JP2896171B2 - フロアベース - Google Patents

フロアベース

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JP2896171B2
JP2896171B2 JP1242835A JP24283589A JP2896171B2 JP 2896171 B2 JP2896171 B2 JP 2896171B2 JP 1242835 A JP1242835 A JP 1242835A JP 24283589 A JP24283589 A JP 24283589A JP 2896171 B2 JP2896171 B2 JP 2896171B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、オフィスオートメーションを実現する各種
機器類の電力ケーブル、信号ケーブル等を床下遮蔽配線
施工する際に用いられるシステムフロアのフロアベース
に関する。
(従来の技術) 従来、オフィスオートメーションを実現する各種機器
類の電力ケーブル、信号ケーブル等を床下遮蔽配線施工
する際に用いられるシステムフロアとしては、例えば実
開昭61−76045号公報」に示される如く、基礎床上に敷
設させる矩形状の基盤(フロアベース)周縁部に、相互
に噛合う特定形状をなす嵌込みブロックを一体的に設け
て、この嵌込みブロック相互を結合させながら矩形状の
基盤(フロアベース)を基礎床面上に敷設してゆく構成
としたもの、又は、特開昭60−40472号公報」に示され
る如く、下部ユニットに複数個の支柱を設け、同支柱に
より上部ユニットを介して下部ユニットに上部ユニット
を載置固定し基礎床面上に敷設してゆく構成としたもの
等が存在する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した従来の床構造に於いては、敷
設作業性,馴致性等を含む種々の面で問題があった。即
ち、上記した従来技術はいずれの構成に於いても、底
板、ベースプレート等と称されるベース部材の底部が平
坦な板面状をなし、従って基礎床面に面接触状態で敷設
しないとがたつきが生じ基礎床面に対する馴致性が損な
われる。この際、ベース部材を同一平面上に安定した状
態で敷設施工するには、基礎床面の表面仕上げに高い平
坦精度が要求され、従って、施工工費、施工期間、作業
性等、種々の面で問題が生じる。
又、上記従来例に挙げた、嵌込みブロック相互を結合
させながらフロアベースを基礎床面上に敷設する構成に
於いては、フロアベースの各辺(四辺)に於いて隣接す
るフロアベースと間でブロック相互の嵌込み作業を必要
とし、従ってこのブロック相互の嵌込み作業を含めた敷
設作業に多くの労力と時間を要し、作業性が悪いという
問題がある。更に上記ブロック相互の嵌込み構造に於い
て、フロアベース相互を強固に一体化結合すべくブロッ
ク相互の嵌込みを硬くすると、敷設作業により多くの時
間を要し作業性がますます悪くなるとともに、基礎床面
上との馴染み(馴致性)も悪くなるという問題が生じ、
ブロック相互の嵌込みを緩くすると、敷設作業は容易と
なるが、フロアベース相互を強固に一体化結合できず、
上床面を安定性、平坦性等が損なわれるという問題が生
じる。又、下部ユニット上に、複数個の支柱を介して上
部ユニットを載置固定する構造に於いては、下部ユニッ
トを基礎床面に並べて、その上から上部ユニットを載置
し固定するもので、下部ユニットの敷設は比較的容易で
あるが、下部ユニット相互が結合されず一体化されない
ことから、上床面の安定性、平坦性等が損なわれるとい
う問題が生じる。
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、軽量かつ安
価で、施工性、馴致性が良く、しかも配線作業が円滑に
行なえるとともに、多種、多量の回路配線を信頼性の高
い良好な配線保護環境下で床下に遮蔽収容できるシステ
ムフロアのフロアベースを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 本発明に係るシステムフロアのフロアベースは、格子
状のフレームの基体とし、フレームの交差部にそれぞれ
同一高さの支柱を設けて、このフレームの各交差部に設
けた支柱によりフロアパネルを多点支持する構成とした
もので、これにより、基礎床面に対して面接触ではなく
升目状の部分接触でフロアパネルを多点支持することか
ら、基礎床面への馴染が良く、簡単な作業で敷設施工で
きるとともに、安価かつ計量で取扱いが容易なフロアベ
ースが提供できる。
即ち、本発明のフロアベースは、例えば、平鋼、又は
丸鋼、又はピアノ線等の条材でなる縦索と横索を格子状
に配置したフレーム、又は1枚の板状体を打ち抜くこと
により格子状に形成されるフレーム、又は合成樹脂材料
により格子状に一体成型されるフレームの各交差部に、
それぞれ同一高さの支柱を一体に設けた構成としたもの
で、これにより、基礎床面に対して面接触ではなく升目
状の部分接触で上床(フロアパネル)を多点支持するこ
とから、基礎床面の表面仕上げに高い平坦精度を必要と
せずにフロアベースを馴染み良く基礎床面に配設でき、
フロアベースを安定した状態で基礎床面に敷設施工でき
るとともに、軽量化、低廉価、施工の容易化等が図れ
る。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図乃至第3図はそれぞれ本発明の一実施例を示し
たもので、第1図はフロアベースユニット全体の構成を
示す分解斜視図、第2図は第1図に示すフロアベースに
支持されるフロアパネルの構成を示す図、第3図は第1
図のA−A線に沿う断面図である。
図中、1は基礎床面Bに敷設されるフロアベースであ
り、格子状のフレーム11と、このフレーム11の交差部に
設けられた、それぞれが同一高さの複数個の支柱12A,
…,12B,…,12C,…とにより構成される。ここでは、フレ
ーム11に平鋼を用い、支柱12A,…,12B,…,12C…に超高
強度特殊軽量コンクリートを用いて、長辺と短辺の比率
を2:1(例えば1m×0.5m)とした構成を例示している。
上記フレーム11は、平鋼でなる複数の縦索11a,11a,…と
複数の横索11b,11b,…をそれぞれ一定の間隔で並べ相互
にスポット溶接等で固定して格子状としたもので、フロ
アベース1相互の結合を考慮して周囲の索(縦索・横
索)が他の索に比し狭幅(1/2幅)となっている。又、
支柱12A,…,12B,…,12C,…は、例えば熱硬化性メラミン
樹脂に、セメント、シリカ、特殊添加剤等を配合した組
成物を混入した高比強度無機材料でなる超高強度特殊軽
量コンクリート材料を、上記フレーム11の格子状の交差
部に設けた型枠に流し込み固化することによってフレー
ム11の格子交差部定位置に固定されるもので、フレーム
11の周辺を除く部分に基本支柱12A,12A,…が、又、周辺
部分(外枠部)に連結支柱12B,12B,…、12C,12C,…がそ
れぞれ一定の規則性をもち等間隔で突設される。これら
各支柱12A,…,12B,…,12C,…のうち、連結支柱12B,12B,
…は、円錐台状の基本支柱12Aを二つに縦割りした形状
をなし、連結支柱12C,12C,…は上記基本支柱12Aを4つ
に縦割りした形状をなすもので、ここでは上記各支柱12
A,…,12B,…,12C,…のうち、基本支柱12Aの上面中央部
にフロアパネル横ずれ防止のための係合溝をなす凹状部
121が設けられ、各支柱12A,…,12B,…,12C,…の上面に
は第3図に示すように、ゴムリング123が一部を埋込ん
だ状態で設けられる。尚、第1図ではこのゴムリング12
3を省略して示している。又各支柱12A,…,12B,…,12C,
…には、フロアベース1の各辺と平行する方向に位置す
る隣接支柱と対峙する周側面部にスリット状の縦溝122
が設けられ、隣接支柱の対峙する縦溝122,122に縦セパ
レータ4の両端部が嵌合支持されて、縦得セパレータ4
が支柱間に選択的に取付け可能になっている。尚、第1
図では基本支柱12Aのみ縦溝122を示し、他の支柱に設け
られる縦溝122は省略する。又、上記各支柱12A,12B,12C
の底部には、第3図に示すように、縦索11aと横索11bに
沿ってアース線等が布線できるよう、上記各索11a,11b
上に線材の通し孔124が設けられる。又、この実施例で
は格子状のフレーム11を構成する横索11b,…の定位置に
長さ方向の寸法を調整するための伸縮可能な折曲部111
が設けられる。
2は上記フロアベース1の各支柱12A,…,12B,…,12C,
…に支持されるフロアパネルであり、ここでは、上記フ
ロアベース1を長辺の中央を結ぶ線上で二分した矩形
(正方形)に一致する大きさ(例えば500mm×500mm)と
している。この矩形状のフロアパネル2には、中央と所
定辺にそれぞれ開口が設けられる。ここでは、中央に所
定径(例えば800mm)の丸孔21が設けられ、対向する二
辺にそれぞれ矩形状開口部22,22が設けられる。上記丸
孔21には、例えば円形ブランクピース、フロアコンセン
ト、アドレスパネル、蓄光パネル等の各種器具が選択的
に嵌込み支持可能であり、矩形状開口部22,22には、角
形ブランクピース、フロアコンセント、パーティション
ジョイントパーツ等の各種器具が選択的に嵌込み支持可
能である。又、フロアパネル2の裏面には、第2図に示
すように、フロアベース1の支柱上面に形成された凹状
部121に係合する凸状部23,23,…が設けられる。
3は基礎床面B上に敷設された格子状のフロアベース
1、1,…相互を結合するベース結合部材をなす、ベース
ジョイントリングであり、結合対象となる隣接配置され
た4枚の各フロアベース1、1,…の接合面に於ける四隅
の連結支柱12C,12C,…に被嵌し嵌着することによって上
記隣接配置されたフロアベース1,1,…相互を一体化結合
する。
4は、フロアベース1の各辺と平行する方向に隣接す
る一対の支柱の互いに対峙する縦溝122,122に嵌合支持
される縦セパレータであり、配線隔壁、通風路、特定ケ
ーブル通路等を形成する際に任意選択的に所望の支柱間
に取付けられる。
5はフロアベース1上の互いに隣合う4個の支柱にガ
イドされてフロアベース1上の任意の空間に上下方向に
区分した配線層を形成する横セパレータであり、ここで
は四隅に支柱外周面の一部と係合する切欠き部51,51…
を有するとともに、中間部にヒンジ52を設けて二つ折り
構造とし、平坦状に延展したとき、上記切欠き部51,51
…が上記4個の支柱に圧接する構成としている。このよ
うに、平坦状に延展したとき、上記切欠き部51,51…が
上記4個の支柱に圧接する構成としたことにより、フロ
アベース1を構成するフレーム11の水平方向の歪みを矯
正し、フレーム11を補強する部材を兼ねることができ
る。尚、ここでは横セパレータ5を用いて上下に二分し
た配線層を形成する際、下層に配設されるケーブルダク
ト等の配設部材を台座として横セパレータ5が上下方向
に位置規制される構造としているが、例えば、四隅の切
欠き部51,51…に支柱高の略1/2の高さの台座部をもつ構
成、又は、各支柱12A,…,12B,…,12C,…の中間部に嵌込
み溝を形成して、その嵌込み溝により横セパレータ5の
上下方向を位置規制する構成等であってもよい。
6は格子状フレーム11でなるフロアベース1の補強板
であり、フロアベース1の水平方向及び垂直方向の撓み
を抑止し、搬送及び敷設作業を容易にするためのもの
で、ここでは上記フロアベース1を長辺の中央を結ぶ線
上で二分した矩形(正方形)に一致する大きさ(例えば
500mm×500mm)としている。この補強板6は、例えば耐
火性、耐水性の特殊段ボール等を用いて構成され、周辺
部分に連結支柱12B,12B,…、12C,12C,…と係合する切欠
き部62,62…、63,63…を有し、その間の定位置に基本支
柱12A,12A,…に嵌合する支柱嵌合用孔61,61…を有する
とともに、中間部にヒンジ64を設けて二つ折り構造と
し、平坦状に延展したとき、第3図に示すように、支柱
嵌合用孔61,61,…の縁部及び切欠き部62,62…、63,63…
がそれぞれ対応する支柱12A,12A,…、12B,12B,…、12C,
12C,…の溝125に嵌り込み、これにより補強板6がフロ
アベース1に一体に取着されて、フレーム11の撓みを無
くし、マテハン(materiais handling)を容易にしてい
る。特に、フレーム11が撓なり易い薄手の条材で構成さ
れる際は、補強板6がその撓なりを抑え、かつフレーム
11の型ずれを抑えることから、搬送及び施工が極めて容
易となる。この補強板6は施工後、必ずしも取り外す必
要はなく、敷設したままの状態としておくことにより基
礎床面Bとフレーム11が隠れ清楚な床下を形成できる。
この際、補強板6の所定面部を取扱い説明記載欄等とし
て利用することも可能である。
上記構成によるシステムフロアのフロアベースユニッ
ト敷設施工は、先ず基礎床面B上に、フロアベース1を
補強板6を取り付けたままの状態で、端を揃えて順次並
べてゆき、次に、その並置されたフロアベース1,1,…相
互の四隅の連結支柱12C,12C,…にベースジョイントリン
グ3を被嵌し嵌着することによってフロアベース1,1,…
相互が結合される。
このようにして、簡単な作業でフロアベース1,1,…を
基礎床面B上に敷設施工できる。
その後、横セパレータ5、縦セパレータ4等をフロア
ベース1上の任意の支柱12A,12A,…、12B,12B,…、12C,
12C,…に取付けて、所望の配線路、ダクト等を形成し、
更には所望の配線処理等を施す。この際、横セパレータ
5は、フロアベース1上の互いに隣合う4個の支柱にガ
イドされてフロアベース1上の任意の空間に上下方向に
区分した配線層を形成する。この横セパレータ5は、下
層配線を行なった後に、4個の支柱で囲まれる空間に取
り付けられるもので、この際、二つ折れ(山折れ)の状
態から平坦状に延展した状態となったとき、切欠き部5
1,51…が4個の支柱に圧接して、同支柱の中途部に固定
支持される。この横セパレータ5は本来の配線層の仕切
りの他に、フロアベース1を構成するフレーム11の水平
方向の歪みを矯正し、フレーム11に補強する作用をも
つ。
又、縦セパレータ4は、フロアベース1の各辺と平行
する方向に隣接する一対の支柱の互いに対峙する縦溝12
2,122に嵌合支持されるもので、任意の列の複数の支柱
間に取付けてゆくことにより、任意長の配線隔壁、通風
路、特定ケーブル通路等を形成できる。
上記作業の後、フロアベース1,1,…上にフロアパネル
2,2,…を載置し、更に、フロアパネル2,2,…上にフロア
カーペットを載置する。この際、フロアパネル2,2,…の
裏面に設けた凸状部23,23,…が上記フロアベース1の支
柱上面に形成された凹状部121,121…に係合した状態
で、フロアパネル2,2,…がフロアベース1,1,…の各支柱
12A,12A,…、12B,12B,…、12C,12C,…に多点支持され固
定される。
尚、この際、フロアパネル2の丸孔21と矩形状開口部
22,22には、必要に応じて各種の器具が選択的に取付け
られる。
上記作業を経てシステムフロア(多機能システムフロ
ア)の施工が完了する。この際、フロアベース1は、格
子状のフレーム11を基台として、基礎床面Bに対し升目
状の部分接触でフロアパネル2を多点支持することか
ら、基礎床面の表面仕上げに高い平坦精度を必要とせず
にフロアベースを馴染み良く基礎床面に配設でき、フロ
アベースを安定した状態で基礎床面に敷設施工できる。
又、格子状のフレームによるフロアベース構造であるこ
とから、フロアベースユニットを軽量化、低廉化でき、
かつ施工を容易化、短期化できる。
第4図、及び第5図はそれぞれ本発明の他の実施例に
よるフレーム構造を示したもので、第4図は長さ方向の
寸法を調整するための伸縮可能な折曲部の変形例を示す
斜視図、第5図(a),(b)はそれぞれ格子状フレー
ムを形成する縦索及び横索の変形例を示す断面図であ
る。第5図に於いて、71は縦索、72は横索、73はアース
線等の線材74をガイドするための縦索71及び横索72に設
けられた凹溝、75はフロアベース1の寸法合わせのため
の支柱切り離し用の切溝である。
尚、フレームは、上記第1図に示す平鋼、及び第5図
に示すM型溝でなる縦索と横索を格子状に配置したフレ
ーム構造のみでなく、例えば、丸鋼、又はピアノ線等の
条材でなる縦索と横索を格子状に配置したフレーム構
造、又は1枚の板状体を打ち抜くことにより格子状に形
成されたフレーム構造、又は合成樹脂材料により格子状
に一体成型されたフレーム構造等であってもよい。又、
格子状フレームの各交差部に設けられる支柱も特殊コン
クリートの鋳型注入による固着のみでなく、例えば、合
成樹脂材料による中空構造の支柱を鋳型注入又は嵌込み
等により子着した構造等であってもよい。
又、上記実施例では、フロアベース1を短辺と長辺の
比率が1;2の長方形状としているが、これに限らず、例
えばフロアベース1を短辺と長辺の比率が1;3等の長方
形状、又は正方形状等としてもよい。
又、上記実施例では、四隅の連結支柱12C,12C,…に対
してのみベースジョイントリング3を被嵌しているが、
連結支柱12B,12B,…,12C,12C…の全てにベースジョイン
トリング3を被嵌してもよい。
又、上記実施例に於いて、格子状のフレーム11を構成
する複数の縦索11a,11a,…と複数の横索11b,11b,…のう
ち、一部の索に導電性の良い金属材を用い、これをアー
スラインとして、フロアベース1,1,…相互の各アースラ
インを導電性の金属リングで構成されるベースジョイン
トリングで回路結合することも可能である。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明のフロアベースによれば、
格子状のフレームの基体とし、同フレームの交差部にそ
れぞれ同一高さの支柱を設けて、このフレームの各交差
部に設けた支柱によりフロアパネルを多点支持する構成
としたことにより、基礎床面に対して面接触ではなく升
目状の部分接触でフロアパネルを多点支持することか
ら、基礎床面への馴染が良く、簡単な作業で短期に敷設
施工できるとともに、安価かつ軽量で取扱いの容易なフ
ロアベースが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に於けるシステムフロアのフ
ロアベースユニット構成を示す分解斜視図、第2図は上
記第1図に示すフロアベースに支持されるフロアパネル
の構成を示す図、第3図は上記第1図のA−A線に沿う
断面図、第4図は本発明の他の第1の実施例によるフレ
ーム構造を示す斜視図、第5図(a),(b)はそれぞ
れ本発明の他の第2の実施例によるフレーム構造を示す
断面図である。 1……フロアベース、11……フレーム、12A,12A,………
基本支柱、12B,12B,…,12C,12C,………連結支柱、11a,1
1a,…,71……縦索、11b,11b,…,72……横索、111,111,
………長さ方向の寸法を調整するための伸縮可能な折曲
部、121……凹状部、122……縦溝、123……ゴムリン
グ、124……線材の通し孔、125……溝、2……フロアパ
ネル、21……丸孔、22,22……矩形状開口部、23,23,…
……凸状部、3……ベースジョイントリング、4……縦
セパレータ、5……横セパレータ、51,51,………切欠き
部、52……ヒンジ、6……補強板、61,61,………支柱嵌
合用孔、62,62,…、63,63,………切欠き部、64……ヒン
ジ、73……凹溝、74……アース線等の線材、75……支柱
切り離し用の切溝、B……基礎床面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 豊 東京都港区芝浦1丁目1番1号 株式会 社東芝本社事務所内 (72)発明者 対馬 委佐子 東京都港区芝浦1丁目1番1号 株式会 社東芝本社事務所内 (72)発明者 田中 秀男 神奈川県鎌倉市七里ガ浜2―13―12 (72)発明者 杉本 賢司 神奈川県茅ケ崎市高田3―3―10 (56)参考文献 実開 昭62−165330(JP,U) 特表 昭63−502125(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/024 603 E04F 15/024 606 E04F 15/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロアパネルを支持するためのフロアベー
    スであって、格子状のフレームと、このフレームの交差
    部に設けられたそれぞれが同一高さの支柱と、上記フレ
    ームの一部に設けられ、フレームの長手方向に伸縮可能
    な寸法吸収部とを具備してなることを特徴とするフロア
    ベース。
  2. 【請求項2】前記寸法吸収部はフレームを構成する条件
    の一部を折り曲げて条体の長手方向に伸縮可能に設けた
    請求項(1)記載のフロアベース。
  3. 【請求項3】フレームは複数の縦索と複数の横索とを格
    子状に配置して形成される請求項(1)記載のフロアベ
    ース。
  4. 【請求項4】フレームは1枚の板状体を打ち抜くことに
    より格子状に形成される請求項(1)記載のフロアベー
    ス。
  5. 【請求項5】フロアパネルを支持するためのフロアベー
    スであって、 格子状のフレームと、 上記フレームの周縁を除く交差部に設けられた基本支
    柱、及び周縁の交差部に設けられた連結支柱と、 隣接するフレームの互いに向い合う連結支柱相互に嵌合
    し、隣接するフレーム相互を結合するリング状のベース
    結合部材と を具備してなることを特徴とするフロアベース。
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