JPH036978Y2 - - Google Patents

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JPH036978Y2
JPH036978Y2 JP1984199256U JP19925684U JPH036978Y2 JP H036978 Y2 JPH036978 Y2 JP H036978Y2 JP 1984199256 U JP1984199256 U JP 1984199256U JP 19925684 U JP19925684 U JP 19925684U JP H036978 Y2 JPH036978 Y2 JP H036978Y2
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cap
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insulator
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JP1984199256U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、高圧トランス、高圧コンデンサ等に
おける高圧端子用絶縁装置に係るものである。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 高圧トランス、高圧コンデンサ等では、碍子付
きの高圧端子が用いられる。この高圧端子は、碍
子に導電性の螺子棒が挿通されて、該螺子棒の先
端が外部へと突出し、該先端にケーブルが電気的
に接続される。また、通常、その接続部にゴムチ
ユーブ等が覆せられる。
しかし、上記従来の高圧端子では、塵埃が付着
したり、湿気が加わつたりすると、碍子に沿面放
電を生じ、また、電気絶縁上から構造がかなり大
きくなり、高価となる欠点がある。
本考案は、斯る従来の欠点を除去しようとする
ものである。
「課題を解決するための手段」 本考案は、電気絶縁材にて皿状のベース1と該
ベースに嵌合させるキヤツプ2とを形成し、その
ベース1の中心に高圧端子Bにおける碍子Baか
ら突出する螺子棒の先端部Bbを挿通させる透孔
11を、また、キヤツプ2の中心にケーブルを挿
通させる透孔21を穿設した絶縁カバーを設け、
上記螺子棒の先端部Bbにベース1の透孔11を
嵌合させて碍子Baに当接するまで深く嵌め込み、
更にその螺子棒先端部BbにナツトBdを螺合させ
て締め付けることによりベース1を碍子Ba上に
密接させて固定し、キヤツプ2の透孔21にケー
ブルCを挿通させ、該ケーブルの先端の絶縁チユ
ーブCbで覆われた接続部Caを上記螺子棒先端部
Bbへ電気的に接続させ、而して、キヤツプ2を
ベース1へ嵌合させると同時に、その透孔21を
上記絶縁チユーブCbへと密嵌させたことを特徴
とする。
「作用」 如上の構成であるから、ベース1とキヤツプ2
とから成る絶縁カバーは、ケーブルC先端の絶縁
チユーブCbと協働して高度の電気絶縁性能を発
揮し、沿面放電を的確に阻止する。
「実施例」 図面は、本考案の実施例を示している。
この実施例は、高圧トランスAの高圧端子Bに
係るものである。この場合、上述のベース1とキ
ヤツプ2とを白色のポリエチレン樹脂により形成
し、両者の嵌合部12,22を互いに段状に形成
して密嵌させるようにしている。また、上述の螺
子棒先端部Bbに螺合させ締め付けしたナツトBd
の下に座金Bcを嵌めている。
なお、ベース1と碍子Baとの間及びベース1
とキヤツプ2との嵌合部12,22には、シリコ
ンオイル等の電気絶縁材を塗布するとよい。
「考案の効果」 本考案によれば、既存の高圧トランス、高圧コ
ンデンサ等の高圧端子において、螺子棒先端部
Bbに絶縁カバーのベース1を中心の透孔11に
て嵌合させて碍子Baに当接するまで深く嵌め込
み、その螺子棒先端部Bbに螺合させたナツトB
で締め付けることによりベース1を碍子Ba上に
密封させて固定し、また、絶縁カバーのキヤツプ
2の中心の透孔21にケーブルCを挿通させ、ケ
ーブル先端の絶縁チユーブCbで覆われた接続部
Caを上記螺子棒先端Bbへ電気的に接続させ、而
してキヤツプ2をベース1へ嵌合させると同時
に、その透孔21を上記絶縁チユーブCbへと密
嵌させているので、螺子棒先端部Bb及びこれに
嵌めたケーブル先端の接続部Caを、ベース1と
キヤツプ2との嵌合から成る絶縁カバーと、その
キヤツプ2の透孔21に嵌るケーブル先端の絶縁
チユーブCbとの協働により十分に被包密閉でき
て、湿気、塵埃の侵入を的確に阻止でき、よつ
て、絶縁カバー及び絶縁チユーブCbには高い電
気絶縁性能を維持発揮させることができ、周辺に
塵埃が付着したり、湿気が加わつたりしても、碍
子での沿面放電を皆無にできて、電気絶縁性能を
格段に向上させることができ、また、その接続部
分を外力から保護できる。
更に、上述のように高圧端子の電気絶縁性能が
向上するので、その高圧端子を大幅に小型化させ
ることもでき、例えば、従来の2分の1程度にま
で小さくでき、したがつて、取付けスペースを小
さくでき、コストダウンできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例で、第1図は、正面
図、第2図は、平面図、第3図は、要部部材の正
面図、第4図は、同部材の平面図、第5図は、他
の要部部材の正面図、第6図は、同部材の底面
図、第7図は、要部の拡大縦断正面図である。 A……高圧トランス、B……高圧端子、C……
ケーブル、Ba……碍子、Bb……先端部、Bc……
座金、Bd……ナツト、Ca……接続部、Cb……絶
縁チユーブ、1……ベース、2……キヤツプ、1
1,12……透孔、12,22……嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気絶縁材にて皿状のベース1と該ベースに嵌
    合させるキヤツプ2とを形成し、そのベース1の
    中心に高圧端子Bにおける碍子Baから突出する
    螺子棒の先端部Bbを挿通させる透孔11を、ま
    た、キヤツプ2の中心にケーブルを挿通させる透
    孔21を穿設した絶縁カバーを設け、上記螺子棒
    の先端部Bbにベース1の透孔11を嵌合させて
    碍子Baに当接するまで深く嵌め込み、更にその
    螺子棒先端部BbにナツトBdを螺合させて締め付
    けることによりベース1を碍子Ba上に密接させ
    て固定し、キヤツプ2の透孔21にケーブルCを
    挿通させ、該ケーブルの先端の絶縁チユーブCb
    で覆われた接続部Caを上記螺子棒先端部Bbへ電
    気的に接続させ、而してキヤツプ2をベース1へ
    嵌合させると同時に、その透孔21を上記絶縁チ
    ユーブCbへと密嵌させたことを特徴とする高圧
    端子用絶縁装置。
JP1984199256U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPH036978Y2 (ja)

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JPS61114623U JPS61114623U (ja) 1986-07-19
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4817680B1 (ja) * 1970-04-21 1973-05-31
JPS5341760U (ja) * 1976-09-14 1978-04-11
JPS5420622U (ja) * 1977-07-12 1979-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4817680U (ja) * 1971-07-07 1973-02-28

Patent Citations (3)

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JPS61114623U (ja) 1986-07-19

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