JPH0623616Y2 - 二重床における間仕切壁の取付構造 - Google Patents

二重床における間仕切壁の取付構造

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JPH0623616Y2
JPH0623616Y2 JP17241087U JP17241087U JPH0623616Y2 JP H0623616 Y2 JPH0623616 Y2 JP H0623616Y2 JP 17241087 U JP17241087 U JP 17241087U JP 17241087 U JP17241087 U JP 17241087U JP H0623616 Y2 JPH0623616 Y2 JP H0623616Y2
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panel
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秀康 甲斐
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電子計算機やオフィスオートメーション機器等
を設置する部屋の床面(フリーアクセスフロアー)を形
成する分野に利用される二重床における間仕切壁の取付
構造に関するものである。
(従来技術) 従来の二重床構造は基礎床面に支持脚を縦及び横方向へ
定間隔を置いて立設し、これら支持脚上端の台座上に床
パネルの四隅を載承しながら同支持脚上で床パネルを碁
盤状に敷設した浮床を構造せしめている。
上記各床パネルは支持脚の台座上に四隅部を載置する際
にパネル四隅部と台座とに形成した凹凸を嵌合せしめる
等の手段により、床パネルの四隅部を台座上の所定位置
に載置すると共に、同パネルが水平方向へスライドして
移動するのを防止している。
しかし、上記した床パネル四隅と台座との凹凸嵌合は、
組立性を考慮して若干のクリアランスを設けているの
で、床パネル自体が支持部の台座上で水平及び上下方向
へガタ付いてしまうことがあり、このガタ付きは浮床上
に設置されるOA機器に悪影響を与える。
一方、上記した二重床には間仕切壁を設置することが多
いが、上記した如く床パネルがガタ付いてしまうと、床
パネル上に設置する間仕切壁も安定しない。
(技術的課題) 本考案の技術的課題は、二重床構造の床パネルを台座に
対し固定せしめて、支持脚の台座上で生じる床パネルの
水平及び上下方向のガタ付きを防止すると共に間仕切壁
を安定させ、且又、上記床パネルの固定手段と間仕切壁
の固定手段とを相互に簡素な構成にまとめることであ
る。
(技術的課題を解決する為の手段) 本考案が上記した技術的課題を解決する為に講ずる手段
は、基礎床面上に縦横定間隔を置いて立設した支持脚の
台座上に床パネルの四隅を載置して、同支持脚上で床パ
ネルを碁盤状に敷設した浮床を構成せしめた二重床にお
ける間仕切壁の取付構造において、前記各床パネル四隅
の縁を凹状に切欠き、この切欠きが台座上で集合して形
成される縦孔に間仕切壁の底辺部材に縦通させた固定ボ
ルトを嵌挿して同台座中心に螺着し、該固定ボルトでも
って間仕切壁の底辺部材と各パネル四隅部とを台座に対
して共締めしたものである。
(作用) 以上の手段によれば、各床パネルの四隅部は夫々に支持
脚の台座の上に載置される。
間仕切壁の底辺部材に縦通される固定ボルトを台座中心
に螺着して同底辺部材と各床パネル四隅を共締めする
と、間仕切壁は上記固定ボルトの頭部でもって床パネル
上に押圧されて固定され、且つ各床パネル四隅は間仕切
壁の底辺部材を介して台座上面に対して押付けられ、水
平及び上下方向の動きが規制される。
(効果) 本考案は以上の如きものであるから、以下に列記する如
き効果を奏する。
同一の固定ボルトによって、台座上に載置し各パネル
隅部を同台座上に固定して床パネルのガタ付きを完全に
防止せしめると共に、上記床パネル上に間仕切壁を取付
け固定することができる。
固定ボルトは各パネル四隅の固定と間仕切材の取付と
に兼用し、さらに、1本の固定ボルトでもって台座上の
4つのパネル隅部をまとめて固定しているので構造が簡
素となり、組付け作業が簡単になると共に、部品点数を
削減することができる。
台座上に載置された各パネル隅部は間仕切壁底辺部材
を介して台座上面に押付けられるので、押圧面積が大き
くなって台座に対してしっかりと安定した状態で固定さ
れる。
及びで述べた様に、間仕切壁の底辺部材を載置す
る床パネルの四隅部分が台座上にしっかりと固定される
ので、間仕切壁も安定した状態で設置することができ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図にて示す二重床(A)は基礎床(b)
上に立設した支持脚(1)の台座(1a)上に床パネル
(2)の四隅部を載置固定して浮床(a)を構成してお
り、浮床(a)には間仕切壁(B)が設置されている。
支持脚(1)は基礎床(b)上に縦及び横方向へ定間隔
を置いて設置するものであり、同脚(1)下端の基板
(1b)を基礎床(b)に対してボルト(4)止めして固
定し、また、上端側には円板状の台座(1a)を高さ調整
自在に螺合してある。
台座(1a)の上面には円錐台形の4個の凸部(1c)を円
周方向へ定間隔を置いて凸設すると共に、中心部には後
述する固定ボルト(3)を螺合せしめるねじ孔(1d)を
穿設してある。
床パネル(2)は突片(2b)を穿設した金属製補強板
(2a)の上面にモルタル層(2c)を重合せしめて成り、
同パネル(2)四隅の各縁に沿って、1/4円弧状の切欠
き(2d)を凹設せしめると共に、パネル(2)裏面にお
ける切欠き(2d)を挟む両周辺部には台座(1a)上面の
一凸部(1c)の半分と嵌合する半円錐台形の凹部(2e)
と、上記一凸部(1c)と隣合う凸部(1c)の半分と嵌合
する凹部(2e)とが凹設してある。
上記した床パネル(2)の四隅を同パネル(2)の凹部
(2e)と台座(1a)の凸部(1c)と嵌合させながら台座
(1a)上に載置して、支持脚(1)上で同床パネル
(2)を碁盤状に敷設すると、各床パネル(2)の四隅
部は台座(1a)の上で集合する。従って、各床パネル
(2)四隅部の縁に沿って形成した切欠き(2d)は台座
(1a)の中心上で集合して縦孔を構成する。
一方、上記の如く構成した浮床(a)の上に設置する間
仕切壁(B)は底辺部材(6)とこの底辺部材(6)上
に立設される間仕切壁本体(7)とから成る。
底辺部材(6)は断面正方形状の管材から成り、その底
面に底パネル(2)の一辺と同じ間隔にて縦通孔(8)
を穿設すると共に、上面部における上記縦通孔(8)と
対応する個所には作業口(9)を開設し、この作業口
(9)を利用して固定ボルト(3)の締付けを行なう。
また、底辺部材(6)の上面には間仕切壁本体(7)の
底部を嵌合して固定する固定ノブ(10)を凸設してあ
る。
上記底辺部材(6)は浮床(a)上の間仕切壁(B)設
置個所における床パネル(2)の一辺に沿って載置して
おく。
固定ボルト(3)はその頭部にナット(3a)を螺合して
成り、上記した底辺部材(6)の縦通孔(8)に上方か
ら挿入し、さらに床パネル(2)四隅部の切欠き(2d)
が集合して構成する縦孔を貫通させて台座(1a)中心の
ねじ孔(1d)に螺合せしめる。
上記固定ボルト(3)は頭付のボルトを用いても良い。
次いで、底辺部材(6)の作業口(9)から工具を入れ
てナット(3a)を締付けると、台座(1a)上に載置され
た4つのパネル隅部と底辺部材(6)とが1本の固定ボ
ルト(3)によって台座(1a)に対して共締めされる。
これによって底辺部材(6)が固定ボルト(3)上端の
ナット(3a)によって床パネル(2)上に取付固定され
る。同時に、台座(1a)上の4つのパネル端部は底辺部
材(6)を介して台座(1a)上面に押付けられて固定さ
れ、台座(1a)上でのガタ付きを完全に抑止される。
上記した様に、台座(1a)上に載置した各パネル隅部は
比較的底面積の大きい底辺部材(6)を介して押圧され
るので台座上にしっかりと安定した状態で固定される。
また、各パネル隅部が台座上でしっかりと固定されるの
で、この上に設置される間仕切壁(B)も安定する。
尚、間仕切壁(B)設置個所以外の各支持脚(1)上に
載置される各パネルの四隅部は、第3図に示す様な固定
ボルト(3′)を台座(1a)中心に螺合し、この固定ボ
ルト(3′)の頭部でもって台座(1a)上面に対して押
付けて固定してあり、これによって間仕切壁(B)設置
個所以外の各床パネル(2)四隅部のガタ付を防止する
ことができる。
尚、上記各床パネル(2)四隅部は従来通りに台座(1
a)の上に載置したままであっても良い。
浮床(2)の上には必要に応じてマット(5)等を布設
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した間仕切壁の取付部をほ示す一
部切欠斜視図、第2図は支持脚部の縦断面図、第3図は
間仕切壁設置個所以外の支持脚部を示す縦断面図であ
る。 図中、 A:間仕切壁の取付構造、B:間仕切壁 1:支持脚、1a:台座 2:床パネル、2d:切欠き 3:固定ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎床面上に縦横定間隔を置いて立設した
    支持脚の台座上に床パネルの四隅を載置して、同支持脚
    上で床パネルを碁盤状に敷設した浮床を構成せしめた二
    重床における間仕切壁の取付構造において、前記各床パ
    ネル四隅の縁を凹状に切欠き、この切欠きが台座上で集
    合して形成される縦孔に間仕切壁の底辺部材に縦通させ
    た固定ボルトを嵌挿して同台座中心に螺着し、該固定ボ
    ルトでもって間仕切壁の底辺部材と各パネル四隅部とを
    台座に対して共締めした構造。
JP17241087U 1987-11-10 1987-11-10 二重床における間仕切壁の取付構造 Expired - Lifetime JPH0623616Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0175510U JPH0175510U (ja) 1989-05-22
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