1図鎖線で示す状態まで接続端子カバー
15を回動させると、栓体21は挿入孔14a,
14bに対し回動することなく密嵌取着されてい
るため、脚板16と遮蔽体19とが一体となつて
栓体21に対し回動され、この結果、接続端子1
3の下方があく。この状態で本体碍子1の下方か
らドライバー等を挿入すれば、ドライバー等は端
子カバー15に干渉されることなく接続端子13
のビス13aを操作でき、それによつて下部口出
線22の内端は接続端子13に対してビス13a
着される。
その後、接続端子カバー15の下部遮蔽板17
を回動復帰させると遮蔽体19は接続端子13の
下方及び下側方を覆う。この時も栓体21は回動
することなく遮蔽体19のみが回動する。
前記のように接続端子カバー15は栓体21に
対し遮蔽体19が回動可能になつているので、下
部口出線22を接続端子13に対して接続する際
に遮蔽体19を接続端子13下方から逃すことが
できる。そして、前記のように遮蔽体19を回動
しても栓体21は回動されないため栓体21の挿
入孔14a,14bに対する密着状態は破れるこ
とがない。
又、前記のように本体碍子1に対し挿入孔14
aを介して下部口出線22を取着した後、反対側
の挿入孔14aに下部口出線22を挿通取着する
必要が生じた場合には、前記と同様に端子カバー
15を矢印方向に回動退避させ、ドライバー等を
本体碍子1の下方から挿入し、ビス13aを緩め
る。続いて、挿入孔14aを介して接続端子13
から下部口出線22を外すとともに反対側の栓体
21も脚板16から外す。
そして、今まで下部口出線22が挿通されてい
た挿入孔14a側の栓体21はその脆弱部21d
が破れているため、挿入孔14aから取り外し、
脆弱部21dが破れていない新品の栓体21を前
記挿入孔14aに密嵌する。
そして、今度は反対側の挿入孔14aに密嵌さ
れていた栓体21の脆弱部21dを下部口出線2
2にて破り、以下前記と同様に接続端子13にビ
ス13a着する。
なお、下部口出線22の風圧等による揺れ、端
子カバー15の経年劣化等により、挿入孔14
a,14bと栓体21の密嵌状態が破れた場合に
は前記と同様に密嵌状態が破れた栓体21を新品
の栓体21と交換すればよい。
考案の効果 以上、詳述したようにこの考案は栓体と遮蔽体
とが別体であるため、接続端子への下部口出線の
締付け作業において遮蔽体を栓体を軸として容易
に回動することができる。そして、その遮蔽体が
回動時には栓体に回動力が加わらないため、従来
と異なり偏荷重及び本体碍子の挿入孔との摩擦に
よる捩れ等による破損の虞はない。さらに、柱上
等の高所での作業性がよく、電線の接続端子への
取付けは確実に行なうことができる。
又、栓体の取付けに際しては電線端部の所用寸
法の被覆を剥ぎ、同部を栓体に貫通さた後に、露
出させた芯線を栓体から所用長さ突出させた状態
で遮蔽体の脚板を介して挿通すればよく、従来栓
体を予め本体碍子に挿通固着した状態で同栓体に
下部口出線を挿通する作業に比べて簡単に行なう
ことができる。
さらに栓体から所用長さ突出した状態にて接続
端子に挿通し、この栓体を回動することなく遮蔽
体を回動させて接続端子への締付けを行なうた
め、栓体からの芯線の所用長さを確認しながら行
なうことができ、そのことによつて、接続端子へ
の芯線の所用長さが確実に確保でき、接続不良等
が生ずる虞がなく、前記接続不良によるヒートを
防止することができる。
又、本体碍子への栓体の取付けに際しては従来
と異なつて、脚板を本体碍子の幅方向に押し広げ
る必要がなく、弾性を考慮した材料選定に際し、
硬度の材料を使用できる。このことは遮蔽物とし
てはより有利である。そして、栓体のみの交換が
できるため有効に使用出来る効果を奏し、産業上
優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例を示す
カツトアウトの断面図、第2図は同じく膨径部の
切欠断面図、第3図は本体碍子の底面図、第4図
及び第5図は接続端子カバーのそれぞれ平面図及
び正面図、第6図は栓体に下部口出線を挿通した
状態の断面図、第7図及び第8図は従来の端子カ
バーの使用状態を示す断面図及び側面図である。 1……本体碍子、6……ヒユーズ筒、12……
膨径部、13……接続端子、14a,14b……
挿入孔、15……接続端子カバー、16……脚
板、17……下部遮蔽板、18……側部遮蔽板、
19……遮蔽体、20……挿通孔、21……栓
体、22……下部口出線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 筒形カツトアウトの本体碍子下端外周に沿つ
    て並設配置される脚板を両端に突設した下部口
    出線用接続端子用の下部遮蔽板と、 同下部遮蔽板から上方へ突設されて前記接続
    端子を側方から遮蔽する側部遮蔽板とを合成樹
    脂材等にて一体形成した遮蔽体と、 前記脚板の上部に対し取外し可能にかつ回動
    可能に挿通配置され、前記接続端子と対応して
    設けられた本体碍子の下部口出線用挿入孔に密
    着状に挿入される栓体と から構成したことを特徴とする筒形カツトア
    ウトの下部口出線の接続端子カバー。 2 前記栓体は筒状に形成し、その一端が脆弱部
    にて閉塞されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の筒形カツトアウ
    トの下部口出線の接続端子カバー。 3 前記脆弱部は肉薄状に形成されたものである
    実用新案登録請求の範囲第2項に記載の筒形カ
    ツトアウトの下部口出線の接続端子カバー。
JP9418284U 1984-06-22 1984-06-22 筒形カツトアウトの下部口出線の接続端子カバ− Granted JPS618935U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS618935U JPS618935U (ja) 1986-01-20
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JP9418284U Granted JPS618935U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 筒形カツトアウトの下部口出線の接続端子カバ−

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