JP2594338Y2 - 簡易型フリーアクセス床ユニット用ピース - Google Patents

簡易型フリーアクセス床ユニット用ピース

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JP2594338Y2
JP2594338Y2 JP1993072398U JP7239893U JP2594338Y2 JP 2594338 Y2 JP2594338 Y2 JP 2594338Y2 JP 1993072398 U JP1993072398 U JP 1993072398U JP 7239893 U JP7239893 U JP 7239893U JP 2594338 Y2 JP2594338 Y2 JP 2594338Y2
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Japan
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piece
free access
access floor
floor unit
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JP1993072398U
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JPH0735616U (ja
Inventor
正記 寺平
Original Assignee
株式会社間組
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、簡易型フリーアクセス
床ユニット用ピースに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等のシステム化さ
れ、しかも常に配列や機種に変更のある電子機器を入れ
る室のために、二重床構造として床下配線や配管の機能
を有するフリーアクセス床が使用されている。従来、簡
易型フリーアクセス床ユニットに用いられるピース31
は、例えば図3、図4に示すように、エンジニアリング
プラスチック等により一体成形された縦165mm、横
165mm、高さ50mmの寸法を有するもので、方形
の天板32の下面四隅部に角筒状の脚33を設けてな
る。そして、複数個(図3においては9個)のピース3
1を床スラブ34に方形に並べ、かつそれらの上面に方
形(縦500mm、横500mm)のビニールタイル等
の床パネル35をセットすることによってユニット36
が構成され、このユニット36を所要数床スラブ34に
並べることによって簡易型フリーアクセス床となるもの
である。図3、図4においては37はピース31の補強
リブである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
簡易型フリーアクセス床ユニット用ピースでは、OA機
器やLANの進展に伴うそれらのケーブルの敷設や配置
替えの際に、それらの多種多様なケーブルの配線が面倒
である一方、図5に示すように、ケーブル38をピース
1の脚33で踏み勝ちとなり、ケーブル38の損傷によ
るLANの不能、電話の不通等のトラブルを招来してい
る。そこで、本考案は、ケーブルの床下配線を容易と
し、かつケーブルにダメージを与えることない簡易型フ
リーアクセス床ユニット用ピースの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本考案の簡易型フリーアクセス床ユニット用ピース
は、複数個が床スラブに方形に並べられ、上面に床パネ
ルがセットされてユニットを構成する簡易型フリーアク
セス床ユニット用ピースであって、方形の天板の下面四
隅部に角筒状の脚を設けたピース本体と、その各脚に外
嵌可能なガイド骨組の下部を格子状の連結部材によって
連結したカバーフレームとを備えることを特徴とする。
【0005】
【作用】上記手段において、カバーフレームのガイド骨
組に沿ったケーブル配置が可能となり、かつガイド骨組
によってピース本体の脚の設置スペースが確保される。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図1、図2は本考案の簡易型フリーアクセ
ス床ユニット用ピースの一実施例を示す分解斜視図、側
面図である。この簡易型フリーアクセス床ユニット用ピ
ース1は、方形の天板2の下面四隅部に角筒状の脚3を
設けたピース本体4と、このピース本体4の各脚3に外
嵌可能なガイド骨組5の下部を格子状(メッシュ状)の
連結部材6によって連結したカバーフレーム7とから構
成されている。ピース本体4及びカバーフレーム7は、
それぞれエンジニアリングプラスチック等により一体成
形されるものであり、カバーフレーム7のガイド骨組5
は、ピース本体4の脚3より適宜に低い高さとされてい
るものである。図1、図2においては8はピース本体4
の補強リブである。
【0007】上記構成の簡易型フリーアクセス床ユニッ
ト用ピース1は、図1、図2に示すように、カバーフレ
ーム7を床スラブ9に置き、各種のケーブル10をカバ
ーフレーム7のガイド骨組5に沿って配置した後、ピー
ス本体1の各脚3をそれぞれのガイド骨組5内に嵌挿し
て床スラブ9上に複数個並べ、それらの天板2上面に所
要寸法の床パネル(図示せず)をセットしてユニットと
して構成されるものであり、所要数のユニットを並設す
ることによって簡易型フリーアクセス床となる。
【0008】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の簡易型フ
リーアクセス床ユニット用ピースによれば、カバーフレ
ームのガイド骨組に沿ったケーブル配置が可能となるの
で、ケーブルの床下配線を容易に行うことができると共
に、ガイド骨組によってピース本体の脚の設置スペース
が確保されるので、電話線、LANあるいはビデオ等の
ケーブルが脚によって踏まれてダメージを受けることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の簡易型フリーアクセス床ユニット用ピ
ースの一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のピースの側面図である。
【図3】従来のピースを用いた簡易型フリーアクセス床
ユニットの斜視図である。
【図4】従来のピースの斜視図である。
【図5】図4のピースの側面図である。
【符号の説明】
2 天板 3 脚 4 ピース本体 5 ガイド骨組 6 連結部材 7 カバーブレーム 9 床スラブ 10 ケーブル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個が床スラブに方形に並べられ、上
    面に床パネルがセットされてユニットを構成する簡易型
    フリーアクセス床ユニット用ピースであって、方形の天
    板の下面四隅部に角筒状の脚を設けたピース本体と、そ
    の各脚に外嵌可能なガイド骨組の下部を格子状の連結部
    材によって連結したカバーフレームとを備えることを特
    徴とする簡易型フリーアクセス床ユニット用ピース。
JP1993072398U 1993-12-15 1993-12-15 簡易型フリーアクセス床ユニット用ピース Expired - Lifetime JP2594338Y2 (ja)

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JPH0735616U JPH0735616U (ja) 1995-07-04
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