JPH0142316Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0142316Y2 JPH0142316Y2 JP458484U JP458484U JPH0142316Y2 JP H0142316 Y2 JPH0142316 Y2 JP H0142316Y2 JP 458484 U JP458484 U JP 458484U JP 458484 U JP458484 U JP 458484U JP H0142316 Y2 JPH0142316 Y2 JP H0142316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arrester
- fixtures
- hole
- fixture
- power distribution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 239000002648 laminated material Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアレスター内蔵配電機器に係り、特に
アレスターの固定具に関するものである。
アレスターの固定具に関するものである。
第１図は従来のアレスター内蔵変圧器の全体構
造を示し、第２図はその固定構造の詳細を示す。
両図に示すようにアレスター１は、上部クランプ
２の上に固定した一対の固定具３Ａ，３Ｂに狭持
されている。この固定具３Ａ，３Ｂは平角状の碍
子を上部クランプ２に間隔をあけて向合せに固定
したもので、この固定具３Ａ，３Ｂの貫通孔４
Ａ，４Ｂに、アレスター１の両端に設けたボルト
５Ａ，５Ｂを差込み突出させる。そして巻線６と
プツシング７とを結ぶリード線８に接続した分岐
線９を、アレスター１のボルト５Ａ（第２図の右
側）にナツト１０で締付けて接続する。アレスタ
ー１の他端のボルト５Ｂにアース線１１の一端を
ナツト１２で締付け、その他端を上部クランプ２
に接続して接地させている。なお図中の符号で１
３は下部クランプ、１４はタンク、１５はカバー
である。
造を示し、第２図はその固定構造の詳細を示す。
両図に示すようにアレスター１は、上部クランプ
２の上に固定した一対の固定具３Ａ，３Ｂに狭持
されている。この固定具３Ａ，３Ｂは平角状の碍
子を上部クランプ２に間隔をあけて向合せに固定
したもので、この固定具３Ａ，３Ｂの貫通孔４
Ａ，４Ｂに、アレスター１の両端に設けたボルト
５Ａ，５Ｂを差込み突出させる。そして巻線６と
プツシング７とを結ぶリード線８に接続した分岐
線９を、アレスター１のボルト５Ａ（第２図の右
側）にナツト１０で締付けて接続する。アレスタ
ー１の他端のボルト５Ｂにアース線１１の一端を
ナツト１２で締付け、その他端を上部クランプ２
に接続して接地させている。なお図中の符号で１
３は下部クランプ、１４はタンク、１５はカバー
である。
ところでかかる従来構造では、アレスター１は
両方のナツト１０，１２で固定具３Ａ，３Ｂを介
して締付けられるので、強く締付けると、固定具
３Ａ，３Ｂが割れる恐れがある。又分岐線９、ナ
ツト１０などは高電圧が充電されているので、ナ
ツト１０と上部クランプ２間の沿面距離（図中ｌ
で示す）を充分取る必要があり、結果として、固
定具３Ａ，３Ｂの背丈が高くなつてしまう。
両方のナツト１０，１２で固定具３Ａ，３Ｂを介
して締付けられるので、強く締付けると、固定具
３Ａ，３Ｂが割れる恐れがある。又分岐線９、ナ
ツト１０などは高電圧が充電されているので、ナ
ツト１０と上部クランプ２間の沿面距離（図中ｌ
で示す）を充分取る必要があり、結果として、固
定具３Ａ，３Ｂの背丈が高くなつてしまう。
本考案は上記従来技術に鑑み、固定具に締付力
の加わらないコンパクトな固定具を提供すること
を目的とする。かかる目的を達成する本考案の構
成は、タンク内に納めた配電機器の通電部をアレ
スターを介して接地してなるアレスター内蔵配電
機器の前記アレスターの固定具を絶縁物で製作す
るととに、アレスターが嵌入する側の径を拡く且
つその逆側の径を狭くした段差付の貫通孔を前記
固定具にあけ、この一対の固定具を所定間隔をあ
けて向い合せに固設し、更にアレスターの両端を
前記貫通孔に差込んで保持すると共にこの貫通孔
内で分岐線及びアース線をアレスター端部に螺着
してなることを特徴とする。
の加わらないコンパクトな固定具を提供すること
を目的とする。かかる目的を達成する本考案の構
成は、タンク内に納めた配電機器の通電部をアレ
スターを介して接地してなるアレスター内蔵配電
機器の前記アレスターの固定具を絶縁物で製作す
るととに、アレスターが嵌入する側の径を拡く且
つその逆側の径を狭くした段差付の貫通孔を前記
固定具にあけ、この一対の固定具を所定間隔をあ
けて向い合せに固設し、更にアレスターの両端を
前記貫通孔に差込んで保持すると共にこの貫通孔
内で分岐線及びアース線をアレスター端部に螺着
してなることを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を第３図及び第４図を
基に詳細に説明する。第３図は分岐線９やアース
線１１を接続する前の状態を示す傾斜図で、本実
施例に係る固定具２１Ａ，２１Ｂは碍子、絶縁積
層材などの絶縁材料で製作されその形状は馬締付
をなし、その中央に段差の付いた貫通孔２２，２
３をあけてある。そして一方の固定具２１Ａ（例
えば分岐線９側）を上部クランプ２の所定位置に
固定してその貫通孔２２にアレスター１の一端を
差込む。アレスター１の他端に残りの固定具２１
Ｂを差込んで、この固定具２１Ｂを上部クランプ
２に固定する。即ち、この状態が第３図である。
次に分岐線９とアース線１１を接続する。その状
態を第４図に示す。前述の如く、アレスター１の
ボルト５Ａ，５Ｂは固定具２１Ａ，２１Ｂの貫通
孔（小径の方）２２，２３内にあり、この貫通孔
２２，２３内に分岐線９とアース線１１を挿入
し、ナツト１０，１２で締付け接続する。
基に詳細に説明する。第３図は分岐線９やアース
線１１を接続する前の状態を示す傾斜図で、本実
施例に係る固定具２１Ａ，２１Ｂは碍子、絶縁積
層材などの絶縁材料で製作されその形状は馬締付
をなし、その中央に段差の付いた貫通孔２２，２
３をあけてある。そして一方の固定具２１Ａ（例
えば分岐線９側）を上部クランプ２の所定位置に
固定してその貫通孔２２にアレスター１の一端を
差込む。アレスター１の他端に残りの固定具２１
Ｂを差込んで、この固定具２１Ｂを上部クランプ
２に固定する。即ち、この状態が第３図である。
次に分岐線９とアース線１１を接続する。その状
態を第４図に示す。前述の如く、アレスター１の
ボルト５Ａ，５Ｂは固定具２１Ａ，２１Ｂの貫通
孔（小径の方）２２，２３内にあり、この貫通孔
２２，２３内に分岐線９とアース線１１を挿入
し、ナツト１０，１２で締付け接続する。
この構造にすると、ナツト１０，１２を締付け
たとき、固定具２１Ａ，２１Ｂに何ら締付力は加
わらず固定具２１Ａ，２１Ｂが割れる恐れはまつ
たくなくなる。又、アレスター１の通電部（ボル
ト５Ａやナツト１０など）が固定具２１Ａで覆わ
れ、しかも上部クランプ２との沿面距離は段差付
きで長くなるので、固定具２１Ａ，２１Ｂの背丈
を低くできる。したがつて、固定具２１Ａ，２１
Ｂは小形となり、タンク形状もコンパクトとな
る。
たとき、固定具２１Ａ，２１Ｂに何ら締付力は加
わらず固定具２１Ａ，２１Ｂが割れる恐れはまつ
たくなくなる。又、アレスター１の通電部（ボル
ト５Ａやナツト１０など）が固定具２１Ａで覆わ
れ、しかも上部クランプ２との沿面距離は段差付
きで長くなるので、固定具２１Ａ，２１Ｂの背丈
を低くできる。したがつて、固定具２１Ａ，２１
Ｂは小形となり、タンク形状もコンパクトとな
る。
尚、一対の固定具２１Ａ，２１Ｂを上部クラン
プ２に取付ける場合で説明したが、タンク１４や
カバー１５の内壁などに取り付けるようにしても
よい。又固定具２１Ａ，２１Ｂの形状は馬締形の
代りに円形、角形、その他の形状であつてもよ
い。又、前述の説明はアレスター内蔵変圧器で説
明したが、この配電機器が開閉器などでもよい。
プ２に取付ける場合で説明したが、タンク１４や
カバー１５の内壁などに取り付けるようにしても
よい。又固定具２１Ａ，２１Ｂの形状は馬締形の
代りに円形、角形、その他の形状であつてもよ
い。又、前述の説明はアレスター内蔵変圧器で説
明したが、この配電機器が開閉器などでもよい。
以上実施例とともに具体的に説明したように本
考案によれば、締付力が加わることのないコンパ
クトな固定具を実現することができる。
考案によれば、締付力が加わることのないコンパ
クトな固定具を実現することができる。
第１図はアレスター内蔵変圧器を示す構成図、
第２図は従来の固定具を示す構成図、第３図は本
考案の実施例に係る固定具を示す斜視図、第４図
は本実施例の固定具を分岐線及びアース線が接続
した状態で示す断面図である。 図面中、１はアレスター、２は上部クランプ、
５Ａ，５Ｂはボルト、９は分岐線、１０，１２は
ナツト、１１はアース線、２１Ａ，２１Ｂは固定
具、２２，２３は貫通孔である。
第２図は従来の固定具を示す構成図、第３図は本
考案の実施例に係る固定具を示す斜視図、第４図
は本実施例の固定具を分岐線及びアース線が接続
した状態で示す断面図である。 図面中、１はアレスター、２は上部クランプ、
５Ａ，５Ｂはボルト、９は分岐線、１０，１２は
ナツト、１１はアース線、２１Ａ，２１Ｂは固定
具、２２，２３は貫通孔である。
Claims (1)
- タンク内に納めた配電機器の通電部をアレスタ
ーを介して接地してなるアレスター内蔵配電機器
の前記アレスターの固定具を絶縁物で製作すると
ともに、アレスターが嵌入する側の径を拡く且つ
その逆側の径を狭くした段差付の貫通孔を前記固
定具にあけ、この一対の固定具を所定間隔をあけ
て向い合せに固設し、更にアレスターの両端を前
記貫通孔に差込んで保持すると共にこの貫通孔内
で分岐線及びアース線をアレスター端部に螺着し
てなることを特徴とするアレスターの固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP458484U JPS60117596U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | アレスタ−の固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP458484U JPS60117596U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | アレスタ−の固定具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60117596U JPS60117596U (ja) | 1985-08-08 |
| JPH0142316Y2 true JPH0142316Y2 (ja) | 1989-12-12 |
Family
ID=30480299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP458484U Granted JPS60117596U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | アレスタ−の固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60117596U (ja) |
-
1984
- 1984-01-19 JP JP458484U patent/JPS60117596U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60117596U (ja) | 1985-08-08 |
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