JP2506712B2 - フリ−アクセス床 - Google Patents
フリ−アクセス床Info
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- JP2506712B2 JP2506712B2 JP62013235A JP1323587A JP2506712B2 JP 2506712 B2 JP2506712 B2 JP 2506712B2 JP 62013235 A JP62013235 A JP 62013235A JP 1323587 A JP1323587 A JP 1323587A JP 2506712 B2 JP2506712 B2 JP 2506712B2
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- Japan
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- floor
- wiring
- plate
- space
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F15/00—Flooring
- E04F15/02—Flooring or floor layers composed of a number of similar elements
- E04F15/024—Sectional false floors, e.g. computer floors
- E04F15/02447—Supporting structures
- E04F15/02452—Details of junctions between the supporting structures and the panels or a panel-supporting framework
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F15/00—Flooring
- E04F15/02—Flooring or floor layers composed of a number of similar elements
- E04F15/024—Sectional false floors, e.g. computer floors
- E04F15/02405—Floor panels
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- E04F15/02447—Supporting structures
Description
本発明は基礎床面上に送電や通信用ケーブルの配線を
可能としたフリーアクセス床に関するものである。
可能としたフリーアクセス床に関するものである。
従来、剛体パネルによるフリーアクセス床は配線空間
が主として床板の下方の床下配線用空間のみであった。
そこで、電力ケーブルと通信ケーブルが同じ床下空間に
混在しているのが実状である。その例としては実願昭57
−83629号(実公平4−20911号)が挙げられる。 また、配線空間として中空根太を用いたり(特開昭60
−195261号)、床板間や床板に設けた溝を配線に利用す
るものも提案されている(実公昭54−39304号,実開昭5
4−49126号)。更に、支持脚上に配線用ダクトを格子状
に配設し、この格子内に床板を落し込むようにしたもの
が、実開昭52−16221号にみられるが、これも上記中空
根太方式である。
が主として床板の下方の床下配線用空間のみであった。
そこで、電力ケーブルと通信ケーブルが同じ床下空間に
混在しているのが実状である。その例としては実願昭57
−83629号(実公平4−20911号)が挙げられる。 また、配線空間として中空根太を用いたり(特開昭60
−195261号)、床板間や床板に設けた溝を配線に利用す
るものも提案されている(実公昭54−39304号,実開昭5
4−49126号)。更に、支持脚上に配線用ダクトを格子状
に配設し、この格子内に床板を落し込むようにしたもの
が、実開昭52−16221号にみられるが、これも上記中空
根太方式である。
ケーブルの移動、例えば通信ケーブルのような軽配線
の移動においてさえ、床板の取外しや取付作業を必要と
しており、床板が重いし、再取付時に床板の位置、方向
が違うとガタが発生したりする難点を有し再調整の必要
があった。通常は床板の取り外しや再取付けの為に専門
の業者を必要としていた。このようなことを避けようと
して、基礎床面上に直接配線作業を行い、その上にカー
ペットを敷くアンダーカーペットタイプがあるが、これ
は、当然床下配線ができず、たとえ、できたとしても根
太や大引が床下の自由配線の妨げとなり、ケーブルの断
面形状及び配線量に制限が有り、また、電力ケーブルの
ように太い配線には難点があった。更に、電力ケーブル
と通信ケーブルの混在配線の場合、電気設備の技術基
準、内線規程、日本工業規格等によってダクトなどによ
り別途分離が定められている。このような難点や要求に
対して従来のフリーアクセス床は充分に対応することが
できなかった。
の移動においてさえ、床板の取外しや取付作業を必要と
しており、床板が重いし、再取付時に床板の位置、方向
が違うとガタが発生したりする難点を有し再調整の必要
があった。通常は床板の取り外しや再取付けの為に専門
の業者を必要としていた。このようなことを避けようと
して、基礎床面上に直接配線作業を行い、その上にカー
ペットを敷くアンダーカーペットタイプがあるが、これ
は、当然床下配線ができず、たとえ、できたとしても根
太や大引が床下の自由配線の妨げとなり、ケーブルの断
面形状及び配線量に制限が有り、また、電力ケーブルの
ように太い配線には難点があった。更に、電力ケーブル
と通信ケーブルの混在配線の場合、電気設備の技術基
準、内線規程、日本工業規格等によってダクトなどによ
り別途分離が定められている。このような難点や要求に
対して従来のフリーアクセス床は充分に対応することが
できなかった。
そこで、本発明のフリーアクセス床を開発したのであ
る。その特徴とする点は、上部の軽配線を中空根太やこ
れに類する床板の支持を兼ねた配線ダクトに頼ることな
く、床板を外せば、基礎床面上の自由配線が可能な構造
としたのである。すなわち、多数の床板(1)を床板の
隅で支持する支持脚を介して基礎床面から浮かして敷設
して床面(2)を形成し、床板(1)の下方には床板を
外した際に上方から縦横自在に配線可能な床下配線用空
間(5)を確保すると共に、床板(1)周縁に段落フラ
ンジを設けて前記床面(2)に縦横の連続した配線溝空
間(3)を形成すると共に床板上面と面一になるよう配
線カバーを係合載置し、該配線溝空間(3)と前記床下
配線用空間(5)とを連通させる上下連絡通路(6)を
形成した構造としたことにある。 その具体的構造の1つとしては、床板(1)は金属製
のトッププレート(13)及びボトムプレート(14)で形
成し、該床板(1)の外周側面にトッププレート(13)
上面より下げた位置へ段落フランジからなるボトムプレ
ート(14)との重合縁部(15)を形成すると共に、該床
板を敷設した際に、隣接する床板の前記重合縁部(15)
間に配線溝空間(3)を形成し、該配線溝空間(3)に
対してトッププレート上面と面一になるよう前記重合縁
部(15)に配線カバーを係合載置してなるフリーアクセ
ス床である。
る。その特徴とする点は、上部の軽配線を中空根太やこ
れに類する床板の支持を兼ねた配線ダクトに頼ることな
く、床板を外せば、基礎床面上の自由配線が可能な構造
としたのである。すなわち、多数の床板(1)を床板の
隅で支持する支持脚を介して基礎床面から浮かして敷設
して床面(2)を形成し、床板(1)の下方には床板を
外した際に上方から縦横自在に配線可能な床下配線用空
間(5)を確保すると共に、床板(1)周縁に段落フラ
ンジを設けて前記床面(2)に縦横の連続した配線溝空
間(3)を形成すると共に床板上面と面一になるよう配
線カバーを係合載置し、該配線溝空間(3)と前記床下
配線用空間(5)とを連通させる上下連絡通路(6)を
形成した構造としたことにある。 その具体的構造の1つとしては、床板(1)は金属製
のトッププレート(13)及びボトムプレート(14)で形
成し、該床板(1)の外周側面にトッププレート(13)
上面より下げた位置へ段落フランジからなるボトムプレ
ート(14)との重合縁部(15)を形成すると共に、該床
板を敷設した際に、隣接する床板の前記重合縁部(15)
間に配線溝空間(3)を形成し、該配線溝空間(3)に
対してトッププレート上面と面一になるよう前記重合縁
部(15)に配線カバーを係合載置してなるフリーアクセ
ス床である。
このような構造のフリーアクセス床における配線溝空
間(3)は、その配線溝空間の開口部が床面に存在し
て、配線を可能とする。配線溝空間には軽配線を、床下
配線空間(5)には電力線というように分離して収容す
ることができる。したがって、フリーアクセス床の組付
施工前には根太等の障害物がないので自由に太いケーブ
ルを基礎床面上に設置することができ、この床板の組付
施工後に床板間に形成される配線溝空間に対して軽配線
の収容工事が可能であり、通常のレイアウト変更等で発
生する軽配線の移動や補修時に床板の取除き等を必要と
せずに工事を行うことができる等の作用が得られる。 配線溝空間(3)の形成に好適な床板として、上述し
た構造の床板は下面の突合縁部を設けたから左右からの
突き合せで床の配列が容易にでき、かつ、その上下連絡
通路(6)は床下配線と配線溝空間内の配線と連通に利
用できる。外周側面に段落フランジを形成した床板は、
適当な間隔をあけて敷設すれば、容易に配線溝空間と床
下配線用空間との上下連絡通路を形成し、かつ、段落フ
ランジ間に床面と面一になる厚みの配線カバーを設ける
ことができる。
間(3)は、その配線溝空間の開口部が床面に存在し
て、配線を可能とする。配線溝空間には軽配線を、床下
配線空間(5)には電力線というように分離して収容す
ることができる。したがって、フリーアクセス床の組付
施工前には根太等の障害物がないので自由に太いケーブ
ルを基礎床面上に設置することができ、この床板の組付
施工後に床板間に形成される配線溝空間に対して軽配線
の収容工事が可能であり、通常のレイアウト変更等で発
生する軽配線の移動や補修時に床板の取除き等を必要と
せずに工事を行うことができる等の作用が得られる。 配線溝空間(3)の形成に好適な床板として、上述し
た構造の床板は下面の突合縁部を設けたから左右からの
突き合せで床の配列が容易にでき、かつ、その上下連絡
通路(6)は床下配線と配線溝空間内の配線と連通に利
用できる。外周側面に段落フランジを形成した床板は、
適当な間隔をあけて敷設すれば、容易に配線溝空間と床
下配線用空間との上下連絡通路を形成し、かつ、段落フ
ランジ間に床面と面一になる厚みの配線カバーを設ける
ことができる。
以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図は本発明の第1実施例を示す縦断面図であり、
第2図は床板の斜視図である。第3図は第1図における
カーペット敷設前の斜視図である。第4図は同配線カバ
ーの斜視図である。第5図は同配線カバーの他の実施例
である。 ここに示した第1実施例のフリーアクセス床は、床板
(1)が鋼製の方形のものであって、隣接する床板間特
に側面間で配線溝空間(3)が形成されるように四方の
突合縁部(4)はフランジ状に形成され、部分的に上下
連絡通路(6)を設けている。この上下連絡通路(6)
を利用することによって、床下配線用空間(5)に配線
されている電力線を床上にもってくることができる。ま
た、突合縁部(4)と床板上面との間には配線溝空間
(3)の深さが決定される段差を有している。床板
(1)を多数敷き詰めた床面(2)には縦横に連続した
配線溝空間(3)が形成される。この例ではフリーアク
セス床配線溝空間(3)はこのように各隣接する床板
(1)の床板間に形成されている。配線溝空間(3)に
は図のように通信ケーブル(7)を配線することができ
る。そして、その上部には第4図にみられるような十字
状配線カバー(8)や、第5図のように中程に切欠きが
ある直線状でいずれも断面チャンネル状の配線カバー
(9)を設けてフロアー上面を凹凸の無いものとしてい
る。 床板(1)は下方より支持脚(10)によって支持され
ている。この支持脚(10)はベース部と立上り部と上部
の水平かつ床板係止突起を有した支持部とからなるもの
である。床板(1)の下方の床下配線用空間(5)には
従来のように電力ケーブル(11)を配線することがで
き、通信ケーブル(7)と電力ケーブル(11)とを分離
することを可能としている。通信ケーブル(7)は配線
カバーとその上部のカーペット(12)により覆われて表
面から見えないが、溝開口部は床面にあるので配線変更
の際、軽配線の移動が簡単にできる。 第6図は本発明の第2実施例を示す縦断面図である。
この例では金属製のトッププレート(13)及びボトムプ
レート(14)の外周側面に、トッププレート上面より下
げた位置の、すなわち、配線カバー(18)上面とトップ
プレート(13)上面が面一となるように設けられた配線
カバーの厚み分だけの段落フランジからなる重合縁部
(15)を形成している。床板(1)を形成している鋼製
のトッププレート(13)とボトムプレート(14)との重
合縁部(15)がフロアー面に近い上部にあって、支持脚
(10)によって支持された隣り合う床板(1)と床板
(1)間に配線溝空間(3)が形成されている。床板
(1)はボトムプレート(14)のコーナー部分で支持脚
(10)へねじ(17)によりレベル調節して載置されてい
る。配線溝空間(3)上には上部から係止リブ付長尺板
からなるキャップ状の配線カバー(18)が嵌められた構
造である。 この実施例の場合、一部(脚間中央部)で軽配線が基
礎床面を這い、電力線と接触する場合もあるが、この
時、直交させることで最小限に影響を抑えている。前記
実施例のように床板自体に上下連絡通路を形成する必要
はない。ほぼ全周にわたってあるのと同じ作用をするの
である。 第7図は本発明の第3実施例を示す縦断面図である。
この例は床板(1)がケイ酸カルシウム製などの無機質
フロアの例である。隣り合う床板(1)と床板(1)間
に隙間を設けることによって配線溝空間(3)を形成し
ている。その内部には床板縁部に設けられた段差に沿っ
てケーブル受(19)が挿入されており、その上部に配線
カバー(20)が片側をヒンジにして開閉可能に設けられ
ている。 第8図は本発明の第4実施例を示す縦断面図である。
この例は床板(1)がアルミダイカスト製である。これ
も隣り合う床板(1)と床板(1)間に隙間を設けるこ
とによって配線溝空間(3)を形成している。前記実施
例同様にその内部には床板縁部に設けられた段差に沿っ
たケーブル受(21)が挿入されており、その上部に内部
配線を見ることの出来るパンチングメタル製の配線カバ
ー(22)が設けられている。 第7図や第8図に示すようにケーブル受(19)(21)
を用いる場合には、上下連絡通路(6)はケーブル受底
面に穴や切欠きを設けるとかケーブル受間に隙間をあけ
て設置するとかして適当に設け、床下の電力配線を床上
に引き出すことができる。 以上のような配線溝空間を設けたフリーアクセス床の
構造は方形の床板に限定されるものでなく、三角床板に
対しても同様に利用できる。
第2図は床板の斜視図である。第3図は第1図における
カーペット敷設前の斜視図である。第4図は同配線カバ
ーの斜視図である。第5図は同配線カバーの他の実施例
である。 ここに示した第1実施例のフリーアクセス床は、床板
(1)が鋼製の方形のものであって、隣接する床板間特
に側面間で配線溝空間(3)が形成されるように四方の
突合縁部(4)はフランジ状に形成され、部分的に上下
連絡通路(6)を設けている。この上下連絡通路(6)
を利用することによって、床下配線用空間(5)に配線
されている電力線を床上にもってくることができる。ま
た、突合縁部(4)と床板上面との間には配線溝空間
(3)の深さが決定される段差を有している。床板
(1)を多数敷き詰めた床面(2)には縦横に連続した
配線溝空間(3)が形成される。この例ではフリーアク
セス床配線溝空間(3)はこのように各隣接する床板
(1)の床板間に形成されている。配線溝空間(3)に
は図のように通信ケーブル(7)を配線することができ
る。そして、その上部には第4図にみられるような十字
状配線カバー(8)や、第5図のように中程に切欠きが
ある直線状でいずれも断面チャンネル状の配線カバー
(9)を設けてフロアー上面を凹凸の無いものとしてい
る。 床板(1)は下方より支持脚(10)によって支持され
ている。この支持脚(10)はベース部と立上り部と上部
の水平かつ床板係止突起を有した支持部とからなるもの
である。床板(1)の下方の床下配線用空間(5)には
従来のように電力ケーブル(11)を配線することがで
き、通信ケーブル(7)と電力ケーブル(11)とを分離
することを可能としている。通信ケーブル(7)は配線
カバーとその上部のカーペット(12)により覆われて表
面から見えないが、溝開口部は床面にあるので配線変更
の際、軽配線の移動が簡単にできる。 第6図は本発明の第2実施例を示す縦断面図である。
この例では金属製のトッププレート(13)及びボトムプ
レート(14)の外周側面に、トッププレート上面より下
げた位置の、すなわち、配線カバー(18)上面とトップ
プレート(13)上面が面一となるように設けられた配線
カバーの厚み分だけの段落フランジからなる重合縁部
(15)を形成している。床板(1)を形成している鋼製
のトッププレート(13)とボトムプレート(14)との重
合縁部(15)がフロアー面に近い上部にあって、支持脚
(10)によって支持された隣り合う床板(1)と床板
(1)間に配線溝空間(3)が形成されている。床板
(1)はボトムプレート(14)のコーナー部分で支持脚
(10)へねじ(17)によりレベル調節して載置されてい
る。配線溝空間(3)上には上部から係止リブ付長尺板
からなるキャップ状の配線カバー(18)が嵌められた構
造である。 この実施例の場合、一部(脚間中央部)で軽配線が基
礎床面を這い、電力線と接触する場合もあるが、この
時、直交させることで最小限に影響を抑えている。前記
実施例のように床板自体に上下連絡通路を形成する必要
はない。ほぼ全周にわたってあるのと同じ作用をするの
である。 第7図は本発明の第3実施例を示す縦断面図である。
この例は床板(1)がケイ酸カルシウム製などの無機質
フロアの例である。隣り合う床板(1)と床板(1)間
に隙間を設けることによって配線溝空間(3)を形成し
ている。その内部には床板縁部に設けられた段差に沿っ
てケーブル受(19)が挿入されており、その上部に配線
カバー(20)が片側をヒンジにして開閉可能に設けられ
ている。 第8図は本発明の第4実施例を示す縦断面図である。
この例は床板(1)がアルミダイカスト製である。これ
も隣り合う床板(1)と床板(1)間に隙間を設けるこ
とによって配線溝空間(3)を形成している。前記実施
例同様にその内部には床板縁部に設けられた段差に沿っ
たケーブル受(21)が挿入されており、その上部に内部
配線を見ることの出来るパンチングメタル製の配線カバ
ー(22)が設けられている。 第7図や第8図に示すようにケーブル受(19)(21)
を用いる場合には、上下連絡通路(6)はケーブル受底
面に穴や切欠きを設けるとかケーブル受間に隙間をあけ
て設置するとかして適当に設け、床下の電力配線を床上
に引き出すことができる。 以上のような配線溝空間を設けたフリーアクセス床の
構造は方形の床板に限定されるものでなく、三角床板に
対しても同様に利用できる。
本発明のフリーアクセス床は以上のような構造である
から、床板下面に加えて床板間に配線空間が形成され
る。そこで、通信ケーブル等と電力ケーブル等とを床板
の上下面に分けて配線することができたり、フリーアク
セス床の組付施工後に通信ケーブル配線工事を行なうこ
とができる。また、通常に行なわれるオフィスのレイア
ウト変更等に伴う通信ケーブル移動等の場合に大がかり
な床板の取外し工事等を必要としないで簡単な配線カバ
ーの取り外しだけで移設工事等を行うことができる。
から、床板下面に加えて床板間に配線空間が形成され
る。そこで、通信ケーブル等と電力ケーブル等とを床板
の上下面に分けて配線することができたり、フリーアク
セス床の組付施工後に通信ケーブル配線工事を行なうこ
とができる。また、通常に行なわれるオフィスのレイア
ウト変更等に伴う通信ケーブル移動等の場合に大がかり
な床板の取外し工事等を必要としないで簡単な配線カバ
ーの取り外しだけで移設工事等を行うことができる。
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図であり、第2図
は床板の斜視図である。第3図は第1図におけるカーペ
ット敷設前の斜視図である。第4図は同配線カバーの斜
視図である。第5図は同配線カバーの他の実施例の斜視
図である。第6図〜第8図はいずれも本発明の実施例を
示す縦断面図である。 (1)床板、(2)床面 (3)配線溝空間、(4)突合縁部 (5)床下配線用空間、(6)上下連絡通路 (7)通信ケーブル、(8)(9)(18)(20)(21)
配線カバー (10)支持脚、(11)電力ケーブル (12)カーペット、(13)トッププレート (14)ボトムプレート、(15)重合縁部 (17)ねじ、(19)(21)ケーブル受
は床板の斜視図である。第3図は第1図におけるカーペ
ット敷設前の斜視図である。第4図は同配線カバーの斜
視図である。第5図は同配線カバーの他の実施例の斜視
図である。第6図〜第8図はいずれも本発明の実施例を
示す縦断面図である。 (1)床板、(2)床面 (3)配線溝空間、(4)突合縁部 (5)床下配線用空間、(6)上下連絡通路 (7)通信ケーブル、(8)(9)(18)(20)(21)
配線カバー (10)支持脚、(11)電力ケーブル (12)カーペット、(13)トッププレート (14)ボトムプレート、(15)重合縁部 (17)ねじ、(19)(21)ケーブル受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−195261(JP,A) 特開 昭62−264254(JP,A) 実開 昭52−16221(JP,U) 実開 昭54−49126(JP,U) 実開 昭57−190058(JP,U) 実公 昭54−39304(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】多数の床板(1)を床板の隅で支持する支
持脚を介して基礎床面から浮かして敷設して床面(2)
を形成し、床板(1)の下方には床板を外した際に上方
から縦横自在に配線可能な床下配線用空間(5)を確保
すると共に、床板(1)周縁に段落フランジを設けて前
記床面(2)に縦横の連続した配線溝空間(3)を形成
すると共に床板上面と面一になるよう配線カバーを係合
載置し、該配線溝空間(3)と前記床下配線用空間
(5)とを連通させる上下連絡通路(6)を形成してな
るフリーアクセス床。 - 【請求項2】床板(1)は金属製のトッププレート(1
3)及びボトムプレート(14)で形成し、該床板(1)
の外周側面にトッププレート(13)上面より下げた位置
へ段落フランジからなるボトムプレート(14)との重合
縁部(15)を形成すると共に、該床板を敷設した際に、
隣接する床板の前記重合縁部(15)間に配線溝空間
(3)を形成し、該配線溝空間(3)に対してトッププ
レート上面と面一になるよう配線カバーを前記重合縁部
(15)に係合載置してなる特許請求の範囲第1項記載の
フリーアクセス床。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62013235A JP2506712B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | フリ−アクセス床 |
US07/145,884 US4850163A (en) | 1987-01-21 | 1988-01-20 | Free-access floor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62013235A JP2506712B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | フリ−アクセス床 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6629195A Division JP2717069B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | フリーアクセス床 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63181854A JPS63181854A (ja) | 1988-07-27 |
JP2506712B2 true JP2506712B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=11827528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62013235A Expired - Fee Related JP2506712B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | フリ−アクセス床 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4850163A (ja) |
JP (1) | JP2506712B2 (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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